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2012年7月30日 (月)

駅卒正油

伝説の店『ラーメンの駅』が終了するまであと1ヶ月をきった。先週の金曜日は正油を食べようと行ったのに「昔風ラーメン」を選択した。それについては後悔はないのだが、正油も食べたい!と我慢できず早くもラー博再訪問。他の物には目もくれず一目散に『らーめんの駅』へ。待たずに着席。先客6人後客6人。

Ramennoeki08らーめんの駅 新横浜ラーメン博物館店

『正油ラーメン』 900円

最初の一口で「これは味噌とあまり変わらないなぁ」と感じた。見た目からして富山ブラック並に真っ黒い正油スープでちぢれ太麺まで正油に染まって茶色になっている状態。それでも油の層とニンニクの利かし具合が『らーめんの駅』の味噌そのものなので、味わいがあまり変わらないのだ。確かに正油のしょっぱさも感じるんだけど、この店は油とニンニクが味の基本構成を成している事が正油を食べて判った。「昔風」ならスープまで飲めたが、この正油スープを飲み干すのは辛いので残した。

2012年7月28日 (土)

長者龍家

伊勢佐木町をぬけて長者町へ。さすがに暑いのでコンビニでミネラルウォーターを買って水分補給をした。更に長者町1丁目交差点まで歩く。そこに19日に開店したばかりという『とんこつラーメン龍家』を発見。ホワイトボードに青マジックで「ラーメン400円」と書かれているのとそっけないガラス戸がとても場末感があり入りづらい感が醸し出されている。でも我はその辺りは完全に割り切って食べ歩いているのでもろともせず入店。厨房には男の店主。店内にはおばちゃんも1人いたが店の人間のようだ。つまり先客ゼロ。後客も無かった。厨房前に一列のカウンター4席と2人がけテーブル席2卓。衛生管理責任者は中国系の名前だった。やっぱり。口頭で注文。

Tatuyacyoujyamachi00Tatuyacyoujyamachi01とんこつラーメン 龍家 『ラーメン』 400円

ブリブリの太麺だが手打ちのような感じだ。具は薬味ネギ、ほうれん草、チャーシュー1枚、海苔3枚。具は家系に準じているがスープは全く違う。『山賊』のラーメンと酷似している。中華料理屋系ラーメン。味がのっぺりしてコクのないものだったので仕方ないので卓上の生にんにくとニンニクチップを投入して食した。いくら安くても満足感が得られないのでは再訪はないと思う。

黄金鶏源

立て続け2週連続1泊2日の大遠征を終え、さすがにエネルギーが尽きしばらくは雌伏の時。このところのニュースでは毎日のように熱中症で倒れたと言っているような、厳しい暑さが続いている。こんな時は外出は控えるべきだが、幸か不幸か近場に新店が開店したというので、昼過ぎに散歩がてら行ってみる事にした。黄金町近くにあった『花月』の跡地に今月14日に開店した鶏白湯専門店『麺場鶏源』だ。早速入店すると何だか臭い。鶏骨の臭いなのだろうか?入り口脇に券売機。厨房には男の店主と女の店員の2人。変形L字型カウンター14席。先客1人後客2人。

Torigen00Torigen01麺場 鶏源 黄金町店

『塩ラーメン(麺かため)』 600円

筆頭基本のメニューを注文。麺のかたさの好みを聞かれたのでかためを注文。出てきた一杯は鶏白湯のパイオニア『まる玉』を踏襲したことがわかるものだった。麺はちぢれの強い細麺。具は青ネギの小分け切り、あおさ、味濃いめの巻きバラチャーシュー。肝心のスープは濃厚な鶏白湯スープ。なかなか美味しい。鶏白湯の美味しい店はこの辺りには無かったので選択肢が増えて嬉しい。でも鶏白湯って習慣性が低い味なので長続きする店が少ないのがちょっと心配。頑張って欲しいところだ。

2012年7月26日 (木)

駅卒昔風

8月26日にラーメン博物館で復活した伝説の店『ラーメンの駅』が終了してしまうらしい。この店がラーメン博物館で復活するというニュースは衝撃的だったし、「やるなラー博」と感心したものだった。それがあと1ヶ月で完全終了というのは残念というしかない。そんなわけでこれからしばらくラーメン博物館に通いメニューを一通り食して別れを惜しみたい。

筆頭「味噌」はもちろん食べている。「塩」もミニだが一度食べているので今回は醤油を選択…しようと思ったら券売機に限定とシールが貼られた「昔風ラーメン」というのが目に入ってしまった。限定は食べられる時に食べるに限る。待たずに着席。先客も3人くらい。後客5人。

Ramennoeki07らーめんの駅 新横浜ラーメン博物館店

『昔風ラーメン』 900円

お麸が入っているせいか秋田「十文字ラーメン」を彷彿させた。麺は「らーめんの駅」のかために茹でられたちぢれ中太麺。具は薬味ネギ、大きめのメンマ数本、薄いナルト1枚、海苔1枚、ほうれん草、半分に割られた味玉、肉厚チャーシュー1枚。スープは見た目と同じく、じんわりと魚介出汁が効いた十文字風の味。ただし表面に油が浮くのは「らーめんの駅」の特徴。しかしこれが逆に良い効果を出していて魚介の風味を封じ込めている感じ。この淡い出汁のスープにかためのちぢれ麺が合う。あと1ヶ月で閉店の段階でこのメニューを知った事を後悔した。久々に自主的に完食マークを出した。大満足。

次に選んだのは『大砲ラーメン』の夏麺。厨房には男の店員ばかり3人。2分ほど待って入店。先客は12人くらい、後客4人くらい。

Taihouramen05大砲ラーメン 新横浜ラーメン博物館店

『とん胡麻冷麺』 850円

10分以上は待たされた。ガラスの皿で提供された。とにかく具の量が多い。水菜、もやし、おくら、赤ピーマン、メンマ、チャーシュー、半茹で玉、糸唐辛子。麺は中太縮れ麺。味はもう胡麻和え麺。呼び戻しスープは胡麻にかき消されてしまったようだ。でもまぁまぁ美味しかった。

2012年7月25日 (水)

鴨居家系

会社帰り鴨居で途中下車。今月9日に駅南口を出てすぐのところにあった『麺屋ZERO1』跡地に居抜きで開店した『みうら家』なる新店に寄ってみる事にした。それにしても鴨居周辺はいつの間にか家系密集地帯になっている。つい最近『一二三家』や『大岡家』が出来たとおもったら今度も家系店らしい。早速入店。厨房には男の店員2人と女の店員1人。一列5席と6席の2つ。卓がステンレス製。券売機が2列のカウンターの間にある。先客ゼロ後客2人。

Kamoimiuraya00Kamoimiuraya01豚骨ラーメン みうら家 鴨居駅前店

『太ラーメン(麺かため・油多め・バラ肉・長ネギ)』 600円

この店は普通の家系の好みだけではなく、麺の太さ、チャーシュー(肩ロースorバラ肉)、ネギ(万能葱or長葱)まで選べる。ところが食券を差し出しても店員は何も聞いてこない。なのでこちらから言った。でもこれで長葱なのか?だいたい店員全員日本語のイントネーションがおかしい。意味を理解しているのか?何となく『百麺堂』や『豚珍亭』などと似たエセ家系といった感じだった。

2012年7月21日 (土)

福山地麺

Fukuyama00尾道から約20分、今回の旅の最終目的地、福山へ到着した。目的はもちろん福山の地ラーメン、福山ラーメンなのだが、調べてみると福山ラーメンというのは尾道ラーメンの派生的な存在で独自の個性が弱い地ラーメンのようなのだ。でもそういう細かい違いこそが地ラーメン巡りの楽しみでもある。

