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2013年3月30日 (土)

市川海苔

柏から急行で一駅、松戸まで戻り各駅停車に乗り換えまたひと駅金町で下車。京成金町線に乗り換え2駅京成高砂駅で京成本線快速に乗り換え2駅、京成八幡にようやく到着。歩く事3分でJR本八幡駅に着き更に駅の反対側に少し歩き『魂麺』に到着。この店は昨年1月7日に訪問したが食べずに店を出てしまった。というのはこの店に来たのは、地元東京湾で採れた海苔を使い新ご当地ラーメンを目指す「市川海苔ラーメン」を食べる為だった。しかし当時は震災の影響で海苔漁が控えられた為、残念ながら発売が中断されていたのだ。約1年ぶりに訪問したところ入口の券売機に無事メニューがあったので安堵した。厨房には男の店員2人。L字型カウンター12席。先客2人後客3人。

Konmen00 Konmen01 魂麺 本店 『市川海苔ラーメン』 800円
ネットで見たものと違い大きな一枚海苔に表面が覆われている。復活に際してリニューアルしたようだ。麺はシコシコした食感の白いストレート細麺。具は白髭ネギ、メンマ数本、チャーシュー1枚。鶏ガラ塩スープで表面の海苔とは別に粉末状の海苔がかかっている。更に何と溶き卵が入っていた。海苔塩なのでどうしても海苔茶漬けっぽい味わいになってしまうのはしょうがない。そこに変化を付ける為の溶き卵かな。麺のシコシコ感がとても良かった。なかなか機会はないだろうがもう一つの地元味噌を使った「市川味噌ラーメン」の方も食べてみたい。そして他の店も賛同して広まって欲しいものだ。
帰りは横須賀線で一気に横浜に戻った。

柏初訪問

先週先々週と遠征が続いていたのでさすがに今週は自重しようと思ったけど、少しでも地麺っぽいものに出会いたいので今日も出かけてしまった。今までも千葉には数回訪問しているが、同県にはまだまだ「地麺未満のもの」がある。千葉県にはキッコーマンのお膝元として知られる野田醤油醸造がある。この野田醤油を使ったご当地ラーメンっぽいのが無いものか探してみた。肝心の野田市には無いようなのだが、柏市に野田醤油ラーメンを名乗る店を見つけた。よって本日は未知の柏市まで足をのばす事にした。空は一面灰色に染まり気温は一ヶ月前に戻ったかのように低い。京浜東北線で上野まで行き常磐線急行に乗り約30分で柏に到着。都心部と変わらない大きな街。

この辺りで勢力をふるっているのが「麺屋こうじ」グループ。東池袋大勝軒から派生した千葉を中心に勢力をふるっているそのグループだが、その名を冠する店があるらしい。目的の店の開店予定時刻まで30分ほどあるので興味本位で行ってみる事にした。駅西口から徒歩3分くらいのところにあった。よくよく調べてみると実はこの店グループ発祥店ではなく、後から出来た店のようだ。グループ代表である田代浩二氏は茨城佐貫に「大勝軒」を冠する1号店を立ち上げた後、自らの名を冠したこの店を柏に作った。ここまではいいのだが、その後成田に移転し店長を任せていた青山氏が独立し屋号を『麺屋青山』と変えてしまった。その後改めて再び柏に出店したのが今のこの店らしいのだ。早速入店。入口に券売機。厨房には男の店員3人と女の店員1人。厨房前に一列のカウンター10席と、4人がけテーブル席3卓。先客5人後客2人。

Menyakouji00 Menyakouji02 麺屋こうじ 『ラーメン』 700円

つけ麺メインらしいが基本ラーメンを注文。麺はもちもちしたストレート太麺。具は薬味ネギ、ほうれん草、メンマ、海苔1枚、脂身の多いトロチャーシュー1、枚。魚粉が添えられた濃厚魚介豚骨スープ。結構味が濃くスープ量も少ない。それを補うため別小鉢で割りスープが付いている。後半入れてみたがちょっと薄め過ぎてしまった。大勝軒とは全く違う魚介豚骨ラーメンだった。

次は本命である野田醤油ラーメン『麺屋あじくま』へ。駅に戻り反対側の東口に出る。駅から徒歩6分に店はあった。1号店は流山の方にあるらしく、こちらの柏店は3号店にあたる。早速入店。厨房には男の店員1人とおばさん店員2人。L字型カウンター8席と2人がけテーブル席2卓と4人がけテーブル席1卓。2階席もあるようだ。先客5人後客7人。おばちゃんが水とメニューを持ってきてくれた。口頭で注文。

Menyaajikuma00 Menyaajikuma01 野田醤油ラーメン 麺屋あじくま 柏店

『白ラーメン(太麺)』 680円

白・黒・赤がある。白、黒は醤油の使っている色を表し、赤は辣油入りのようだ。筆頭メニューの白を注文。麺も太麺と細麺が選べた。太麺にしてみた。多加水の平打中太ちぢれ麺だった。具は薬味ネギ、メンマ、海苔1枚、大きく肉厚なトロチャーシュー1枚。鯖の焼き干し、削り節と鶏ガラ等から摂った出汁に野田「キノエネ醤油」の白醤油を合わせている。魚介出汁が目立ちちょっと油っぽい。せっかく野田醤油を謳っているのだから醤油の旨みを前面に出して欲しかったところ。味としてはまずまずといったところ。チャーシューは美味しかった。

2013年3月29日 (金)

鶏塩麺道

週末金曜日。部署移動があり色々面倒くさかった日だ。特にラーメンを食べる気分でも無かったのだが、外食で済ませるつもりだったのでラーメンを食べる事にした。関内で下車し有隣堂で本を購入し福富町へ。『ラーメンDINING道』へ1週間ぶりに訪問。前後客なし。口頭で注文。

Ramendiningroad03 らーめんDINING 道
『極み鶏がら塩らーめん』 750円+『白御飯』 150円=900円
もう1本の柱である鶏塩を注文。麺は具は黒醤油と全く同じ。スープだけがあっさり塩になってる。美味しかったがよくある塩味。御飯を投入しておじや風にして食べたがなかなか美味しかった。

2013年3月23日 (土)

甲府地麺

中央本線で3駅目、甲府駅に到着。さすが県庁所在地だけあって大きな駅だ。北口に抜けて陸橋を降りて徒歩1分もかからないところに次の目的店『龍泉食堂』があった。昭和30年創業という老舗店。この店は山梨で初めて味噌ラーメンを出したという事で有名。この甲州味噌ラーメンを味わうべく暖簾を割り入店。厨房には老夫婦2人。奥に伸びるうなぎの寝床のような歴史を感じさせる古めかしい店内。厨房前一列のカウンター席8席、壁側の細いあがりに2人がけテーブル3卓。カウンターに座っていた親父は客かと思ったらいきなり「ちょうどご飯切れちゃってねぇ」と話しかけてきてビックリした。店の関係者だったようだ。という訳で先客2人後客2人。口頭で注文。

