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2014年1月31日 (金)

高知地麺

あかおか駅から土佐くろしお鉄道に乗り約30分、そのまま直通でJR高知駅へ。改札を出て路面電車に乗り市の中心部であるはりまや橋へやって来た。時刻は11時50分くらい。ここから高知の地麺巡りが幕を開ける。まずは今回の遠征で最重要訪問店と位置づけた昭和5年創業の老舗中の老舗、『十一屋(といちや)』本店へ訪問する。こちらはラーメン専門店ではなく所謂お食事処といった感じの店。それでも中華そばの提供を始めてから40年以上経っているという。市内に暖簾分けした店が1軒あるそうだ。店ははりまや橋商店街から少し外れた路地にある。この店を知ったのは食べ歩きの参考にさせていただいている千葉のDr様のブログ記事より。そこで紹介されていたこの店の写真を見たことが高知に遠征に行くきっかけになったと言っていい。この赤い看板!渋すぎる!早速入店。うわっ!お客さんでいっぱいだ。何とか空いた席に相席させてもらう。中も年季の入った茶色い板張りで渋く、七福神の面や、たぬきの置物、通行手形等の民芸品が所狭しと飾られて老舗感をより一層引き立てている。厨房は奥にあり初老の店主と思しき男の店員とおばちゃん店員3人。壁側に一列のカウンター4席と4人がけテーブル席2卓、6人がけテーブル席1卓。客層はスーツを来た人や普通のおばちゃんが多いが総じて年配客が多い。後客も続々来店でほぼ満席状態をキープ。これこそが地元に長く親しまれている証明に他ならない。早速口頭で注文。高知の中華そばがどんなものか楽しみだ。メニューは壁に木札で書かれており、うどんやそば、親子丼等があった。でも周りの客の注文を聞いていても圧倒的に中華そばが人気。この店はだいたい3時くらいに暖簾を下ろしてしまうそうだが、中華そばが閉店時間まで残っている事はまず無く、昼1時過ぎくらいには提供終了になってしまう場合もあるという。なので今回訪問予定時刻を早める事が出来て本当に良かった。注文出来た時点で今遠征の山場を乗り越えたと言っていいくらい。

Jyuuichiyahonten00 Jyuuichiyahonten03 Jyuuichiyahonten01 十一屋 本店 『中華そば』 580円

ほどなく中華そばが運ばれてきた。美しい顔をした一杯。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、花の模様が書かれたカマボコ、チャーシュー2枚。スープは見た目あっさり醤油スープに見えるけど一体どんな味なのか?こればかりは食べてみないと判らない。まず驚いたのが麺の食感。柔らかめだがなかなかのシコシコ感。さすが麺の国、四国という感じだ。そしてスープはあっさり醤油だが、関西風の出汁を効かせたもの。鰹と鶏ガラの出汁を合わせたという。じんわりと染み入る感じ。これは美味しい。人気なのも納得。高知のラーメンは東京風でも徳島風でも豚骨でもない、高知オリジナルスタイルを持っていたという嬉しい誤算という結果になった。

Jyuuichiyahonten02 十一屋 本店 『蒸し寿司』 700円

それともうひとつ、冬季限定ながらこの店の名物が存在する。「蒸し寿司」というものだ。正方形の升に散らし寿司が入ったもの。せっかく冬場にこの店への訪問が叶ったのだから注文するしかない。そしてこれが美味しかった…と言いたかったが、酢飯の酸味と椎茸の煮漬の甘み、それらの匂いがない混ぜとなった湯気が我と合わず、半分以上食べる事が出来なかった。ゴメンナサイ。

さてここで気分を変えて桂浜観光に出向いた。その様子は前述の「晴天桂浜」で。

バスではりまや橋に戻ってきてまず行ったのは土佐電鉄の営業所。路面電車の一日乗車券を購入する為だ。地方に行って旅情を感じるし便利だなぁと思うのがこの路面電車。目的地や経路が分かりやすいし、時間だってだいたい合ってるし、バスなんかより全然いいよ。路面電車が今になって見直されているって聞くけど、横浜で復活するっていうのは現実問題無理なんだろうなぁ。残念だ。無事1日乗車券を購入し路面電車に乗り込む。高知の路面電車は土佐電鉄という会社が経営しているので「とでん」と呼ばれている。その「とでん」に揺られ約10分ほど西に向かい旭町三丁目という電停で下車。そこから1分ほど歩いたところに今遠征初のラーメン専門店となる『旭軒』本店を発見した。昭和30年創業というから、ラーメン専門店としては高知ではかなりの老舗の部類になる。支店が何故か至近距離にあるらしい。辿り着いた店は老舗感を全く感じないビルになっている。1階が駐車場で2階が店舗。早速入店。厨房は奥にあり敷居がされていて見えない。変形L字型カウンター9席、3人がけテーブル席1卓、4人がけテーブル席4卓、座敷に5人がけテーブル席1卓。先客1人後客3人。口頭で注文。

Asahikenhonten00 Asahikenhonten01 旭軒 本店 『ラーメン』 610円

筆頭基本メニューを注文。他に味噌、豚骨、塩などがあった。出てきた一杯はまた素朴さは感じさせつつも、見たこともない個性的なもの。麺は白い細麺ストレート。具は薬味ネギ、コーン、キャベツ、メンマ、チャーシュー2枚、中央に鶉の生卵。スープは鶏ガラ醤油スープ。コーンとキャベツはあるとしても、鶉の生卵が入っているラーメンはあまりないように思う。スープは若干洋風な感じ。しょっぱさを強く感じる。誤解を恐れずにあえて表現するのなら、サッポロ一番カップスターのような味わい。麺はかためのストレート麺だがら麺の食感は違うけど。個人的好みとは合わなかったけれど、高知のラーメンはどこにも似ていないラーメンだったという事が確認できたのが何よりの喜びだ。帰りにまた「とでん」に乗る為大通りに戻ったら、旧店舗がそのまま残っていた。昔からの客の思い出を壊さないように残しているんだとか。こういう事が出来るのは本当に素晴らしいと思う。Asahikenhonten03

夕方5時に一旦ホテルに戻り1時間半ほど休憩する。何だかんだとよく歩いたし。だけどせっかく高知に来たんだ、これで初日終了というわけにはいかない。今回のホテルは帯屋町商店街という高知で一番の繁華街の中ほどにある好立地にある。なのでそのアーケード商店街の突き当り近くにある「ひろめ市場」まで歩いて5分ほどなのだ。「ひろめ市場」とは言ってしまえば屋台村の集合施設みたいなもの。飲食店40、土産物店20が軒を連ねる、高知市内観光としては外せない場所。入口に来たが何だか活気がないし、入ったらいきなりシャッター通りになっていたので不安になった。しかししばらく中に進んでみると、とても賑わっているところが広がっていた。後で判ったが裏口から入ってしまったようだ。いくつもテーブルがあったが既に集団客が沢山座っている。端のテーブルを見ると誰も座っていない席を見つけた。よく見ると予約席となっていた。でも時間まではご自由にお使い下さいとも書いてあったので、その席を確保する事にした。予約してあった時間にはまだ1時間弱あったから。早速何から食べようかと物色したところ、「日本一旨い」と言われている高知名物屋台餃子の店を発見。先の食べ歩きの参考にさせてもらっている千葉のDrも食べていたものだ。早速餃子1枚とビールジョッキ1杯のセットを注文した。

