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2011年11月27日 (日)

再焼味噌

日曜は家でのんびり過ごす。でも昼になったら何か食べたくなった。何が今一番食べたいかなと考えたら『みずき』の味噌ラーメンだった。徒歩移動圏内に純すみ系の店が出来たというのは自分の中では結構嬉しいことなのだ。特にこれからの季節はありがたい。厨房には店主とバイトの女店員1人。先客4人後客7人くらいで席待ち客が生じた。

Mizuki02札幌焼き味噌らーめん みずき

『味噌ラーメン』 750円+『小ライス』 50円=800円

濃厚な味噌味とラード、挽肉たっぷり。ライスを付けてスープまでガッツリいただいた。満足だ。

2011年11月26日 (土)

宇都宮訪

P1070406週末の天気予報は秋晴れとの事だったので宇都宮遠征を試みた。目的は前々から行ってみたかった『花の季(はなのき)』。ラーメンに興味を覚え始めた頃に「湯気の向こうの伝説」という本を読んだのがきっかけだ。でも調べたら立地があまりにも遠かったので敬遠していた。でもあれから我も全国ご当地ラーメン食べ歩き遠征を重ね経験も積み、徳島遠征を終えた事で一段落というタイミングで行ってみる気になったのだ。

8時前横浜発の籠原行新宿湘南ラインに乗り大宮から東北本線に乗り換え宇都宮に到着したのは10時半前。いい天気なのに何か肌寒い。北関東でも関東だろうと甘く見ていた。目的店『花の季』は宇都宮市でもかなり外れた場所にある。その付近に行くバスは1時間に1本。30分くらい待ってようやくバスに乗り込んだ。乗客は我以外は1人か2人。そんな感じだからほとんどバス停に止まらないで走行。それでも店付近に到着するまで30分くらいかかった。バス停から5分ほど歩いてようやく店に辿り着いた。想像通り田畑に囲まれた辺鄙な場所に大きな納屋のような店構え。暖簾を割り中に入ると待ち席がありそこに10人ほど待ち客がいた。7分くらい待ち中に通される。自然木を使ったと思われる大きな梁のある天井が高い広々とした店内。片側8席計16席の長いテーブル席1卓と2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席2卓。座敷に4人がけテーブル4卓。要所要所に自然木が使用されていて心地よい空間になっている。「土からテーブルまで」をモットーに自家農園で野菜も栽培しているとの事。厨房は左手奥にあり良く見えないが店員は7人くらいいたと思う。ここの店主は全国のラーメンを食べ歩いたラーメンマニアの走りで、ビデオカメラ片手に入店していたほどだという。そこで『東池袋大勝軒』に感銘を受けラーメンの道に入ったらしい。もりそばではなくラーメンの方に進んだというのが面白い。口頭で注文。直後水と大根の酢漬けが提供された。サッパリして美味かったし食欲が増した気がする。

Hananoki00Hananoki03Hananoki01Hananoki02自然派ラーメン 花の季

『バカうまラーメン』 800円+『チェンピン』 210円=1010円

この店は以前『バカうまラーメン 花の季』と名乗っていたはずだがいつの間にやら自然派ラーメンに変わっていた。その名を残す看板メニュー「バカうまラーメン」を注文。麺260g味玉付。「満足感も味の内」という東池袋大勝軒イズムを受け継いでいる。またこの店でしか食べられない人気のサイドメニューチェンピンも合わせて注文。ラーメンは魚介豚骨醤油味。魚介は隠し味程度。東池袋大勝軒っぽいと言われればそんな気も少しするけど、大分オリジナルにな仕上がりになっている。一言で言えばまろやか。コクはあるけど豚骨こってりという感じでもなく、かといって醤油が強いわけでもない。飲みやすい美味しいスープだった。麺は平打ち中麺ストレート。具は薬味ねぎ、メンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚、かた味玉子丸1個とトロトロに柔らかい巻バラチャーシュー1枚。突出した個性というものはないが、じわじわ来る旨さ。このボリュームにも関わらず完食した。ラーメンを食べ終えた後チェンピンが提供された。チェンピンは店主が台湾食べ歩きをした時に感動してサイドメニューにしたという中華風おやき。餃子版小龍包といったところ。側面の柔らかい皮のところに小さな穴を空け中の汁を吸い、それからパクついた。食感は餃子とも違い個性もありなかなか美味しかった。

P1070429さてここからが問題。次の宇都宮駅に戻るバスが昼の12時台はない。つまりあと1時間以上待たないといけない。ただ待っていても無駄なので食後の腹ごなしも兼ね歩けるところまで歩く。道は不案内なので次のバス停を目指すオリエンテーリング的散歩だ。空には雲がほとんどなく清々しい青空が広がる。風もないが歩いても汗をかかないですむちょうど良い気温。絶好の散歩日和だ。いかにも日本の田舎といった風景の中進む。遠くの山は紅葉も終盤の色づきを見せ、近くの田畑は枯草色。1時間ばかり北関東の田舎を堪能した。ようやくバス到着時刻が近づいてきたので散歩を切り上げバス停でバスを待ち乗り込む。駅手前の県庁前辺りで下車。大通りからだいぶ離れた市役所近くの路地裏に次の店『どる屋』を発見。内外装ともこじんまりとした喫茶店といった感じ。厨房には熟年夫婦と思しきおじさんとおばさんの2人。カウンターには鯛が並んでいる。L字型カウンター3席と4人がけテーブル席3卓。店主はラーメン博物館主催のラーメンコンテスト準優勝者で提供するラーメンは「鯛出汁らーめん」という個性的なものだという。先客4人後客ゼロ。口頭で注文。

Doruya00Doruya01らあめん厨房 どる屋

『鯛だし焼豚らーめん ロースチャーシュー1枚入』 600円

筆頭メニューを注文。あっさりした甘目の醤油スープ。後味が独特だが決して魚臭くない。鶏油にちょっと似た感じ。これが鯛出汁か。麺は中細ストレート。具は薬味ねぎ、メンマ数本、半かた味玉半個。そしてチャーシューは煮豚ではなく、肉食感を感じるチャーシューで味も染みて美味しかった。我が食べ終わる頃は前客は既になく我一人。会計を済ませ店を出るとすぐ店を閉め始めた。昼営業終了10分前を切っていたが早じまいという事か。危なかった。

宇都宮にまた来るという事はないと思うから、せっかくだから名物の宇都宮餃子も食べておこうとケータイで店を調べ、有名店『宇都宮みんみん』本店へ向かった。店前には20人以上の行列。「20分から30分くらいの待ちになりますがよろしいですか?」と聞かれたがまぁいいかと列に並ぶ。結局20分くらいで入店。しかし着席後更に15分待ち。口頭で注文。

Utunomiyaminmin00Utunomiyaminmin01餃子舗 宇都宮みんみん 本店 『焼餃子』 240円

焼、水、揚の3種の餃子がある。筆頭焼餃子を注文。我は焼餃子が一番好きだし。ようやく届いた餃子を食べてみた。焼き立て熱々の餃子は確かに美味しい。でも至って普通の餃子だ。羽根付のような外観の派手さは無く、中の餡に工夫されているわけではない。「餃子の王将」とそれほど変わりがない感じ。我が餃子を食べ歩いてないせいなのか?単純に消費量日本一だからって餃子に特徴があるわけではないのだ。わざわざ宇都宮まで食べに来たり、お土産餃子を買っていったりというのは意味のない行為だと判った。

駅まで歩いて戻る。改札で次の電車をチェックすると、何とあと2分後に新宿湘南ライン逗子行の出発予定!慌てて電車に乗り込んだ。こういう幸運もあるんだな。横浜まで乗り換え無しで2時間強爆睡しながら帰路へ。

2011年11月25日 (金)