まずは駅観光案内所でレンタサイクルが借りられる場所を聞く。駅南口にある市の駐輪場で借りる事が出来るようだ。コインロッカーで荷物を軽くした後駐輪場に行き自転車を借りる手続きをしていざ出発。まずは福山筆頭と言われる店『朱華楼(しゅうかろう)』だ。屋号から連想されるように尾道『朱華園』で修行の上独立を果たした店なのだ。市内に3店舗存在するようだが、本店にあたる東深津店へ向かう。この店は福山と次の駅である東福山の中間辺りに位置し、どっちから行くにしても駅から遠い。ならば自転車が借りられる可能性が高く、帰りの新幹線に乗るにも便利な福山から出発した方が良いと判断した。線路に沿って自転車を漕ぎ、ipodtouch片手に現在位置を把握、ほぼ順調に店の近くまで来れたのだが、途中でipodtouchの地図の現在地を示すカーソルが動かなくなってしまった。まぁよくある事だが…。ともかくその時から炎天下の中20分近くあっちへ行ったりこっちへ行ったり彷徨った。ようやく店を見つけた時は汗みどろ。暖簾を割り入店。『朱華園』入口で注文し同様料金先払い。厨房には店主とおばさん店員2人。厨房前にカウンター5席と壁側に6席。4人がけテーブル席2卓。先客11人後客3人。

Syuukarou00Syuukarou01中華そば専門店 朱華楼 東深津店

『中華そば』 500円

見た目は『朱華園』の中華そばに似ている。ほとんど変わらない。麺は平打細麺。具は薬味ネギ、数本のメンマ、大きいチャーシュー1枚。何が違うって味が違った。醤油味が濃いのだ。『朱華園』より小ぶりの背脂ミンチだがいい感じにこの濃い醤油味を緩和し甘味を出している。なるほど上手く出来ているものだ。疲れていたので醤油のしょっぱさが美味しく感じた。

迷った時見つけたトンネルが実は駅までの早道だと知る。怪我の功名というものだろう。そしてそれは次の目的店への早道でもあった。約10分くらいで福山ラーメンの代表格と言われている『十八番』三吉店に到着。同市内に3店舗有り、この三吉店が本店格との事。早速入店。厨房には男の店員3人とおばさん店員2人。奥に伸びる長い店内で厨房側と壁側に真っ直ぐ一列のカウンター席が並ぶ。片側15席で計30席くらいはあろうか?しかも各席に『一蘭』のように給水器が設置されている。だいたい半数くらいの席は埋まっていたかなl。かなり回転率は良い感じ。注文は口頭で。

Jyuuhachiban00Jyuuhachiban01中華そば専門店 十八番 三吉店

『中華そば』 550円

こちらも一見尾道ラーメンと区別がつかない。でもあるサイトによると尾道は背脂が炒めてあるのに対し、福山の方は煮ているのだそうだ。また麺は尾道が平打麺であるのに対し福山は中細麺との事。鶏ガラと節系の魚介出汁も効いている。大きめのチャーシュー2枚もなかなか美味しい。でもお腹の方が限界。体が熱を持って汗まみれなのでひたすら店を出たかった。水を何杯も飲んだ。

駅に戻り自転車を返却しみどりの窓口で新幹線のチケットを購入。30分ほど待ってのぞみに乗り新横浜まで一気に戻った。今回の旅は恐ろしい程計画通りに物事が進んだように思う。でもお腹がキツかった。

尾道地麺

Onomichi02広島遠征2日目。今日は広島市を離れ県東部へ移動する。空は雲が多いものの晴れて青空が広がる良い天気だ。朝8時過ぎにホテルをチェックアウトし、路面電車に乗り広島駅へ到着。もみじ饅頭等広島の土産を買って山陽本線に乗る。広島の山間部を縫うように進む。山の緑と陽光が夏を感じさせる。広島から約1時間半くらいで約5年ぶりとなる尾道に到着した。もう日差しが強すぎて陽が当たるところを歩くと危険を感じるほどだ。5年前は観光がメインで尾道の坂道をほぼ半日かけて回ったものだが、今日は地麺シリーズとして再訪。駅コインロッカーに荷物を預け身軽になって出発する。目指すは尾道筆頭『朱華園(しゅうかえん)』。5年前にも訪れているが、ここは外すわけにはいかない。福山に支店もあるようだ。駅から1km以上離れていて結構歩いたがアーケード型商店街を抜けて来たので強い日差しに当たらずにすんで来れた。到着したのは開店予定時間の20分くらい前だが、既に客は店に入っていた。入口で注文しプラ板食券を貰う。5年前から60円値上げされていた。11番だった。厨房は奥にあり見えない。水はセルフで貰う。厨房前に6席、壁側に12席のカウンター席。4人がけテーブル席2卓。来客は続々とありほぼ全ての席が埋まった。開店予定時刻10分前からラーメンが提供された。

Syuukaen00Syuukaen01朱華園 本店 『中華そば』 550円

麺は平打ち中太麺。この麺はこの店の中華そばの大きな要素になっている。具は薬味ネギとメンマ数本、脂身のすくない大きなチャーシュー1枚、そして大粒の背脂のミンチだ。この背脂のミンチこそ尾道ラーメンを特徴付けた重要なアイテムだ。こういった個性があるからこそご当地ラーメンとして有名になれたのだ。そしてスープは確かに鶏ガラ主体で節系の出汁は使われていない。基本的にスッキリとした醤油スープで、同じ県内でも西と東ではこれほど違うのかと思った。満足。

『朱華園』から海の方に向かって歩く事2分程度で、次の目的店『つたふじ』に到着出来た。『朱華園』に次ぐ尾道の名店と言われ、こちらも福山に支店を持っているそうだ。有名店のわりにこちらはこじんまりとしている。行列店と聞いていたが店の前には人はいない。暖簾を割り入店。狭い厨房に狭い店内。厨房には老店主夫婦とおばさん店員1人。L字型カウンター11席。先客8人。1人は土産用の注文のみのよう。空いていた席に座る。後客も来て外で待ちが出来ているようだ。危なかった。口頭で注文。

Tutafuji00Tutafuji01中華そば つたふじ 本店 『中華そば』 500円

メニューに中華うどんというのがあって気になったが、ここは基本筆頭メニューを注文。目の前で繰り広げられる調理の様子を見ていると面白い事に気付く。こちらでは麺を一旦丼に移してから、客用の丼に小分けにしていた。それからスープを注ぎ具を配置していた。出てきた一杯は『朱華園』と随分違う事に気付かされた。まず麺は四角く黄色い中細縮れ麺。いかにも中華そばといった感じ。具は小さな薬味ネギと細メンマ数本、チャーシュー2枚。こちらのスープは魚介ダシを使っている。背脂は『朱華園』のものに比べるとかなり小ぶりなもの。何と言ってもインパクトがあったのはスープ表面を覆うギトギトの油だ。こんなにこってりした尾道ラーメンに出会ったのは初めてだ。尾道ラーメンにもいろいろあるんだという事を知ることが出来満足だ。

せっかくの尾道だが今回の滞在は1時間半弱。海岸線を横目に駅へと戻った。次は今回の遠征の最終目的地、福山だ。

2012年7月20日 (金)

広島地麺

広島冷麺2連続プラス汁なし担担麺で限界を迎えてしまった我。あとは夜まで回復を待ち…というわけにはいかない。広島ラーメンの有名店は全国でも珍しく夕方から開店し、材料切れ次第終了となる店が多い。つまり昼と夜の間のインターバルが取れないのだ。

ホテルでの休憩を1時間弱で切り上げ、着替えてから再び出発する。本日既に5店食の麺料理を食し、本来ならば食べ歩きとしては佳境というところのはずだが、「広島ラーメン」の訪問はまだ始まってもいない。ここからが本番なのだ。まずは広島ラーメン源流の店と言われる『しまい』を目指す。広島ラーメンとは薄めの豚骨に鶏ガラと野菜の出汁を加え、醤油ダレを使ったスープの中にストレート細麺が入り、具には必ず細もやし(ブラックマッペ)が入れれられるというのが基本スタイル。この基本スタイルを生み出したのがこの『しまい』という店らしい。以前は舟入幸町にあったらしいのだが、店主の代が変わったのを機会に郊外の離れた場所に移転してしまった。よってその場所へは路面電車では行けず、地下鉄アストラムラインで行く事になる。地下鉄といっても中心部の数駅のみが地下で、後は地上を走る。横浜で言えばグリーンラインのようなものだ。幸いホテル近くの本通という駅が始発駅となっているので座って行けた。約17分程度で最寄駅となる大町に到着。例によって出口を間違えてしまい迷ったが駅から20分くらいで目的店を発見出来た。駅からだとかなり分かりにくい場所にあった。暖簾がかかっていた事に胸を撫で下ろした。ここまで来て臨休なんぞくらったらたまったものではない。16時15分くらいに入店。入口脇に老店主がいた。おそらく奥さんと思しきお婆さんも厨房にいた。なんと前後客ゼロ状態。2人がけテーブル席3卓、4人がけテーブル席3卓。本当に源流の店?普通の町の老舗のラーメン店といった風情だ。口頭で注文。

