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2011年11月 5日 (土)

徳島拉麺

Udatu00四国・徳島遠征最終日の3日目は再び徳島県内のラーメン店を巡る。昨日まで11店の徳島の有名店を巡ったというのにまだ行くべき店が残っているというのが、徳島が最大の山場となっている所以だ。初日の木曜日が定休だった主要店がいくつかある。

本日は残念ながら朝から土砂降りに近い雨。今回の旅は事前の天気予報では晴天続きだったはずなのに天候にあまり恵まれていない。まぁ車で移動するので影響は半減以下なんだけどね。朝9時半にホテルをチェックアウト。さすがにコンビニでビニール傘を購入してから駐車場に向かう。昨日同様吉野川大橋を超え徳島ICから徳島自動車道に入る。土砂降りの中の高速運転はかなり恐怖心が増す。速度を落とし安全優先で脇町ICから下道に入り到着。付近のコンビニの駐車場に車を止め傘を差し外に出る。コンビニの隣に本日最初の目的店があった。徳島ラーメン西の横綱と名高い『くにおか』という店だ。11時開店で2時くらいにはスープ切れ閉店となる可能性が高い人気店。お昼前、雨模様という事で並ばず入店出来た。田舎の食堂のような店内。厨房には店主とおばちゃん店員2人。店主は元プロ野球選手だったとか。一列のカウンター4席、4人がけテーブル席4卓。先客8人後客6人。口頭で注文。

Kunioka00Kunioka01中華そば くにおか 『中華そば 小』 500円

基本筆頭メニューを注文。こってりした豚骨醤油スープはコクもありかつ口当たりも良い。どことなく家系に通じるような味わい。麺はかために茹でられた中細ストレート麺。具は青ネギの小分け切り、もやし、メンマ数本、さっぱりしたチャーシュー2枚。素直に美味しい。この一杯の為に1時間かけて徳島市から遠征してきた甲斐があると思えた。一般的な徳島茶系とは違う。黄系かと思ったがそれも違う。三種の系統以外に属する徳島ラーメンらしい。大満足だ。

Udatu02ひたすらストイックにラーメン店巡りをしている今回の遠征だが、そろそろ観光タイムを入れてみたい。この『くにおか』の近くにうだつの町並みがあるので行ってみる事にした。「うだつ」とは2階の屋根の両端に設けられた防火壁の事で、ある程度収入がある家はこれを付けたという。金持ちのステイタスというわけだ。なかなか収入が増えない家を差して「うだつのあがらない」家と言ったことが語源になったという。ともかく我は古い日本家屋が好きなのでこの雰囲気のある町並みは好きだ。短い時間だったが良い思い出になるだろう。

再び高速に入り徳島方面へ戻る。しかし徳島の一つ手前の藍住ICで降りる。本日2軒目は国府町にある『土佐』なる店だ。かつて佐古町にあり今は閉店してしまった同名の名店で3年間修業した店主が開店させた店だそうで、開店から行列で2時くらいにはスープ切れになるという。近くのショッピングセンターの大きな駐車場に車を止め、傘をさして1分ほど歩いた。普通の町のラーメン店と言った感じで行列も出来ていない。早速暖簾を割る。厨房には店主と女店員の2人。5人ずつ向かい合わせのカウンター10席と座敷に6人がけテーブルが2卓。何と前客1人。でも後客は8人くらいいた。口頭で注文。

Tosa00Tosat01中華そば 土佐 『そば 小』 550円

筆頭基本メニューを注文。これは今まで食べてきた徳島ラーメンとは異なるラーメン。豚骨濃度の高い豚骨醤油スープに背脂がいっぱいかけてありニンニクが効かせてある。麺は細麺ストレート。具は薬味ねぎ、もやし、チャーシュー1枚。具の構成以外はほぼ東京背脂チャッチャ系と奇しくも同じ。他地方のラーメンがほとんど存在しない徳島だが、若干入り込む余地はのこっているのかも知れない。