海力一屋

会社帰り川崎まで足を延ばし「川崎ラーメンシンフォニー」へ。2店舗新店への入れ替えがあったようなので行ってみる事にしたのだ。3月に入ったばかりの『じゅ太郎』が早くも入れ替わり『海力屋』となった。店外食券機で券を購入し入店。漁港をイメージした内装。屋号が入った大漁旗が飾ってあったのだが、そこに「横浜ラーメンPARK」の文字があったのを見逃さなかった。要は同じ店の看板を取り換えただけだ。おぼろげな記憶だが店主も同じ気がする。

Kairikiyakawasaki00Kairikiyakawasaki01黒潮豚骨スープ 海力屋

『海鮮醤油ラーメン』 680円

筆頭基本のメニューを注文。若干独特の生臭さを感じるが『くにがみ屋』ほどではない。油多めの醤油スープはちょっと永福町系大勝軒っぽく、これならクセの強い鮪等の出汁も食べやすくなって良い。かための中細ちぢれ麺でスープによく合っている。具は薬味ねぎ、メンマ数本、大きめのナルト1個、チャーシュー1枚。美味しかった。それに気が付いたのだがラーメンシンフォニーにしては1杯の量が普通の量だった。

次は長い間ラーメンシンフォニーを牽引していた『めじろ』の跡に限定出店という形でオープンした『いちや』。まだ都内ラーメン巡り真っ最中の頃、江古田の本店に行ったなぁ。食券を買い着席した後結構待たされた。

Ichiyakawasaki00Ichiyakawasaki01中華そば いちや 川崎店 『中華そば』 680円

確か『がんこ』出身だったんだよなぁ。でも何か印象と違う。スープは確かにしょっぱさを感じるスープ。黄色いかための細麺。薬味ねぎ、メンマ数本、海苔1枚。ここまではがんこと一緒だが、スープに背脂は浮いておらずチャーシューはトロトロ巻バラではなく、鶏チャーシュー3個。ちょっと笠岡ラーメンっぽい。

川崎ラゾーナに寄ってから帰宅した。

2011年11月22日 (火)

中山二郎

『ラーメン二郎』中山駅前店。昨年12月12日オープン。開店情報は当初から入っていたが何故にほぼ1年間訪問しなかったと言えば、我はジロリアンではないからだ。決して嫌いなわけではない。むしろ味は好きだし個性的だし習慣性があるのも理解出来る。何がネックになっているかといえばその量だ。1日9杯の徳島ラーメンを食べておいて何を言うかという感じだが、なかなか減らない1杯と対峙するのは辛いのだ。食べ歩きし過ぎて連食体質になってしまったらしい。そんなわけで平日の火曜日ではあるが満を持して訪問。中山駅南口から徒歩2分くらいの路地裏に店を発見。おっ行列が出来てないぞ。早速入店。そうしたら店内に5人くらい待っていた。入口脇に券売機。厨房に男の店員3人。接客は良い。この字型カウンター15席。7分くらい待って着席。

Jirounakayama00Jirounakayama01ラーメン二郎 中山駅前店

『小ラーメン(ニンニク入)』 650円

二郎だから連食は最初から諦めていたので豚入りを注文しようかと思ったが、直前でひるんで小ラーメンにしておいた。結果的にこれは正解。ボリュームは十分過ぎた。味は二郎であるとしか言いようがない。ジロリアンではないので各店の区別がつかない。麺は二郎にしては細めの平打ち太麺。我としては最短記録と言っていいくらい短時間に平らげる事が出来た。

帰りは横浜で買い物をしてから帰宅した。

2011年11月20日 (日)

壱六本店

昨日の風雨は一晩中続いて朝になったら青空が広がっていた。予約していた床屋に行って散髪しサッパリした後、伊勢佐木町で買い物。それから京浜東北線に乗り磯子へ。本日は横浜女子マラソン開催で横須賀街道は厳戒態勢。そんな横須賀街道を歩いて『壱六家』磯子本店へ。ここへは食べ歩きを始めて間もない頃に1回入店しただけだったので久々の再訪となる。おっ店前の行列が出来ていないぞ。早速入店。厨房には男の店員3人。L字型カウンター13席。先客8人後客5人。口頭で注文。料金先払い。

Ichirokuyahonten00_2Ichirokuyahonten01ラーメン 壱六家 磯子本店

『ラーメン並 醤油(麺かため・油多め)』 650円

最初の訪問時は塩を食べていたので基本の醤油を注文。味自体は他の『壱六家』とそう変わらない。でも店の雰囲気、料金前払いシステム等で本店のオーラを感じて美味しく感じてしまう。麺は自分好みのかたさでコシを感じて美味しかった。

横須賀街道沿いに更に杉田方面へ歩を進める。屏風ヶ浦との交差点角手前に今月6日に開店した『らぁめん いろは』。横に長い店内。店中央に券売機。厨房には男店員3人女店員2人。L字型カウンター12席、4人がけテーブル席。先客8人後客3人。

Rameniroha00Rameniroha01らぁめん いろは

『ラーメン(麺かため・味濃いめ・油多め)』 600円

いつもの癖で新店なので筆頭基本メニューを選択してししまったが、この店のウリは刀削麺だったのでそちらを選べば良かったと後悔した。でも基本を選んでから食べるのが正解だったはずと気持ちを立て直す。好みを聞かれた段階でこれは家系の店だと判った。分類すると六角家系。でもメンマや半味玉が入っていたりと値段の割にはサービスされている。うん、なかなか悪くないよ。次こそは刀削麺で注文だな。

店を出てそのまま女子マラソンを観戦。先頭集団が通り過ぎるのを確認してから京急屏風ヶ浦駅へ向かい帰路についた。

2011年11月19日 (土)

鳥浜支店

新杉田駅に戻りシーサイドラインに乗る。シーサイドラインに乗るなんて何年ぶりだろうか。2駅目の鳥浜で下車。ここからアウトレットパークが最寄駅になるので結構若い人が大勢降りる。そちらへ向かう陸橋を途中で降りて道路を渡った所に先月9日『らぁめんこもん』が支店を出した。厚木店に次いで3店目か。しかも今回の店は結構大きな店構え。傘をビール瓶ケースに差して早速入口をくぐる。本日最初の客となった我。入口に券売機。早速千円札を入れようとしたが入らない。券売機に小銭をセットし忘れていたらしい。間抜けだなぁ。厨房は左側にある。男の店員2人と女の店員1人。6人がけテーブル席4卓。先客ゼロ後客4人。

Komontorihama00Komontorihama01らぁめん こもん 鳥浜店

『塩白湯らぁめん』 700円+『味付たまご』 100円=800円

普通の塩は本店で食べているので塩白湯の方を味玉付で注文。白濁してとろみがあるが、味は『こもん』の塩スープ。胡麻と魚粉がかかっている。麺はかために茹でられた中細ちぢれ麺。具は薬味ねぎ、メンマ数本、海苔1枚、巻バラチャーシュー1枚。オプションの味玉は黄身しっとり。美味しいとは思うけど普通のこもんの塩の方が我の好みだった。

帰りは新杉田駅1階の食料品売り場で食材を買った後帰路についた。

玉葱不運

昨晩から降り続いている雨は収まる気配は見せず、午後には風雨を増すという天気予報。ならば午前中の段階でササッとラーメンは食べておきたい。ちょうど久々に直系家系のラーメンを食べたくなっていた事もあり『杉田家』に足を運んでみる事にした。新杉田駅から傘を差して歩いて3分ほど。この天気のせいか行列は出来ていない。しかし中に入ると8割くらいの席が埋まっていた。入口のプラ板食券機で食券購入。

Sugitaya00Sugitaya05ラーメン 杉田家

『チャーシューメン(麺かため・味濃いめ・油多め)』 840円+『玉ネギ』 70円=910円

基本のラーメンの食券を買ったがスモークチャーシューをガッツリ味わいたくて現金払いで追加。もちろん我の好きな玉ネギオプションも追加済。しかし!何だよこの玉ネギ!玉ネギは角切りだろ普通!手ェ抜くな!見ただけでテンションがダダ滑り。こうなるとラーメンも美味しく思えなくなった。麺かため注文なのに柔らかく感じたし、チャーシューもスモークの香もなく期待していたワイルド感は全然感じなかった。当分再訪する気はなくなった。

