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2011年12月 3日 (土)

藤枝地麺

Fujieda00_2徳島遠征から1か月経った。あれから地方遠征の関心は冷めるどころか高まる一方。名の通ったご当地は一通り行けたので、次は知られざるご当地ラーメン、地ラーメンへの訪問となる。元々我はマイナーな方に惹かれる性質なのでこういうのを調べるのはとても楽しかった。次から次へ見知らぬ地ラーメンを発見した。その中でラーメン不毛の地と思っていた隣県静岡県にとんでもない地ラーメンを発見してしまった。それは藤枝市志太地区に存在する通称「志太系」と言われる地ラーメンだ。特徴は、①鰹出汁ベースのあっさり醤油味、②麺は平打ちストレート、③具はサッパリもも肉チャーシュー、④「温かいの」と「冷たいの」があり、⑤早朝から営業し昼過ぎには閉店する営業時間。かつて魚市場やお茶の取引で早朝働く人達の為に提供されたのが始まりらしい。そんなわけで早朝家を出て新横浜から新幹線に乗り静岡で下車、東海道線に乗り換えて藤枝に到着したのは8時20分頃。昨夜から降り続いている雨は今日1日降るとの予報。志太地区は駅から遠い。レンタサイクルを借りる事も出来るがこの雨では無理だ。持参した傘を差し歩を進めた。20分くらいで大きな和風の店舗を発見。志田系代表格、大正8年創業の老舗『マルナカ』だ。日祝定休、更に第2第4土曜日定休というハードルの高さ。この店の為に本当は秋晴れの先週末行くはずだった静岡遠征を1週ずらし、結果今雨にさらされているのだ。朝9時だというのにおじちゃん、おばちゃん、家族連れ、大勢来ている。我の人生経験の中で朝食を外食するという発想がないので奇妙な光景に映ったが、こちらでは当たり前なのだ。地元民に支持された、まぎれもない地ラーメンだというのが良く判る光景だった。入口に券売機。厨房は仕切りの奥でよく見えないがおばちゃんが5人くらいいた。4人がけテーブル席4卓に座敷に4人がけテーブルが3卓。我は待たずに座れたが、後の集団客から席待ちになっていた。

Marunaka00Marunaka01Marunaka02Marunaka03マルナカ

『中華そば』 450円+『冷やし』 550円=1000円

志田系を知る為に「あたたかいの」と「冷たいの」を両方同時注文。こちらでは両方頼む人も結構ポピュラーなのだそうだ。まずは温かい中華そばから。鰹出汁がじんわり効いた蕎麦つゆっぽいスープで、ラーメンとしては若干味濃いめ。でもくどさはない。麺は自家製の中太平打ちストレート。喉越しが良く食べやすい。具は青ネギの小分け切りとメンマ数本、海苔1枚、サッパリしたもも肉チャーシュー4枚。で冷やしの方は同じく鰹出しの効いた蕎麦つゆっぽいスープなのだが甘さが強くでている。まるで冷麦感覚。海苔の上に紅ショウガとわさびが添えられている。どちらも和風テイストでさっぱり食べやすく、朝食べるのには適したようになっているんだなぁ。美味しかった。大満足。

さらに志田系でもう一軒。更に内陸に歩を進めて茶町へ入る。丸い郵便ポストとか石製のごみ箱とか昔ながらの景色を残す古い町だ。駅からだとかなりの距離になるので、戻る事を考えると結構キツイかもしれない。ようやく辿り着いた店『森下そば店』。元は建設会社の社長をしていたが、自作ラーメン作りの趣味が高じてラーメン店店主に鞍替えしたという。何と外で4人待っていた。全然前客が出てこなくて15分ちょっと待たされた。中に入ると厨房前に1列のカウンター4席と座敷に4人卓が3卓。厨房では店主が一人悪戦苦闘していた。口頭で注文。注文から更に15分待たされた。後客も続々来店。

Morishitasobaten00Morishitasobaten01森下そば店 『塩ラーメン』 500円

通常のラーメンでは『マルナカ』と一緒だろうと思い塩を注文。他の客も塩の注文が多かった。こちらはスタンダードなしょっぱい塩スープ。麺は『マルナカ』と比べたらやや細めの平打ちストレート麺。具は青ネギの小分け切り、薬味ねぎ、メンマ数本、海苔1枚、もも肉チャーシュー3枚。『マルナカ』が非常に食べやすかったので、こちらの塩スープのしょっぱさが目立って朝ラーメンとしてはちょっとキツイのではと思ってしまった。

店を出ると雨はやや小降りになっていたが40分以上かけひたすら駅まで戻ってきたので汗まみれになってしまった。いい運動にはなったと思う。3店目は駅北口からちょっと裏道に入った場所にある。『カナキン亭』藤枝本店だ。こちらは「志田系」ではない。元々は東京神楽坂で開店したが昭和61年藤枝に移転。その後県内に支店を5店舗展開。この店のインスパイア店もあるようだから静岡県下で「カナキン系」とも呼ばれ一つの勢力になっているという。早速暖簾を割り入店。入口に券売機。厨房にはおじさん店主とおばさん店員2人。厨房周りにL字型カウンター12席と4人がけテーブル席3卓。先客1人後客2人。

Kanakintei00Kanakintei01_2カナキン亭本舗 藤枝本店 『カナキン麺』 780円

屋号を冠したメニューを注文。麺は至って普通のちぢれ細麺。具は薬味ねぎ、メンマ数本、海苔1枚、チャーシュー1枚。キムチ以外の具はあまり存在感を感じなかった。昆布と野菜、豚骨から摂ったスープは淡い味でややしょっぱさを感じる。例えるならラーメンショップのスープのしょっぱさに近い。でもキムチから出る汁の酸味が交じりジャンクな旨さが口に広がる。壁に書かれた薀蓄にも酢を入れる事を強く勧めている。自分で味を調整させるのがこの店の流儀らしい。酢をたっぷり投入。酢が合うジャンクなラーメンだった。

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