Ryuusensyokudou00 Ryuusensyokudou01 龍泉食堂 『みそラーメン』 550円

もちろん看板メニューを注文。もちもちした食感の中太ちぢれ卵麺。具はもやし、ニラ、にんじん等の炒め野菜。あっさりした口当たりの味噌スープ。味は昔懐かしい感じの一般的な味噌ラーメンであった。もちもち麺がいい味出していた。

Dscf4046 店を出ると隣にレンタサイクルの店があったので借りる事にした。手続きの時注意事項の説明がくどく、レンタル料金は半日で200円だが保証金が2000円と割高。何となく良い印象では無かったが、この店今月いっぱいで営業を止めてしまうという。やはり旅は思い立ったら吉日だなぁ。レンタサイクルは便利なのでぜひ続けて欲しいと思う。借りた自転車は初の電動自転車。スタート時勝手に必要以上の力がかかるので慣れるまで危なかった。途中甲府城跡を通った。桜は5分咲きくらいだが綺麗だった。

さて本日最後の目的店は創業昭和39年の老舗でありながら甲府では一番人気だという『蓬莱軒』だ。甲府中心部からちょっと離れた場所にあるので自転車を借りれたのは時間の大幅短縮につながった。この店は「支那そば復元発祥の店」を名乗っている。なんのことやらわかりづらいが要約するとこんな感じ。ラーメンはその昔支那そばと言ったが戦後支那と言うことが禁止になった。そんな中でも「支那そば」という名称を復活させたという事のようだ。つまりラーメン自体ではなく名称の話だ。到着できたのは13時半くらい。さすがは有名店で店内の待ち席は人で埋まっていた。店内は和風のファミレスのようで、紙に名前と人数を記入し待つシステムも同様。最初それに気づかず時間をロスし20分くらい待たされた。ようやく席に案内された。J型カウンター6席、4人がけテーブル4卓、座敷に6人がけテーブル7卓。カウンター席に案内されたので厨房の様子は見れた。店主含む男の店員3人、女の店員5人。口頭で注文。ラーメンが出されるまで15分くらいかかった。凄い人気なんだなぁ。

Houraikenkoufu00 Houraikenkoufu01 支那そば餃子工房 蓬莱軒

『支那そば』 700円

当然筆頭基本の支那そばを注文。ここまで山梨では『喜楽』、『みどりや食堂』、『アルプス食堂』を食べてきて、山梨老舗店の共通項が見えてきた。かための中細ちぢれ卵麺に濃い色の醤油スープ。肉厚で味の濃いかためのチャーシューが2枚、薬味ネギ、メンマ数本、海苔1枚。シンプルでいかにもラーメンといった感じで、それでいてちょっと味濃い目でチャーシューも肉厚。この店にちなんで「甲州支那そば」と言わせてもらおうかな。個人的にかなり好みの地ラーメンだった。

駅に戻り自転車を返却、八王子までの特急切符を買って信玄餅等の土産も購入。横浜には4時45分くらいに戻って来れた。ほとんどサイクリングだったので良い運動にはなったが筋肉痛が心配だ。

韮崎地麺

Dscf4017 山梨県はこれといったご当地ラーメンと言われるものが無い。しかし先月半ば、初めて山梨県を訪問、『喜楽』@大月を食した事で地ラーメンの片鱗を見つけた気がした。本日は本格的に山梨県の老舗を訪問して確かめたいと思う。先週長崎佐賀福岡遠征に行ったばかりだが、今は近所に出来た新店に行ってもほとんど何とも思わなくなってきているのだ。それに旅の計画が見えてくるとすぐ実行に移したくなるものだ。行ける時に行っておかないと後悔すると思う。我は電車に乗って旅するのは好きな方だが電車自体には詳しくない。だから週末だけとはいえ、横浜から長野県松本まで1本で行ってしまう「はまかいじ」という特急の存在を知った時は驚いた。火曜日に既に切符を手配して準備は万端だ。

朝7時46分横浜発の「はまかいじ」に乗車、横浜線線路と中央本線線路を一気に走っていく。目的地韮崎駅に到着したのは10時過ぎだった。約2時間半の長旅だった。改札を抜けてすぐさま近くにある市民交流センター内の観光案内所に向かった。ここで自転車を借りられると事前調査済。保証金1000円を預ければ無料となるシステム。本日最初の目的店はかなり遠く駅から8km先、電車で行くと2駅分先の円野町というところにある『みどりや食堂』だ。食堂なのだがラーメンが美味しいと有名で行列も生じるとか。それでいて営業時間は朝11時から昼2時までの3時間のみというハードルの高さ。そのハードルの高さに比例して行く時のテンションが上がろうというものだ。

Dscf4029 空は薄曇り?花曇り?見晴らしは霞んでいるようで良いとは言えないが、寒くも暑くもなく、風も強くはない。何しろ雨が降ってないのだからこれ以上望むのは贅沢というものだろう。釜無川沿いの甲州街道をただひたすら北上する。しかしこれが緩やかな上り勾配となっているのでじわりじわりと体力を奪われる事となる。結局店に着くまでの8km、ほぼずっと上り勾配。50分もかかってしまった。最後川を越える場面ではヒィーヒィー言って汗まみれとなってしまった。『みどりや食堂』は大きな店舗で広い駐車場を持っていて、開店時刻を10分ほど廻った時点で到着したが既に結構な車が停車されていた。こんな所に自転車で来るのは我くらいだ。入店すると中はほとんどの席が埋まっている。厨房は敷居があって良く見えなかったが大勢のおばちゃんがいた。客席は見たところカウンター10席、4人がけテーブル5卓、座敷に4人がけテーブル3卓。既に8割ほど席は埋まっていた。老夫婦が座っていたテーブル席に相席させてもらい席を確保、すかさず配膳に出てきたおばちゃん店員を捕まえ口頭で注文。そう、この店は待っていても店員達が注文を取りに来る事はなく、席を確保したら自分から店員を捕まえて注文しなくてはならない。そして席についた順ではなく、メニューにもよるが注文した順に提供されるという、一見客には厳しいシステムなのだ。事前情報収集していたので事なきを得たが、そうでなければいつまでたっても待ちぼうけしていたところだ。

Midoriyasyokudou00 Midoriyasyokudou01 みどりや食堂 『ラーメン』 550円

麺はかために茹でられた黄色い中細縮れ麺、スープは黒いと表現していい濃い醤油味。『喜楽』@大月と同様「これこそがラーメン」といった表情をしている。具材の薬味ネギは首都圏のものより多めに入っている気がする。そしてかためのチャーシューは醤油のしょっぱさが効いた味付けで我の好みにぴったりだ。肉厚のが2切れ入っていた。他にメンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚。空腹だった事もありほとんど完食してしまった。

再び韮崎駅方面に戻る。帰りは一転して下り勾配なのでほとんど自転車を漕ぐ必要がなく、天然クーラーで体が冷やされ汗が乾く感じで気持ち良かった。しかし駅手前の長いトンネルを抜け、清里ラインに沿って再び北上する事になるとまた上り勾配。心なしか先ほどより角度が急な気がする。次の目的店である『アルプス食堂』に到着出来たのは12時10分くらい。『みどりや食堂』に比べれば2回りほど小さい小ぢんまりした町の食堂だが、店前の駐車場には既に数台の車が止まっている。早速暖簾を割る。カウンター4席 4人がけテーブル2卓、あがりには4人がけテーブル3卓、6人がけテーブル1卓。先客11人後客6人。口頭で注文。