2011年11月18日 (金)

大蒜林間

会社帰り久々長津田から田園都市線に乗り換え中央林間へ。国立や武蔵小金井といった多摩地区に展開していた東京背脂チャッチャ系ラーメン『にんにくや』が今月1日に小田急中央林間駅近くに出店したというので訪問してみる事にした。何といってもこの店、夜7時から深夜3時までの完全夜営業、しかも日祝定休というハードルの高さ。会社帰りに寄るしかなかった。最初場所を間違え行き過ぎてしまった。慌てて戻りようやく見つけた。大きな看板もなく赤い暖簾のみが目立つ。その暖簾を割り入店。入口に券売機。厨房には親父店長一人。L字型カウンター12席。先客10人後客1人。

Ninikuyarinkan00Ninikuyarinkan01らーめん にんにくや 中央林間店

『醤油らーめん』 700円

筆頭メニューを注文。メニューは醤油と味噌、あとはトッピングのみ。あまり待たされることなく提供された。麺は四角く角ばったストレート細麺。具は薬味ねぎ、ほうれん草、海苔1枚、ぶ厚いチャーシュー2枚。スープは多めの背脂が浮いた塩味が効いた淡い味のスープ。最初は「ふーん」と言った感じで食べていたが淡い味なので物足りなく感じた。そして卓上のニンニククラッシャーが気になってきた。『にんにくや』というくらいだからなぁと手に取り生ニンニク1個を潰しスープに投入。すると味が激変!いきなり旨味がハッキリとしたスープになった。生ニンニクが入って初めて完成するように設計されたスープだったのだ。さすがは『にんにくや』だ。細麺もスープによく合っている。肉厚のチャーシューもサッパリした味で良い。値段は高めに感じたが最終的には満足するものだった。

小田急江ノ島線各駅停車に乗り2駅目鶴間で下車。駅から徒歩1分未満の薄いピンク色のアパートのような建物の1階に昨年10月16日にオープンした『麺処 岳(がく)』を発見。扉を開けて入店。内装も赤っぽく雑然としていてラーメン店には見えない。夜9時からBARに変わるというがそっちのがメインな感じの店。厨房には店主1人。逆L字型カウンター6席くらい、2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席1卓。先客6人後客1人。口頭で注文。

Mendokorogaku00Mendokorogaku01麺処 岳 『醤油らーめん』 650円

筆頭メニューを注文。他に塩、味噌、辛味噌といった構成。出てきた一杯は見たまんまのあっさり醤油ラーメン。麺は中太ちぢれ麺。具はメンマ、大きめの青菜1枚、ゆで玉子半個、チャーシュー1枚。単なる醤油スープ。コクも感じない。全く家庭用生ラーメンと一緒。何でもないラーメン。これで650円とか高すぎる。久々に大外れだった。

大和に出て相鉄に乗り換え横浜に向かい帰路についた。

2011年11月16日 (水)

駅前満月

定時退社日に珍しく早く帰れたので新店に寄ってしまった。今月6日に石川町北口すぐの所に出来た『らーめん満月』だ。横浜西口にあった居酒屋『満月』がラーメン店として移転してきたとの事。4年半前に我は訪問している。店舗2階にあったのを覚えている。今度は1階のガラス張りの店舗。自動ドアを開け入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人。L字型カウンター9席と4人がけテーブル席3卓。先客2人後客ゼロ。メニューには酒やつまみもあり居酒屋形態は継続らしい。

Ramenmangetu00_exposureRamenmangetu01らーめん 満月 『らーめん(麺かため)』 600円

4年半前だけど味は覚えている。というか思い出した。家系とは微妙に違うライト豚骨醤油でやや甘みを感じるスープ。麺は太ちぢれ麺。具は薬味ねぎ、ほうれん草、チャーシュー1枚、半味玉、普通の海苔2枚。悪くはないけど良くもない。これだったら近くの『鹿島家』の方に行くと思う。

2011年11月12日 (土)

綱島中華

徳島遠征から1週間経ったがもう精神的にもお腹いっぱいでわざわざ遠征する気力もなかったが、市内に新店情報もあったので気分転換を兼ねて行ってみる事にした。みなとみらい線に乗り綱島へ。駅から10分ほど歩いた住宅街と飲食街の堺辺りに昨日オープンしたばかりの『もりの中華そば』という店を探した。店主は荏原中延の名店『多賀野』出身という事で期待が持てる。何しろ昨日オープンしたばかりで情報が少なく店を見つけるのにとても苦労した。昼営業終了14時の10分前辺りにようやく発見。店前には2人待ち。待っている間に女性店員が注文を確認しに来て口頭で注文。待ってる5分くらい待って入店。厨房には若い店主と女性店員2人。L字型カウンター9席。後客は続々来店。

Morinotyuukasoba00Morinotyuukasoba01もりの中華そば 『中華そば』 650円

魚介出汁をじんわり感じる薄口醤油スープ。豚・鶏・煮干し・鰹節・鯖節・昆布等から出汁を取ったらしい。純和風の味わい。麺は適度なかたさのちぢれ中太麺。具は薬味ねぎ、メンマ、ナルト、海苔1枚、チャーシュー1枚。味は結構大人しめだけど、こういうじんわりするラーメンが意外と老若男女から長く親しみを持ってもらえる一杯になるのだと思う。満足。

今日は連食せず帰宅する事にした。

2011年11月11日 (金)

反町夜訪

先々週フラれた反町の新店に会社帰りにリベンジしてみる事にした。菊菜から東横線各駅停車に乗り換え反町へ。何故か名店『Shinachiku亭』のほぼ隣に先月26日にオープンした『てんやわんや』へ。なかなか挑戦的な出店だ。それほど自信があるのか?店構えは場末な感じでそんな風には見えないが。とりあえず入店してみる。奥に伸び長細い店内。厨房にはおっさんが2人。後から奥からもう一人の男が現れた。この男だけやたら接客が良くリーダーシップをとっている。一列のカウンター8席、奥に2人がけテーブル席が1卓かな?前後客ゼロ。口頭で注文。我がたまたま鍋の前に座ったら先ほどの男が「お客さんに湯気あたるから蓋して!」と指示していた。

Tenyawanya00Tenyawanya01横浜ラーメン てんやわんや 『ラーメン』 600円

筆頭基本のメニューを注文。家系っぽいけどその割には好みを聞かれたりしなかった。マイルドな豚骨醤油スープに中太ストレート麺が泳ぐ。具は薬味ねぎ、ほうれん草、チャーシュー1枚、茹で玉子半個。徳島から戻って以降久々に食した家系?ラーメンだったので美味しく感じたが、明らかに場末エセ家系の一杯。とても有名店と勝負しようというような店には思えなかった。

2011年11月 5日 (土)

徳島拉麺

Udatu00四国・徳島遠征最終日の3日目は再び徳島県内のラーメン店を巡る。昨日まで11店の徳島の有名店を巡ったというのにまだ行くべき店が残っているというのが、徳島が最大の山場となっている所以だ。初日の木曜日が定休だった主要店がいくつかある。

本日は残念ながら朝から土砂降りに近い雨。今回の旅は事前の天気予報では晴天続きだったはずなのに天候にあまり恵まれていない。まぁ車で移動するので影響は半減以下なんだけどね。朝9時半にホテルをチェックアウト。さすがにコンビニでビニール傘を購入してから駐車場に向かう。昨日同様吉野川大橋を超え徳島ICから徳島自動車道に入る。土砂降りの中の高速運転はかなり恐怖心が増す。速度を落とし安全優先で脇町ICから下道に入り到着。付近のコンビニの駐車場に車を止め傘を差し外に出る。コンビニの隣に本日最初の目的店があった。徳島ラーメン西の横綱と名高い『くにおか』という店だ。11時開店で2時くらいにはスープ切れ閉店となる可能性が高い人気店。お昼前、雨模様という事で並ばず入店出来た。田舎の食堂のような店内。厨房には店主とおばちゃん店員2人。店主は元プロ野球選手だったとか。一列のカウンター4席、4人がけテーブル席4卓。先客8人後客6人。口頭で注文。

