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2012年7月20日 (金)

広島冷麺

首都圏にも進出しているので広島ラーメンより知名度は高いのではないかと言われているのが「広島激辛つけめん」だ。地元広島では単に「冷麺」と言う。その元祖と言われるのが『新華園』だ。市内に3店舗あるが我が狙うはもちろん本店だ。しかしこちらの店はハードルの高さが半端ではない。まず日祝休業、営業時間は11時から2時までの3時間のみ。ここまではまぁ普通だが、子供入店禁止!携帯電話禁止!撮影禁止!私語禁止!残すの禁止!呼ばれるまで席についてはダメ!…まだこういう店があるんだねぇ。客がまるで罪人扱いだ。

呉から乗った高速バスを市役所前で下車。ここからであればほぼ直線で800mくらいで店にたどり着ける公算だ。歩いて向かう事にする。橋を2つ超えてしばらくすると目的の『新華園』を発見。恐る恐る暖簾を割る。窓が大きいので結構店内は明るい。厨房には男の店主1人とおばさん店員2人、おばあさん店員1人。おばさん店員から「ウチは冷麺しかないけどいい?」と聞かれる。大きなリュック背負っているので一見客だとすぐバレるわなぁ。黙って頷く。「普通でいい?」黙って頷く。窓側に呼ばれるまで待つ用の席がありそこに座って待つ。3分程度の待ちで呼ばれる。L字型カウンター12席くらいか。先客7人ほど。あと客は5人くらいいたと思う。

Shinkaen00冷麺専門 新華園 河原町本店

『冷麺(並)』 1000円

小ぶりの中華丼に麺と具が入れられている。麺は白っぽい中細麺でかなりかため。それを覆い隠すかのように大量の野菜がのっている。茹でキャベツときゅうり、ピリッと辛い小さなカイワレのようなタデと言われる赤芽少々、脂身の少ないチャーシューが6枚くらい。つけ汁の方は透明な小鉢に入っていて真っ赤。辛さもそこそこあるが、むしろ酸味が効いている。その上に大量の白胡麻が浮いている。つけ汁の辛味と酸味、胡麻と野菜のコキュコキュするような食感が楽しく美味しい。私語禁止のわりには、常連客とおばさん店員は大声で世間話をしていた。後客を名前で読んで「大盛り2つね!」と注文も覚えていたりする。常連客のみ大切にするという精神なのだろう。商売的にはどうかと思うが、儲け以外を大切にしようとしているのは悪い事ではないと思った。元祖の店をどうしても味わいたくて来たのだが、味の方も満足のいくものだった。無事生還出来たので店を出てから外観の写真を撮った。

次の店に向かう為、広島の路面電車に初めて乗る事にした。舟入町という停留所から乗った。すぐ運転席の方に行き1日乗車券を購入した。今日の移動はほぼ路面電車に頼る事になるからだ。たった2駅目の十日市町で下車し徒歩1分ほど、大通りに面した場所に次の目的店を発見した。『冷めん家』。創業昭和60年。広島冷麺の元祖『新華園』で修行後独立した、広島冷麺専門店でも2番目に古い店だという。何で広島冷麺店をはしごするかというと、『新華園』がああいう店だったので、今回こそ「広島冷麺」を写真に収めたいからに他ならない。この店も基本的には『新華園』と同じく呼ばれてるまで着席出来ないシステムらしいが他は写真を撮ろうが自由のようなのだ。早速入店。厨房には老店主1人とおばさん店員、若い男の店員3人。席待ち用の壁側の席に座ろうとしたら、店主が「どうぞ」というジェスチャーで着席を促してくれた。L字型カウンター12席に先客1人だけだったからね。後客3人。後客も当然のように着席していた。口頭で注文。席待ち客側の壁が半分黄緑色に塗られていたのが印象的だ。

Reimenya00Reimenya01冷めん家 『広島冷麺(普通)』 900円

普通を注文。メニューにはアイスクリーム等のデザートもあった。『新華園』とは大分雰囲気が違う。でも冷麺自体はほぼ同じ。強いて言うならこちらは麺が丼ではなく皿にのっている事と、つけ汁の酸味が抑えられて辛味がやや強く出ていた事かな?ただでさえボリュームのある広島冷麺の連チャンはかなり堪えて、後半は箸が重く感じられた。それでも冷たく美味しく食べられた。満足。

広島冷麺を食べ終えしばらく休もうかなと思ったが、時刻はまだ13時40分ほど。これであればもう1店行けるかも知れない。広島にはもうひとつ新たな地麺が近年加わったのだ。それは「汁なし坦々麺」だ。この麺料理自体は首都圏にもあるので珍しくもないのだが、「広島冷麺」ブームが峠をこえた当たりに、それに代わるようにして広まったのだという。その広島最初の店がこの『きさく』だ。元々はラーメン店だったが2001年から「汁なし担担麺」の提供をはじめて、好評だったので汁なし担担麺専門店に変わったようだ。十日市町から4駅目、舟入幸町で下車し1分とかからぬ場所に店はあった。赤いテント屋根の角店だ。早速入店すると窓が無い為店内は暗かった。そして木材を利用し手作りで作ったような内装なので穴倉のようだ。入り口脇に券売機。厨房には男の店員3人。L字型カウンター15席。先客10人程度後客4人。

Kisaku00Kisaku01汁なし担担麺 きさく 『汁なし担担麺』 480円

筆頭基本メニューを注文。バリエーションとして冷たいものがあるようだ。麺はかためでシコシコした食感の細麺ストレート。麺量は結構多め。具は薬味ネギと肉そぼろのみ。そして汁なしといいつつ底の方に少量のスープが溜まっている。油そばの辛いバージョンのようなものだ。唐辛子がたっぷり入ったラー油に山椒、鶏ガラスープが加わっている。これを10回以上丹念に混ぜてから食すのだそうだ。…辛さはともかく山椒が強烈過ぎた。広島冷麺2連食の後でこの汁なし担担麺でトドメを刺された感じ。唇の腫れと胃袋はレッドゾーンに突入し限界を迎えてしまった。

路面電車に乗り原爆ドーム前駅で下車。原爆ドームにお祈りを捧げてから予約してあったホテルに早めにチェックインし休憩を1時間弱とることにした。久々に限界だ。

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