Arupususyokudou00 Arupususyokudou01 アルプス食堂 『アルプスラーメン』 550円

屋号を冠する基本のラーメンを注文。『みどりや食堂』とほぼ同じ構成。かための中細ちぢれ卵麺に濃い色をした醤油スープ。肉厚で味の濃い、かためのチャーシュー2枚。メンマ数本、海苔1枚。「専門店ではない食堂だがラーメンが美味しい」というのは山梨地麺の特徴と言えるかも知れない。

次の甲府行き電車の発車時刻があと15分後に迫っている。大急ぎで駅へ戻り自転車を返却し駅の改札を抜けたのが発車時刻の3分前。間に合うものだねぇ。

2013年3月22日 (金)

黒醤油道

昨日と同じく会社帰り関内で途中下車。有隣堂で本を購入した後福富町方面へ足を延ばす。歓楽街福富町のど真ん中に今月14日、ラーメン店がオープンしたというので行ってみる事にしたのだ。『らーめんDINING  道(ROAD)』。日曜定休で夜のみ営業とハードルは高い。迷ったがなんとか店を発見。本当に福富町のど真ん中だ。早速入店。カウンターには酒がたくさん並んでいる。厨房には親父店主一人。L字型カウンター8席、あがりに4人がけテーブル1卓と6人がけテーブル。先客1人後客1人。口頭で注文。

Ramendiningroad00 Ramendiningroad01 Ramendiningroad02 らーめんDINING 道

『BLACK鶏がら醤油らーめん』 750円

+『チャーシュー丼』 350円=1000円(セット価格)

筆頭メニューにチャーシュー丼のセットを注文。麺はもちもちした食感のちぢれ太麺。具はレタス1枚、海苔2枚、大きめのロースチャーシュー1枚、味玉半個。鳥そぼろと我の好きな玉ネギの角切り、更に大粒の黒胡椒が最初からかかっている。BLACKと黒胡椒だから富山ブラックを連想しがちだが、ぜんぜんしょっぱくないので別物。個性的でなかなか美味しい一杯だった。スープが足りない気がした。チャーシュー丼は普通だった。機会があればもう一方の「極み鶏がら塩らーめん」も食べてみたくなった。

2013年3月21日 (木)

勝治醤油

遠征ぶっつけ本番で新しいデジカメを初めて実践活用するのは少しばかり冒険なので、早く上がれた事だし、会社帰り関内で下車し『麺や勝治』へ再訪する事にした。厨房には男女2人。先客2人後客1人。

Menyakatuji03 Menyakatuji02 麺や勝治 『醤油らーめん並』 700円
醤油の並を注文。麺はかために茹でられた黄色い縮れ細麺。具は薬味ネギ、揚げネギ、かいわれ、穂先メンマ、海苔2枚、巻きバラチャーシュー2枚。塩同様牛骨感はほとんど感じないが、醤油のしょっぱさよりもまろやかさを感じるスープ。揚げネギ効果かロースト感が出て香ばしく美味しい。気がついたら汁一滴残さず完食。
新デジカメは以前のものよりやっぱり綺麗な気がするがどうだろう。それにモード選択やAFスピードが早いな。今後活用していきたい。

2013年3月20日 (水)

吉村醤油

朝10時頃横浜のヨドバシカメラに行き新しいカメラを買った。カメラといってもコンパクトデジカメなのだが。被写体はラーメンがメインだし。今まではせいぜい2万円以下のものを買っていたが、今回は3万円超えの最新機種、富士フィルム製のF900XEXR。富士フィルム製は初めて買った。次回遠征時から活躍させてみたい。

長崎佐賀福岡遠征から帰ってきて豚骨づくしだったので、やっぱりホームの家系ラーメンが食べたくなった。横浜に来ているのであればせっかくなので総本山に久々訪問する事にした。開店8分前くらいに到着したのだが、流石に祭日だけあって既に長蛇の列。食券を並んで列に並ぶ。客席半分の入れ替え制なのだが3ターン目で入店出来た。厨房には2代目がいた。
Yoshimuraya09 Yoshimuraya10 家系総本山 吉村家
『チャーシューメン(麺かため・味濃いめ・油多め)』 740円+『玉ネギ』 70円=810円
チャーシューメンを好みMAX。必須の玉ネギトッピング。玉ネギが約10ヶ月前から50円も値上がりしていて驚いた。でも茶碗にいっぱいだった。この総本山、今までの経験からブレが大きいので食べるまでは警戒していたが、今回は美味しかった。好みMAXは正解だった。先週遠征では豚骨が続いたので、殊更醤油のしょっぱさが美味しかったな。満足。

2013年3月16日 (土)

珉子拉麺

前回の福岡遠征で行った門司筆頭『珉子ラーメン』本店。その時ベーシックの味を知ろうとして「普通ラーメン」を頼んだ。しかし後に屋号を冠する「珉子ラーメン」こそが代表するメニューだった事を知った。些細な心残り。

P1130274 門司港から小倉に戻る。本店は夕方からの営業なので、支店である小倉店へ向かう。モノレールで2駅目の旦過駅で下車。徒歩10分ほどで目的の店に到着。開店予定時刻の8分前に到着。開店まで店前で待つ。店前は猛烈な豚骨臭。これが小倉ラーメンだなぁと感じがする。店主が暖簾を出した時点で「中へどうぞ」と言われたので入店。厨房に中年男の店主とおばちゃんの2人。厨房前に一列カウンター6席と壁側に4席。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席1卓。後客2人。口頭で注文。

Minzuramenkokura00 Minzuramenkokura01 珉子ラーメン 小倉店

『みんずラーメン』 650円+『おにぎり』 100円
念願の屋号を冠するメニュープラス、今回がこの旅最後の食事なのでおにぎりプラスして注文。麺は中細ストレート。青ネギの小分け切り、細切りきくらげ、1/4茹で玉子、チャーシュー2枚。胡麻が最初からかかっている。普通のラーメンと何が違うのか?単にメンマと玉子が追加されただけなのか?印象としては油っぽく豚骨臭も相まって何となく佐伯ラーメンに似た印象を受けた。おにぎりは中に具も何も入っていないシンプルな塩むすび。これがとても美味しかった。最後はスープを口に含みおにぎりを食べた。満足。
モノレールで小倉に戻り、新幹線のぞみで帰路に着いた。4時すぎには新横浜、」5時半には帰宅出来た。