Hiromeichiba00 Hiromedeyasubei01 ひろめで安兵衛 『お得セット』 800円

少し小ぶりの餃子が7個。焼き餃子か揚餃子か判別つかないような外見。食べてみると餡は韮と挽き肉なので餃子の味というのは変わりない。でも食感に驚かされた。例えるならホクホクの小粒の蒸かしジャガイモのよう。中までホクホク。日本一かどうかは置いておいて、間違いなく食べやすくて美味かったのは確か。

Yairotei01 やいろ亭 『塩たたき』 1300円

そして高知に来たら鰹のタタキを食べなきゃ駄目でしょう!我は塩タタキを選択。5切れで1300円というのは高いか安いかは判らない…やっぱり高いかな?でも味は間違いなく美味かった。藁焼きの香ばしさに舌鼓を打った。我は寿司より断然たたきが好きだなぁ。

たったビールジョッキ1杯だけで顔が赤くなり酔いがまわってきている安上がりな我。でも旅の開放感もあって上機嫌だ。このまま宿に戻らず、本日最後に行くと決めていた店に行く事にした。はりまや橋から「とでん」に乗り南下すること3駅目、桟橋通二丁目駅で下車。陸橋を渡って徒歩2分弱で目的の店を発見。その店名は『ラーメン専門 川崎』という。横浜在住の我からすれば妙な印象を受ける店名なのだが、店主が川崎さんだからだよねぇ。昭和35年創業という老舗で支店が県内に1店あるらしい。早速暖簾を割る。厨房は奥にあり老店主夫婦と思しき男女2人のみ。内装は老舗が漂う。逆L字型カウンター6席に2人がけテーブル席2卓、7人がけゲーブル席2卓。前後客ゼロ。テレビがBGV。

Ramensenmonkawasaki00 Ramensenmonkawasaki01 Ramensenmonkawasaki02 ラーメン専門 川崎 本店

『醤油ラーメン(麺かため)』 890円

サイドメニューは一切無し。ラーメンの味は醤油とニンニクと酒粕の三種のみ。考えてみればこの3種の味も奇抜でただならない店という感じはあるが、我がこの店が気になったのがその値段だ。基本と思われる一番安いメニューの醤油ラーメンが一杯890円!首都圏にもなかなかない強気過ぎる値段!それでいてこの高知で長年営業を続けていけているという事実!その秘密を知りたくてこの店を選んだのだ。ここは基本の醤油を注文。家系の様に麺・味・油を調整出来るというのは高知でも珍しいのではないか?でも、麺のやわめを「ヤオイ」といい、油多めを「ムッコイ」というのはとても高知らしい。しばらく待って出てきた一杯もまた判断に迷うような個性をもったものだった。麺は四角い中太ストレート麺。具は薬味ネギ、きくらげの細切り、大量の豆もやし、チャーシューと間違えた薄切の円形カマボコ1枚、チャーシュー2枚。大量の豆もやしは徳島ラーメンのようでもあり、細切りのきくらげは博多ラーメンのようであり…。麺はコシが強く、出汁の旨味が出ている豚骨鶏ガラスープは昼に食べた『十一屋』に近いが、こちらの方が大分オイリーな感じ。量はきわめて普通。ラーメンも普通に美味しかったけど、正直値段に見合う一杯とは思えなかった。でも店主にはこだわりがあり、高知の人もそれを支持しているという事だろう。よそ者がどうこう言うものでもない。この店は昼11時半から深夜1時半まで頑張って営業しているという。末永く頑張って欲しい。

さてようやくホテルに戻ってきたのだが、まだ夜の8時。ホテルの1階にマッサージ屋があったので入ろうと思ったら、あと1時間待ちだという。まぁいいや、1時間後に予約を入れて部屋でくつろいだ後マッサージ屋へ入る。我が疲れるのはふくらはぎから足裏なので、そこだけ重点的にやってもらった。「お客さん、かなりふくらはぎ固いけどスポーツでもやってたの?」と聞かれた。やってません。純粋に疲れてるんです!ほぐして下さい!おばちゃんだったので非力かと思ったが、結構な力でグリグリとやってもらって、よだれが出てしまうほど気持ち良かった。20分で2000円だったが十分効果があった。おばちゃんありがとう!今夜はぐっすり眠れそうだとお礼を言った。本当にその夜はそのままぐっすり眠れた。

晴天桂浜

Kouchi01 赤岡から高知に到着、そして最重要訪問店である『十一屋』本店への訪問を達成※後述の「高知地麺」参照。一安心つけたので、これからは高知市内をゆっくり回る事にする。予定より1時間早めに事が進んだので、明日早朝行くつもりだった桂浜へ行ってみる事にした。その前にはりまや橋近くに予約してあったホテルに荷物を預けに行った。暑いのでジャケットも一緒に預けた。些細な事だけど、チェックイン前&チェックアウト後でもホテルに荷物を預けておけるサービスを利用するのは結構重宝するのだ。身軽になって南はりまや橋のバス停から桂浜行きのバスに乗車。結構遠いので36分ほどかかった。途中「横浜」や「長浜」といった地名のバス停を通過したので不思議な気持ちになった。とんでもない細い路地をバスが曲がっていく様は、つげ義春「ねじ式」の路地を進む蒸気機関車を何故か彷彿させた。のんびりした漁村だからかな。

Katsurahama01 到着した桂浜は好天に恵まれ暖かく爽やかだ。象徴的な坂本龍馬像は逆光で上手く撮影出来なかった。その後浜に降りる。

Katsurahama02 Katsurahama03目の前一面に広がる太平洋。神奈川で見るのとは全然違った景色だ。人が少なく広々としていて気持ちいい。こういう景勝地は天候に恵まれた平日に訪問するのに限るね。予定通り翌朝行っていたら残念な結果になったはず。来れて良かった!

