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2012年6月10日 (日)

播州地麺

Nishiwaki01兵庫遠征2日目。今日こそが今回の遠征の本番となる。本日の目的は播州ラーメンただひとつ。戦後繊維産業で隆盛を極めた兵庫県中央部に位置する西脇市。その繊維工場に集団就職によってやってきた女工達。彼女たちの口に合わせる為徐々に甘口醤油味になっていたという、全国でも珍しい女性主体で誕生したラーメンだと言われている。そんな播州ラーメンだが、公共交通機関で兵庫の内陸部に辿り着くにはかなりの難関である事が調査で判った。三宮から加古川へ移動し、加古川線という単線に乗り西脇市駅へ行く。更にその西脇市駅から単車両の電車に乗り換え1駅目、新西脇駅という無人駅が目的の店の最寄駅となる。ウィキペディアによると昨年の1日の乗降客は平均7人。そして恐ろしい事に1日8本のみの運行となっているのだ。更にはそんな新西脇駅から目的の店は1.5kmも離れているのだ。これはなかなかに厳しいスケジュールとなる。電車の間隔は約2時間15分。その間にラーメン店、出来れば2店に入りラーメンを食べて駅に戻ってこれるかが勝負になるのだ。予定通り新西脇駅で下車したのは10時15分くらい。降りたのは我一人だった。降りてみると加古川が目の前にあり背後には緑の山々がそびえるのんびりとした田舎の景色。しかしちょっと歩くと車の往来も結構ありコンビニなんかもある。市と名乗るだけはある。ところがバスなんかは時刻表を見ると恐ろしい気持ちになるほど。とことん公共交通機関を排除した市なんだなぁ。ともかくただひたすら播州ラーメンの代表店『西脇大橋ラーメン』を目指す。到着したのは開店予定時刻15分前。おそらく1番乗りだろうなと思ったら何と先客2人がいた。日よけされた席待ち客があるので助かった。予定時刻きっかりに暖簾が出されたが、その時点で我を含め8人が同時入店。厨房には店主1人と女店員2人。老舗だけにおばちゃんが注文とりにくると思ったら、「まいど。」と書かれた黒いTシャツを着た女の子店員がいて意外だった。口頭で注文。来客は続々。

Nishiwakioohashiramen00Nishiwakioohashiramen01西脇大橋ラーメン 『特製ラーメン』 600円

基本のラーメンが特製ラーメン。麺はもちもちした中細ちぢれ麺。具は薬味ネギ、もやし、海苔1枚、巻きバラチャーシュー2枚。スープは確かに甘いのだが、いい感じの甘味の甘口醤油スープだ。本当に美味しい。完食してしまった。これは全国レベルで売り出して良いレベルだと思う。満足して店を出た。次の店に向かう為早足で下り坂を降りているといきなり脇を通る車から「すいませーん」と呼び止められた。「帽子忘れてる言うてましたよー」と言われた。あぁ結構高い帽子だからなぁ。お礼を言って急いで坂を登って店に戻り帽子を受け取った。少し時間のロスをしてしまった。

次の店は『かおるちゃんラーメン』は『西脇大橋ラーメン』とは30分開店時間がずれている。到着した時未だ開店していなかったので店の前に立っているといきなりヤンキー系女店員がドアをガラガラ開けるなり我に向かって塩をかけてきた。わざとじゃないのはわかっているけどいい気分にはなれないよなぁ。それでも「どうぞ」と言われたので入店。ほとんどが座敷席でラーメン店というより宴会用の店なんだと思う。案内されたのは暗い厨房前のカウンター席。厨房には男の店員2人と女の店員3人。後客2人。口頭で注文。

Kaoruchyanramen00Kaoruchyanramen01かおるちゃんラーメン 『播州醤油らーめん』 570円

筆頭基本メニューを注文。『西脇大橋ラーメン』より若干醤油の色が濃いめだが味はそんなに変わらない。こちらも甘いが美味しく食べられた。でも最初のインパクトが良かったのか先の店の方が美味しく感じた。

結局目的の2店はクリア出来た時点で次の電車まで45分も時間があり、駅までの道のりを考慮しても30分は余る計算になる。そこでここまで来る間に偶然見つけたもう一つのラーメン店に寄ってみる事にした。屋号はそのまま『西脇ラーメン』という。i-padのアプリにものっていなかった店だ。入店すると老夫婦が切り盛りする昔ながらの町の中華料理屋といった感じ。入店時店主のじいさんが客席でテレビを見ていた。そんな店。2人がけテーブル席1卓、4人がけテーブル席4卓。前後客ゼロ。口頭で注文。

Nichiwakiramen00Nichiwakiramen01西脇ラーメン 『ラーメン』 500円

筆頭基本のラーメンを注文。スープを飲んでみるとちゃんと甘口なので、こちらも播州ラーメンだった。安心した。麺は細麺ストレート。やや茹で過ぎはご愛嬌。具は薬味ネギともやし、細長い海苔1枚、チャーシュー1枚。場末臭もするがそれでも播州ラーメンがこの地で自然に定着しているのが分かり嬉しく感じた。

駅に戻るとまだ電車が来るまで15分も余裕があった。予定以上の成果で播州ラーメン探訪は成功した。加古川、姫路を経て新幹線に乗り、新横浜に到着したのは午後5時半前だった。

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