門司港訪

P1130257 発端は昨年11月初旬に敢行した山口遠征時、『中華そば一休新川店』と『味の三平』を訪問し、無事宇部ラーメンを堪能した後、宇部新川駅に戻り電車を待っていた時の事だった。人のいないガランとした暗い待合室にあった門司港を紹介する旅行のパンフレットを何気なく開いた時に存在を知った。門司港周辺には『ちゃんらー』という麺料理がある事を。これは知られざる地ラーメン?それとも別の麺料理?遠征から帰った後調査すると、煮干や昆布でとった和風味のスープにちゃんぽん麺を入れた麺料理だという。要はローカル版ちゃんぽんだ。ラーメンとは違うようだが、せっかくの福岡再訪、行ってみる事にした。

P1130244 朝7時過ぎにホテルをチェックアウト。100円バスで博多駅に向かい、新幹線に乗り1駅目の小倉で下車。鹿児島本線に乗り換え3駅目の門司港駅で下車。門司港周辺はレトロ地区として観光スポットとなっている。駅公舎は昔火災で消失して新しく建て替えられたというニュースを見た気がする。しかし何故か現在も工事中。ちゃんらー情報を得ようと観光案内所を探したが、案内地図通り行っても入口すらない有様。しばらく案内地図とにらめっこしていると、職員と思しきおっちゃんが「案内所はこちらですよ」と案内してくれた。しかし「あーまだやってないや」と言われた。でもパンフレットが並んでいるのでOK。礼を言ってパンフレットを物色する。しかし観光パンフレットも更新され、ちゃんらーのちゃの字すら無い。何となく嫌な予感がした。旅前から事前情報を探していても確定的な情報に欠ける。最初目的店として選んだ『ちゃんらー亭』というのは不定休というので色々調べたが、個人のブログに昨年末に閉店するっぽい情報が書かれているのを発見した。次に選んだ本命というべき店が『都食堂』という食堂で、中央市場という場所で朝7時から営業しているらしいのだ。栄町銀天街という暗く寂れたアーケードを抜け中央市場に到着。しかし…人気が全く無い。全てシャッターが閉まっていて、今は無き九龍城@香港を思い起こさせるような、ある意味を強烈な風景だ。その中の明かりが消えた看板に『都食堂』を発見。シャッターには「貸店舗」と書かれた紙が貼られていた。

P1130250 そんな訳で地元の町おこしとして盛り上げていたにも関わらず、様々な理由により提供していた店が次々と閉店してしまい、いつしか「ちゃんらー」のバックアップを止め、「焼きカレー」の方にシフトしていった感じ。もうバックアップを失い、今では夜営業のみの飲み屋のつまみとして細々と提供されているようだ。地麺巡りをしているとこういう事態に遭遇してしまうのだ。寂しいし残念だ。せっかく門司港に来たので港をぐるっと回って土産物屋で小さなふぐ提灯を買って小倉行きの電車に乗った。

一蘭源店

『一風堂』と『一蘭』。共に最初に一の字を冠する2系統は今や全国に展開し博多ラーメンを代表する双璧のような存在だ。『一風堂』は接客が抜群で、元気もよく、他店とコラボ等もやって社長もメディアによく顔を出すのでオープンなイメージがある。一方『一蘭』は養鶏場と例えられる「味集中カウンター」による覆面接客。とどめに何と元は会員制の店だった。全国のラーメン店の中でも閉じたイメージを持つ。陰と陽のような対照的なこの二つの店を3年半前の遠征時に2店ずつ訪問している。『一蘭』の方は天神西通り店と天神店へ訪問した。天神西通り店は限定の重箱丼に入った「釜だれとんこつ」を食する為。天神店の方は『節ちゃん赤のれん』にフラれ、遠征最後の訪問店として行った。携帯サイトでも一番評価が高かったのでてっきり創業の店だと思っていたのだ。ところが旅から帰ってきて調べたら、発祥の店は別にある事が判明した。それが「那の川店」だ。

そんな心残りを解消すべくモーニングコールを朝の5時半に設定。まだ夜も明けきらない6時前にホテルを出る。目的の『一蘭』発祥の店はホテルから徒歩10分ほどの場所にあり、朝7時まで営業している。入口に券売機。メニュー構成は他の支店と変わらず。カウンター一列15席のみ。先客1人後客3人。

Ichirannanokawa00 Ichirannanokawa01 一蘭 那の川店

『天然とんこつラーメン』 690円

基本のメニューを好みはあえて全て基本で注文。値段は関東に比べて100円安いんだね。味はいつもの一蘭と同じ。但し好みを基本にした為、麺は柔らかく、スープもコクが不足しているように感じてしまった。秘伝のタレも量が多く味を壊してしまいかねない感じだった。朝一で豚骨ラーメンはちょっと辛かった。

店を出るとすっかり明るくなっていた。一旦ホテルに戻る事にした。

2013年3月15日 (金)

豚骨源店

3年半前の福岡大遠征時、最初の目的地とした九州豚骨ラーメン源流の地、久留米市。ここで実に5店訪問をこなしたのだが、肝心の久留米ラーメン元祖の店、つまり豚骨ラーメンの元祖である『南京千両』に訪問出来なかった。この事が最大の心残りだった。訪問出来なかったのは久留米中心部から離れた所に店舗があった為。でもよくよく調べてみると『南京千両』は中心部である西鉄久留米駅近くに夜のみ(夜7時から朝4時まで)屋台を出していて、この屋台こそが本店なのだそうだ。というわけでもう時刻も20時だが西鉄福岡駅から特急に乗り西鉄久留米駅へ向かう。約30分で到着。駅から徒歩10分ほどのところに目的の屋台を発見。雨だったら休業かもしれなかったので本当に営業しているのを見て安堵した。早速入店。厨房には若い男が一人。おそらく3代目なのだろう。おっちゃんとおばちゃんがいて店の人かと思ったら近所の人だったようだ。コの字型に12席椅子が並ぶ。後客2人。口頭で注文。

Nankinsenryouhonnten00 Nankinsenryouhonnten01 元祖 南京千両 屋台

『ラーメン』 500円

迷わず筆頭基本のメニューを注文。具は薬味ネギ、何故か細かく刻まれたメンマとチャーシュー、海苔1枚。意外だったのは麺で何と中細ちぢれ麺だった。スープもあっさりした豚骨で味も薄い感じ。正直口に合わなかった。原初の豚骨ラーメンはこんなものだったのか知る事が出来てよかった。

さらに駅とは反対方向に歩を進める。久留米繁華街は駅から離れたところにある。歩く事約15分、本日最後の目的地『満洲屋が一番』総本店だ。昭和28年創業で今や全国展開している久留米ラーメンチェーンの総本山という事になる。黒服の男たちが客引きするような繁華街の只中にその店はあった。この店の難関はその営業時間にある。何と21時からの営業なのだ。到着したのはちょうど21時だったので本日一番最初の客となった。後客もなかったけど。店内には初代から三代目までのモノクロ写真が誇らしげに飾られているが、厨房にいるのはバイトらしい女店員1人のみ。いらっしゃいませの言葉もない。これではどっちゃらけだ。厨房前に一列5席と6席のカウンターが1本づつ、2人がけテーブル席2卓と4人がけテーブル席1卓。口頭で注文。

Mansyuuyagaichibansouhonten00 Mansyuuyagaichibansouhonten01 久留米とんこつしぼり 満洲屋が一番 総本店

