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2013年4月13日 (土)

仙台地麺

東北地方唯一の地麺巡り未訪問の県として残ってしまった宮城県。というのも同県の地麺を調査をしたけど、これといった明確な地麺、有名な老舗店が見当たらず、目立つのは『渡なべ』出身者の店や東池袋大勝軒系、二郎系の店等首都圏とあまり変わり映えしない流行りの店ばかりだったので、ご当地ラーメンを廻っている我からすれば面白みがあまりないように思えたからだ。そうは言っても後回しにしただけで、気になる店はあるので前々から行ってみたいと思っていた。仙台くらいだったら日帰りで十分だろう。普通の週末だが2連休なので今日行ってみる事にした。

Dscf4111 7時半頃家を出、東京には8時半過ぎに到着。新幹線はやぶさに乗車し仙台に到着したのは10時半過ぎ。仙台は快晴。今朝は横浜でも寒かったので、仙台はもっと寒いかな?と思ったけど横浜と大して変わらない気温だった。市営地下鉄の駅に行き1日乗車券を購入。北の終着駅、泉中央駅に到着したのは11時ちょうどだった。地下鉄最北端の駅という事で勝手に横浜いずみ野線沿線のような風景を想像していたのだが、実際は駅前に大きなショッピングモールが立ち並ぶ、東戸塚のように開けた街だった。最初の目的店は仙台筆頭の店と言われる『五福星(うーふーしん)』だ。この店の創業は平成4年で特にご当地ラーメンの店でもないので我の中での優先順位としては今回訪問予定の中では一番低い。なのに最初の訪問店と設定したのは単に有名店というので行列の待ち時間を回避する為。遠征で時間が読めないのは命取りになるからだ。駅から歩く事約20分、開店予定時間の10分前に目的の店に到着。銀色のプレハブ小屋のような店構え。広い駐車場には既に車でいっぱい。急いで入口に向かうと店員に名前を聞かれた。早く来た順に名前を書く方式だ。だからほとんどの客は車の中で待っているので店前の待ち席に座って待っているのは我ともう一人の客のみ。この方式だと自分が後どれくらい待てば順番が回ってくるか判らないんだよな。結局約30分も待たされる事になった。男の店員3人と女の店員4人。アットホームな接客が信条のようだ。隻腕のいかつい店主は何故か駐車場の交通整理をやっていた。厨房前に変形Jの字型カウンター20席。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席2卓。口頭で注文。

Uufuushin00 Uufuushin01 五福星

『肉そば』 899円+『熟玉』 200円=1099円

看板メニューに週末限定という熟玉(味玉)をトッピング注文。麺はシルク麺といわれる平打気味の中太ちぢれ麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、薄いチャーシュー5枚。節系の魚介出汁が効いた醤油スープには背脂がのっている。味としては『たけちゃんにぼしラーメン』@調布を彷彿とさせる。トッピングの熟玉は4日間熟成されて作られるだけあって味が濃厚。いろいろなエキスを使っているのだろう。最終的に台湾の薬膳的な風味も感じられた。

店を出た時刻がちょうど正午。予定では正午くらいに泉中央駅に戻れればと思っていたので計画の練り直しが必要かと思案しながら歩いていると、前にあるバス停に人が並んでいるのが見えた。これは1時間の一本のバスに乗れるかもしれないとバス停で3分ほど待つ。幸運にもバスに乗車、時間を短縮する事が出来た。地下鉄にのり仙台駅まで戻る。次の目的店はご当地が無いと言われる宮城県だが、その中でもある程度知名度があるのが「仙台味噌ラーメン」。カップ麺になった事で有名になった。その元祖と言われる『味よし』だ。駅前に支店があるが我はあえてバスに乗り中倉本店を目指す。仙台駅に到着した時間と目的バスの出発時刻まで3分しかないので慌ただしく地上に駆け上がった。しかしバスが遅れて間に合い乗る事が出来た。だいたい15分くらいで付近のバス停に到着した。大通りから1本入った所に目的の『味よし』中倉本店を発見した。店前の駐車場には車がいっぱい並んでいる。早速入店。厨房には店主含め男の店員3人とおばちゃん店員2人。L字型カウンター15席と4人がけテーブル席2卓。満席で待ち席に4人待ち。並んで座ろうとしたら店員に呼び止められた。先払い制だったようだ。7分程度で着席が出来た。