Kunioka00Kunioka01中華そば くにおか 『中華そば 小』 500円

基本筆頭メニューを注文。こってりした豚骨醤油スープはコクもありかつ口当たりも良い。どことなく家系に通じるような味わい。麺はかために茹でられた中細ストレート麺。具は青ネギの小分け切り、もやし、メンマ数本、さっぱりしたチャーシュー2枚。素直に美味しい。この一杯の為に1時間かけて徳島市から遠征してきた甲斐があると思えた。一般的な徳島茶系とは違う。黄系かと思ったがそれも違う。三種の系統以外に属する徳島ラーメンらしい。大満足だ。

Udatu02ひたすらストイックにラーメン店巡りをしている今回の遠征だが、そろそろ観光タイムを入れてみたい。この『くにおか』の近くにうだつの町並みがあるので行ってみる事にした。「うだつ」とは2階の屋根の両端に設けられた防火壁の事で、ある程度収入がある家はこれを付けたという。金持ちのステイタスというわけだ。なかなか収入が増えない家を差して「うだつのあがらない」家と言ったことが語源になったという。ともかく我は古い日本家屋が好きなのでこの雰囲気のある町並みは好きだ。短い時間だったが良い思い出になるだろう。

再び高速に入り徳島方面へ戻る。しかし徳島の一つ手前の藍住ICで降りる。本日2軒目は国府町にある『土佐』なる店だ。かつて佐古町にあり今は閉店してしまった同名の名店で3年間修業した店主が開店させた店だそうで、開店から行列で2時くらいにはスープ切れになるという。近くのショッピングセンターの大きな駐車場に車を止め、傘をさして1分ほど歩いた。普通の町のラーメン店と言った感じで行列も出来ていない。早速暖簾を割る。厨房には店主と女店員の2人。5人ずつ向かい合わせのカウンター10席と座敷に6人がけテーブルが2卓。何と前客1人。でも後客は8人くらいいた。口頭で注文。

Tosa00Tosat01中華そば 土佐 『そば 小』 550円

筆頭基本メニューを注文。これは今まで食べてきた徳島ラーメンとは異なるラーメン。豚骨濃度の高い豚骨醤油スープに背脂がいっぱいかけてありニンニクが効かせてある。麺は細麺ストレート。具は薬味ねぎ、もやし、チャーシュー1枚。具の構成以外はほぼ東京背脂チャッチャ系と奇しくも同じ。他地方のラーメンがほとんど存在しない徳島だが、若干入り込む余地はのこっているのかも知れない。

名田橋を渡り藍住の方へ戻る。3店目は徳島ラーメン筆頭と言われている『王王軒(わんわんけん)』へ。昼過ぎに到着した為混雑していたが店前の駐車場に止める事が出来た。店構えは今までの店と同じような飾り気のない感じ。入口脇に券売機。店の中は大繁盛。厨房には男の店員2人とおばちゃん店員4人。L字型カウンター7席、4人がけテーブル席1卓、座敷に3人がけテーブル1卓、4人がけテーブル2卓。何とか待たずにカウンター席に着く事が出来た。

Wanwanken00Wanwanken01支那そば 王王軒

『支那そば 小 肉玉入』 650円+『めし極小』 80円=730円

徳島トップ店に敬意を表して肉玉入+めし極小をプラスで注文。クリーミーな豚骨よりのスープは飲み口もさっぱりまろやか。魚介出汁をプラスしたオリジナルスープらしいがそれほど魚介の感じは出ていない。やさしい味になっている。麺は細麺ストレート。具は薬味ねぎ、もやし、メンマ数本、豚バラ肉。最後は黄身を潰してスープに溶かしごはんにかけて食べた。来る前は味の濃いすき焼きラーメンの連食は厳しいなぁと思っていたが、本場の徳島ラーメンは別物で、連食もそれほど苦にならず本当にご飯によく合うラーメンだとつくづく思った。

徳島市を縦断して南下し小松島市へ。今回の遠征の中でも重要目的店のひとつ、徳島3系統の残る一つ白系を代表する『岡本中華』を目指す。白系は徳島ラーメンの原初のスタイルで小松島市が発祥という事から「小松島系」とも言われる。小松島は和歌山とのフェリーが発着する場所なので、和歌山からラーメンが伝わったと思われる。豚骨と鶏ガラに薄口醤油ダレ、味は醤油というより塩と言った方が近い。豚バラ肉ではなくチャーシューが使用されているという。その白系筆頭と言われる「岡本中華」は昭和26年屋台からの創業で今は3代目に代替わりしている。他の店舗と連なったテナントの中にある。店前の駐車スペースに車を止め早速暖簾を割る。厨房は左側にあり奥は見えにくかったが男2人女4人の店員構成だったと思う。カウンター8席と4人がけテーブル席6卓。先客14人後客8人。口頭で注文。

Okamotocyuuka00Okamotocyuuka01岡本中華 『中華そば 小』 500円

基本筆頭のメニューを注文。あっさり塩豚骨スープに中太ストレート麺が入っている。具は薬味ねぎともやし、メンマ数本、脂身お多い小チャーシュー3枚、海苔1枚。塩味で割と麺が太めなのでこれが徳島ラーメンの原型と言われても現在の茶系とのつながりがあまり判らなかったが、確かに和歌山ラーメンとのつながりが僅かに見えた。徳島3系統無事巡ることが出来て満足。

『岡本中華』を出たのが2時半くらいだったかな。10分くらい車の中で休憩しながら思案したが、これでラーメン店巡りを終了し、車を戻して空港に行く事にした。結果的にこの判断は正解で、雨の土曜日、徳島市内は渋滞が起きており空港付近に到着出来たのは1時間以上を要した。途中給油し満タン返しで車を無事返却出来た。この時はホッとしたなぁ。とにかく無事に終えられた事に感謝だ。車による初の四国ラーメン店巡り、徳島で15店、高知、香川、愛媛で各2店、3日間で計21杯ものラーメンを食べた事になる。これほど大規模な遠征はこれで最後になるだろう。我のご当地ラーメン巡り、大きな山場を越えられた事の達成感、安堵感でいっぱいだ。

羽田には夜7時くらいに到着。帰宅できたのは夜8時半くらいだった。それにしてもよく食べたなぁ。

2011年11月 4日 (金)

徳島夜麺

縦横無尽に四国を駆け抜た。自分で立案しながら無謀な計画だったが、これが無事達成できた満足感に満たされた。100円パーキングから出た後カーナビに目的地が設定できなくなり焦ったが、何とか復帰出来てホッとした。カーナビが無かったら何にも出来なくなってしまうな。再び松山ICからひたすら徳島へ向かう。でも夜の高速は怖く、疲れもあったので途中2度ほどサービスエリアでトイレ休憩を挟んだ。徳島駅周辺に到着したのは夜8時半くらい。ホテルの地上駐車場は埋まっていたので仕方なく線路際の立体駐車場の方に止めた。疲れが肩にのしかかっている感じがするが、1店でも多く体験しておきたいのでホテルにも戻らず荷物を背負ったまま橋を渡り繁華街の方へ歩を進める。まず最初に入った店は昭和26年創業の老舗『銀座一福』本店だ。市内に暖簾分けが2店舗ある。内外装とも昔ながらの中華料理店といった風。厨房にもその店の雰囲気にぴったりの老夫婦2人。一列のカウンター4席、2人がけテーブル席1卓、4人がけテーブル席3卓、6人がけテーブル席2卓。先客ゼロ後客2人。

