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2014年1月11日 (土)

紺屋多楽

約3年前、我は静岡地麺巡りを決行した。藤枝、静岡、浜松を一気に回って4種の地ラーメン、計7杯のラーメンを食べ荒らした。その中で印象深かったのが静岡の「溶き味噌ラーメン」というものだった。勝手に我が付けたネーミングだけど。静岡駅から徒歩10分ほどの場所にあった『川しん』常磐町店で食べた。素の豚骨ガラスープに中央に味噌玉がのっていてそれを溶かしながら食すタイプの味噌ラーメン。新潟の割りスープ付味噌ラーメンと逆の発想で味を調節するというのが面白かった。博多ラーメン並の極細ストレート麺を使用しているので個人的には合っておらず美味しいとは思えなかったが、それでもこの個性とマイナーな感じがお宝を発見してしまったような喜びがあった。なので今回の静岡再訪に際し、この系統のラーメンをもう一回食べて確かめたいなと思っていた。前回訪問した『川しん』に行くのはつまらないと思ったので、もう一方の元祖の店とされる『一元』本店に行ってみる事にした。清水駅に戻り更に静鉄清水線の始発駅となる新清水駅へ向かった。結構離れているので辿り着くのに苦労した。2車両の電車に乗り4駅目の御門台駅で下車した。そこから徒歩5分ほどで目的の店に到着したが…
Ichigenhonten000 中華料理 一元 本店

準備中の札が出ていた。到着したのは1時50分頃だったから十分営業時間中のはずなのに。という事は臨時休業にあたってしまったようだ。残念無念。
仕方ないので踵を返し駅に戻り、そのまま終着駅の新静岡駅まで電車に乗った。もう『川しん』の昼営業時間は終わっているので諦めるしかない。それでも何か物足らなさを感じたので予定外だがもう1店入ってみる事にした。紺屋町地下街に降りて、駿河ラーメンを名乗る『フジメン』なる店を覗いてみたが、いかにも現代風なラーメンに見えたのでスルー。しばらくすると今度はいかにも老舗っぽいラーメン店があったのでそちらに入ろうかと思った。屋号は『多楽』という。店前にあるメニューを見ていると店のおばちゃんがちょうど出てきて店内へ誘ってきたのでそのままついていく形となった。中に入ると一昔の地下街の喫茶店に和風を混ぜたような昭和を感じる落ち着く雰囲気。厨房は奥にあり手前にテーブル席がある。当然のように相席で案内された。厨房にはおっちゃんとおばちゃん2人くらいだったか。常連客と雑談をしながら仕事をしている風。カウンター4席と8人がけテーブル席3卓くらい。先客7人くらいで後客2人。口頭で注文。チャーハンやコロッケはいいとしてミートソースパスタまでメニューにある。よく見ると「キャット&ボア」なるミートソース店が同店舗営業しているらしい。
Taraku00 Taraku01 多楽 『味噌ラーメン(太麺)』 650円

筆頭が味噌だったのでそれを注文。麺の太さも選択出来た。もちもちしたちぢれ中太麺。具は薬味ネギ、平メンマ数本、絹さや2つ、小さいが厚いチャーシュー3つ。オーソドックスな味噌ラーメン。でも店の雰囲気も相まって食べていて安心の安定の一杯。チャーシューが柔らかくて味が濃く美味しかった。
静岡駅に行き新幹線に乗り帰る事にした。ところが次の発車は40分後のこだま。こだまに乗ったら新幹線の意味半減なので次のひかりを待つと約1時間待ち。どんだけローカル線だよと思った。仕方なくホームで村上純の「人生で大切なことはラーメン二郎に学んだ」を読みながらひかりを待った。若手芸人が「ラーメン二郎芸人」の肩書が欲しくて書いたんだろうと思っていたら、意外と客観的に深く二郎の歴史が語られていて面白かった。本文にも「二郎のメディア露出嫌い」を書いておきながら、この著者自身は何の許可も無くこの本を出版して二郎全店で出入り禁止を喰らってしまったとか。詰めが甘いというか。回収はしなかったものの増刷もしないだろうから読みたい人は今のうちにどうぞ。

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コメント

いつも楽しく拝見しております。どうも調子が出なくなるときはいくらでもありますよね、でもそれをラーメン遠征で克服してしまおうというところがすごいです。自分もラーメン好きですが行動力がないために、このページで自分も遠征している気にさせていただいているんです。これからも楽しみにしています。

tantin様、コメントありがとうございました。ラーメンを数杯食べ歩く遠征は、決して薦められる行為ではありません。体に良いわけがありませんから。でも事前準備して行くべき店を調査決定する作業はとても面白く、実行に移す日が待ち遠しくなります。旅は気分転換に最適、とまでは言い切れませんが、ある一定の効果があるとは思います。これからもよろしくお願いします。

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