Katsurahama04 その後竜王岬の海津見神社に参拝、家族の無事を祈った。広大な太平洋を見ていると、自分は今こうして本当に高知にいるんだなぁ、来ることが出来たんだなぁと実感がこみ上げてきた。

次のバスまで1時間ばかりあるので坂本龍馬記念館に入館。江戸末期の人物だけあっ手紙だけではなく写真もあったりして歴史をより身近に感じる事が出来た。それからバスに乗り36分、610円ではりまや橋に戻ってこれた。

赤岡中日

いつもの出勤時間よりやや遅めに家を出て羽田空港に向かった。羽田8時半発の飛行機に乗る。昨年晩夏の釧路以来になる飛行機搭乗で、童心に帰ったようにワクワクした。時には自分のやりたい事を優先する。精神的な閉塞状況は結局自分で打開するしかない時もあるものだ。高知空港には10時ちょうどの到着予定だったが、何と5分以上早く到着した。この時間的ボーナスは結構重要で、この後の旅は良い方に転がってくれた。高知空港は予報通り晴天。徳島の時は天候に祟られたが、今回は良い旅になる予感がした。

Akaoka01 空港からいきなり禁断のタクシーに乗車。向かうは高知空港からはほど近い香南市あかおか駅。5分ちょっとで到着出来たが1300円かかってしまった。ここには「中日」という麺料理が名物となっているという。存在を知ったのは、よくコメントをくださる丿貫様のブログ記事より。元々赤岡には3つも製麺所があり、中華麺だけは事欠く事は無かったが、ラーメンのスープ作りは手間だった。なので一手間省いて簡単に作れる和風出汁を使い、簡単に作れる食べ物として昭和27年頃から食べられていたという。和風出汁に中華麺を入れるから中日。ラーメン未満の食べ物というか。こういった食べ物は全国に散在する。かけ中@富山、素ラーメン@鳥取、駅そば@姫路、天童の鳥中華も仲間に入るかな。一時は廃れてしまった時期もあったようだが、近隣の店舗が協力して復活させた経緯がある。その復活劇の中心的役割をはたしているのが土佐くろしお鉄道あかおか駅から徒歩3分ほどのところにある『とさを商店』という店だ。昭和39年創業の食料品店。外観からは飲食出来るような店には見えない。中に入っても野菜や乾物が並び、何と文房具類なんかも売っている。実際は雑貨屋のようだ。この店は不定休となっていたので、営業していて一安心した。厨房は店舗の奥の方にあり、カウンター3席、その手前にテーブルクロスが敷かれた2人がけテーブル席が1卓と4人がけテーブル席が計6卓。しかしそのテーブルの上には仕出弁当用と思われる容器や鍋やらが並んでいた。我が客だと判るとおばちゃん達が片付けてテーブル1卓を空けてくれた。厨房には親父さん1人とおばちゃん4人。前後客ゼロ。おばちゃんに「今お湯わかしちょるけんちょっと待って下さい」と言われた。準備が全然出来ていないから時間がかかるという事だろう。その間おばちゃん達の会話を聞いていたのだが、単語以外何を言っているのか判らなかった。見知らぬ町の雑貨屋で、聞き慣れぬ方言が飛び交っているのを聞きながら、緩い時間が流れていく。いいなぁ。旅しているって実感するなぁ。

Tosaosyouten00 Tosaosyouten01 とさを商店 『ちりめんちゅうにち』 580円

結局10分弱待たされようやく着丼した。なかなか綺麗な顔をしている。麺はやわらかめに茹でられた中太ストレート麺。具は薬味ネギととろろ昆布、簀巻き3切れ、ちりめんじゃこに、じゃこ天。スープは地元特産のちりめんじゃこを釜揚げする際の茹で汁に鰹節等を加えているという。なので関西風のうどん出汁とは微妙に違い、甘さも目立たない、じんわりと旨味が口の中に広がる。そして麺は中華麺なのでうどんとは食感が異なりにゅるんとしている。店の雰囲気と、素朴かつ個性的な一杯に出会えて幸せ。雰囲気込みの食事。地麺巡りの醍醐味だ。食後おばちゃんに「こんなおそろしげなところで待たせちゃってごめんねー」みたいな事を言われた。店主のおじさんに中日の感想も聞かれたので、優しい味で美味しかったと答えた。現地でしか味わえない一杯を食べられて満足した。
Akaoka02 予定では11時40分の電車だったのだが、早く目的を達成出来たので1本前の電車に乗れそう。1時間に1本間隔で来る電車なので、この効果は大きい。急いであかおか駅に到着。「アンパンマン」作者のやなせたかし氏がこちらの生まれという事で、彼のキャラクターがずらりと並んでいた。階段を上りホームに出るが、こちらも彼のキャラクター。電車に乗っても各々の駅にキャラクターが付けられていた。無事予定より1本前の電車に乗る事が出来た。駅のホームで券売機を探したが見つからず。どうするんだと思ったら、乗車の時に整理券を取るバスと同じシステム。車内を回ってきた女性駅員から高知までの切符を購入。で、この土佐くろしお鉄道は第三セクターの電車で、後免駅から直通でJR土讃(どさん)線に接続するので、高知まではこの電車に乗ったままでいい。でも初めての乗車客にはこういうの戸惑うよね。ちょっと不安な気持ちで平静を装う。我は旅先でローカル線に乗るのが好きなのだが、こういうのが地麺巡りに通じるものがあるからかな。南国土佐はやはり暖かく、電車内でジャケットを脱ぎシャツの袖を捲った。

高知遠征

昨年47都道府県訪問達成したとはいうものの、心残りがある地域は幾つもある。特に徳島を除く四国三県については、徳島遠征のついでに車で強引にまわってピンポイントでしか行っていない。車を運転している時間を除けば各々2時間弱しか滞在しておらず、それで全国巡ったと言うのも憚られる気持ちがある。高知県なんて須崎という狭い地域で食べられている「須崎鍋焼きラーメン」を2杯食べただけだもん。乱暴過ぎるにも程があるというものだ。

以前にも書いたが、四国4県は各々が別の方向を向いているのだそうだ。我が地域性というものに興味を持ち始めるきっかけにもなった事実だ。徳島は大阪・和歌山と関わり深く、香川は兵庫・岡山と関わりが深い。愛媛は広島や大分と関わりが深い。それぞれ隣り合う同じ四国の県ではなく、海を挟んで対岸の県と深い関わりを持っているという事がとても興味深かった。そうすると残る高知は…対岸が無い。ひたすら太平洋が広がるばかり。そして背後は高く険しい四国山脈が海の近くまで迫ってきている。他県とはほとんど隔離されていると言っていい。しいてあげれば江戸時代から東京(江戸)と関わりがあったという事らしい。何だか謎に包まれたような県に思える。

そして高知のラーメン事情というのもあまり知られていない。一体高知ラーメンのスタンダードはどんなものなのであろうか?四国に平行に並ぶ中国地方は東京醤油と九州豚骨がちょうど交じり合いを見せる地域。高知県のラーメンはどちらに強い影響を受けているのだろうか?情報通り東京に影響を受けスッキリした鶏ガラ醤油ラーメンが普及しているのだろうか?訪問済の「須崎鍋焼きラーメン」は確かに醤油スープが基本だったが、東京のものとはあまりに違いすぎているし…。それとも強烈な個性を持つ隣県の徳島ラーメンに蹂躙されてしまっているのだろうか?習慣性の強い九州豚骨に飲まれてしまっているのだろうか?それは現地に赴き出来るだけ老舗店を訪問すれば判る事だ。情報だけはインターネットで得られるかも知れないが、味を含めて五感で知る経験は行ってみなければわからない。久々に有休を使用し、一泊二日の高知遠征へ出発する事にする。「誰の足だよ?手前ェの足だろっ!!」(by筋肉少女帯)って事だね。

9月の富山遠征以来の宿泊付きの遠征、楽しみだ。行ってきます!

