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2011年12月29日 (木)

東毛手延

群馬県は中毛、東毛、西毛と三つの地区に区分けされるそうだ。その中で大田市、桐生市、館林市を有する東毛地区に手延麺を使用する地ラーメンが存在する。通称「東毛手延べ系」という。その発祥と言われる店が太田市にある。『喜満』本店だ。一時は4店舗を構えたが弟子達が独立、しかしそれ以降広まらず職人達も高齢化し衰退の一途という地ラーメンだ。

栃木から両毛線に乗り足利で下車。ここから東武伊勢崎線足利市駅まで移動しなくてはならない。2駅は渡良瀬川を挟んで結構離れている。でもその移動路は案内板等が出て迷うことはないだろう、という予想をしていた。これが大外れ。案内表示など何も無し。しかもその橋を渡る所さえ車専用道路になっていたりで「どう行けばいんだよ!」というような有様。結局高架へ登る小さな階段を上り降りして川の向こう岸に到着し、その先も結構歩いてようやく駅に到着出来た。足利市駅から3駅目の太田で下車した。ここは富士重工の御膝元で工場城下町。南米等からの出稼外国人も多く住む町。駅舎だけは立派だけど駅前は閑散としている。いきなり禁じ手のタクシーに乗る。何故かと言えば目的の『喜満』本店は駅から離れていること。また北関東の時刻表の恐ろしさ対策として時間は出来るだけ短縮出来た事に越したことはない。行きはよいよい帰りは恐い。駅前ならいざ知らず目的地周辺から帰りのタクシー等捉まる確率は低いとみなければならない。ともかくタクシーには「小舞木町しまむら前まで」と告げた。降りたところからしばらく歩くと目的の『喜満』本店を発見。店は国道沿いによくある飲食店然としていて駐車場も完備。早速入店するも満席で6分程度待たされた。でもその甲斐あってか手延べ作業が良く見えるテーブル席に座れた。厨房には年老いた店主夫婦と思しき爺さん婆さんと手延べ作業中の黒いサングラスの男の店員。接客係のおばちゃん。後客も続々来店。失われつつある存在とは思えない繁盛っぷりだった。口頭で注文。

Kimanhonten00_2Kimanhonten02Kimanhonten01手延ラーメン 喜満 本店 『ラーメン』 800円

基本のラーメン注文。強気の価格だ。スープは一世代前ののっぺりした味わいあっさり醤油スープ。若干生姜が入っている。具は薬味ねぎとメンマ、海苔1枚、脂身の多いチャーシュー1枚。そして麺は平打ち中太麺。コシというものが感じない。その代わり喉越しがよい。にゅるんとした感じがする。このようなクラシカルな味の一杯がこの値段で人気。確かに地ラーメンなんだなぁ。失われつつある一杯の総本山をクリア出来て満足した。

予想通りバスやタクシーは見かけなかったので徒歩20分かけて駅に戻った。『ピリカ』という駅前の味噌ラーメン店に連食する予定だったが、見事に影も形も無かった。あるのはシャッターが閉まったフィリピンパブばかり。仕方なく駅に戻ると次の電車まであと30分以上の待ち。各駅停車で久喜に出た後スムーズに新宿湘南ラインに乗れて一気に横浜に戻れた。

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