『とんこつしぼりラーメン(バリカタ)』 650円

メニューは白と黒があり、基本らしい白をトッピング無しで注文。麺は極細ストレート。具は薬味ネギと甘く味付けされたチャーシュー2枚。スープは結構こってりしている。関東地区でもよくある味。総本店というプライドが全く感じられない、普通の支店と同じ扱いなのでがっかりだった。

本日実に9杯を平らげた。このような絨毯爆撃的な食べ歩きは肉体的にもう無理なのでこれで最後にしたい。良く歩き、時には駆けずり回ったので足の裏に水ぶくれが出来て痛かった。背に腹は代えられず禁断のタクシーを使って駅まで戻り、来る時同様特急で薬院まで戻った。ホテルに戻ったのは22時過ぎ。露天風呂に浸かって疲れを癒し爆睡した。

一風本店

前回の福岡遠征時、『一風堂』本店に訪問している。その時は大名本店を名乗っていた。その直後にリニューアルされ総本店になったという。その時メニューも一新されたというので行ってみる事にした。内外装ともそう変化したように感じない。あの『一風堂』の総本店にしてはこじんまりした店舗だ。厨房には男の店員3人。3人がけカウンター1列、5人がけカウンター1列、6人がけテーブル1列、4人がけテーブル席2卓。先客10人後客6人。口頭で注文。

Ippudousouhonten00 Ippudousouhonten01 博多一風堂 総本店
『元祖白丸元味 中(粉落とし)』 700円
「本店かさね味」は総本店では姿を消し、その代わりに創業当時の「白丸元味」と「赤丸新味」を再現した オリジナルメニューが現れた。ミルクのような現在の豚骨スープとは違う、背脂いっぱいのこってりスープだ。麺は極細ストレート。薬味ネギ、細切りきくらげ、チャーシュー2枚、半味玉。今までクラッシックスタイルの豚骨を食べていたので、かなりハッキリした味に感じた。しかもこのこってり感は本日7杯目としてはキツかった。

初焼拉麺

福岡遠征心残りその二。博多には近年になって屋台のメニューとして生まれた『焼きラーメン』というものがあるそうだ。前回の遠征時は「日本三大ご当地ラーメンのひとつ、福岡豚骨ラーメンを体感する」の主題が大きすぎて訪問せずにいた。ラーメン店ではなく屋台、しかも見た目が焼きそばにしか見えず、ラーメンというより焼きそばの亜種だろうと思って除外していたのだ。だけどこれだけ地麺巡りをしていながら食べた事がないというのはいかんだろうと思い始めた。というわけで西鉄天神駅近くで夜のみ営業するという焼きラーメン元祖の店という屋台『小金ちゃん』を訪問する事にした。ホテルで荷物を置いて軽装で再出発。ホテルの近くの大通りを出たらバスが往来していたので近くのバス停からバスで再度天神に向かう。西鉄福岡駅の北側、銀行が立ち並ぶ周辺に屋台が数店出店する場所がある。ここに目的の『小金ちゃん』の屋台が出るらしい。18時半から営業するという情報があったがどの屋台もまだ組立の真っ最中。仕方なく付近をウロウロして屋台が組み上げられていく様を傍観していた。19時頃ようやく店が完成といった辺りでひとつの屋台に待ち客が現れた。看板も暖簾もまだ出ていないが「この屋台じゃないのかな?」と目星を付けていたところだ。早速列に並ぶ。先客5人後客も続々。メニュー表が回覧される。果たして『小金ちゃん』のメニュー表だった。一緒に回覧されたメモ紙(紙の切れ端のようなもの)にメニューを書いて、後客にメニュー表をパスする。ほどなく暖簾が掲げられ『小金ちゃん』の開店だ。店内にコの字型に12席。厨房には親父とおばさん、若い男の店員2人。

Kokincyan00 Kokincyan01 小金ちゃん

『焼きラーメン』 680円+『酎ハイ・レモン』 350円=1030円

目的の焼きラーメンと酎ハイレモンを注文。果たして初めての焼きラーメンなるものはいかなるものか?まず味はソースがメインなのでソース焼きそばと基本は一緒。具ももやし、タマネギ、にんじん、赤かまぼこ、豚肉等でほとんど一緒。だけど食感が違った。焼きそばは麺がしっかりしているが、こちらは博多ラーメンの茹でた細麺。べっちょりしている。最後にどて焼きの汁をかけているので、よりべっちょり感が出ている。同じ食べ物で例えては何だが、焼きそばをお好み焼きとすると、こちらはもんじゃ焼きといった感じ。酒を飲みながら箸で少しづつつまんで食べる、ものすごいB級感を感じる食べ物だ。値段がかなり高く感じたが元祖という事で目をつぶろう。酎ハイレモンがうまかった。

博多源店

2010年7月。梅雨が明けたばかりで厳しい夏の日差しが照りつける中、日本三大ご当地ラーメンのひとつである博多ラーメン発祥の地である福岡県へ、2泊3日の大遠征を行った。ほぼ観光抜きで北は門司、南は久留米まで、実に21杯を食す、豚骨まみれと言っていい3日間だった。大満足のはずだった。悔いはないはずだった。ところが年月と共に心残りの存在が大きくなっていった。そんな心残りを精算する為に今回の宿泊地は博多天神近くとし、夜の福岡を食べ歩く事にした。

佐賀から特急つばめに乗り博多駅に到着したのは4時半頃。博多駅から天神までは100円バスで移動。心残りその一。博多ラーメン原点の一つと言われる『赤のれん節ちゃんラーメン』への再訪だ。2007年3月末に一度訪問しているが、その時はまだ本格的に現地のラーメンを食べ歩く前、しかも会社の出張の合間、バスが出発する間際の慌ただしい時間でかき込んだような感じだった。ラーメン史にその名を刻むような店を食べる知識も心境もその時は無かった。そしてその3年後の福岡遠征の最終日に行ってみたのだが、あえなく臨時休業?に合い再訪の夢は叶わなかった。その心残りを本日解消する。店に近づくと暖簾も出て中にも客がいるようで一安心。早速入店。厨房には男ばかり店員5人。L字型カウンター12席、2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席6卓。先客6人後客2人。口頭で注文。喫煙可なのがゲンナリだった。

Akanorenseccyantennjinn00 Akanorenseccyantennjinn01 元祖赤のれん 節ちゃんラーメン 天神本店

『ラーメン(バリカタ)』 600円

サイトで調べると天神本店となっている。野間や住吉と言うところにも支店があるらしい。中華定食メニューが豊富だがもちろん筆頭基本メニュー、6年半前、麺が柔らかくて後悔したのでバリカタ指定。胡麻も紅生姜も投入しないで食べる。確かに一般的な博多ラーメンとはかけ離れた一杯。まず麺が平打細麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、チャーシュー2枚。そしてスープは白濁などしておらず茶褐色。…期待しての再訪だったが、感想としては自分の好みとは違った。豚骨の塩気も醤油ダレの味、どちらも淡く感じた。そしてこの平打気味の麺の食感は違和感を感じた。我の好きな小麦のねっとり感はあったのだけど。でも再訪出来た事自体の目的が達成出来たので満足だ。昔のケータイのチャチな画像ではなくデジカメで写真を撮れた事だし。