Ginzaippuku00Ginzaippuku01銀座一福 本店 『中華そば』 500円

基本筆頭メニューを注文。ビジュアルは普通の醤油ラーメンのようだが、もやしと豚バラの存在が徳島っぽさを醸し出している。麺は柔らかめに茹でられた細麺ストレート。具は薬味ねぎ、もやし、メンマ、豚バラ肉数枚。老舗らしく味も薄く麺もやわやわ。逆に徳島ラーメンの原型を味わえた事で良しとしよう。

やはり疲れがあるのでホテルのある駅前に戻った。この駅前に深夜までやっている店『麺王』駅前本店へ入ってみる事にする。昨晩行った『ラーメン東大』のセカンドブランド店で県内外で9店舗展開している。ご当地ラーメンスタイルそのままでチェーン展開しているなんて他に札幌・博多・京都・熊本ぐらいではないだろうか?店外入口に券売機。カウンター10席。2人がけテーブル席4卓。常に8割以上の入り。この立地だからなぁ。

Menouhonten00Menouhonten01徳島ラーメン専門店 麺王 徳島駅前本店

『徳島ラーメン(バリカタめん)』 480円

店のコンセプト徳島ラーメンと博多ラーメンの融合。元々豚骨寄りの『東大』系のスープに、博多系の極細ストレート麺。麺のかたさは食券機の段階で選択。具は徳島スタイル。薬味ねぎ、メンマ、バラ肉。コストパフォーマンスはいいんだけどやっぱりチェーン店的な味わいになってしまう。だいたいこの組み合わせをしておいて徳島ラーメンと謳っていいのかな?

すぐホテルに戻り温泉で汗を流しゆっくりと休んだ。

松山瓢系

Matuyama00愛媛県のラーメン店を調査したところ、人気店はいずれも九州や岡山等他地方のラーメン店だったので、特にこれといった地ラーメンがないだろうと今回の遠征では当初愛媛県は除外していた。ところが出発1週間前に購入したラーメン本に、松山には「瓢系」という日本一甘いラーメンと言われる隠れた地ラーメンがある事を知った。「瓢太」「瓢華」「瓢箪」「瓢月」等屋号に「瓢」の文字が入っている事からこう呼ばれているらしい。横浜の「家系」のようなものだ。こういう知られざる地ラーメンは我にとって非常に魅力的に映る。秋田の「江戸系」を知った時もそうだった。よって急きょ愛媛松山も遠征計画に加えた。

2時過ぎに『はまんど』を出発。さぬき豊中ICに戻り川之江JC経由で松山自動車道へ入る。松山IC迄ひたすら飛ばして、今度は松山市内へ。適当な100円パーキングに車を止め歩いて最初の目的店『瓢華』湊町店へ向かった。よくあるラーメン店といった風の店構え。早速暖簾を割る。内装も庶民的で民芸品とかが飾ってある。厨房には店主と女店員の2人。厨房側に一列のカウンター10席、4人がけテーブル席3卓。前客1人後客3人。メニューには焼きそば等もある。口頭で注文。

Hyouka00Hyouka01中華そば 瓢華 湊町店 『中華そば』 550円

筆頭基本のメニューを注文。とうとう瓢系ラーメンと遭遇。茶褐色の豚骨醤油スープは確かに甘みを感じる。チャーシューを食べた時に感じる甘さと似ている。麺は中麺ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、多めのもやし、ブロック状のチャーシューはスープ以上に甘かった。ラーメンが「甘い」ってどんな甘さなのか想像がつかなかったが、チャーシューの甘さね。ようやく判った。富山ブラックとは真逆のパターンで、確かに他の地域では味わえない一杯。「瓢系」食べられて満足だ。

次の店『瓢太』は瓢系の元祖とも云われ戦後の屋台から始まって今では瓢系の代表的な存在になっている。『瓢華』から歩いて行ける距離なので歩いて向かう。この店は2時半から5時まで中休みがあるんだよ。食べ歩きの予定を組む際障害になった。そこを考慮して『瓢華』を先に廻った次第。店に到着した時はまだ暖簾はかかっておらず1分ほど待った。開店と同時に入店。店内に入った瞬間「うわっ!ここ完全に飲み屋じゃん」って思った。入口近くではおでんが煮られていた。厨房には中年店主とバイトらしい女の子店員の二人。一列のカウンター10席と、奥に座敷があるようだ。前後客ゼロ。口頭で注文。

Hyouta00Hyouta01中華そば 瓢太 『中華そば』 600円

卓上には冊子メニューがあり基本の中華そばを注文。丼は地元愛媛の陶磁器「砥部焼(とべやき)」。先ほどの『瓢華』に比べてやや豚骨濃度があり、そして更に甘く感じた。麺は細麺ストレート。砂糖をダイレクトに感じる具は青ネギの小分け切り、メンマ数本、角煮のようなチャーシューは更に甘さを感じ。それを中和する為か胡椒が最初からかかっている。甘いラーメンか。思ったより普通に食べられた。でもこれは繰り返し食べれば習慣性を持つようになるのだろうか?珍しい隠れ地ラーメンを食べらて満足した。

讃岐拉麺

Mino00香川県は讃岐うどんの地。この強固な麺文化があるからか香川にはこれといった固有のラーメンというのが見当たらない。しかしラーメン通からは「ここだけは行っとけ」という有名店がある。讃岐ラーメンを名乗る『はまんど』だ。11時から3時までのレア営業。しかし更に調査してみると、『はまんど』の隣に『はまんど』店主のご子息が経営している讃岐つけ麺専門店『萬次郎』の存在を知った。営業時間は何と11時から1時45分まで。3時間も営業しないのだ。せっかくの香川遠征、出来ればこのレア2店舗を押さえておきたいところだ。しかし高知須崎の『まゆみの店』を出たのが11時40分頃。まずは厳しいと思わなくてはならない。ところがナビをセットするとギリギリ、本当ギリギリで1時40分頃到着出来る予定が出た。これは希望が出てきたぞ。それでも車の運転に慣れていないので慎重に行かなくてはならない。再び高知自動車道に戻り川之江JCより高松自動車道に入る。さぬき豊中ICで下りて一般道を30分ほど走り、田んぼに囲まれたような立地にある目的店駐車場到着。自分では慎重に走ったつもりだったが何と1時15分頃に到着出来た。奇跡的なドライブだ。まずはメインの『はまんど』…を差し置いて間に合った『萬次郎』へと歩を進める。味のある自然木を使った看板とボロボロの暖簾が目を引く店構え。『はまんど』の旧店舗だったようだ。暖簾を割り入店。入口に券売機。内装は東南アジアっぽい置物が置かれている。厨房にはおばさん2人。L字型カウンター9席。先客4人後客2人。

Sanukitukemenmanjirou00Sanukitukemenmanjirou01三代目讃岐つけめん 萬次郎 『醤油』 600円

醤油・超辛・藻塩・濃厚・印度といったバリエーションのあるメニュー。迷ったので筆頭メニューの醤油を注文。つけ汁は薬味ねぎがたくさん入った和風だしの効いたもの。油が加わっているので物足りなさは感じない。そして麺!啜ってみてその食感に驚いた!何これ!って心の中で叫んだ!我は確かにつけ麺は得意な方ではない。でも旧東池袋『大勝軒』や品川の『六厘舎』(閉店)、川越の『頑者』などそれなりにつけ麺の有名店には足を運んだ事がある。そんな我だが今までにこんな麺には遭遇した事がない。初めての食感、はじめての喉越し。何と表現したらよいのだろう。ツルッ!モチッ!って感じだが文字にすると平凡過ぎて当てはまらないな。食べ物で感動するなんて何年ぶりだろうか?さすがは讃岐うどんの香川の地だ。店の薀蓄にも「香川県民は一番麺にうるさい人達。その人達を納得させる事が出来る麺がようやく完成した」と書かれていた。麺だけではない。更に豪華な天ぷらがトッピングされている。じゃこ天、鶏肉天、そして大きなちくわ天。いずれも衣はサクサクしていて中はふわっふわなのだ。絶品だった。食べ終えた後、我にしては珍しく店員に「本当に美味しかったです」と言って店を出た。