Shimai00Shimai01中華そば ギョーザ しまい 『中華そば』 550円

ようやく今回の遠征での初広島ラーメンとの対面と相成った。しかも源流の一杯。麺は細麺ストレート。具は薬味ネギと細もやし、チャーシュー2枚。胡椒が最初からかかっている。味は濃すぎず薄すぎずちょうどよい醤油味。もやしが邪魔をするかな?と思っていたがそんな事は無かった。正に関東醤油と九州豚骨の中間のラーメンのようだ。老舗…というより普段着でサンダル履きで行く近所のラーメン屋という感じで好感が持てた。満足。

再び駅に戻り、来た経路をそのままアストラムラインに乗って中通に戻ってきた。今度は路面電車に乗り小網町という駅で下車する。この頃になってくると路面電車の路線図や乗り換えが何となく頭に思い浮かべられるようになってきた。さて次の店は広島ラーメン筆頭のひとつ『すずめ』だ。『しまい』店主の親戚筋が昭和35年頃屋台から始めたとの事。また広島市内には、この店名を真似て小鳥の屋号を持つ店が多いのだという。『つばめ』、『うぐいす』、『ひよこ』etc…。これらを総じて「鳥系」とも言われるようだ。この店の定休日は日曜と毎月14日。そう、この店の為に先週の3連休での広島遠征は断念せざるを得なかった経緯もある。小網町から徒歩5分くらいかな?1日400杯限定という難関店だが、訪問時行列は出来ておらず普通に暖簾を割り入店。入り口の木箱で出来た整理券を引き適当な空席に座る。厨房にはおっさん店員2人と女の子店員1人。厨房前に一列のカウンター6席、5人がけテーブル席3卓、7人がけテーブル席2卓。先客5人後客4人。なかなか注文を取りに来ないので女の子店員を呼び「中華そば」を注文するが、その必要は無かった。何故ならこの店のメニューは中華そばとビールしかないのだから。整理券を取った時点で注文は終了なのだった。

Suzume00Suzume01中華そば すずめ 『中華そば』 600円

5分程度の待ちで提供された。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、もやし、脂身のない小さなチャーシューが6、7枚。スープはすき焼きを連想させる甘い後味がする。そして油も強い気がする。思い出したのが徳島茶系の味。まさか、まさかである。もちろん全く同じではないのだけど、この関係性は一体何なのだろう?ちょっと興味を惹かれた。でもここに来て脂っこいラーメンは厳しかった。

お腹が再び限界に近くなったのだがもう1店行く。今度は舟入町まで歩いて路面電車の終着点、江波(えば)まで乗車。更に南下し15分以上歩く。江波山公園入口のすぐ近くに店を構える『すずめ』の姉妹店にあたる広島ラーメン筆頭の店『陽気』だ。市中心部の大手町に暖簾分け店もある。赤いテント屋根の、こちらも普通の町角のラーメン店といった風情。入店すると厨房にはおばちゃん店員2人と男の店員1人。店は逆L字型構造で厨房側に一列のカウンター8席、壁側に10席。先客3人後客4人。注文は「ひとつ」。こちらもメニューは中華そばのみだからだ。この店も有名店の凄みというものは感じず、昔からある町のラーメン店といった雰囲気だ。

Youki00Youki01中華そば 陽気 『中華そば』 600円

麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、もやし、脂身のないが大きめのチャーシュー2枚。『すずめ』ほどの甘さもないが、『しまい』ほどあっさりもしていない。ちょうどいい塩梅で、つまりとても美味しいのだ。もっとお腹に余裕がある時に食べたかったが、これは自分が悪い。ともかく広島三大ラーメン店『しまい』、『すずめ』、『陽気』を連続訪問を達成出来て満足出来た。

本日2度目の胃袋限界ゲージがレッドゾーンに突入したので、苦しみながら江波の路面電車駅に辿りついた。電車に乗って中通で下車、早々にホテルに戻り休憩。ともかく一旦休むしかないわこれは。空調の効いた部屋で生き返った気がした。だがしかし…やはりもう1店どうしても行っておきたい店があったので1時間過ぎに再出撃する事にした。路面電車で八丁堀まで行きそこから徒歩10分くらい。創業昭和28年、広島市最古のラーメン店『上海総本店』に到着した。総本店とはいうが支店はない。閉店予定時刻の20分前。店の前から強烈な豚骨臭が漂っていたが、ものともせず暖簾を割り入店。店内は小汚い感じだが、それも老舗のオーラになっている。会計近くではおでんも煮ていた。厨房には初老の店主と若い男の店員1人。厨房前に一列のカウンター5席と4人がけテーブル席5卓。先客1人後客1人。口頭で注文。

Shyanhaisouhonten00Shyanhaisouhonten01上海総本店 『中華そば』 600円

もう全く「しまい系」とは違う様相の一杯。麺は中太ストレート。具は薬味ネギ、もやし、チャーシュー4枚と、構成自体は「しまい系」とそう変わらないが、問題はスープにある。表面をギトギトの油で覆われており、麺を啜ろうとすると、その麺が油でコーティングされるほど。そして味なのだが、茶褐色の色に反して醤油ダレはそれほど強くなく、豚骨が支配的なスープだった。かなり個性的な一杯で広島遠征初日を締めくくれたので良かったのだが、胃袋の方は完全限界モードで思考回路が回らなくなってしまった。早々にホテルに戻りシャワーを浴びて爆睡した。足が痺れてお腹がはちきれそうだった。

広島冷麺

首都圏にも進出しているので広島ラーメンより知名度は高いのではないかと言われているのが「広島激辛つけめん」だ。地元広島では単に「冷麺」と言う。その元祖と言われるのが『新華園』だ。市内に3店舗あるが我が狙うはもちろん本店だ。しかしこちらの店はハードルの高さが半端ではない。まず日祝休業、営業時間は11時から2時までの3時間のみ。ここまではまぁ普通だが、子供入店禁止!携帯電話禁止!撮影禁止!私語禁止!残すの禁止!呼ばれるまで席についてはダメ!…まだこういう店があるんだねぇ。客がまるで罪人扱いだ。

呉から乗った高速バスを市役所前で下車。ここからであればほぼ直線で800mくらいで店にたどり着ける公算だ。歩いて向かう事にする。橋を2つ超えてしばらくすると目的の『新華園』を発見。恐る恐る暖簾を割る。窓が大きいので結構店内は明るい。厨房には男の店主1人とおばさん店員2人、おばあさん店員1人。おばさん店員から「ウチは冷麺しかないけどいい?」と聞かれる。大きなリュック背負っているので一見客だとすぐバレるわなぁ。黙って頷く。「普通でいい?」黙って頷く。窓側に呼ばれるまで待つ用の席がありそこに座って待つ。3分程度の待ちで呼ばれる。L字型カウンター12席くらいか。先客7人ほど。あと客は5人くらいいたと思う。