Ajiyoshinakakura00 Ajiyoshinakakura01 味よし 中倉本店

『味噌ラーメン』 700円

麺は柔らかめに茹でられたもちもちした食感の太麺。麺量は多い。具は薬味ネギ、キャベツ、メンマ、チャーシュー1枚。そして青海苔がかかっている。この青海苔こそ『龍上海』@山形赤湯の関連性を物語っている。そしてレンゲには赤味噌がくっついている。赤味噌を掬ってそのままスープに投入している。写真を撮る為スープから引き上げた。スープは白味噌主体。一般の味噌ラーメンに比べスープのコクが薄い。要はお湯の量が多いのだ。この状態で辛味噌を溶いても効果が薄いので、ある程度食べたてからにした方が正解だと思う。本家『龍上海』と比較してしまうと一杯のインパクトは薄いものの、普通の味噌ラーメンとしてそこそこ美味しかった。本日最大の目的店をクリア出来て満足した。

帰りは来る時とは違う道路に出た。こちらでバス停を探すと運良く待っている人がいるバス停があった。という事はまもなくバスが来るという事だ。5分待ちでバスが来たので乗り込み15分程度で仙台駅前に到着。地下鉄に乗るのも面倒なので食後の運動を兼ね仙台の街をあるく事にした。緩やかな坂道になっている愛宕上杉通りを定禅寺通りに向かって進む。その定禅時横丁沿いにある中華料理店『龍亭』が次の目的店だ。宮城はご当地ラーメンは無いと言っていたが、調べている内に立派な中華麺料理の発祥地である事が判明した。「冷やし中華」の発祥店がこの『龍亭』だと言われているのだ。早速入店。中華料理店の店構造なので厨房は見えない。一列3席のカウンター席が壁側に2本、4人がけテーブル席2卓。先客3人あと客ゼロ。口頭で注文。

Ryuutei00 Ryuutei01 Ryuutei02 北京料理 龍亭

『涼拌麺(醤油ダレ)』 1300円

元祖冷やし中華は「涼拌麺」というメニュー名。昭和13年に誕生したという。醤油ダレか胡麻ダレか選べる。額が4ケタになる冷やし中華は初めて食べる。具は別皿にて提供される。クラゲ、蒸し鶏ささみ、ハム、きゅうり、チャーシュー、錦糸卵、レタス、茹で海老2個、白胡麻が最初からかかっている。味は一般的な冷やし中華と変わらないが、素材の違いが如実に判った。時刻は昼の2時半。食べている最中に店員が外に出て準備中の札に変えていた。つまり本日昼の部最後の客となったわけだ。危なかった。

Dscf4147桜満開の錦町公園を抜け国分町通りに向かう。仙台ご当地ラーメンを調査していると筆頭に上がるのが2店目に行った『味よし』だったが、更に調査すると仙台には『味よし』は2系統ある事が判った。この2店は全くの無関係だという。そのもう一方の本店がここ国分町通りの脇道にある。飲み屋街のラーメン店といった感じ。厨房にはおじちゃんとおばちゃんの2人。変形コの字型カウンター10席。先客8人後客ゼロ。

Ajiyoshikokubuncyou00 Ajiyoshikokubuncyou01 ラーメン専門店 味よし 国分町本店

『みそラーメン』 710円

こちらも味噌ラーメンが看板メニュー。中太平打縮れ麺。具は平メンマ、挽肉、もやし。仙台味噌をベースに鶏ガラと野菜出汁のスープ。味としてはいたって普通の味噌ラーメン。平メンマが印象に残った。4杯目という事もあり麺量が多いので苦しんだ。

近くの広瀬通駅から地下鉄に乗車し2駅目五橋駅で下車。駅から5分くらい歩く。仙台遠征最後を飾るのは大正12年創業、仙台きっての老舗『志のぶ』本店だ。日本蕎麦店のような内外装。厨房はガラスで仕切りがされていたが、おじさん1人とおばちゃん2人見えた。入店時3人とも作業に没頭していたのでなかなか注文をとりに来てくれなかった。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル4卓、座敷に6人がけテーブル席2卓。先客7人後客ゼロ。口頭で注文。

Shinobuhonten00 Shinobuhonten01 志のぶ 本店 『中華そば』 500円

筆頭基本の中華そばを注文。他に冷やし中華そば等がある。さすが冷やし中華発祥の地だ。麺は柔らかめに茹でられた中細平打ストレート麺。具は薬味ネギ、柔らかめにメンマ数本、肉厚のさっぱりチャーシュー2枚。動物出汁がよく出ている。醤油の味なのかスープの味が甘く感じた。我が食べてる最中、おばさん店員が外に出て立派な紺色の暖簾を仕舞ってしまった。えっ、まだ昼の3時半だよ?という訳で我が本日最後の客となったようだ。危なかった。

今回の遠征してみて判ったのだが仙台ラーメンは麺量が多い傾向にある。腹は限界に達し本日は〆。仙台駅に戻って土産に牛タンを買い4時半過ぎの赤いこまちに乗り6時過ぎに東京に到着。7時過ぎに帰宅出来た。

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