さて次は大本命。本丸攻略だ。すぐ裏手にある田舎の納屋のような雰囲気たっぷりの店構え。讃岐うどん王選手権のチャンピオンという肩書をもつ店主が始めた香川筆頭のラーメン店『はまんど』である。以前北久里浜でこの店に影響されたという讃岐らーめん店『麺屋こうじ』を食べた時とても美味しかったのを覚えている。その時からこの店を訪問する事を夢見ていた。早速暖簾を割り入店。入口が2段構えになっていてまず券売機で券を購入。更にもう一つの暖簾を割ると大きな梁のある天井の高い客席、更に奥にはガラス張りの厨房が見える。厨房には店主とおばちゃん店員3人。壁向かいに一列のカウンター6席。向かい合わせで計12席のテーブル席、4人がけテーブル席3卓。先客8人後客5人。

Hamando00_2Hamando01_2讃岐らーめん はまんど 『はまんど』 580円

当初「讃岐そば」を注文しようと思ったが、やはり店主イチオシの屋号を冠したメニューを注文。魚介出汁がじんわり効いた塩味のスープには天カスをイメージした背脂が一面に浮いている。うどん用の小麦を使用した中太平打ち麺はかために茹でられて食感はモチッモチッツルッツルッのたまらない食感。具は薬味ねぎ、ナルト、海苔1枚、ハムのようなレアチャーシュー2枚。讃岐うどんのようで讃岐うどんではない、正に香川のご当地ラーメンにふさわしい一杯。いずれ広まってご当地讃岐ラーメンの元祖となる可能性は高い。実に美味しい一杯だった。

須崎鍋麺

Suzaki00食べ歩きを諦め車での店巡りをする事となった徳島遠征。大きなハードルではあるが、反面大きな利点がある。電車やバスの時間を気にせず自由に長距離移動が可能になった。更にカーナビという文明の利器により店名と所在県を選択すればほぼ迷わず到着出来る。こういったツールを十分に生かさない手はない。よって今回の遠征2日目は徳島以外の四国三県の地ラーメンを巡る事にする。

徳島ラーメンに次いで四国の地ラーメンといえば高知、須崎の鍋焼きラーメンだ。今は閉店してしまった『谷口食堂』という店が出前で冷めないようホーロー鍋を使った。それはあくまで出前用としてで、店では普通の丼で出していた。しかし出前用の鍋ラーメンの方が美味しいと評判になり店でも鍋に入れて出した事が始まりだという。その『谷口食堂』が店を畳んでしまった後「あの鍋焼きラーメンをまた食べたい」という地元民の要望で付近の店が始め広まったとの事。いい話ではないか。正に地ラーメンと呼ぶのにふさわしい。そんな須崎鍋焼きラーメン、我が全国の地ラーメンを調べていた時、このラーメンを食べに行けるのはいつになるだろうなぁと思いをはせていた。それがまさかこんなに早く行ける事になろうとは思わなかった。

カーナビをセットしホテルから出発したのは朝7時半頃。今日は雲は多いが青空ものぞく天候だ。徳島自動車道に乗り川之江東ICから高知自動車道に入る。途中南国SAで休憩の後、須崎中央ICを降り、最初の目的店『橋本食堂』に到着したのは10時30過ぎ。店の前の駐車場に車を止めホワイトボードに名前を1番乗りで書き込む。このシステムを事前に調査しておいて良かった。須崎では居酒屋、焼き肉店、喫茶店でも鍋焼きラーメンを出す店があるが、この『橋本食堂』は鍋焼きラーメン専門店。11時から3時までの4時間のみの営業で、日祝定休という難所だ。まだ他に人もいないし開店まで時間があるので付近を散歩した。店は住宅街にあるので普通の民家ばかりなのだが、黒い瓦屋根の立派な家ばかりで飽きない。貸本屋までありノスタルジーを感じるなぁ。開店10分前くらいに戻るとパラパラと開店待ちの人達が集まってきている。しばらくすると店の経営者らしいおっさんが隣の事務所のような場所を開け待ち席として使わせてくれた。本を読みしばらく待つとややフライング気味に開店してくれた。厨房にはおばちゃんばかり4人。入口付近にカウンター5席、4人がけテーブル席6卓と座敷に6人がけテーブル席が3卓。後客は10人以上。口頭で注文。

Hashimoto00Hashimoto01鍋焼きラーメン 橋本食堂

『なべ焼きラーメン 並』 525円

この店は1人ずつ作るのでかなり待たされると前情報では言われていた。しかし我は本日1番最初の客。11時3分頃に既に鍋が到着した。早起きは三文の徳である。普通の中華そばが鍋に入っているだけだろうとあまり期待をしていなかったが、全然そんな事は無かった。鶏の旨み、甘みが全面に出たあっさり醤油で味付けられたスープ。そこにかなりかための黄色いストレート細麺。具は青ネギ、地産のちくわの輪切り、生卵、コリコリとした食感の鶏肉。若鶏ではなく親鶏を使っているのは出汁が良く出るからだという。何故鶏にこれだけこだわっているかと言えば『谷口食堂』の味を再現しようとしているからに他ならない。『谷口食堂』の近くに鶏肉店があった為鶏をメインに使っていたとされる。この鍋焼きラーメン、想像以上に美味しかった。それについに我は須崎鍋焼きラーメンを攻略した。満足だ。

間髪入れずに次の店に移動。先の『橋本食堂』と並び須崎を代表する店『まゆみの店』だ。元々お好み焼き店だったが近頃鍋焼きラーメン専門店になったようだ。店の前に車を止め暖簾を割り入店。厨房にはおばちゃん3人。カウンター4席、4人がけテーブル席4卓。前客6人後客3人。口頭で注文。

Mayuminomise00Mayuminomise01まゆみの店 『塩鍋焼きラーメン並』 600円

通常の醤油、塩、カレー、キムチ等いろいろな味がある。先の店と同じではつまらないので塩を注文してみた。5分くらいで提供された。鍋蓋には黄色い漬物が小皿に盛られのっている。黄色いストレート細麺に具は青ネギ、ちくわの輪切り、生卵、鶏肉。基本的な構成は『橋本食堂』と同じ。 でスープなんだけどこれ塩味なんだろうな?普通に醤油味を感じるのだが、間違われたのか?でも塩味も感じるし…。ここでいちゃもん付けても時間をロスするだけなので黙々と食べた。鍋焼きラーメンという須崎の地ラーメンを堪能し満足した。

2011年11月 3日 (木)

徳島地麺

Tokushima00今日から2泊3日の四国・徳島遠征に出発する。今回の遠征は我のご当地ラーメン巡りにおいて大きな山場となるだろう。徳島ラーメン。甘辛い豚骨醤油スープに短い中細ストレート麺、具にネギ、もやし、メンマ、甘辛く煮付けた豚バラスライス、更に中央に生玉子の黄身。正に「すき焼きラーメン」といった風だ。数あるご当地ラーメンの中でも強烈な個性をもった一杯。我にとっては有名な「ご当地ラーメン」の最後の一角だ。こんな個性派のご当地ラーメンを我が見逃すわけがなく、ご当地に直接行って本場のラーメン食べ歩く事を思い立った頃から徳島は視野に入っていた。それが何故最後の一角になってしまったのかと言えば、徳島ならではの幾つかの障壁があったからに他ならない。まず四国は交通の便が非常に悪いのだ。自分は電車やバス等公共交通機関かレンタサイクルを使う他は出来るだけ足での食べ歩きを基本としている。しかし四国という土地は電車の本数も少なく、使ったとして効率が極めて悪くなってしまう。また徳島のラーメン店は老舗、有名店と言われる店の数は多く、それらが市内市外の広い範囲に分散していて、自転車でカバー出来るような距離ではない。更に昼の3時間程度しか営業しない店、夜7時から深夜にかけてしか営業しない店等がある。正に食べ歩き最大の難所と言える。

