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2013年6月14日 (金)

八戸地麺

岩手県三陸地方。遠征に行くようになった初期の頃から早く訪問してみたいと思っていた。ところがなかなか実行に移せなかったのは、言わずもがな先の大震災の影響によるものだ。リアス式海岸線を走る鉄道の復旧が思いのほか遅れてしまっている。まだ全線開通には時間がかかるようだ。本当はのんびりとローカル線に乗って旅をしたかったのだが、これは諦める他はない。そんな事をしてる間に、いつの間にか三陸は、我に残された本州最大の未訪問地区になってしまった。いつまでも未訪問のままにしておく訳にもいかず、特別休暇である本日より1泊2日の予定で出発する事にした。

6時過ぎに家を出て東京7時半過ぎに出発する新幹線はやてに乗り八戸に到着したのは10時40分頃だった。週半ばまでは台風接近という事態が発生し旅も文字通り暗雲が立ち込めたのだが、出発前日に熱帯低気圧に変化。蓋を上げてみれば雲は多いものの青空がのぞき爽やかな気候の行楽日和となった。あらかじめ予約してあったレンタカーを借りる為、駅東口に出る。そう、今回は食べ歩きではなく、岩手三陸地方を北から南へ車で縦断するという苦渋の決断をせざるを得なかった。

岩手三陸に行く前にやるべき事がある。八戸を旅の起点に置いたのはズバリ「八戸ラーメン」を現地で体感する為に他ならない。以前六本木の『串とろ』という店までわざわざ行って八戸ラーメンを食べた事があり、煮干風味の醤油スープとチリチリに縮れた細麺が特徴的だった記憶がある。昭和3年、ある食堂が出した支那そばが原点である八戸ラーメン。一時期かなり廃れてしまったらしいが、青森新幹線八戸駅開業と共に町おこしの為地元商店街有志が復元したという。まずは八戸駅から離れた八戸市中心部へ車を走らせる。車を運転するのは昨年11月の岡山遠征以来になるのでドキドキしたが、今回は慣れるのに時間がかからなかった。それでも市街地を走るのはとても緊張した。当初『正華』という店に行こうと考えていたが、車中から店のシャッターが降りていた事が確認出来たので別の店に向かう事にした。「八戸らーめん専門屋台」を名乗る『味のめん匠(しょう)』という店だ。市中心部「みろく横丁」という屋台村みたなところの入り口に店はある。都合よく近くに駐車場完備のコンビニがあったので車を止めさせてもらい早速向かう。正に一杯飲み屋のような内外装で戸は開け放たれている。厨房には男女2人の店員。L字型カウンター9席のみ。BGMは有線の演歌。先客1人後客1人。口頭で注文。

Ajinomensyou00 Ajinomensyou01 味のめん匠 『八戸らーめん』 550円

目的の筆頭基本、八戸らーめんを注文。煮干の風味が先行する鶏ガラベースのあっさり醤油味のスープの中に、強い縮れの細麺が泳ぐ。具は薬味ネギとメンマとチャーシュー1枚。青森ラーメンよりあっさりしているが、期待していた通りの煮干風味が味わえて満足。

車を三陸方面の南東方向に移動。三陸へ入る前に八戸でもう一店寄ることにする。昭和58年創業、八戸筆頭と言われる『しおで』へ。本八戸にも店があるようだが、そちらは深夜営業のみの店らしい。有名なのは新岩田にあるこちらの店。どちらが本店で支店なのかは不明。国道45号線沿いにあるのだが、本八戸方面から行くと中央分離帯に邪魔されて大きく回り込まなくては行けないので面倒だった。店は広い駐車場が完備されている。入店すると正面に一列のカウンター10席があり注文係のおばちゃんが一人カウンター内に立っている。その奥が厨房で仕切られていて見えないが、おそらく2人くらいおばちゃんが切り盛りしている感じ。4人がけのテーブル席10卓。先客5人後客7人。口頭で注文。

Siode00 Siode01 支那そば しおで

『支那そば』 450円

筆頭基本メニューを注文。麺はかために茹でられた、ちぢれにちぢれた黄色い手もみ縮れ細麺。具はきざみネギ、コリコリとかためのメンマ、サッパリしたパサパサチャーシュー1枚。こちらも『味のめん匠』と同じ煮干が効いたあっさり醤油味のスープだが、えぐみやしょっぱさもあまり感じないまろやかな口当たり。無化調をウリにしている。流石は八戸筆頭と言われるだけあって「もう一口、やっぱりもう一口」とレンゲがなかなか止まらなかった。そういえばレンゲが通常の2倍ほどある巨大なものだったのが印象的だった。

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