Shinkaen00冷麺専門 新華園 河原町本店

『冷麺(並)』 1000円

小ぶりの中華丼に麺と具が入れられている。麺は白っぽい中細麺でかなりかため。それを覆い隠すかのように大量の野菜がのっている。茹でキャベツときゅうり、ピリッと辛い小さなカイワレのようなタデと言われる赤芽少々、脂身の少ないチャーシューが6枚くらい。つけ汁の方は透明な小鉢に入っていて真っ赤。辛さもそこそこあるが、むしろ酸味が効いている。その上に大量の白胡麻が浮いている。つけ汁の辛味と酸味、胡麻と野菜のコキュコキュするような食感が楽しく美味しい。私語禁止のわりには、常連客とおばさん店員は大声で世間話をしていた。後客を名前で読んで「大盛り2つね!」と注文も覚えていたりする。常連客のみ大切にするという精神なのだろう。商売的にはどうかと思うが、儲け以外を大切にしようとしているのは悪い事ではないと思った。元祖の店をどうしても味わいたくて来たのだが、味の方も満足のいくものだった。無事生還出来たので店を出てから外観の写真を撮った。

次の店に向かう為、広島の路面電車に初めて乗る事にした。舟入町という停留所から乗った。すぐ運転席の方に行き1日乗車券を購入した。今日の移動はほぼ路面電車に頼る事になるからだ。たった2駅目の十日市町で下車し徒歩1分ほど、大通りに面した場所に次の目的店を発見した。『冷めん家』。創業昭和60年。広島冷麺の元祖『新華園』で修行後独立した、広島冷麺専門店でも2番目に古い店だという。何で広島冷麺店をはしごするかというと、『新華園』がああいう店だったので、今回こそ「広島冷麺」を写真に収めたいからに他ならない。この店も基本的には『新華園』と同じく呼ばれてるまで着席出来ないシステムらしいが他は写真を撮ろうが自由のようなのだ。早速入店。厨房には老店主1人とおばさん店員、若い男の店員3人。席待ち用の壁側の席に座ろうとしたら、店主が「どうぞ」というジェスチャーで着席を促してくれた。L字型カウンター12席に先客1人だけだったからね。後客3人。後客も当然のように着席していた。口頭で注文。席待ち客側の壁が半分黄緑色に塗られていたのが印象的だ。

Reimenya00Reimenya01冷めん家 『広島冷麺(普通)』 900円

普通を注文。メニューにはアイスクリーム等のデザートもあった。『新華園』とは大分雰囲気が違う。でも冷麺自体はほぼ同じ。強いて言うならこちらは麺が丼ではなく皿にのっている事と、つけ汁の酸味が抑えられて辛味がやや強く出ていた事かな?ただでさえボリュームのある広島冷麺の連チャンはかなり堪えて、後半は箸が重く感じられた。それでも冷たく美味しく食べられた。満足。

広島冷麺を食べ終えしばらく休もうかなと思ったが、時刻はまだ13時40分ほど。これであればもう1店行けるかも知れない。広島にはもうひとつ新たな地麺が近年加わったのだ。それは「汁なし坦々麺」だ。この麺料理自体は首都圏にもあるので珍しくもないのだが、「広島冷麺」ブームが峠をこえた当たりに、それに代わるようにして広まったのだという。その広島最初の店がこの『きさく』だ。元々はラーメン店だったが2001年から「汁なし担担麺」の提供をはじめて、好評だったので汁なし担担麺専門店に変わったようだ。十日市町から4駅目、舟入幸町で下車し1分とかからぬ場所に店はあった。赤いテント屋根の角店だ。早速入店すると窓が無い為店内は暗かった。そして木材を利用し手作りで作ったような内装なので穴倉のようだ。入り口脇に券売機。厨房には男の店員3人。L字型カウンター15席。先客10人程度後客4人。

Kisaku00Kisaku01汁なし担担麺 きさく 『汁なし担担麺』 480円

筆頭基本メニューを注文。バリエーションとして冷たいものがあるようだ。麺はかためでシコシコした食感の細麺ストレート。麺量は結構多め。具は薬味ネギと肉そぼろのみ。そして汁なしといいつつ底の方に少量のスープが溜まっている。油そばの辛いバージョンのようなものだ。唐辛子がたっぷり入ったラー油に山椒、鶏ガラスープが加わっている。これを10回以上丹念に混ぜてから食すのだそうだ。…辛さはともかく山椒が強烈過ぎた。広島冷麺2連食の後でこの汁なし担担麺でトドメを刺された感じ。唇の腫れと胃袋はレッドゾーンに突入し限界を迎えてしまった。

路面電車に乗り原爆ドーム前駅で下車。原爆ドームにお祈りを捧げてから予約してあったホテルに早めにチェックインし休憩を1時間弱とることにした。久々に限界だ。

呉地冷麺

今日から一泊二日の広島遠征に旅立つ。先月の兵庫遠征も、先週の北陸遠征も実は各々播州ラーメンと敦賀ラーメンの筆頭店に行くのが目的だった。しかし今回の広島は違う。一般的には広島のご当地ラーメンで有名なのは尾道ラーメンくらいと思われているが、どうしてどうして各地に個性的な地麺を有する。我からすれば山形や新潟に匹敵するご当地ラーメンの密集地帯だ。4市7種の地麺を経験する事こそが今回の目的。既に3週間前に有給休暇を取得し、ホテルやチケットの手配等は北陸遠征よりずっと前に完了していた。準備万端だ。

Kure01北陸遠征から帰ってきた2日後に梅雨明け発表があったのだが、残念ながら全国的に空は下り坂の模様。朝5時前に家を出た時は、横浜は雲が立ちこめているが雨は降っていない。6時11分新横浜発ののぞみに乗車。広島には9時48分に到着。ここで呉線安芸路ライナーに乗り換え呉へ到着したのは10時40分頃だ。改札を出ると残念なことに弱い雨が降っていた。仕方なく持参した折りたたみ傘を開く事にする。

駅から歩いて15分弱、商店街の端の辺りに、本日最初の目的店、呉を代表する老舗『モリス』に到着。創業昭和22年。終戦から二年後すでに営業を開始していたという文句のつけようがない老舗店。店舗は奥に長く狭いうなぎの寝床状態。内装は明るい木材を使用している。厨房は入口右脇にある。店主と思しき初老の男とおばさん店員の2人。厨房前に一列のカウンター4席と壁側に一列のカウンター5席。行列店だと聞いていたがさすがに平日の開店直後、先客は1人のみで後客4人。口頭で注文。

Moris00Moris01味の店 モリス 『中華そば』 600円

筆頭基本メニュー注文。麺は四角く白っぽい色をした中細ストレート。具は刻みネギ、メンマー、小さなチャーシュー2枚。透明なスープは魚介ダシが効いた美味しい塩スープ。イリコ出汁を使っているらしい。関西のうどんのスープのようだが、ちゃんと塩ラーメンのスープでもある。美味しい。食べ終わる直前に卓上の、辛子入りの酢を入れてみる。ラーメンに酢を入れるのが呉の麺文化のようなのだ。味付けとしては悪くないが、元々のスープが美味しいので個人的には必要がないように思えた。遠征一発目から個性あり雰囲気ありの老舗で食べられて大満足だ。

次は呉を代表する地麺、呉冷麺発祥の店『珍来軒』だ。『モリス』とは広い道路を挟んだほぼ向かい側と言っていい。開店予定時刻25分前に到着してしまった。ちょっと早すぎたなぁと思って店に行くと、何と2人が先待ちしていた。それから続々と客が来て、開店直前には15人弱の行列が出来ていた。えっこんなに大人気店だったのか?開店予定時刻3分ほど過ぎて開店。入口で注文して料金先払い。プラ板食券をもらう。厨房は奥にあり見えない。壁向かいにカウンター15席、2人がけテーブル席4卓、4人がけテーブル席5卓。広い客席が初回で全部埋まり待ち客までいた。どんだけ人気店なんだ。

Chinraiken00Chinraiken01珍来軒 『呉冷麺(小)』 600円

もちろん呉冷麺を小で注文。麺は中太平打麺。具はきゅうりの千切り、半茹で玉子、茹で海老1つ、チャーシュー2枚。甘酸っぱいタレがかかっている。もうまるっきり「冷やし中華」だ。でも2つ小さな違いがある。麺が平打ということと、タレには「酢辛し」という、鷹の爪を甘酢に漬け込んだものを使用している。よって最初の口当たりは冷やし中華と変わらないが、後味が辛い。辛子いらずの冷やし中華といった感じ。即完食した。