2年越しで考えた結論は「食べ歩き」をあきらめるしかない。禁じ手の車を使うしか手はないのだ。計画決行の時は熟しいよいよ出発だ。羽田9時発の飛行機で徳島空港に10時半前に到着。天気予報は外れて残念ながら小雨が降っていた。空港のレンタカー受付の場所に行く。しばらく待たされた後車に乗せられレンタカー事務所に移動。手続きをしていよいよ出発。しかしペーパードライバーの期間が長かった為、感覚を取り戻すまで恐怖と緊張にさいなまれビクビクしながらのハンドル操作となった。スタートから戸惑った。今はキーを差さずボタン操作でスタート何だとかそういうレベル。

記念すべき徳島1店目は揺るぎなく決まっている。徳島筆頭有名店『いのたに』だ。新横浜ラーメン博物館に出店し一躍徳島ラーメンの存在を全国に知らしめたパイオニア的存在。昭和41年創業の老舗。早速カーナビにセット。しかし単に「いのたに」と入力した為誤って鳴門店に向かってしまった。『いのたに』には鳴門と北島に支店が2つあるが、我はあくまでも本店狙い。慌ててセットし直し向かったのだがかなり時間をロスしてしまい到着したのは11時半くらい。店の脇の駐車場に駐車し早速入店。老朽化してるような古いビルの1階にある。殺風景だが活気があるのでいい。20席のコの字型カウンターが左右に並んで2つあり、中央にプラ板食券機。水色の服を着たおばちゃん店員が数名。客入りは常に9割程度をキープ。さすがは有名店。でも並ばずに着席できた。

Inotani00Inotani01中華そば いのたに 本店 『中華そば(中)』 500円

本当に念願の『いのたに』に来れた事が嬉しくてしばし感慨に浸ってしまった。徳島らしく肉玉で注文したい気持ちを抑え、基本の味を知りたくてノーマルで注文。徳島ラーメンはもっと味濃いドロドロしたイメージを持っていたが印象が違う。見た目は確かに濃そうなのだが実際味わってみるとサラッと口当たりが良い醤油味。甘辛さもなく東京の中華そばとさほど変わらない。麺はかために茹でられた中細ストレート。自家製麺とのこと。麺の長さは確かに短く、通常の感覚で箸で麺を持ち上げるとスープ表面から完全に離れてしまった。具は薬味ねぎ、もやし、メンマ数本、豚バラ数枚。バラ肉はかためで味付けも想像より濃くない。想像していたものとは違ったが、逆にバランスが取れていて普通のラーメンとして美味しく食べられた。とうとう徳島筆頭『いのたに』を達成!大満足!

次の目的店は『春陽軒』という。11時から夕方4時前には売り切れ御免で閉まってしまうという老舗ながら行列店らしい。場所は『いのたに』から近いと思って設定したのだが一方通行の路に囲まれていてなかなか辿り着かない。仕方なく近くの店に駐車させてもらい付近を徒歩で探索しようやく見つけた。店前の狭い駐車場がギュウギュウに埋まっていた。横長の長方形の白い外装の店構え。早速暖簾を割る。内装は町の食堂といった雰囲気で清潔感がある。厨房は奥にあり見えないが男の店員2人と女の店員2人だったと思う。入口脇に券売機。カウンター9席、2人がけテーブル席4卓、4人がけテーブル席2卓。運よく待たずに座れたが常にほぼ満席状態。

Syunyouken00Syunyouken01中華そば 春陽軒

『中華そば肉玉入』 650円+『ライス小』 100円=750円

この店での我のテーマは徳島ラーメンの王道の食べ方を試みること。ラーメンは肉玉入、そしてライスと一緒におかずとしてラーメンを食べるのだ。出てきた一杯に感動!正に我が思っていた徳島スタイルのヴィジュアル。定冠詞を付けたくなる徳島ラーメンだ。スープもこってりコクがあるものの、口当たりが良い味。決してくどい濃くはなくほどよい。麺は中細ストレートで短め。具は徳島王道、薬味ねぎ、もやし、メンマ数本、甘辛い豚バラ肉、そして生玉子の黄身。すき焼きをごはんで食べるのとまた微妙に違う味わいなのだが、確かにごはんに合う。ごはんにスープをたっぷりかけて食べたら美味しかった。徳島に来て本場の徳島ラーメンを食べている感動がこみ上げてきた。大満足だ。

間髪入れず3店目『ふく利』北島町本店。場所は徳島市から離れ板野郡北島町へ移動。この店は最初訪問の予定に入れていなかった。『ふく利』でも吉野本町店はどのガイドブックにも紹介され人気店のようだったので行ってみるつもりではいた。しかし我は本店狙いを信条としている。調べたら北島店が本店となっていたので訪問リストに急きょ追加したのだ。しかしオフィシャルサイトに行くと何故か本店のはずの北島店が「姉妹店」と表記されている。謎だったので調べてみた。元々ここ北島町で個人営業していたが、2代目が「スターフード」という外食会社を立ち上げ吉野本町店を中心にFC展開していった。よって北島本店だけは個人経営のままなので姉妹店扱いという事のようだ。なるほど、2代目はやり手のようだ。店に到着すると店前の駐車場はすべて埋まっていた。仕方なく付近を1周して駐車場が空くのを待って駐車し入店。吉野家のようなコの字型カウンター席で40席程度。入口中央に券売機。男の店員2人と女の店員5人くらい。こちらもほぼ満席で繁盛している。何とか待たずに席に座れた。

Fukurikitajimahonten00Fukurikitajimahonten01中華そば ふく利 北島本店 『中華そば』 500円

基本の中華そばを注文。こちらは豚バラ肉ではなくチャーシューが2枚のっているのが大きな違い。他の構成は徳島スタイルに準ずる。スープは『いのたに』同様濃そうに見えるけどあっさりした口当たり。ほんのり生姜風味。麺は中細ストレート。自家製麺らしい。具は青ネギの小分け切り、もやし、メンマ、チャーシュー2枚。チャーシューは脂身が多いが柔らかい。美味しかった。

再び徳島市内にも戻り次に目指す本日4店目は『巽屋』。こちらも『春陽軒』と同じような横に長い長方形の店構え。中はテーブル席主体の構造になっていて町の食堂といった雰囲気。入口脇に券売機。厨房は奥にあり見えない。おばちゃん店員が4人くらいだったと思う。4人がけテーブル席が12卓。客入りは常に8割をキープ。人気店だ。

Tatumiya00Tatumiyat01支那そば 巽屋 『支那そば 小』 500円

外観だけではなくラーメンも『春陽軒』に似たスープ濃いめのスタイル。コクはあるのに飲み口サッパリというのも同様。麺は中細ストレート。具は青ネギの小分け切り、もやし、メンマ、甘辛い豚バラ肉。4杯目なのに苦も無く食べられたのは美味しく食べやすかったからだ。この4店目でだんだんわかってきた。首都圏で紹介されているクドイ味のする徳島ラーメンは紛い物であり、本物は見た目は濃いめで口当たりはサッパリしている。更にもやしが結構多めに入っている。ブラックマッペと言われる細いもやしで首都圏の人間からするとちょっと邪魔に感じてしまった。

4店目を終えちょっと一休み。持ってくるのを忘れたWifiの充電コードを近くのディスカウントショップで購入してから車内でちょっと寝た。相変わらず小雨が降っている。こういう時は車が助かる。そして5店目へと向かう。徳島ラーメン巡りで訪問すべき店は多く、初日の今日頑張っておく必要があるのだ。次は昭和41年創業の老舗『広東』矢三本店だ。路地裏にあり細い道を車で進むのは苦労した。目的地周辺にドラックストアの広い駐車スペースがあったので駐車。すると目の前に目的の『広東』があった。早速店に近づいてみると雰囲気がおかしい。