2014年1月29日 (水)

高値誘導

今日は早く上がれたものの外食をせざるを得ない状況だったので、関内駅で下車した。当初『麺屋武一』の再訪を狙っていたが直前で気が変わった。働いて疲れた後は鳥白湯より家系を体が欲するんだ。なので『ゴル家』に再訪する事にした。今回も前回と同じ基本の豚骨醤油とミニチャーハンのセットを注文。だってそれが一番体が欲したから。タッチパネル式券売機で進んでいくとどうもおかしい。あれ?前回1000円だったはずなのに、今回は800円だった。よく見ると前回頼んだのはどうも特製+ミニチャーハンのセットだった事が今頃判明した。単品で頼む時は間違いにくいのだろうが、セットだと自然に特製とのセットにされるよう巧妙なボタンの配置がされている。これは気をつけないといけない。更に新人教育のOJTに使われた上、お冷を後客に出しておいて、こちらには持ってこないという事をやられた。我も大分丸くなり、大変なのはわかると思うようになってきたが、やれやれって感じだ。

Goruyaisezaki02 ゴル家 伊勢佐木モール店
『豚骨醤油(麺かため・油多め)』 650円+『ミニチャーハン』 150円=800円
味はまあ満足。でもあの券売機はイクナイ!この店は当分結構かな。

2014年1月26日 (日)

戸塚源泉

今日は曇り空なのに寒くない。昼前に家を出て市営地下鉄ブルーラインに乗車し戸塚へ向かう。戸塚駅はトツカーナが出来てから方向が良く判らなくなりいつも間違える。駅西口バスターミナル上の陸橋から東海道に出てその道沿いに南下する事約1分程度、今月18日に開店した壱八家系列の家系ラーメン店『源泉』へ到着。何と店前に5人の行列が生じていた。でも2分程度で中に入れた。前の家族客が一気に捌けたようだ。入口脇の食券機で食券を買う。厨房には男の店員3人。厨房前に一列のカウンター7席と2人がけテーブル5席。ピッチャーが一箇所に集められていて中に黒烏龍茶が入っていた。その後も来客は相次ぎ常に満席をキープ。

Ramengensen00 Ramengensen01 横浜らーめん 源泉
『らーめん(麺かため・油多め)』 650円+『半ライス』 100円=750円
基本メニューをいつもの好みで注文。麺は平打気味の太麺。具は家系標準に壱八家系を表す半味玉が入っている。バランスがいいと言えばいいのか、壱八家系の中でもかなり完成度の高い一杯に感じた。満足。
トツカーナでパンを買って帰路についた

2014年1月25日 (土)

弘明我家

神奈川新町から京浜急行各駅停車に乗り弘明寺までやって来た。今日は久々に市内新店のはしごを行う事にする。その前に今年初詣に行こうとしたら激混みで断念してしまった弘明寺へ参拝する。さすがに参拝客もまばらで楽に参拝出来た。これでいいのだ。参拝を終え坂を下り弘明寺商店街へ入る。焼き鳥等を購入してから商店街中程でちょっと横道に入ったところに先月27日に開店したという『ラーメン我が家』に入店。元は中華料理屋か焼肉屋だったのかなぁ。あまり新店っぽさは感じなかった。カウンター席は無く、2人がけテーブル席1卓に4人がけテーブル席4卓。正午というのに先客の姿無し。厨房には親父店員2人と女店員1人。口頭で注文。

Ramenwagaya00 Ramenwagaya01 ラーメン 我が家 『ラーメン(麺かため)』 600円
筆頭基本メニューを注文。他に味噌ラーメン等があった。麺は平打気味のストレート中太麺。具は薬味ネギ、ほうれん草、海苔1枚、チャーシュー1枚、ゆで玉子半個。家系ではない、普通の豚骨醤油で甘みを感じるスープ。チャーシューの味が変だったが、値段を含めトータルでそこそこといったところ。弘明寺商店街の脇ってすぐ住宅街になるのであまり横道に目が行かないので立地的に微妙だし、先客がいなかった為か若干場末感が漂い、「なんとなく客が入るだろうと思ってラーメン店に鞍替えした」感を感じた。あまりラーメンにこだわりが無いような印象を受けた。だいぶ後になってようやくおばちゃん二人組の来店があったが、正午過ぎでこれは厳しい感じ。たまらず男の店員がチラシを持って商店街に走って呼び込みをやっていた。

立麺新町

電子書籍に徐々に切り替える事にした。過去の本の電子化も充実して来たし、乱立していた配信業者もそろそろ淘汰され始めて「いきなりサービス停止」というリスクも減ってくるだろう。クラウド化されて読みたい時に再ダウンロードすればいいので容量も食わない。何より本を整理する事で部屋のスペースを多少なりとも有効に活用出来るメリットが大きい。本当に気に入った本や電子化が望めない本以外は徐々に無くして本を処分していく事にした。本を紙袋に入れて伊勢佐木町のBOOKOFFへ向かう。注意点としては、本当に処分するという気持ちで望まないといけない。ジュース1本サービスで貰えるくらいな気持ちで行く事が大切。なにせBOOKOFFだからだ。今回は30冊弱で1900円也。

そのまま関内駅から横浜に出て京急線に乗り換え神奈川新町で下車する。駅から徒歩3分弱、第一京浜沿いに今月20日にオープンした『新町立麺食堂スタンダップ』へ到着。この店は日曜定休で昼11時から2時半までの昼のみ営業というなかなかのハードルを持つ店。それはこの店が立ち飲み屋の間借り営業をしているから。最近こういった間借り営業をするラーメン店が徐々に増えはじめている。将来ラーメン店をやってみたい人が出店のリスクを軽減して自ら厨房に立ち実践出来るし、店舗を貸す側も店舗を遊ばせておくよりはずっと良いというWinWinな形態なのだろう。リスクといえば、昼店舗を貸せる店というのは昼間人通りの少ない飲み屋街にある場合が多いのだが、この店は第一京浜沿いに面し、近くにも『桜花』、『たまがった』等ラーメン店も多く良い立地と言える。但し立ち飲み屋の間借りなので立喰形式になる。それを逆に売りにしようとした攻めの屋号と言える。早速入店。厨房には男の店員2人。店主は『一風堂』系の店で修行経験があるそうだ。コの字型カウンターに席は無く、先客1人と後客2人。卓上には取り放題の薬味ネギが大量に置かれていた。口頭で注文。

Standup00 Standup01 新町立麺食堂 スタンダップ

『塩ソバ(麺大盛)』 650円

基本メニューと思われる塩ソバを注文。基本塩味しかないようだ。麺大盛り無料との事なのでお願いした。綺麗な顔をした一杯。ややかために茹でられた細麺ストレートは食感が良い。具は薬味ネギ、揚げネギ、ほうれん草、なると1枚、チャーシュー2枚、半味玉。魚介と鶏ガラの出汁がじんわり効いた美味しい塩スープ。コクもあるし、揚げネギの香ばしさも良く合っている。卓上にある薬味ネギはそれほど合っておらず、揚げネギを置いた方が良い気がするけど、まあそれは些細な事だ。これは美味しい。立喰でサラッと食べるような一杯ではなく、座ってじっくり味わいたいくらいだ。こういういった間借りでもラーメン店を営業したいという気持ちを持った店主は、ようやく自分の店を実現したという喜びとやる気に溢れている人が多いので、ハイレベルな一杯を提供する店である確立も高い気がする。大盛麺の一杯をほぼ完食して満足して店を後にした。