店を出て予約してあったホテルへ徒歩で向かう。薬院より先の場所だったのでちょっと遠かったが連食の腹ごなしを兼ねて歩く事にした。予定より早くチェックイン出来よかった。

佐賀地麺

P1130171 佐賀県も長崎県同様、地麺と呼ぶには個性が薄い地域だ。長崎はちゃんぽんの存在が大きく、ラーメンは亜流のような扱いをされあまり発展をしていないでいるようだが、佐賀の方は豚骨源流の久留米に隣接している為、その影響を受けすぎて個性が育たなかったのではと推測する。しかしながら横浜でも『葉隠』など佐賀ラーメンを名乗る店があり、都内でも幾つか「佐賀ラーメン」を名乗る店は存在する。それなりに特徴があるのかも知れない。佐賀のラーメンとは一体どういうものなのか?百聞は一見に如かず。現地で体感するに限る。

長崎から特急かもめ号に乗り肥前山口という駅で長崎本線に乗り換え3駅目、佐賀駅のひとつ手前の駅鍋島で下車する。この駅は貨物車両の車庫になっているようで、改札側の反対側に行くには陸橋を超えて行かなくてはならない。歩く事約15分、国道沿いに最初の目的店『もとむら』へ到着。他の店舗とつながった平屋の建物の左端の店舗だ。この店は昨年1月に屋号を変えている。その前は『一休軒』鍋島店だったそうだ。この『一休軒』こそが佐賀を代表する店だったのだが、その本店がなんと一昨年佐賀から広島へ移転してしまった。そして我は昨年11月、山口遠征のついでにその広島本店は訪問済だ。それでもやはり現地佐賀で佐賀ラーメンを体感する事に意義があるのでこの『もとむら』を選択した。屋号を変える前から「本店より美味しい」という噂だったというから期待が膨らむ。店に近寄っただけで豚骨臭がする。早速入店。厨房にはおじさん店主と女店員1人。厨房前にL字型カウンター12席と4人がけテーブル席3卓。先客3人後客2人。口頭で注文。

Ramenmotomura00 Ramenmotomura01 らーめん もとむら

『玉子ラーメン(バリカタ)』 600円

佐賀ラーメンの特徴のひとつとして玉子を頼むと生玉子が投入されるというので麺バリカタで注文してみた。長崎の『思案橋ラーメン』とは明らかに違い、ぐっと久留米ラーメンに近づいている。しかし麺は中細ストレートとやや異なる。具は薬味ネギ、海苔1枚、薄く大きなチャーシュー3枚。とてもシンプル。スープも久留米等に比べるとあっさりしている。でも宮崎豚骨とも違うんだなぁ。ほどよい口当たりの塩豚骨スープ。後半生卵を溶かしてみるとスープのとろみが増して玉子の甘味が逆にスープの塩気を引き立たさる感じで面白い。豚骨臭も相まっていい塩梅。佐賀ラーメンは素朴でよいなぁと実感出来た。

次は佐賀県庁の繁華街まで行かなくてはならない。計画段階でもここが今回の旅の一番の難関だった。駅まで戻って電車に乗ってバスに乗るのも非効率。禁じ手ではあるがタクシーを拾えたら儲けものだなぁと思っていた。しかし実際来てみるとタクシー等通っていない。駅前にタクシーが1台止まっていたからそこまで戻るかと国道沿いを歩いていたら、何と佐賀駅経由のバスが止まっているではないか!目の前10mほど先のバス停に!急いで走って向かったがあえなくバスはウィンカーを出して動き出してしまった。手を振ってみるとバスは近くに止まって乗せてくれた!運転手さんありがとう!このバスは佐賀駅経由で県庁の方まで行ってくれるようでこのままバスに乗っていれば次の目的店近くに運んでくれるようだ。こんな幸運があるもんなんだなぁ…とこの時は思っていた。県庁のひとつ手前のバス停で下車。玉屋というデパートの裏手に次の目的店は『中華そば 三九』の暖簾を出している店を発見した。遠征前に下調べしていると、この店は九州ラーメン史の中では結構重要な店である事が判明した。元々は昭和22年に久留米のラーメン屋台として始まり、我々が豚骨ラーメンと聞いて頭に思い浮かべるあの白濁した豚骨スープを初めて作ったと言われる。後、熊本県玉名に出店、これに影響を受けたのが『天琴』@玉名、『こむらさき』@熊本、『味千ラーメン』@熊本等で、熊本ラーメンのルーツになったという。そんな『三九』が昭和31年久留米からこの佐賀の地に移転してきたというのがこの店なのだ。店構えを年季が入っている。早速暖簾を割り入店…あれっ?ドアがあかないぞ。どうした事かと思ったらドアのところに「準備中」と書かれた札が下がっていた。これはショック!

Sannkyuuramensaga00 Sannkyuuramensaga10 三九中華そば専門店

暖簾はちゃんと片しておけよ!暖簾の下に準備中って…。暖簾が出ていても安心は出来なくなった。軽いトラウマで今後の食べ歩きにも支障が出そうだ。淡い期待を込めて5分ちょっと店の前で待ってみたが変化はなかった。店主オヤジ(?)の気まぐれに付き合って無為に時間を浪費したらマイナスにしかならない。強烈に後ろ髪を引かれる思いで店を後にし佐賀駅行きのバスに乗り込んだ。マイナスをプラスに変換すべく、予定より1本早い博多行きの特急に乗る為駅へと歩を早めた。無事特急に乗れた事で福岡再訪の旅に余裕を持たせる事が出来た。結局佐賀は1店だけの訪問で終わってしまった事は残念だった。

長崎地麺

P1130113 本日有給休暇を使って長崎&佐賀遠征プラス福岡再訪を含む1泊2日の九州遠征へ出発する。先月宮崎へ行ったばかりで何なのだが、この時期北の方には行きたくない。今年は特に豪雪だと聞くし。自然と南の地へ目が行く事になる。福岡では一昨日桜の開花があったそうだ。天気予報によると2日間とも晴れ。朝5時半過ぎに家を出て羽田空港へ。7時35分出発の飛行機に乗り、9時40分には長崎空港に到着。連絡バスで長崎観光の中心部、長崎新地という場所で下車したのは10時半過ぎだった。予報通り快晴。長崎は今日は晴れだった。気温は横浜と変わらずですこし肌寒かった。近くのホテルで路面電車の一日乗車券を購入。路面電車に乗る前に付近に出島があるというので行ってみた。今では島ではなく周りは埋め立てられすっかり街の一角になっていた。歴史ある洋風な建物をみて長崎にやって来た気分が盛り上がってきたところで路面電車に乗車。築町から大浦天主堂下まで向かう。