名田橋を渡り藍住の方へ戻る。3店目は徳島ラーメン筆頭と言われている『王王軒(わんわんけん)』へ。昼過ぎに到着した為混雑していたが店前の駐車場に止める事が出来た。店構えは今までの店と同じような飾り気のない感じ。入口脇に券売機。店の中は大繁盛。厨房には男の店員2人とおばちゃん店員4人。L字型カウンター7席、4人がけテーブル席1卓、座敷に3人がけテーブル1卓、4人がけテーブル2卓。何とか待たずにカウンター席に着く事が出来た。

Wanwanken00Wanwanken01支那そば 王王軒

『支那そば 小 肉玉入』 650円+『めし極小』 80円=730円

徳島トップ店に敬意を表して肉玉入+めし極小をプラスで注文。クリーミーな豚骨よりのスープは飲み口もさっぱりまろやか。魚介出汁をプラスしたオリジナルスープらしいがそれほど魚介の感じは出ていない。やさしい味になっている。麺は細麺ストレート。具は薬味ねぎ、もやし、メンマ数本、豚バラ肉。最後は黄身を潰してスープに溶かしごはんにかけて食べた。来る前は味の濃いすき焼きラーメンの連食は厳しいなぁと思っていたが、本場の徳島ラーメンは別物で、連食もそれほど苦にならず本当にご飯によく合うラーメンだとつくづく思った。

徳島市を縦断して南下し小松島市へ。今回の遠征の中でも重要目的店のひとつ、徳島3系統の残る一つ白系を代表する『岡本中華』を目指す。白系は徳島ラーメンの原初のスタイルで小松島市が発祥という事から「小松島系」とも言われる。小松島は和歌山とのフェリーが発着する場所なので、和歌山からラーメンが伝わったと思われる。豚骨と鶏ガラに薄口醤油ダレ、味は醤油というより塩と言った方が近い。豚バラ肉ではなくチャーシューが使用されているという。その白系筆頭と言われる「岡本中華」は昭和26年屋台からの創業で今は3代目に代替わりしている。他の店舗と連なったテナントの中にある。店前の駐車スペースに車を止め早速暖簾を割る。厨房は左側にあり奥は見えにくかったが男2人女4人の店員構成だったと思う。カウンター8席と4人がけテーブル席6卓。先客14人後客8人。口頭で注文。

Okamotocyuuka00Okamotocyuuka01岡本中華 『中華そば 小』 500円

基本筆頭のメニューを注文。あっさり塩豚骨スープに中太ストレート麺が入っている。具は薬味ねぎともやし、メンマ数本、脂身お多い小チャーシュー3枚、海苔1枚。塩味で割と麺が太めなのでこれが徳島ラーメンの原型と言われても現在の茶系とのつながりがあまり判らなかったが、確かに和歌山ラーメンとのつながりが僅かに見えた。徳島3系統無事巡ることが出来て満足。

『岡本中華』を出たのが2時半くらいだったかな。10分くらい車の中で休憩しながら思案したが、これでラーメン店巡りを終了し、車を戻して空港に行く事にした。結果的にこの判断は正解で、雨の土曜日、徳島市内は渋滞が起きており空港付近に到着出来たのは1時間以上を要した。途中給油し満タン返しで車を無事返却出来た。この時はホッとしたなぁ。とにかく無事に終えられた事に感謝だ。車による初の四国ラーメン店巡り、徳島で15店、高知、香川、愛媛で各2店、3日間で計21杯ものラーメンを食べた事になる。これほど大規模な遠征はこれで最後になるだろう。我のご当地ラーメン巡り、大きな山場を越えられた事の達成感、安堵感でいっぱいだ。

羽田には夜7時くらいに到着。帰宅できたのは夜8時半くらいだった。それにしてもよく食べたなぁ。

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