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2012年10月 6日 (土)

遠野地麺

20121006_132322_0065今日から3連休。地麺探訪遠征の良い機会である。しかし先日鳥取、鹿児島と1泊2日の大遠征をあまり間を置かずに行ってしまい、正直大遠征気分が盛り上がらない。やっぱり1ヶ月くらい間隔を空けておかないと思い出が熟成されない。だから宿泊大遠征は止めて日帰りプチ遠征に留めておくことにした。問題はどの場所にしようかという事。よく考えたが結局気になっていた場所に行きたくなる。その場所とは岩手県遠野。こちらでは町おこし目的等ではなく、自然発生的に誕生した「五右衛門ラーメン」なる新ご当地ラーメンが広まりを見せているようなのだ。「秋田江戸系」や「花巻満州ニララーメン」等に通じるピリ辛ラーメンで、寒さの厳しい地元民が体を温める為に食べる、地元民の為のご当地ラーメンだ。観光客目当てのご当地ラーメンには食指が動かない。よって遠野には興味があったのだ。でも遠野ってプチ遠征と言うには遠すぎる。いろいろ下調べをした結果、多少強引だが日帰りの予定が立ったので前々日に新幹線のチケットを手配した。出発は東京6時発の始発新幹線。という事は逆算すると朝4時半前には家を出発しなければならない。結構キツかったが何とか起きて出発する事が出来た。盛岡に出て釜石線急行に乗り遠野に到着したのは朝10時過ぎ。空は雲が立ち込めているが雨は振りそうもない。駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りる。さすがにひんやりした空気だが、我は半袖短パンスタイル。しかしこれも計算の内で自転車を漕いでピリ辛の五右衛門ラーメンを食べれば自然と汗をかくものだ。

20121006_105611_0008まず遠野観光という事で駅から約4km離れたカッパ淵へとひた走る。途中には黄色い稲穂の田んぼと遠く望む岩手の山々。日本の田園風景が広がる。駅から20分ほどでカッパ淵に到着。その昔、武将が馬の足を洗っていたら、この淵からカッパが出てきて悪さをしたらしい。寺の裏手に流れる小川で水も綺麗で底が見えるし、周りも田畑があり、河童が出て来るような雰囲気は感じられなかった。子供向けに紐の先にきゅうりが縛られた釣竿が設置されていて、子供たちは面白がっていたようだ。

20121006_105736_0012_2来た道を戻っていよいよ食べ歩き開始。かっぱ淵まで来る途中に本日筆頭目的店『中華料理 喜楽』がある。この店こそ五右衛門ラーメンの元祖の店なのだ。あまり取材は受けないようで情報は少なく不定休で難易度は高い。そしてネックは駅から遠く開店時間が11時半からなのだ。かっぱ淵を出たのが11時を回っていた。意外と時間がかかった為、一度駅に戻る予定を変更し、この店の前で開店を待つ事にした。店は普通の民家の2階を店舗にしているんだな。15分ほど待って定刻ピッタリにごま塩頭の店主が暖簾を掲げた。早速入店。厨房には先ほどの店主と老婆、おばちゃんの3人。カウンター4席、4人がけテーブル席3卓、座敷にテーブル3卓。後客親子2人。口頭で注文。

Kiraku00Kiraku01中華料理 喜楽 『五右衛門』 600円

注文して3分くらいで提供された。五右衛門は約46年ほど前に発案され今や看板メニューだ。もやし、玉ねぎ、キャベツ、豚肉を炒めて豆板醤で味付けた具が醤油ラーメンにのったものだ。麺は白く縮れが強い細麺でかなり個性的。スープは豆板醤が溶け込みラー油のような油っぽい辛い味に支配されていた。でも逆に野菜の甘味が引き立っている。本日筆頭の目的店、五右衛門ラーメンの元祖を食べられ、今回の旅が8割方目的達成されたようなものだ。あとは駅周辺に戻って店巡りとお土産品を買えればOKだ。

駅周辺の中心部からやや外れたところにある『やまごや』という個人経営のファミレスのような店に入店する。厨房は奥に仕切られて見えないが熟年夫婦経営のようだ。カウンター4席、3人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席3卓、8人がけテーブル席2卓。工夫して席数をつくっており店内は狭い印象。先客3人後客8人。口頭で注文。

Yamagoyatoono00Yamagoyatoono01お食事とコーヒーの店 やまごや

『五右衛門しょう油ラーメン』 680円

もちろん頼むのは五右衛門。こちらはしょう油と塩の2味がある。もやし、キャベツ、人参、コーン、脂身の少ないチャーシュー2枚。麺は黄色い縮れ中細麺。最初から胡椒がかかっている。スープはおそらく甘口醤油スープ。こちらは札幌味噌ラーメン風五右衛門ラーメンといった感じ。

次は駅前メイン通りに戻る。ちょっと脇道に逸れた所にある『お食事処 ちどりや』へ。紺色の暖簾を割る。厨房は奥にあり見えにくいが初老の男の店主、女店員2人。出前がメインなのかな?4人がけテーブル3卓と座敷席3卓。先客2人後客2人。TVがBGV。「四角い二鶴がまーるく収めます」をやっていた。

Chidoriya00Chidoriya01お食事処 ちどりや

『遠野ラーメン(味噌味)』 770円

この店のメニューにも「五エ門ラーメン」があり一瞬迷ったのだが初志貫徹する事にした。ここ遠野には地名を冠するもうひとつのご当地ラーメン、遠野ラーメンが存在し、この店で提供されていると事前情報は入手済。醤油味と味噌味が存在したが味噌の方は自家製の遠野味噌を使用しているというのでこちらを選択した。最大の特徴はよもぎを練り込んだという緑色の中太ちぢれ麺。具はメンマ、ナルト、半茹で玉子、チャーシュー1枚、もやし、なめこの他種々の山菜が入っている。味噌スープは味噌汁のようでパンチに欠けている。素朴な田舎料理の雰囲気で遠野らしいといえばらしいが、味は正直微妙だった。

更に駅前に移動すると発見した『食堂うめのや』。親子丼、カツ丼、カツカレー等も提供する町の定食屋のようだ。老夫婦2人できりもり。4人がけテーブル席3卓と座敷にテーブル3卓。前後客ゼロ。TVがBGV。「新婚さんいらっしゃい」をやっていた。

Syokudouumenoya00Syokudouumenoya01食堂うめのや

『とおのラーメン(しょうゆ)』 700円

こちらもしょうゆとみそがあったが今度はしょうゆ注文。 10分くらい待たされた。こちらも緑のよもぎ麺がよく判る。薬味ネギ、半味玉、あっさりチャーシュー3枚。それと種々の山菜。花びらに形どられた人参とか丁寧だね。スープは甘口あっさり醤油。こちらの方が山菜の旨みが生きるようだ。

たった3時間の遠野滞在。急ぎ足だったが、それなりの成果も得たので満足。今回どの店もラーメン専門店ではなかったのも印象が残った。新花巻に戻って東京に戻れたのは5時過ぎ、横浜には6時前に戻ってくる事が出来た。

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