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2013年9月20日 (金)

小矢部白

小矢部市。隣県石川県と接する富山西部の町。ここには「小矢部ホワイトラーメン」という町おこし目的の新生ご当地ラーメンがある。「富山ブラック」の知名度が上がったのを見て「じゃあうちはホワイト!」と単純に名乗ったと容易に想像がつく。実は小矢部だけではなく、「じゃあうちは赤!」「うちは緑!」と県内各地ではじまったので、今では「富山カラーラーメン」なんて呼ばれる始末。そういうわけでこれからはその「富山カラーラーメン」を食べ歩く旅となる。

目的地は高岡から北陸本線鈍行で3駅目の石動(いするぎ)。そもそも電車の本数自体が1時間半に1本といったレベルなので今回の旅の最大の難所と捉えていた。よってこちらは早めに行って済ませておきたいところ。今回は北陸フリーパスというものを買っているので乗り降り自由なのはいい。石動駅に着いてまず観光案内所を探した。この小矢部ホワイトラーメンなのだが、町おこし系だけあって普通のラーメン店ではない飲食店で提供されているパターンが多い為、ラーメン関連サイトでは情報が掴めず、他のネット情報でも立ち上げ当初の古い情報しかないので店が潰れていたり、メニューから外してしまっている可能性もある。なるべく現地で情報を収集するしかないのだ。一応「おやべホワイトラーメンマップ」というのがあったので貰っておいた。ついでにレンタサイクル店の場所も聞いておいた。近くにあるらしい。行ってみると普通の町の自転車店。誰もいなかったので大声で呼ぶと爺さんが出てきた。自転車を借りたい旨を伝えると、「どちら様ですか?」と聞いてきた。大丈夫かこの爺さん?戸惑っていると「身分証明書ありますか?」と聞いてきた。免許証を差し出すと「預かっていいですか?」と。いやいやそれはダメだよと「名前を紙に書けばいいって事?」と聞き返す。メモに名前と住所と電話番号を書いて済ませた。で自転車を無事借りる事になったのだが、軒先にあった自転車は恐ろしく汚いもの。ハンドルに蜘蛛の巣が貼り、籠にはティッシュに包まれたトンボの死骸まである。後輪ブレーキもほとんど効かない状態。自転車借りる客などほとんどいないのだろう。この爺さんと喋っていても埒があかないので早々に出発。後で気づいたのだが、サドルも相当汚れていてズボンが黒く汚れてしまった。

さて何でそんな思いまでして自転車を借りたかというと、狙いを定めていた店が駅から約4kmとかなり遠方にあるからだ。その店は例によってラーメン店ではなく『Guu』という喫茶店のような飲食店なのだが、一応元祖の店らしいのだ。人通りがほとんどない、田んぼとたまに民家と工場がある典型的な郊外の田舎町の中を30分自転車を漕いでようやく到着。田舎町に似つかわしくない、おしゃれな喫茶店のような飲食店。どちらかというと洋食寄りのメニューを取り揃えているようだ。厨房は奥にあり見えない。女の店員は2人いた。一列のカウンター6席と4人がけテーブル席5卓と奥に別室がありそこにも数卓あるようだ。先客7人後客3人。昼時だったので客は多かった。口頭で注文。

Guu00 Guu01 Gohanyasan Guu

『おやべホワイトラーメン』 700円

今遠征はじめて食べるラーメンらしいラーメン。なのでちょっと期待してしまった。オフィシャルページによると、生姜をほんのり効かせた豚骨スープ、生卵を練りこんだもちもち麺、上に肉味噌がのっているのだという。麺は平打中太ちぢれ麺。具は薬味ネギ、茹で玉子半個、チャーシュー1枚とシンプルな構成。それと肉味噌が付いている。まずスープなのだがあっさりした豚骨。しかしあっさりしすぎで全くコクを感じられない。インスタントの豚骨スープとそう対した違いは感じられなかった。肉味噌を溶かしてようやく普通のコクが出てきた。だったら最初から溶かしておいて欲しいといったら元も子もないか。この内容でこの値段はやや高い印象がある。味も満足感は程遠い。本当はもう一店くらい寄っておこうかと思ったが、この一杯を食べたので連食する気になれなかった。また30分かけて自転車屋に戻った。またもや誰もいないので大声で「すみませーん!」と呼ぶと、2階から婆さんがゆっくり降りてきた。爺さんはどっか行ったらしい。で婆さんは事情があまり判っていないようだったので、とりあえず300円を渡して早々に店を出た。こんな店に免許証を預けていたら危ないところだった。

駅に戻ると電車は出てしまった後でまた1時間ばかり待つ事になりそうだったので、バスに乗って高岡まで戻る事にした。約45分かかった。

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コメント

『富山カラーラーメン』ですか!
初めて聞きました。
非常に興味があります。
自分で行くのは二の足を踏んでしまいますが、レポートはお金を払ってでも読ませて頂きたいですね。
続くエントリーを楽しみにしています!

へちかん様、コメントありがとうございました。
町おこし系ラーメンは、大概長続きしないので「祭りの跡」を見せられるようで、空しさを感じてしまいます。ラーメン専門店の店主は日々熟考を重ね改良を繰り返し「また食べたい」と客に思わせる努力をしているのだと思います。それに対し町おこし系は立ち上げ時だけは知恵を絞るのでしょうが、維持改善といった育てる熱意はあまり感じられません。そこが分かれ目なのでしょうね。

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