2014年1月24日 (金)

六角虎吉

会社帰りに今日も新店開拓。毎週新店開拓が出来るというのは本当に驚き。菊名から東横線各駅停車に乗り換え白楽駅で下車。本日開店した家系ラーメン店『とらきち家』に向かう。どっかで聞いたことのある屋号だなと思ったら、屏風浦にある亜流家系店だった。今度の新店はその店と全く関係が無く、柏にある吉村家直系の店『王道家』なる店の系列店だそうだ。と思ったらその親元の『王道家』は、いつの間にか吉村家系列から独立した、「元」直系になったのだという。ま、それはともかくこのところ横浜を代表する横浜ラーメン激戦区である六角橋近辺は家系激戦区になりつつある。もはや老舗の域にある『六角家』本店を筆頭に、『九つ家』、正真正銘の吉村家直系の『末廣家』、家系ではないけどよく似た豚骨醤油ラーメンの『知ったかぶりのブタ』等々。一時期『豚星。』や『豚親分』など立て続けに二郎系が開店したので、とうとう六角橋も二郎系に染まるのかと思っていたが杞憂に終わった。やはり横浜、地元家系の意地を見せ踏ん張ったか。というか、結局それで落ち着いてしまったか、と取るかは人それぞれ。結構歩いて到着したら、何と『六角家』本店とは一軒挟んで並んでいる。『末廣家』開店の時、家系戦争勃発かと思った事が悔やまれるくらい今回は直接的な対決。そのいやらしさ、ヤマダ電機の出店の仕方の如くだ。それと圧倒的に東白楽駅からの方が近かったのでちと後悔。おっ!開店日当日だったので行列覚悟だったが店前に人は無し。早速入店。店舗隅にプラ板食券機。厨房には家系ねじり鉢巻スタイルの若い男の店員3人。コの字型カウンター14席に先客8人。後客は相次ぎ14人ほどで我が食べている最中に立待ち客が生じた。入店のタイミングが良かったんだな。

Torakichiyarokkakubashi00 Torakichiyarokkakubashi01 家系ラーメン とらきち家

『チャーシューメン(麺かため・油多め・ネギ増し)』 750円+『ライス』 110円

こちらはネギ増し無料オーダーが出来る。但し長ネギの輪切りだけど。有料でもいいから玉ネギトッピング希望。通常より100円増しのチャーシューメンにしたら、スモークチャーシューが5枚入っていた。まずはスープを一口。!ぬるい!それはネギ増しにしたからだった。中のほうは熱いスープだったので安心した。吉村家直系スタイルだが、やっぱりちょっと違った。ほんのごくわずかだがまろやかさがあって醤油味が抑え気味になっている気がした。ところが食べている内に醤油味の味が濃くなっていった。これもネギ増しにした影響だろうか?ぬるかったり熱くなったり、まろやかだったりしょっぱかったり。何とも落ち着かない一杯だった。卓上の調味料が豊富で、ライスに色々投入しながら食した。お腹が一杯になった。

帰りはバスで横浜に出て帰路についた。

2014年1月22日 (水)

煮干注射

今日は定時退社日。案の定間際にゴタゴタが生じたが、それでもいつもよりは早く上がれたので東神奈川駅付近に今月8日に開店したという新店に行ってみる事にした。なかなか評判が良い新店のようで、土日は混みそうだったので平日夜なら待たずに入れるだろうという目論み。但し不定休というのが気になる。西口から第二京浜沿いに横浜方面に向かって徒歩5,6分で目的の店『らぁめん夢』に到着。「夢」と書いて「むー」と読ませるそうだ。とは言え看板らしいものは無く、前の店だったと思われる「ミュージックパブたかこ」の看板がそのまま。ともかく無事営業していて何より。早速入店。厨房には男の店主一人のみ。でL字型カウンター8席のみの小さな店。内装は白でリニューアルしたようだ。店内隅に券売機が設置されている。先客7人でちょうど1席だけ空いていたので食券を買い無事着席。店主からプラスチック製のカラーコップが渡された。水はセルフ。でも目の前のピッチャーには水が無いよ。BGM等は無く、物静かな店主が懸命にラーメンを作っていた。その合間に店主はピッチャーに水を入れてくれた。後客は続々来て背後に立ち待ち。圧迫感があった。
Ramenmuu00 Ramenmuu01 Ramenmuu02 らぁめん 夢 『特製らーめん』 950円

平日水曜日という事で連食なし。なので特製を注文。情報だと店主は色々な店で修行を重ね、中でも町田の白河中華そばの名店『一番いちばん』で修行し影響を受けているそうだ。確かにあの店は美味かった記憶がある。厨房を見ていると非常に丁寧な作り方をしていた。注文を受けてからワンタンを作っているようだ。手が込んでいる。8分くらい待ち着丼。美味そうな顔をした一杯だ。麺はシコシコした良い食感の中細ストレート。いい塩梅の茹で加減。具は細かく刻まれた薬味ネギ、青梗菜、メンマ数本、海苔1枚、味玉丸1個、焼豚2枚と鶏チャーシュー1枚、更に手作りワンタン3個。チャーシューは茹で豚ではない本物のスモーク焼豚で肉厚でとても美味い。更に鶏好きの我としては鶏チャーシューもそれと等しいくらい美味しい。味玉も噛むと黄身がトロリとなってこれまた美味い。そして肝心のスープだが、醤油の味がキリッとして、更に鶏油が効いてコクも出ている。そしてこの店最大の特徴ともいうべき、レンゲと共に出される注射器。中に入っているのは煮干しオイルだそうだ。これを注入すると味が変化する。でもその前に本来のスープがうますぎてどんどん飲んでしまった。1/3くらい残ったところで注入してみるとくどいくらいの煮干スープになった。配分が悪かったようだ。これだから味が途中で変化するような食べ物は苦手なのだ。結構構造や質も修行先さながらのハイレベルな一杯。前評判は嘘ではなかった。久々に汁一滴残さず完食マークを出した。しかし我が食べ始めた頃麺切れを起こし店終い。店主曰く「昼に予想外に出たので、夜の部がこうなってしまった」との事。「自家製麺であれば中休みに作れるんですがね」とも。ラーメン屋さんは大変だ。客からすれば「何で麺仕込んで置かないんだ」と一括したくなるだろうけど、店主からすれば変に冷蔵庫に保管すると熟成具合にばらつきが出るのだそうだ。こだわっているなぁ。店主は落ち着いたいい感じの人だし、仕事が丁寧で真剣に打ち込んでいる気がする。何より美味かったし。順調に回るようになればすぐ行列店になってしまうだろう。明日は休みと張り紙が出ていた。待たずに食べられた我は幸運なのだろう。
帰りに駅前のマルエツで食料を買って帰路についた。

2014年1月18日 (土)