P1130087

長崎の麺料理と言えば「ちゃんぽん」。ちゃんぽんは元々は「支那うどん」と呼ばれ、ラーメンではないが九州豚骨ラーメンに大きな影響を与えた麺料理だ。昔の苦学生の為に安くてボリュームのある食べ物を…という事で作られたとか。長崎に来て食べないわけにはいかない。その元祖の店が『四海楼』。明治32年創業。異風を誇る5階建ての巨大な店舗で1階は土産物売り場、2階がちょっとしたちゃんぽん博物館になっている。3,4階は個室や貸切用大広間になっているので実質5階だけが食事スペースとなっている。開店5分前だがエレベーターで5階に行くとテーブル席のみ95席ある大きな展望レストランとなっており、すでに先客が席に座っていた。早く来れたので長崎港を一望出来る窓側のテーブル席に案内してくれた。口頭で注文。後客は続々来店しすぐ7割の席は埋まった。

Shikairou00_2 Shikairou01_2 四海楼 『ちゃんぽん』 997円

いよいよ元祖ちゃんぽん登場。美味そうである。麺は丸く白いちゃんぽん麺。具はキャベツ、玉ネギ、もやし、かまぼこ、ちくわ、きくらげ、あさり、海老、ゲソ、豚肉とボリューム満点。さらに頂点部には錦糸玉子が彩を添える。スープは鶏ガラ豚骨のちゃんぽん独特のスープ。…今書いていて、我はちゃんぽんを、冷凍食品か『リンガーハット』でしか食べた事がない事が判明。従って比較するのは『リンガーハット』しかない。味の基本は同じだが、あちらは時々スパイシーな味がする。化調が露骨に出たのだと思う。『四海楼』の方はそれがなく、魚介の甘味のみ。まろやか。遠征一杯目なのに箸とレンゲが止まらなくなってしまった。長崎を代表する地麺、それも元祖の味を体験出来て満足だ。

P1130119 P1130133 店を出て目の前の坂を登るとすぐに大浦天主堂、さらにその上にグラバー園があるので行ってみる事にした。天気もいいしせっかくここまで来て行かない手はない。入園料600円だが入ってみる事にした。この時期花壇も花が綺麗に咲き快晴でしかも平日のため人もまばら。来てよかった。

グラバー園を出た時刻は12時10分過ぎ。そこで「あっ佐賀行きの特急電車が出るまで1時間ちょっとしかない!」という事に気がづいた。計画ではこの後長崎で2店のラーメン店を訪問する予定だが、これは厳しい状況ではないか?急いで坂を降りて、おっとっとっと忘れていた、五三焼カステラを土産で買い路面電車に乗車、思案橋へと向かった。

長崎では、このちゃんぽんの存在感があまりに大きすぎ、これよりボリュームも少なくインパクトも弱いラーメンは異端に思われたようであまり土着の進化はしなかったようだ。そんな中でも昭和36年屋台から始まったという長崎を代表する老舗ラーメン店『思案橋ラーメン』が次の目的店となる。長崎電気軌道思案橋駅で下車して徒歩1分ほどの所に店はあった。店の近くに近寄っただけでも猛烈な豚骨臭がする。看板や屋根に「ちゃんぽん・皿うどん」の文字がある。やはりこの地でラーメン1本で長年やっていくのは難しい事なのだろう。厨房にはおじさんと若い男とおばさん3人。一列のカウンター15席と2人がけテーブル2卓と4人がけテーブル1席。先客6人後客1人。口頭で注文。

Shianbashiramen00 Shianbashiramen01 思案橋ラーメン 『ラーメン』 550円

この店の看板メニューは生ニンニクが加わった「バクダンラーメン」らしいのでそれと迷ったが、基本の味を知りたい気持ちが強いので筆頭基本のラーメンを注文。麺は中細ストレート。胡麻と紅生姜が最初から入っているのが印象的。薬味ネギ、細メンマ、チャーシュー2枚も入っている。スープは豚骨ベースで鶏ガラを加えている。猛烈な豚骨臭なのにスープはあっさり。でも味は薄いわけではなくしっかりしている。鶏ガラが強く出ているのかな?博多とは大分違うラーメンに出会えて満足した。

店を出て浜町マーケットというアーケード商店街を抜け川を渡り路地を抜け坂を上がる。何しろ時間が迫っているのだ。ipodの地図アプリを活用し次の店へ向かう。

ラーメンで最近よく使われるようになった焼きあご(飛魚)は長崎県平戸の名産品。この焼きあごを用いたラーメン店が近くにあるというので行ってみる事にした。他の老舗店を差し置いて比較的新しいこの店を選んだのは、いかにも長崎らしいご当地ラーメンの広まりを期待しての事。厨房にはおじさんと若い男の2人、おばさん1人。家族かな?カウンター6席と2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席1卓。先客3人後客3人。口頭で注文。メニューをみるとラーメン以外もありラーメン定食店みたいな感じだ。

Agoya00 Agoya01 長崎あごだしラーメン あご家

『あごだしラーメン』 680円

麺は自家製の白い中細縮れ麺。具はかいわれ、揚げネギ、平メンマ、有明海苔1枚、半分に切られた味玉、チャーシュー2枚。平戸特産の焼きアゴ(トビウオ)や煮干しなどの魚介系と豚肉や鶏ガラの動物系の出汁を合わせたWスープらしい。首都圏でよく出会う魚介醤油系ラーメンではあるがさっぱりして美味しかった。長崎ラーメンのもうひとつの一面も体験出来て満足した。

電車の出発時刻まであと20分弱。急いで坂を下り桜町という路面電車の駅へ向かう。ちょうど電車が止まっていて信号待ちしている。急いで駅へ走りドアを開けてもらい飛び乗った。車内で息を整えていると次の駅が長崎駅前だった。陸橋を渡り駅に入りみどりの窓口に向かう。切符を買って3分後に出発の電車に無事乗る事が出来た。間に合うもんだなぁ。

2013年3月 9日 (土)

隣接桜桃

仲木戸の先の第一京浜沿いにある『おーくら家』の隣に3月4日、中野にあるつけめん専門店『桜桃(さくらんぼ)』の2号店がオープンしたというので行ってみた。こちらはつけそば(つけ麺)専門とのこと。営業時間が朝10時から昼の3時までと昼営業のみで短い。朝が早いので、なら早めにと9時すぎに家を出たが早く付近に着いてしまいしばらく時間を潰した後時間きっかりに暖簾を出されたので入店。入口に券売機。L字型カウンター9席くらいかな?前後客ゼロ。厨房には店主と思しきおじさん一人。しかし時々女店員らしいのが入口から入ってくるが、厨房には入らず麺やら材料やらを取りに来ていた様子。どうも隣の『おーくら家』から出入りしているようだ。という事でこの店は『おーくら家』の別バージョンの店だったという事が判った。そういえば中野の『桜桃』も『おーくら家』中野店もすぐ近くにあったっけ。今更だけど。TVでは「ぶらり途中下車の旅」をやっていた。雑誌も壁にかかっていて、入口に警察取締対応の為の監視カメラがついていた。至近距離に警察署あるもんな。