『珍来軒』開店を待っている間に雨は上がり、日差しが差してきた。次の目的地はいよいよ広島市内になるが、高速バスを使った方が早いと下調べで判っていたのでバス停に向かう。『珍来軒』を出たのは11時42分くらいで次の呉駅発のバスは52分発車予定。間に合うわけはないのでショートカットモードで次のバス停「体育館前」へ向かう。『珍来軒』からだとほぼ直線で約600mくらい。でもバス停なんて事前調査でも明確に場所が判らなかったので予想をつけて行くしかない。小走りに行って何とかそれらしきバス停に辿り着きバスに乗り込む事が出来た。

2012年7月16日 (月)

鱗辛浸麺

北陸遠征から帰ってきた翌日。梅雨が明けたかのような猛暑が待ち構えていた。早くも次の遠征の準備。まずは予約していたチケットの受領。JR川崎駅へ。30分以上行列に並ぶハメになった。それから駅西口を出て鶴見方面へ歩く事約10分。6月4日オープンした『麺屋うろこ』という店へ。本牧の『麺屋 衛』の2号店との事。入口正面に券売機。厨房には男の店員2人と女の店員1人。厨房前に一列のカウンター11席と4人がけテーブル席2卓。

Menyauroko00Menyauroko01麺屋うろこ 『辛つけ麺』 800円

本牧の店ではラーメンを注文したので、今回は筆頭の辛つけ麺を注文してみた。ここの特徴は全粒粉で作った茶色味がかかった自家製麺だ。具はカイワレとメンマ、ナルト、海苔1枚、脂身の少ないチャーシュー1枚。とろみのあるつけ汁には薬味ネギと胡麻が入っている。強烈な辛さではなくつけ汁本来の甘味があるのでまろやかな辛さ。この季節にはいいんじゃないかな。満足。

横浜に戻り買い物をしてから帰路についた。

2012年7月15日 (日)

小浜岩通

Obama00敦賀市の西に位置する小浜市。バラク・フセイン・オバマが米大統領に就任した時、ネタに飢えたバカマスコミがクローズアップし強引な町おこしを行った町だ。そんな小浜市に、これも強引な感じで、ある食品会社がプロデュースしたご当地(風)ラーメンがある。小浜ラーメンだ。近隣の町のみならず、東京杉並区にまで店を出していたが、結局今は全て閉めてしまい、残るはこの小浜にある総本店1店のみという事になる。根付かなかったという事だ。ご当地未満ラーメンか。でも何故か気になって小浜まで行ってみる事にした。小浜線という2車両で手動式ドアのローカル線に乗って敦賀から約1時間もかかった。駅前でレンタサイクルを借り荷物をコインロッカーに預けいざ出発。商店街を抜け、古い町並みを抜け小浜湾に出る。海水浴場があった。更に西に行くと目的の店『若狭亭』総本店を発見。早速店の外観の写真を撮る。その時店の前に気になる看板を発見。「本日は売り切れました。」だと書かれていた。しかしまだ客が店から出てきているではないか!閉店予定時刻まで1時間半も前ではないか!何の為にわざわざ電車で1時間かけて、自転車漕いでここまで来たと思っているんだ!とにかくそう簡単に引き下がるわけにはいかない。暖簾を割り乗り込む。2つの引き戸を開けて入店すると案の定まだ客がいた。すると男の店員が「すみません今終わったんですよー」と言ってきた。しかしこちらも引き下がらなかったところ「塩ラーメンなら残っているんですが…」という言葉が出てきたのでそれを注文した。店員はバイトのような若い男ばかり4人くらい。カウンター6席と6人がけテーブル席2卓。

Wakasateisouhonzan00Wakasateisouhonzan01小浜ラーメン 若狭亭 総本店

『塩ラーメン』 680円

虚仮の一念岩をも通すだ。筆頭の小浜ラーメンを逃したがこの際しょうがない。具はやくみネギ2種、細メンマ数本、海苔1枚、ナルト1枚、大きめの巻きバラチャーシュー1枚。塩ラーメンと言いつつほのかに茶褐色な色のスープは、単純な塩ではなく節系の魚介ダシがじんわりと効いたもの。これは小浜ラーメンの塩バージョンだ。食べられて良かった。舌代を払い退店した。

店前のこじんまりとした海水浴場では五月蝿い音楽の演奏をやっていた。そんな小浜の海岸を横目に駅へと戻った。15分くらい次の電車を待ち、敦賀から米原経由で新横浜まで戻った。よく自転車を活用した今回の旅、帽子で顔焼けは防げたが、腕は真っ赤に焼けてしまった。

敦賀一力

Turugakou03福井遠征2日目。初日に頑張った分今日行くべき店は2店のみで観光もゆっくり出来そうだ。朝風呂に浸かりに行ってから9時過ぎにホテルをチェックアウト。荷物だけは預かってもらった。外に出た瞬間「これはキケンだ!」と思える程の強い日差しが照りつけている。前回の兵庫遠征から使用している帽子を被る。駅の観光案内所に行って自転車を借り出発。まずは昨夜行ってきになった氣比神社へ参拝。その後は敦賀港まで足を伸ばす。海上保安庁の船が停泊していた。次は日本三大松原の一つと言われる気比の松原へ。緑の山と青空と海が綺麗だった。

Matubara01

1時間ほど敦賀周辺の観光をした後、今回の旅の最重要店であり敦賀ラーメンの代表格『一力』へと向かう。駅から1.7kmと意外と遠い場所にあり自転車を借りた主な理由は観光ではなくこの店の為だ。昭和33年創業。敦賀の伝統通り屋台から始まり昭和52年に店舗店になったそうだ。ラーメン博物館には「みんなのふるさとラーメン」第一弾として4年前に出店した事もある。この店の存在を知ったからこそこの北陸遠征があったと言っても過言ではない。到着したのは開店予定時刻15分前だが待ち客が2人。開店までには15人くらいの行列になっていた。早めに来て大正解。開店直前に店員が人数だけチェックしていた。定刻に開店。白を基調にした綺麗な内装だ。厨房は奥にあり見えにくかったが男の店員2人と女の店員2人。4人がけテーブル席7卓と6人がけテーブル席1卓。口頭で注文。

Ichiriki00Ichiriki01中華そば 一力 『中華そば』 650円

狙うは筆頭基本メニュー1本だ。麺は自家製の中細ちぢれ麺。具は薬味ネギと紅しょうが、薄いチャーシュー3枚。コクがある豚骨醤油でなかなか美味しい。4年前新横浜ラーメンで食べたのを思い出した。でも一番印象が残るのは黒胡椒の味。何で老舗のラーメン店は最初から胡椒がかかっている事が多いのだろう?昔は材料の入手も困難で質の悪いものを使っていて、その味を誤魔化す為に使っていた事は想像出来る。それがいつしか味の基本構成になり、「ウチは昔からこの味。胡椒がかかって完成形」という事になったんだろうなぁ、等と考えつつ食べ終えた。美味しかったし、今回の最重要店を訪問出来た安堵もあり満足出来た。

2012年7月14日 (土)

敦賀地麺

Turuga02福井から敦賀にやってきた。まずは観光案内所で時刻表やレンタサイクルの貸出状況等をチェックした後、予約していた駅近くのビジネスホテルにチェックイン。とにかく雨と汗でびしょびしょになった服を着替えてからでないと何も出来ない。心から風呂に入りたかったが、さっぱりして眠ってしまいそうになるのが怖かったので我慢した。服や体を乾かせた事で気持ちも落ち着いてきた。そして夜8時前に夜の敦賀の街に繰り出す。街には「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」のキャラクターのブロンズ像がいくつも立っている。境港の水木しげるロードのように、松本零士が故郷に錦を飾ったのかと思ったがどうも違うらしく、氏の出身地は北九州市で敦賀とはあまり縁がないようだ。単純に敦賀市が町おこしの為氏のキャラクターをシンボルにしたというだけのようだ。