Kanton00支那そば 広東 矢三本店

臨休だった。一期一会。次の店が控えているので出発する。

場所的にそれほど距離は離れていない『やまきょう』という店に向かう。カーナビにセットするも誤って川沿いの土手へ上がってしまった。店は土手下にある。こういう立体的な立地の場合はカーナビの地図だけでは判断出来ないんだな。ともかく店には無事辿り着く事ができた。店構えは縦長の長方形でシンプル。徳島の店はこういうスタイルが多い。東京のように妙なコンサルトが絡んでいないのだろう。早速入店。入口脇に券売機。厨房は奥にあり見えづらい。おそらく店主の男1人と女性店員4人。店主は『春陽軒』で修業したとのこと。向い合せのカウンター18席、4人がけテーブル席3卓。先客3人後客ゼロ。

Yamakyou00Yamakyou01中華そば やまきょう

『中華そば小(麺かため)』 500円

基本メニューを注文。麺のかたさの好みを聞かれたのでかためで注文。修業先の『春陽軒』同様見た目濃いめでコクがあるのに飲み口さっぱりのスープ。生姜が効いているのが印象的。麺は中細ストレート。具は青ネギの小分け切り、もやし、メンマ、甘辛い豚バラ肉。お腹に余裕があればライスを注文して食べたかった。こちらも評判に違わず美味しい徳島ラーメンであった。

『広東』にフラれた為昼の部最後の1店をどこにしようか迷った。結論としては最終日に予定していた『三八(さんぱ)』田宮店に行く事にした。何故最終日に行く予定にしていたかというと、最終日は徳島ラーメン3系統を巡る旅の予定でいたからだ。

徳島3系統とは、徳島ラーメンの分類で茶(黒)系、黄系、白系の3色に分別されている事を指す。こういうのは我のようなコレクター感覚で食べ歩いている者にはたまらないものがある。今まで食べてきた5店舗はいずれも茶系で、県外の人間が徳島ラーメンと言われ思い浮かべる、濃い醤油色をしたスープに甘辛い豚バラ肉がトッピングされるスタイルで、元祖は『いのたに』や『広東』だという。徳島市内に広く分布しているので「徳島系」とも言われている一番新しく現在主流になっている系統だ。

この茶系が広まる以前に主流だったと言われるのが「黄系」と言われる系統で別名「支那そば系」。鶏ガラや野菜を使った中華料理の手法が使われている系統だという。もうひとつの「白系」は徳島ラーメンのルーツともいわれる一番古い系統で、こちらは最終日の『岡本中華』のところで詳しく書きたい。次の店『三八』は「黄系」の筆頭と言われる創業38年の老舗。以前鳴門市の方に本店を構えていた為、この黄系を「鳴門系」とも言われていたという。今はこの徳島田宮店が本店扱いだ。鳴門市に2店舗、徳島駅前に1店舗の支店を持つ。こちらも有名店なのに路地裏に店を構えていたので駐車が一苦労だった。白く綺麗な店構え。早速暖簾を割り入店。中はラーメン店というよりファミレスに近い感じ。入口に券売機。コの字型カウンターが1つ半で25席、4人がけテーブル席が2卓。客入りは常に8割以上の入り。厨房には店主を含め男の店員4人と女の店員2人。店主はテーブル席1卓を使用しアルバイトの面接をしていた。壁には客との交流を目的とした壁新聞がたくさん貼られていた。『ふく利』といい徳島老舗の2代目は頑張っているなぁ。

Sanpatamiya00_2Sanpatamiya01_2支那そば 三八 田宮店 『ラーメン小盛』 500円

今までの徳島ラーメンとは明らかに違う、黄色というより黄金色のスープ。豚骨に加え丸鶏、更に玉ねぎを溶かしているという。確かに鶏油の味と塩気、とろみを感じる。麺はツルツルした食感の中太ストレート麺。具は薬味ねぎ、もやし、メンマ、チャーシュー2枚。チャーシューは柔らかくて美味しかった。そしてこの店はソフトクリームも名物なのだ。本日昼の部の締めとしていただく事にした。一服の清涼剤、クールダウン出来て美味しかった。結果的にはこの日に『三八』に行けたのは良かった。最終日だったら時間が無くて諦めていたところだ。

Sanpatamiya02
6店舗を食べ歩いてようやくホテルにチェックイン。慣れない車の運転の緊張感から解放され疲れがどっと出てベットに倒れこみ爆睡。目が覚めたのは20時過ぎ。3時間くらい寝たのかな?徳島ラーメン巡り、初日はまだ終われない。徳島の有名店には夜から営業を始める店も数多くあるのでこれからそういった店を訪問する為、再び車のエンジンをかける。まず訪問したのは昭和28年創業の老舗『よあけ』だ。といっても2年ほど休業していて、最近復活をしたらしい。徳島駅前にも支店を出しているが本店と言われる二軒屋店へ訪問。入口に券売機。厨房には老店主と女店員の二人。カウンター4席と4人がけテーブル席4卓。先客2人後客1人。

Yoake00Yoake01支那そば よあけ 二軒屋本店

『支那そば(小)』 500円

基本の支那そば小を注文。豚骨醤油スープは徳島風でもありながら東京豚骨醤油っぽくもある。麺は柔らかめに茹でられた細麺ストレート。具は青ネギ、もやし、メンマ、チャーシュー2枚。今までのラーメンが個性的だった為印象が薄い。でも老舗ってこういう淡い味っていうのが味わいになっていくのかもしれない。

続いて向かったのは『ラーメン東大』大道本店。県内に支店を2つあるが、本店の大道店に訪問。我は上大岡京急百貨店の大徳島展のイートインで一度食べた事がある。店の前には大勢の若者がたむろしていた。店外に券売機。3分くらい待って中に通された。厨房は奥にあり男の店員3人。両壁側に各々5席、計10席のカウンター席と中央に4人がけテーブル席2卓。有名店の割にはこじんまりしているが、今月リニューアルするとの事。

Ramentoudaihonten00Ramentoudaihonten01ラーメン東大 大道本店

『徳島ラーメン 並』 600円+『玉子』 無料

基本メニューを注文。玉子は無料だが衛生管理の為食券機であらかじめ玉子の件を買うシステム。でも結局玉子券を渡しても「玉子は無料ですがいかがいたしますか?」と聞かれた。こちらのラーメンは訪問以前より抱いていた徳島ラーメンそのもの。豚骨濃度高めの味の濃いスープ。でもイートインで食べた時よりくどさは感じなかった。さすがに本店ということか?色々なサイトを見たところ地元民にはあまり受けが良くなく、県外からの観光客相手の店となっているようだ。

長かった徳島食べ歩き初日、最後の9店目となったのは『ふく利』吉野本町店だ。昼に食べた北島本店との違いを知りたかった。駅から離れた場所にある。元々はこの店が『ふく利』の原点で、後に北島店を本店とし昼のみの営業、夜はこの吉野本町店で営業という2店舗昼夜別営業をしていたとの事。そしてこの吉野本町店を2代目が先代から譲り受けFC展開した。その時代の名残りか、この店舗は夜6時からの営業なのだ。暖簾を割り中に入ると満席。しかしすぐ大勢の客が一気に会計に列をなした。よってすぐ案内された。厨房には若い男の店員3人。壁に面していくつかのカウンター席14席と2人がけテーブル席2卓。先客10人くらい後客5人。口頭で注文。

Fukuriyosinohoncyouten00Fukuriyosinohoncyouten01徳島らーめん ふく利 吉野本町店

『徳島中華そば』 490円

本日9杯目になるので、さすがに基本のラーメンをシンプルにいただくのが精いっぱいだ。濃いめに見えるがあっさり豚骨醤油スープ。麺は中細ストレート。具は青ネギの小分け切り、もやし、メンマ、チャーシュー2枚。北島本店との違いははっきり言って判らなかった。でもコストパフォーマンスは良いと思った。

ホテルに戻って温泉に浸かり疲れをとってまた爆睡。明日も盛りだくさんの予定だから。

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