改名濱塩

今日は近場で済ませようと思い、どこにしよう一考したところ、最近屋号を変えたJR石川町駅近くの旧『らあめん こもん』、現『濱塩らぁめん』へ訪問する事にした。正午5分前に到着。食券機で食券を買い着席する。厨房には今や巷で有名な美人すぎるラーメン店主と、若い男の店員の2人。先客5人後客6人。

Hamashioramen00 Hamashioramen01 濱塩らぁめん
『濱塩らぁ麺(中盛)』 780円+『味付けたまご』 100円=880円
連食するつもりはないので中盛で味玉トッピング。この店はレベルが高くメニューが多いので目移りするが、結局看板メニューが一番美味いと感じる。良い魚介出汁がじんわりと染みる感じ。我が食べた事のある塩ラーメンの中でもトップクラスの店だ。ランチタイムは小ライス無料なので頼んだ。大満足で店を出た。
そのまま駅の方に歩いて「まいばすけっと」で食料品を購入した後横浜へ向かう為JRの電車に乗る。久々に北口改札から入ったら、いつの間にかパン屋が併設されていて驚いた。横浜ヨドバシで家族が所望した台所におく小さなテレビ(19型)を購入し帰路についた。

2014年1月17日 (金)

黒葱玉増

辿り着いた週末。今週はラーメンを食べ過ぎたので今日はそのまま帰るつもりだったのだが、ついつい寄ってしまった。とは言え軽く食べるつもりだったので関内近くの『ばりかた屋』、ケンコーグループの店。店外券売機で食券を買い入店。厨房には男女二人の店員。片言過ぎて何を言っているのかわからない大陸系の男店員だ。先客5人後客3人。

Barikataya03 博多ラーメン ばりかた屋
『黒(粉落とし)』 650円+『ネギ』 100円=750円
ネギ入り黒を注文。サラッと食べるつもりだったのに替え玉無料につられて替え玉注文。久々博多系ラーメンを食べて満足した。

2014年1月16日 (木)

塩油特盛

今日も諸用があり会社帰り横浜に立ち寄る事に。ついでに夜飯も食べていく。本日は油そば専門店『ぶらぶら』へ三度の訪問。券売機で食券を買い席を指定され着席。考えてみればここは『吉村家』と『一風堂』が直近にある強烈な立地だけど、この店にとっては相乗効果の法則で繁盛しているようだ。入店1階の空席は入店時2席だけだった。厨房には若い男の店員2人。後から2階から茶髪女店員が1人降りてきた。

Burabura02 油そば専門店 ぶらぶら 横浜店
『塩油そば(特盛)』 790円
3度目の訪問という事で、基本の醤油、限定の味噌に続いて塩を注文。特盛無料はキャンペーンというよりデフォルトサービスのようだ。なので特盛でオーダー。丼が大きいのであまり特盛に見えない。でも実際特盛というほど麺量は多くない。せいぜい大盛といった方が正解な気がする。それでも隣席の高校生達は「これは結構来るなぁ」とか言っていた。おいおい、若いのに、それでは『二郎』は無理だな。で、味の方はこれはなかなか良い。基本の醤油味だと食後に胃もたれ感を感じるが、こちらは口元だけは油っぽくなるが、なかなかさっぱり食べられた。卓上から玉ネギのきざみ、酢、タレ、胡椒、一味の順で少しづつ加えて混ぜ食した。最後はいつもの鶏ガラスープで口元をすっきりさせた。満足。

2014年1月14日 (火)

火夜秀吉

また一週間の始まり。今日は横浜で諸用があったので帰宅途中に下車。平日火曜日だけど、ついでに晩飯も外食で済ませる事にした。最近読んでいる、所謂「しずる本」の影響で久方ぶりに二郎系が食べたくなったので『豚そば秀吉』に寄る。さすがに本家に出向いて並ぶほどではないからね。入口のドアが壊れていて手動になっていた。券売機で食券を買い着席する。9割ほど席は埋まっていた。厨房には男の店員4人。店員は「豚魂」と書かれているTシャツを着ていた。家畜を慰霊するなら殊勝な心がけだが、そんな事は欠片も思っていないのだろう。

Butasobahideyoshi02豚そば 秀吉

『豚そば(ニンニク・ヤサイ・カラメ)』 900円
出来るだけ二郎の凶悪さに近い食べ方をしようと豚そばを頼んでみたが、こんな小さな巻きバラチャーシューが3枚のっていただけ。ヤサイ増ししただけあってボリュームはかなりのもの。麺は柔らかい平打麺。これが二郎用語の「デロ麺」というやつか。問題なのは生ニンニクが強烈に辛いこと。確かにニンニクカラメって頼んだけど生ニンニクが辛いってなんだよ。二郎の命は生ニンニクの味なのではないのか?まあこの店二郎じゃないんだけどさ。ともかくこの生ニンニクの威力が凄すぎて食べるのに苦労した。そこそこ近いし並ばなくて良いけど、当分この店の訪問はいいかなって感じ。

2014年1月13日 (月)

青葉煮干

昨日の日曜日は麺休日とした。疲れていたし、書かなくてはいけないレポートとかもあったし。連休最終日の本日は、今年最初の市内新店開拓に出かけてみる事にした。市営地下鉄ブルーラインの終着駅、あざみ野駅に降り立ったのは昼過ぎ辺り。駅西口から真っ直ぐ続く緩やかな上り坂の一本道をひたすら進む。結構きつかった。約10分くらい歩いたところでようやく目的の店が見えてきた。このところ積極的に出店し、横浜市内でも高田やセンター北に続いて今回で3店目の出店となる、『青森煮干中華そばJIN』のグループ店だ。中に入るとラーメン店らしからぬ雰囲気。L字型カウンター6席と4人がけテーブル席2卓。カウンターにはワインボトルがずらっと並んでいる。今回の店は夜Diningとしてバルなどを出す店に変わるらしい。奥の厨房には男の店主と女の店員の2人。先客ゼロで後客2人。口頭で注文。料金後払い。

Ramendiningjin00 Ramendiningjin01 らーめんDining Jin 『極煮干』 850円

久々のこの系統のラーメンを食べるのでどうせならパンチがあるものをと希望し極煮干を選択。麺はもちもちした食感の中太麺。具はきざみネギと平メンマ数本、脂身の多いチャーシュー2枚。濃厚な煮干し豚骨スープ。食べながら我は別の事を考えていた。我にとって新店開拓とは、味の評価など全く関係無しで、単に「知らない町を歩いてみたい」、そのきっかけに過ぎないのだなぁという事だった。いや、こちらの一杯は美味しかったのは間違いない。満足しまた駅への道を引き返した。

2014年1月11日 (土)