敦賀ラーメン。豚骨鶏ガラをベースに作られた豚骨醤油スープに胡椒がかかったスタイルが一般的と言われているようだが、注目された理由はラーメンの個性というより、二十一世紀の今、未だにラーメン屋台が現存しているからだと思う。日が落ちてから夜明け前まで駅からちょっと離れた商店街沿いに軽トラックを改造した屋台が並ぶのだ。ちゃんと歩道スペースが屋台用に広くなっている。その代表格といわれるのが『池田屋ゴンちゃん』だ。屋台の自動車の周りに4人がけテーブル席1卓と6人がけテーブル席4卓が並べられている。店主と思しき親父と女性店員4人。先客6人後客5人。メニューは普通か大盛りしかなく口頭で注文を告げるとプラ板食券を渡された。

Ikedayagoncyan00Ikedayagoncyan01池田屋ごんちゃん 『ラーメン並』 600円

普通を注文。3分程度で提供された。以前新横浜ラーメン博物館で食べた『一力』のラーメンに確かに似ている。ツルツルした食感の黄色い縮れ中細麺。具は薬味ネギ、紅しょうが、メンマ数本、チャーシュー3枚。スープは黄金色の豚骨醤油だがまろやかな醤油味で、口当たりはあっさりしている。屋台ラーメンは雰囲気を楽しむ感じで味は2の次といった感じが多い中、こちらは店舗店と変わらぬレベルが提供されていた。満足だ。

一通りこの通りを歩いてから戻ってこようと氣比神宮まで行って折り返した。その時元祖敦賀ラーメンを看板に掲げる店が目に入った。こちらは屋台ではなく店舗式。早速入店。店内奥中央に券売機。屋台のような長椅子が設置された長いテーブルが5卓。その為雰囲気は屋台と同じ。空調もロクに効いていない事も含め。先客2人。TVを見ていたおばちゃんが店主だったようで食券を買うと受け取って厨房に入っていった。後客ゼロ。

Ramenokaya00Ramenokaya01ラーメン おかや 『ラーメン』 600円

基本のラーメンを注文。麺は中細縮れ麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、小さな薄いチャーシュー3枚。先の『池田屋ごんちゃん』に比べると豚骨濃度が抑えられ醤油が増している感じ。『ごんちゃん』が満足度が高かったのだが、こちらのラーメンはあまりに普通。よくある屋台のラーメンのレベルだった。

という訳で何とか北陸遠征初日は幕を下ろした。色々あったがそれを含めて旅の楽しさを味わえた1日だった。ホテルの浴場に浸かってから布団に潜り込み爆睡した。

永平寺訪

Eiheiji01福井駅に戻ってきたのは2時40分くらい。あと10分で永平寺行きの直行バスの最終便が出る。ちょうど良い時間だ。ここまでくれば後は焦らなくてもいい。バス乗り場でチケットを買いバスに乗り込む。社内の空調の涼しさと安堵感でリラックス出来た。バスは30分ほどで永平寺門前に到着。周りは土産物屋ばかりのよくある観光地の風景だったが、永平寺の敷地に一歩入ると清涼な空気に包まれた。陽光に緑が映える。入口で参拝料500円を券売機で購入し、捨て傘を奉納し靴を袋に入れて上がる。パンフレットを貰い、若いお坊さんから注意事項等の説明を聞く。修行僧が修行しているこれほど大規模な寺には初めて訪れた。中に入ると独特の仏教世界に息を飲んだ。とにかく広いく、寺の佇まいも荘厳の一言。あまりの清らかな雰囲気に時の経つのを忘れたほどだ。

Eiheiji05Eiheiji02実はこの永平寺に来たのは周辺に永平寺町の地産地消を目的に作られた「永平寺九頭竜らーめん」というのがあると聞いたからだ。でも周辺にはそれらしい店は発見出来なかった。タイムアウトだ。どっちにしろ土産物屋が休日のみに提供している地ラーメンにも満たない観光用ラーメンだがらあまり後悔はない。それよりも永平寺を訪問出来た喜びの方が大きかった。いい経験が出来た。そして良いインターバルにもなった。

バスで福井駅に戻って敦賀行きの急行に乗った。

福井地麺

金沢から約45分で福井に到着。すっかり雨はあがり日が差してきた。福井滞在の時間も限られているので、事前に下調べしていたレンタサイクルが借りれる場所へ真っ先に行く。何でも福井市が放置自転車を再利用し無料で借りられるシステムなのだそうだ。手続きをして即出発。最初の目的店は『ふくまる軒』。駅から1km以上離れた郊外にある、福井でも人気の老舗だという。あまり迷わず店に辿り着く事が出来た。かなり年季の入った店構えだ。青い暖簾を割り入店。奥にある厨房には老店主とおばちゃん店員2人。2人がけテーブル席1卓、3人がけテーブル席1卓、4人がけテーブル席2卓、6人がけテーブル席1卓。先客1人後客ゼロ。口頭で注文。

Fukumaruken00Fukumaruken01ふくまる軒 『中華そば』 560円

筆頭基本メニューを注文。この店は老店主が一人で作るので注文してから時間がかかるという前情報があったが、この日は先客1人のみという幸運!注文から5分程度でラーメンが出てきた。絵に書いたような老舗のラーメンといった趣がある一杯。麺は黄色い中細麺で軽くちぢれがある。具は薬味ネギ、メンマ数本、チャーシュー2枚。見たままのシンプルな中華そばの味。この店の雰囲気も相まって何も言う事はない。下衆というものだ。お代を払って店を出た。

次の店は『ふくまる軒』から0.5kmくらいの場所にある『岩本屋』という店だ。北陸内に支店を4店舗構を持ち人気らしい。ここは総本店にあたる。ちょっと前にカップラーメンになっていたのを見て知った。店主は東京池袋の『屯ちん』出身でラーメンのスタイルもそこに準じ背脂チャッチャ系らしい。入口に券売機。厨房には男の店員2人と女の子店員3人。厨房周りにL字型カウンター14席と4人がけテーブル席2卓。先客11人後客4人。接客は抜群で『一風堂』レベル。我が汗を拭いていると、タオルと団扇を出してくれた。

Iwamotoyahonten00Iwamotoyahonten01らーめん 岩本屋 福井本店

『らーめん(麺かため)』 730円

筆頭基本メニューを注文。麺のかたさ、油の量、味の濃さを選べる。麺は黄色いちぢれ中太麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、海苔3枚、チャーシュー1枚。今や懐かしさを感じる背脂チャッチャ系。味のインパクトは無かったなぁ。しょっぱさと油っぽさが目立った。接客の良さのみが心に残った。

急いで福井駅へと戻った。

石川遠征

昨年11月の四国遠征を終え年末年始に関東近円の地ラーメンを巡った。それからしばらくラーメンへの欲求が減衰してしまった。もう食べる前から味の分かりきった二郎系や家系、魚介豚骨つけめん系ばかりの新店を巡ったところであまり楽しいという気持ちは湧き上がってこないのだ。自分の興味はもう地ラーメン巡りにしかない。4月末の連休から佐久、上越、兵庫への遠征をたて続きに実行に移していたのもその為だ。そして今週から2週続けて1泊2日の地麺遠征を計画している。まだ未訪問の空白地帯となっているのは主に北陸地方と中国地方。今週は石川県と福井県という我が今まで訪れた事が1度もない2県を1泊2日で巡る旅に出発する。勤め人である以上連休を利用して実行するしかないのだ。

当日前日から九州地方では土砂災害が起きるほどの大雨が降っている状況。当日の天気は心配していたら、案の定雨が雨戸を強く叩く音で目が覚めた。本当にシャレにならないレベルでの大雨。躊躇したが出発しないわけにはいかない。折りたたみ傘では役に立たないくらいの降りだったので捨て傘を手に出発。最寄駅までの家々の玄関の斜面が小さな滝のようにになっているほどだった。近年稀に見る土砂降りだ。最悪のタイミングでの出発だった。せっかくの新調した服やリュックがビショビショになってしまった。それが新横浜に着いたら空に青い部分が見えているんだからなぁ。朝6時半頃新横浜発の新幹線に乗った。電車の中ではビショビショになった服をシワを伸ばして乾かす事に懸命だった。米原で特急しらさぎに乗り換え金沢に到着したのは11時10分前くらい。