Sakuranbokanagawa00 Sakuranbokanagawa01 つけそば桜桃
『醤油つけめん(鶏油)』 780円
醤油・塩・味噌の3味があり、油を海老油・鰹油・にんにく油・鶏油から選べる。家系好きなので鶏油を選択してみた。大盛り無料だったが並にしておいた。麺は黄色い太麺ストレート。つけ汁の中に薬味ネギ、キャベツ、きくらげ、メンマ、短冊切りのチャーシュー。つけ汁は今流行りの魚介豚骨ではなく、大勝軒のものに近い甘酸っぱいもの。鶏油選択だったが特にそれらしい印象は感じなかった。割りスープ注文時にネギを追加して入れてくれた。そこそこ美味しかったが個性はあまり感じなかった。無難なつけ麺だった。
帰りに横浜ヨドバシに寄りヘッドフォンとカメラを物色。下調べといった程度で何も買わず12時半頃には帰宅出来た。

2013年3月 8日 (金)

鶴見幸家

短命に終わってしまった『絶屯』@鶴見の跡地にラーメン店が入ったというのを知り、会社帰り寄ってみる事にした。ちょうど一週間前の今月1日にオープンしたそうだ。屋号は『幸家(さいわいや)』といい、本店は武蔵中原の駅から大分離れた子母口というところにあるそうだ。知らなかったぞそんな店。どうも『川崎家』出身らしい。時刻は夜7時前。入店すると入口脇に小さな券売機。厨房には男女2人。カウンター8席と4人がけテーブル席1卓と『絶屯』時代と同じ。先客6人後客3人。

Saiwaiyaturumi00 Saiwaiyaturumi01 家系ラーメン 幸家 鶴見店

『ラーメン(麺かため・油多め)』 650円+『茎ワカメ』 100円=750円

いつもの好みでオーダーしてみる。そして『川崎家』系なら茎ワカメトッピングでしょうという事で注文。麺は太麺ストレート。具は家系基本スタイル。チャーシューが肉厚で大きめで良かった。そしてトッピングの茎ワカメ。同じワカメでも茎ワカメでは全然違う。天才的なトッピングを考えついたものだ。スープはあっさりしていたが、味はよく出ていた。久々の家系という事もあってか美味しく感じた。ただ油多め注文は間違ったらしく、過剰な油っぽさで店を出た後しばらくの間胃がもたれた。『川崎家』系は通常の状態で油多めである事を忘れていた。

その後横浜駅で降りて買い物をして帰路についた。

2013年3月 6日 (水)

突発天一

会社帰り関内で途中下車。サイトで天一の記事を読んでいたら食べたくなったので突発的に『天下一品』に寄ってしまった。客入りは6割程度。

Tenkaippin08 天下一品 関内店
『ラーメン(こってり)』 700円+『ネギ』 120円=820円
いつものメニューでオーダー。卓上のラーメンのたれを多めに投入。丼の色が白から赤に変わっていた。まぁまぁ満足。

2013年3月 3日 (日)

久々哲麺

今日は新店開拓はせず伊勢佐木町へ散歩。歩いていった。何故か豚骨系が食べたかったので思案したが、約1年ぶりに『二十一代目哲麺』へ。あれ?厨房には大陸系女店員2人だけが切り盛りしている。先客8人後客3人。

21daimetetumenn0021daimetetumenn04_2 二十一代目 哲麺

『豚骨醤油ラーメン(粉おとし)』 500円

久々の訪問になってしまったが、我はこの『哲麺』の評価は高い。基本500円の提供ながら、豚骨濃度もあり麺も小麦の風味がちゃんとしている。博多ラーメンに魚介出汁とマー油を入れる、ありそうで無かったオリジナリティも良い。実際満足出来たし。

ミスタードーナツでポイントをグッズに変えて帰路についた。

2013年3月 2日 (土)

羽羽専化

昨夜の雨は止んで今日はよく晴れた土曜日。11時頃家を出て横浜駅で下車。西口から浅間交差点近くに向かう。徒歩15分ほどで目的の店『らーめん 横濱鶏じゃん』に到着した。ここは約1年半前訪問した鶏鍋居酒屋『羽羽(わぅ)』であり、昼のみ『麺匠 羽羽』としてラーメン店になっていた所だ。それが今週月曜日の2月25日、内装を一新しラーメン専門店として屋号を改めリニューアルオープンしたというのだ。早速入店。厨房には男3人女1人の店員、というよりスタッフといった方がいいか。一列のカウンター6席と2人がけテーブル席2卓と4人がけテーブル席1卓。先客4人後客6人。口頭で注文。

Torijyan00Torijyan01らーめん 横濱鶏じゃん

『ラーメン(醤油)』 700円

『羽羽』時代と変わらず醤油、塩、柚子の3味から選べる。前回は塩を頼んだので今回は筆頭醤油を注文。麺は白っぽい中太ちぢれ麺。具はきざみネギ、穂先メンマ数本、細切きくらげ、半味玉、豚と鶏のチャーシュー各1枚づつ。揚げネギが全体的にかかっている。スープは鶏っぽさは若干感じたが、スパイシーな印象を受けた。我が地麺巡りで老舗重視しているせいもあるのだろうが、いじり過ぎた感じが拭えない。「あーあの店のラーメン食べたいなー」と思わせるラーメンとしての習慣性は乏しいように感じた。

横浜西口で色々買い物をして帰路についた。

2013年3月 1日 (金)

末吉鳥末

今日は暖かいが強風が吹く1日。春一番との事。そういえば今日から3月だ。会社帰り、東神奈川から仲木戸へ移動し京急各駅停車に乗り換え黄金町へ。もしかしたらこの駅で降りたのは初めてかも知れない。狭い駅で廊下のようでホームから改札を抜けるまでずっと並んでいた感じだ。川を超え『鹿島家』の1本先の路地を入ったところに2月1日に開店した『鳥末』という店へ入店。店の様子はモロに一杯飲み屋。うなぎの寝床のように狭く奥に伸びる店内。厨房には中年店主一人。一列9席のカウンター席。前客ゼロ後客1人。口頭で注文。

Torisue00Torisue01しょうゆ専科 ラーメン鳥末

『元気の源ネギラーメン(醤油)』 850円

筆頭メニューを注文。味は醤油以外に塩がある。具はネギと玉ネギともやしから選択可能。玉ネギはスライスだったので普通のネギを注文。麺は黄色のちぢれ中太麺。具は大量のワカメ、、ザンギリ白ネギの山に少々の糸唐辛子、そのネギの下に大きなスペアリブの塊1個。スープはかなり醤油寄りの豚骨醤油。ワカメのせいが大きいのだと思うがしょっぱさが際立っていた。スペアリブのインパクトが大きいのだが、それ以外ラーメンの部分だけだとかなり場末感が漂う一杯。サービスとしてミニイクラ丼も付くのでボリューム感があり満足はしたけど。

店を出ると結構雨が強めに降ってきた。傘をさしてイセザキモールを抜け、TSUTAYAに入店、借りていたCDを返却しバスで帰宅した。結局その雨が深夜まで止まなかった。

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