紺屋多楽

約3年前、我は静岡地麺巡りを決行した。藤枝、静岡、浜松を一気に回って4種の地ラーメン、計7杯のラーメンを食べ荒らした。その中で印象深かったのが静岡の「溶き味噌ラーメン」というものだった。勝手に我が付けたネーミングだけど。静岡駅から徒歩10分ほどの場所にあった『川しん』常磐町店で食べた。素の豚骨ガラスープに中央に味噌玉がのっていてそれを溶かしながら食すタイプの味噌ラーメン。新潟の割りスープ付味噌ラーメンと逆の発想で味を調節するというのが面白かった。博多ラーメン並の極細ストレート麺を使用しているので個人的には合っておらず美味しいとは思えなかったが、それでもこの個性とマイナーな感じがお宝を発見してしまったような喜びがあった。なので今回の静岡再訪に際し、この系統のラーメンをもう一回食べて確かめたいなと思っていた。前回訪問した『川しん』に行くのはつまらないと思ったので、もう一方の元祖の店とされる『一元』本店に行ってみる事にした。清水駅に戻り更に静鉄清水線の始発駅となる新清水駅へ向かった。結構離れているので辿り着くのに苦労した。2車両の電車に乗り4駅目の御門台駅で下車した。そこから徒歩5分ほどで目的の店に到着したが…
Ichigenhonten000 中華料理 一元 本店

準備中の札が出ていた。到着したのは1時50分頃だったから十分営業時間中のはずなのに。という事は臨時休業にあたってしまったようだ。残念無念。
仕方ないので踵を返し駅に戻り、そのまま終着駅の新静岡駅まで電車に乗った。もう『川しん』の昼営業時間は終わっているので諦めるしかない。それでも何か物足らなさを感じたので予定外だがもう1店入ってみる事にした。紺屋町地下街に降りて、駿河ラーメンを名乗る『フジメン』なる店を覗いてみたが、いかにも現代風なラーメンに見えたのでスルー。しばらくすると今度はいかにも老舗っぽいラーメン店があったのでそちらに入ろうかと思った。屋号は『多楽』という。店前にあるメニューを見ていると店のおばちゃんがちょうど出てきて店内へ誘ってきたのでそのままついていく形となった。中に入ると一昔の地下街の喫茶店に和風を混ぜたような昭和を感じる落ち着く雰囲気。厨房は奥にあり手前にテーブル席がある。当然のように相席で案内された。厨房にはおっちゃんとおばちゃん2人くらいだったか。常連客と雑談をしながら仕事をしている風。カウンター4席と8人がけテーブル席3卓くらい。先客7人くらいで後客2人。口頭で注文。チャーハンやコロッケはいいとしてミートソースパスタまでメニューにある。よく見ると「キャット&ボア」なるミートソース店が同店舗営業しているらしい。
Taraku00 Taraku01 多楽 『味噌ラーメン(太麺)』 650円

筆頭が味噌だったのでそれを注文。麺の太さも選択出来た。もちもちしたちぢれ中太麺。具は薬味ネギ、平メンマ数本、絹さや2つ、小さいが厚いチャーシュー3つ。オーソドックスな味噌ラーメン。でも店の雰囲気も相まって食べていて安心の安定の一杯。チャーシューが柔らかくて味が濃く美味しかった。
静岡駅に行き新幹線に乗り帰る事にした。ところが次の発車は40分後のこだま。こだまに乗ったら新幹線の意味半減なので次のひかりを待つと約1時間待ち。どんだけローカル線だよと思った。仕方なくホームで村上純の「人生で大切なことはラーメン二郎に学んだ」を読みながらひかりを待った。若手芸人が「ラーメン二郎芸人」の肩書が欲しくて書いたんだろうと思っていたら、意外と客観的に深く二郎の歴史が語られていて面白かった。本文にも「二郎のメディア露出嫌い」を書いておきながら、この著者自身は何の許可も無くこの本を出版して二郎全店で出入り禁止を喰らってしまったとか。詰めが甘いというか。回収はしなかったものの増刷もしないだろうから読みたい人は今のうちにどうぞ。

清水丸岩

Shimizufuji01 バスで沼津港から沼津駅に戻ってすぐ東海道本線に乗り約30分電車に揺られ清水駅に到着した。てっきり清水市かと思っていたら平成の大合併で静岡市清水区になっていたんだな。この辺に来ると雪化粧をした雄大な富士山が大きく見える。今日は青空だから特に富士山が映える。

「静岡県 ラーメン 老舗」でググってみたところヒットしたのが清水駅東口徒歩2分程度のところにある昭和5年創業『丸岩ラーメン』だ。行ってみたら老舗らしからぬ大きな店舗。早速暖簾を割る。中はテーブル席のみでアットホームな雰囲気。2人がけテーブル席3卓、4人がけテーブル1卓、6人がけ1卓。11人がけテーブル1卓、座敷に6人がけテーブル4卓。駅から近いし駐車場完備だから来客は多い。常に8割ほどの席は埋まっていて時には空席待ちも生じていた。厨房は仕切りがあって見えにくかったが男女含め6,7人はいたと思う。口頭で注文。
Ramenmaruiwa00 Ramenmaruiwa01 丸岩ラーメン

『しょう油ラーメン』 550円+『九条ネギ』 150円=700円
筆頭基本メニューに店側が推していた九条ねぎをプラスした。麺はちぢれ細麺。具は薬味ネギ、海苔1枚、チャーシュー1枚。やや甘めの醤油ダレのスープすっきりした懐かしいタイプの中華そばだった。トッピングの九条ねぎのシャキシャキ感が良かった。

沼津松福

あるサイトの記事で「連休明けブルーから楽に立ち直る方法」というので次の事が示されていた。①予定を立てる②健康的な選択をする③外に出る、という事なのだそうだ。ここにすがる気持ちで週末遠征の計画を立て外に出る事にした。健康的かどうかは判らないが、部屋に閉じこもっているよりはマシだろう。これも言葉の後付けで地麺巡りをしたかったからに他ならない。とは言え、行きたい地麺はあと残り少なく宿泊が必要な遠方にあるので肉体的にも金銭的にも余裕が無いので行けない。そこで選んだのが某神奈川有名ラーメンサイトで紹介されていた沼津にある『松福(しょうふく)』本店に行ってみる事にした。本店以外に沼津に1店舗、熱海に1店舗、富士市に1店舗各々支店を持ち、静岡県東部ではかなりの勢力を誇るグループらしい。こういったチェーン店も地麺として見た場合侮れないものがある。その地域の人々にとっての最大公約数的なラーメンとなっている事も多いのだ。例をあげれば名古屋の『寿がきや』、石川の『8ちゃんラーメン』、岡山の『すわき後楽』等だ。そういう意味で体験してみるのも一興かなと思い出かけてみる事にした。

Numazu00 朝8時半くらいに家を出る。空にはほとんど雲が無い冬らしい澄んだ青空が広がる好天に恵まれた。横浜から東海道線に乗り熱海まで揺られた後更に東海道本線に乗り換え沼津に到着したのは11時前くらい。目的の『松福』は沼津港にあるので駅から2km以上離れている。なのでバスに乗る必要がある。ところが駅の出口を間違えてしまい慌てて反対側に回りこみバスターミナルに向かう。ちょうどバス停に沼津港行きのバスが止まっていた。ところが乗ろうとしたらドアを閉められたので慌ててドアを叩いて乗り込んだ。15分弱で沼津港に到着。そこから徒歩1分くらいで店を発見。早速入店する。入口に券売機。厨房には男の店員3人と女の店員2人。厨房周りにL字型カウンター20席。先客10人だったが着丼を待っている間に集団来客が相次ぎ空席待ちが生じていた。客層も家族3代で来ていたり、地元に支持されているのが判る。