Kanazawa00今回の食べ歩きルートを考えた結果かなりタイトなスケジュールになってしまったので、駅に着いたら即観光案内所に行って自転車を借りられる場所を確認。駅西口すぐのニッポンレンタカーで借りる事が出来た。空は曇っていてポツポツと弱い雨が降っている状況。でも傘を差すまでもない降りだったのでそのまま出発した。金沢の街は想定以上に大きくて綺麗な街だった。兼六園等ゆっくりと歩いて見たかったが今回は断念せざるを得ない。楽しみを先延ばしにしたと思おう。今回はひたすら郊外の最初の目的店を目指す。しかしなかなか郊外という感じにならない。犀川を超え寺町という古い町にさしかかってようやく郊外といった感じになった。ところが蛤坂という緩やかだが長い上り坂に苦しめられる事になった。よって最初の目的店に到着出来たのは開店予定時刻のわずか5分前だった。駅から30分近くかかってしまった。

その最初の目的店は『中華そば 神楽(かぐら)』。この店は別に石川県ご当地の店ではないのだが、ラーメン評論家達がこぞって高評価している石川県を代表するラーメン店なのだそうだ。店主は体を壊した経験が有り、それ以来食材と無化調にこだわり、そのこだわりが過ぎて納得できなくなり店を閉め、一時はうどん屋に鞍替えしてしまったらしい。そして近年ラーメン店としてまた復活を遂げた。こうなるとこだわっているのか、こだわっていないのか良くわからない。到着時には既に6人くらい先客がいて後客は続々。3分ほど予定時刻を過ぎてから開店したがその時にはほとんどの席が埋まっていた。厨房には店主含め男が3人、女が2人、計5人の店員。厨房周りにL字型カウンター10席と4人がけテーブル席3卓。口頭で注文。

Kagura00Kagura01中華そば 神楽 『中華そば』 750円

筆頭基本のメニューを注文。麺はいかにも自家製で不揃いのちぢれ平打中太麺。食感はもちもちとしている。具は薬味ネギ、細メンマ、海苔1枚、チャーシュー1枚。スープは魚介ダシがわりと強めに出ている醤油スープ。最初の一口目で感じたのは「津軽ラーメン」にどことなく似ている気がした。そして無化調のラーメンは味が淡くなりすぎる傾向にあるのだが意外とハッキリとした味だった。そしてチャーシューは生ハムを思わせた。確かにレベルの高い一杯だった。しかし感動という領域までには至らなかった。予備知識無しでこの店に出会ったら「これは!」となるかも知れないけど、最初の期待値を高く持ち過ぎたのかも知れない。店を出たら雨は本降りになっていて、せっかく電車の中で乾かした服がまたズブ濡れになってしまった。

次の店こそが石川県を代表するラーメン店…といきたかったのだが、残念な事に石川県特有のスタイルを持つ地ラーメンを発見する事は出来なかった。しかし石川県民に親しまれている店は存在する。それは『8番らーめん』というチェーン店だ。国道8号線沿いに最初の店舗ができたからこの店名になったのだそうだ。昭和42年創業。北陸甲信越を中心に直営店・加盟店を合わせて100店舗以上を誇る大きなグループで、今や中国やタイにまで進出しているという。その本拠地はここ石川県にある。当初健気にも本店詣でを考えていたが、無人駅から片道1.7kmもあるようなところにあった為やむなく断念。だってチェーン店だもの。というわけで『神楽』から最も近い犀川大橋店へ。ビルの1階に店を構えていた。チェーン店らしくファミレスのようだ。厨房にはおじさん店員2人と女店員2人。L字型カウンター12席、4人がけテーブル席が7卓。先客6人後客1人。

8banramensaigawaoohashi008banramensaigawaoohashi018番らーめん 犀川大橋店 

『野菜らーめん(塩)』 567円

ここの看板メニューを注文。特徴は数字の8が描かれた蒲鉾、通称「ハチカマ」がのっていること。味は味噌・塩・醤油・とんこつの4味から選べる。麺はちぢれ太麺。具はキャベツやもやし等の茹で野菜とメンマ数本、小さなチャーシュー1枚。食べた感想としては、塩味を選んでしまったからだと思うが…正にタンメンだった。それ以上でも以下でも無し。店を出ると雨は止んでいた。良かった。

トンガった店やチェーン店だけでは石川県のラーメンを知った事にはならないので、老舗の店へ訪問する事にした。尾山神社すぐ近く、屋台から創業昭和22年の『中華料理 平和軒』だ。現在の店主は2代目だという。暖簾を割ると熟年夫婦と思しき男女二人が厨房に。奥に伸びる店内。L字型カウンター10席に2人がけテーブル3卓、4人がけテーブル席1卓。口頭で注文。

Heiwaken00Heiwaken01中華料理 平和軒 『ラーメン』 620円

筆頭の基本メニューを注文。こちらは自家製の麺を使っている。細麺ストレートだがかなりかために茹でられている。具は薬味ネギ、メンマ数本、海苔1枚、独特のオレンジ色をしたかまぼこ1枚、小さなチャーシュー1枚。印象的なのは最初からかかっている胡椒の味。独特の胡椒を使っているのかクミン等の香辛料を強く感じる。麺がかたかった以外は老舗らしい好感を持てる一杯。石川県のラーメンを味わえる事が出来て満足した。

Kanazawa01
店を出て隣にある尾山神社を階段から見上げて写真をパチリ。これが今回の旅唯一の金沢観光となってしまった。店を出た時刻は12時半。次の福井行き特急の出発時刻は12時49分。駅までの道のりを急ぐ。自転車を戻して駅に到着出来たのは12時42分だった。みどりの窓口で切符を手配してもらうも、何と財布の中の万札が雨に濡れ染みだらけになっていて使用できなくて手間取った。正に飛び乗る感じで電車に乗り込んだ。金沢訪問時間たった2時間。奇跡の3店訪問。電車の中で万札を出して乾かしつつ一息ついた。

2012年7月13日 (金)

旅前夏麺

北陸遠征を明日に控え早めに帰宅したかったが、買い物もあるしで新横浜で途中下車する事にした。新横浜といえばラーメン博物館。久々に寄って見る事にした。あまり間隔を空けるとフリーパスが期限切れになってしまう。今、季節的には恒例の夏麺が出ている頃だ。ポスターを見て『かもめ食堂』の夏麺を食すことにした。店外の券売機で券を買い入店すると白人の観光客ばかり10人くらいいたかたなぁ。ほぼ入れ替わりに出て行ったけど。後客は4人。

Kamomesyokudoushinyokohama03気仙沼 かもめ食堂 新横浜ラーメン博物館店

『冷やしらーめん』 880円

5分ほど待って提供された。麺は中細ちぢれ麺。具はカイワレともやし、メンマ、海苔1枚、半味玉、鶏チャーシュー2枚。スープは油を感じる冷たい醤油スープ。味はまるっきり、山形『栄屋本店』の冷やしラーメンと同じだった。過去この店をプロデュースしている『ちばき屋』の冷やしラーメンを食べた事があるがそれとほぼ同一だった。冷やしらーめんが得意なのだろう。冷たくて美味しく満足だった。

立て続けに夏麺にしようかとも思っていたが、遠征前にお腹を冷やしてもまずいと判断、予定を変更した。しかし食べたいラーメンが見つからなかったので、『ラーメンの駅』のチャーハンを食べる事にした。食券を買って入店。待たずに座れた。先客8人後客3人。

Ramennoeki05らーめんの駅 『チャーハン』 800円

すみれや純連で販売されているチャーハンらしい。味付けは塩胡椒と醤油ダレで普通の味だが、パラパラ感はあり美味しい。そして付属のスープも『らーめんの駅』ベースの塩スープだろう。満足の一品だった。

2012年7月 8日 (日)

一風再訪

昨日からぐずつき気味の天候だったので今日は外出しないでおこうと思った。しかし午後になると日差しが差し込むようになったので外出をする事にした。旅行用にリュックを購入しに横浜に出てみた。ついでに並びも無かったので『一風堂コレクション』に立ち寄ってみた。ほぼ満席だったがテーブル席の隅だけが空いていたので案内された。相変わらず接客は抜きん出ている。口頭で注文。

Ippuudoucollectionyokohama00Ippuudoucollectionyokohama01博多 一風堂コレクション 横浜西口店

『本店かさね味(粉おとし)』 850円

迷ったけどコレクションなのでかさね味を注文。一風堂が好みではない自分だが、自分の体調に合ったのかしっくり来た。かなりしょぱいんだなぁ。

2012年7月 7日 (土)

六角本店

予約しておいた床屋に朝から出かけた。雨が降るんだか降らないんだかハッキリしない梅雨らしい天候。散髪が済みみなとみらい線の駅まで歩いて各駅停車に乗り東白楽駅で下車。本日は新店ではなく今週火曜日に定休だった2店へ行ってみたくなったのだ。まずは『六角家六角橋本店』だ。『六角家』というのは過去新横浜ラーメン博物館の立ち上げ時に出店したりとかなり注目を浴びたが、そこから急速に評判を落としていた印象がある。我は今は無き井土ヶ谷店が初六角家だったがハッキリ言って美味しくなかった。そんなこんなで『六角家』を敬遠していた時期もあったが、同店出身者が経営する店で結構な確率で家系の「当たり」を引く場合があったのでちょっと見直すようになってきた。決定的だったのは昨年2月『六角家』戸塚店を訪問した事だった。博多系でもあまりないような豚骨臭、最近流行りの「ワイルドだぜっ」っていう感じ。味も麺のかたさも不満無し。自分の好みに一番合う家系店は実は六角家系だったのかもと思い直した次第。そこで約6年ぶりに六角橋本店に再訪してみる気になったのだ。店に到着したのは開店約10分前。まだシャッターが半分しか開いていない状態。それでも豚骨臭は漂ってくる。5分前には全開になり営業中の札も出たので本日最初の客として入店。店外の食券機で食券購入し、適当な席に座り食券を差し出し好みを告げる。厨房には男の店員が5人。水はセルフ。後客はパラパラと5人ほど入店。

Rokkakuyahonten00Rokkakuyahonten01

横浜ラーメン 六角家 六角橋本店

『ラーメン(麺かため・油多め)』 650円

基本のラーメンをいつもの好みで注文。素早く提供された。この豚骨臭がいい。野趣あふれる感じ。ご当地ラーメンに通じる貫禄がある。麺は平打太麺。スープの味も申し分なし。下手に味濃いめに頼まないで良かった。大満足の完食だった。でも一度評判を落とすと信頼の回復が難しいのはどの世界も一緒だ。地道に頑張るしかないのだ。

続いて昨年12月突如『仁鍛』から改名した『くり山』へ。『仁鍛』って結構かっこいい店名だったのに何で変えちゃうかな?って思ったけどね。到着したのは開店予定10分前。既に12人くらい待ち列が生じていた。待っている間に注文を取りに来た。予定通りに開店したが不運な事に我の直前で満席。15分ほど更に待って入店。水はセフル。

Kuriyama00Kuriyama01くり山 『つけめん』 800円

麺300g。茶褐色のブリブリの太麺。つけ汁は濃厚魚介豚骨味濃いめ。脂身の多いチャーシューのぶつ切りと太メンマ、ナルト、海苔1枚。満足のいくつけ麺であった。スープ割には柚が入っていてサッパリして飲みやすかった。

帰りは白楽から電車に乗り帰路についた。

2012年7月 3日 (火)

梅雨六角

本日は代休。それでもって午後から結構な雨降り。でも家を出たのは午後から。目的はまたもや六角橋。昨日の『おはな商店』のつけ麺が残念だったので、旧『仁鍛』から改名した『くり山』でブリブリの太麺つけ麺を食すのが目的。ところが…定休日だった。何故か月曜定休日と頭から決め付けていた。これは自分の失策を呪うしかない。雨の中放浪し『六角家』本店に行ってみるもこちらもシャッターが降りていた。ところがその近くに気になる看板を発見。よくみると和え麺と書いてある。屋号は『幻奏庵』という。階段を上がって2階の店舗にあがるとライブハウスのような音響機器が置いてありちょっと戸惑う。しかも椅子は赤いし。おばさんが1人。前後客ゼロ。口頭で注文。

Gensouan00Gensouan01和え麺処 幻奏庵 『和え麺』 600円

この店は和え麺というメニュー1本勝負のようだ。具はかいわれ大根、きくらげ、極太メンマ、短冊切りされたチャーシュー。要はあぶらそばだったのだが、具も麺も良い食感でなかなか美味しかった。満足。

本日もう一つの目的店である昨日開店したばかりの二郎系の新店『豚星。』開店時間まで1時間弱も空いてしまったのでGEOやコンビニに寄って時間を潰した。数分遅れてようやく開店した。入口に食券機。厨房には男の店員2人。厨房前に一列のカウンター席。椅子はいっぱいあったが結局9人座っていっぱいだったと思う。我は本日4人目の客として入れたので何とか最初のロットに間に合ったが、あと客は続々来て店外にも行列が生じていた。

Butaboshi00Butaboshi01豚星。 『ラーメン小(ニンニク)』 650円

ラーメン小をニンニク入で注文。食べてみて判った。先日食べた『豚親分』は二郎インスパイアでかなり独自路線をいっていたが、こちらは正に寸分違わぬ『ラーメン二郎』だ。麺はブリブリの不揃いな縮れ太麺。茹で野菜や豚も二郎そのもの。最後の方にはギブアップしそうになったのも二郎だった。何とか全部食べ切れた。それにしても六角橋周辺もすっかり二郎系開店ラッシュで勢力図にも変化が生じそうでこれから面白くなりそうだ。

2012年7月 2日 (月)

御花浸麺

帰るのが遅くなったので関内で下車し久々に『おはな商店』へ。厨房には男女1人づつの店員。女店員の方が厨房を仕切っていた。客入りは8割ほど。

Ohanasyouten11濃らーめん おはな商店

『濃厚和風豚骨 炙り豚トロつけ麺』 880円

今日はつけ麺狙い。この店でつけ麺を注文したのは初めてだったと思う。量は大盛り無料だった。連食の予定も無いので大盛り注文。うーん、ブリブリの太麺を期待していたのに、平打中太麺だった。具も麺も普通のらーめんと変わらないのでは?やっぱり我はつけ麺よりらーめんだ。

2012年7月 1日 (日)

新店食事

昨日は熱や頭痛はないのだがやたら痰が絡んでいたので家から出ず安静にしておいた。流石に今日は外に出ようと思ったら雨が降り出した。伊勢佐木町で買い物をした後大通り公園の方に抜ける。昨日開店した『ラーメンダイニングK』なる店。『麺家徳』や『支那そばや』等を展開する外食グループ「ケンコー」の新ブランド店だ。グランドオープンは7月5日。それまではプレオープンとして替え玉無料。入口に1家族が待っていたが1分ほどで入店。店員は男3人と女店員3人。本部からのスタッフも来ていた。L字型カウンター9席と4人がけテーブル席3卓とオープンテラス席4人がけテーブル2卓。烏龍茶が大きなグラスで出てきた。

Ramendainningk00Ramendainningk01ラーメンダイニングK 永楽町店

『白(粉おとし)』 650円+『替え玉』(サービス)

Ramendainningk02博多ラーメンで白・赤・黒の3味がある。基本の白を注文。具は薬味ネギ、きくらげの細切り、もやし、脂身の多いチャーシュー2枚。最初から胡麻がかかっている。豚骨濃度はそこそこで豚骨臭は皆無。替え玉無料なのでかためで注文してみる。ごく普通の博多ラーメンであった。

よこはまばし商店街を買い物しながら抜けて出口にある『酔来軒』へ訪問。ちょうど1卓空いていた。口頭で注文。

Suiraiken00Suiraiken01廣東料理 酔来軒 『酔来丼』 400円

名物「酔来丼」を注文。前回ねりがらしをタレに溶かし過ぎて失敗したので、からしが溶けないよう慎重に丼にタレをかけて食したらなかなか美味かった。CP良し。

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