Syoufukuhonten00 Syoufukuhonten01 松福 本店 『うまいラーメン(麺かため)』 700円

基本のラーメンを注文。「うまいラーメン」というのは『神座』の「おいしいラーメン」を彷彿させる。豚骨醤油スープだし、具の構成から家系ラーメンに近い。好みも家系と同じに選択出来る。麺は中太縮れ麺。薬味ネギ、ほうれん草、脂身の多いチャーシュー1枚に海苔3枚。特徴的なのは生キャベツがのっている事。これは油通しされていない素の状態のもの。これにより高い豚骨濃度のスープの後味をさっぱりしたものにする役割を果たしている。横浜家系に影響されたものに違いないとは思うが、それが隣県静岡で土着化が始まっていると感じられ興味深かった。

店を出て沼津港に行き鯖と鰹の醤油漬けを買ってバス停に戻った。バス到着時刻の関係でたった30分弱の沼津港滞在だった。

2014年1月10日 (金)

韮入中辛

年明けから仕事の山場が連なって続いて大変キツかった。例年以上の連休明けブルーは深刻だった。だが何とか挫折せず今日まで乗り切った。なので今日は定時退社!明日から三連休だ!

ともかく疲れたので新店開拓はせず、途中の東神奈川駅で降りて駅近くの『ニュータンタンメン本舗』東神奈川店へ入店。こちらは直営店ではなくFC店のようだ。この前店前に先客が立待していたので敬遠して『大桜』に行ってしまったんだった。入店すると思ったより狭く厨房周りに厨房にL字型カウンター6席と2人がけテーブル4卓と4人がけテーブル2卓。厨房には男の店員3人と女の店員1人。先客7人後客5人。口頭で注文。

Newtantanmenhonnpohigashikanagawa00 Newtantanmenhonnpohigashikanagawa01 元祖ニュータンタンメン本舗 東神奈川店

『ニラ入りタンタンメン(中辛)』 850円

ここのタンタンメンはニラが入っていないと片手落ちだ。辛さは5段階から選べて一番人気という真ん中の中辛選択。ニンニクと唐辛子が効いてこの時期にはぴったりな食べ物。しかしこんなに特徴があるのに当初地麺だとは思わなかったんだよな。当たり前過ぎて全国チェーン店だとばかり思っていたから。あまり習慣性は高くないけどたまに食べたくなる事はあるな。まあ満足した。

帰りは横浜で買い物をして帰宅した。ヘトヘトだ。

2014年1月 5日 (日)

新春千家

年末年始休暇も本日まででおしまい。昨日は1日家から出なかったが、今日は軽い運動も兼ねて外に出る事にした。横浜橋商店街まで歩いて行って「金柑」を買ってそのまま平戸桜木道路まで出た。さらにそれに沿って井土ヶ谷方面に歩く。久々に『千家』本店へ訪問する事にした。この店は訪問回数こそ少ないものの、ここのネギラーメンが大好きなのだ。店に近づくと営業していてひと安心。早速入店。入口に印刷式券売機。厨房には男の店員3人。L字型カウンター15席に先客11人に後客6人。

Senyahonten03 Senyahonten02 千家 本店 『ネギラーメン中盛(麺かため)』 900円
今日は連食するつもりはないので中盛をオーダー。もう色々コメントするのも野暮に感じるほど美味い。豆板醤を絡めたシャキシャキネギの食感が良い。意外だったのだがスープは思ったよりこってりしたものだった。大満足。
店を出た後井土ヶ谷まで歩いた。

2014年1月 3日 (金)

新春来々

早いもので今日で正月三が日もおしまい。結局初詣は今朝近所の寺で行った。今日も晴れてはいるものの薄い雲が広がり昨日までより気温も低い。なので今日は外出するつもりはなかったのだけど、昼に近づくに従って味噌ラーメンが食べたくなってしまい、関内へ出かけた。味噌といえば『みずき』だがさすがに休みだろうと思い、老舗『来々軒』へ約二年半ぶりに訪問。厨房には親父店員が2人。先客5人後客2人。口頭で注文。

Rairaiken08 Rairaiken07北海道ラーメン 来々軒 本店

『味噌オロチョン(4辛)』 850円+『小ライス(サービス)』

多少の辛味は欲しいので味噌オロチョンを普通の辛さで注文。小ライスもサービスだったのでお願いした。麺は札幌ラーメンらしいレモン色の黄色い中太縮れ麺。具は穂先メンマ、薬味ネギ、海苔1枚、チャーシュー1枚。ピリ辛で体が温まるスープ。挽き肉が少なかったのがちょっと残念だったが味噌ラーメンを食べたかった欲求を十分満足する事が出来だ。帰りがけに「おかげさまで30年 来々軒!!」と印刷されたボールペンを貰った。

2014年1月 2日 (木)

正月弘明

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

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例年通り元旦はどこにも出かけず寝正月。平穏な正月を迎えられた事に感謝せねば。でも2日目となると早くも飽きてきたし、初詣もしていない。初詣にでも出かけようと昼前に家を出た。例年なら野毛の伊勢山&成田山に行くのだが、今年は工事中で、ただでさえ多数の参拝客が押し寄せるというのにこれは混雑するぞと回避して、弘明寺に行ってみる事にした。大晦日からずっと、この時期にしては暖かく雲ひとつ無い晴天の日が続いている。今日も暖かだ。弘明寺に到着すると結構お店も開いている。どうしてもラーメン店に目が行ってしまった。一応情報として書いておくと、『喜多の蔵』、『壱八家』、『萩原家』、『天華』、『町っ子』は営業していた。『琉二家』だけが閉まっていた。で商店街を抜けて弘明寺に到着。ところが入口から100人以上の長蛇の列が。もうあっさり初詣は諦めてスルー。年初のラーメンを食べる事にする。弘明寺駅まで坂を登って『萩原家』に入店する事にした。この店は2年前の正月にも訪問している。入口脇に券売機。厨房には若い男の店主一人。先客5人後客3人。
Hagiwaraya03 Hagiwaraya02 萩原家 『萩原ラーメン(太麺・麺かため)』 880円
屋号を冠した具沢山ラーメンを注文。太麺or細麺を選べる。でも好みは麺のかたさのみの選択らしい。通常のラーメンにチャーシュー3枚、海苔7枚、味玉、白髭葱を追加しもの。店主は家系の中でもあっさりスープで有名な老舗店『矢口家』出身なので、こちらもあっさり豚骨醤油スープ。通常ならあっさりし過ぎと感じるものだが、おせち料理続きの中ではこれくらいがあっさりだとちょうどいい塩梅といった感じ。味は出汁が効いていい塩梅。満足。
暖かいので汗もかいたので熱を冷ますべく歩いて井土ヶ谷に向かいマルエツで買い物。年末年始無休とか凄いなぁ。午後1時半には帰宅した。

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