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2010年9月24日 (金)

富山地麺

Toyama00本日は個人休暇という特別休暇。よって4連休という事なのだが、昨日は用事があった為長期遠征は断念。しかしその代わり今日は日帰りでも遠方に遠征してみるつもりになった。目的地は富山にした。富山には富山黒系ラーメン、通称富山ブラックと言われる個性的な地ラーメンが存在する。3年ほど前センター北ラーメン甲子園に出店した『麺家いろは』で1度だけ口にしているが、やはり本物を味わってみたいと機会を覗っていたのだ。

早朝5時半前に家を出た。東京からMAXときで1時間強で越後湯沢まで行き、そこから特急はくたかに乗り約2時間でようやく富山へ。我は新潟以外の北陸地方はとんと縁がなく、北陸ならではの景色等を期待していたのだが、車窓から見えた景色は波荒い日本海以外は田んぼと造成地と中規模の工場くらいであまり旅情は感じられなかった。富山駅前はさすがに都市化されていて路面電車が発達しているのが特徴的だった。なかなか格好良い車両が導入されていた。これを利用して食べ歩きを行う事を当初想定していたが駅前にレンタサイクルの文字を発見したので自転車を借りて移動する事にした。4時間600円。さっそく向かったのは元祖富山黒系『大喜(たいき)』の西町本店。昭和22年創業の富山で最も古いラーメン店だそうだ。地図を頼りに自転車を走らせようやく到着。しかし様子がおかしい。開店時間になっているのに人の気配がしないのだ。これは…臨時休業だ!一番の目的店にフラレタか…。これはトラブルだなぁ。

Daikihonten00大喜 西町本店

しかし『大喜』は市内に支店を4店持っている。ならば大島店に向かう。ちょっと離れた場所にあり付近を随分ぐるぐる廻ったが見つからず。これ以上迷っていると時間のロスが大きいと判断し結局駅前に戻り駅前支店に向かった。こちらは暖簾がかかっていてほっとした。壁側と厨房側にそれぞれ1列のカウンターがあり奥にはテーブル席と座敷があるようだ。全34席らしい。先客は7人後客は3人。店員はおばちゃんが数名。口頭で注文。10時過ぎに富山に到着したのに最初の一杯にありつけたのが12時前か…。

Daikiekimae00Daikiekimae01_2大喜 富山駅前店 『中華そば(小)』 700円

これが正真正銘の富山ブラック。貫禄を感じる。スープは確かに真っ黒で濃い醤油味。醤油のしょっぱさが食べ進める内に促進する感じ。麺はうどんを彷彿させるかために茹でられた丸みを帯びたストレート太麺。チャーシューはややかためで小さいのが10枚くらい入っている。それと輪切りにされたネギがたくさん。食感がとてもあるように設計されているようだ。そしてメンマ数本。これが箸休めになると期待したら大間違いで、逆に塩の塊を食べている錯覚に陥るほどにしょっぱい。更にその上に粗引き黒胡椒があらかじめかかっている。これが食べ進めて行くうちにスープのしょっぱさを更に強調していくので「うーん、しょっぱい!」となるのだ。食べ終えた時は黒胡椒ラーメンを食べた感じになった。

とりあえず本物の富山ブラックを食べる事が出来たのでほっと一安心。続いて富山黒系の中でも実力点と言われている『喜八』という店へ向かう。駅の反対側のやや離れた場所の商店街の中に店を構えていた。店主は『大喜』で修業し、一字貰って独立したとの事。早速入店。明るい喫茶店のような店内。2人がけテーブル席3卓、4人がけテーブル席2卓、座敷8人席。先客8人後客2人。口頭で注文。

Kihachi00Kihachi001お食事処 喜八

『富山ブラックラーメン(並)』 680円

ラーメンが来るまで富山のパンフレットを見ていたからか、店主がわざわざ我のところに来てラーメンの説明をしてくれた。こんな事は初めてだ。富山ブラックの発祥の話をしてくれた。昔富山の労働者はご飯に合うおかずとしてのラーメンを求めていた為、さらに濃くさらに濃くと、濃い味付けを求めていった結果でこういったラーメンが生まれたという。なるほど。労働者の為の食べ物としてというのはラーメンの正しいあり方だと思う。だけどラーメンをおかずにして…か。この発想がない、前知識の無い状態の他の地方の一般人が食べたら、「何だこのラーメンしょっぱ過ぎる!食えるかこんなもん!」で終わってしまうだろう。これが富山ブラックがなかなか首都圏でも出店出来ない理由だったか。それでも店主曰く「これでもかなり塩味を抑えめに作っています。」との事。確かにさっき食べた『大喜』に比べればしょっぱさもひどくない。麺がちぢれ中細麺になっている。黒胡椒は最初からかかっておらず卓上に置かれていて自分で調節出来る。しかしメンマは岩塩かと思わせるほどしょっぱい。このメンマが本物の富山ブラックを食べて一番衝撃を受けたかな。その特徴故に他の地方では食べられないラーメン。ご当地食べ歩きマニア冥利に尽きる一杯だ。

富山ブラックの連食はかなりキツかった。しばらくカナルパークなる公園でひと休み。噴水が多い公園だ。空には雲が多いがそれにしても涼しいな。やはり富山だからか。5月以降初めて中袖のシャツを着用してきたが正解だったようだ。その公園近くに3店目の『まるたかや』を発見。この店は富山黒系ではないが地元では有名との事だったので入店してみた。広告をバンバン出しているが普通の町のラーメン屋といった感じ。それでも県内に6つの支店を展開している。早速入店。厨房の周りにJ型カウンター10席、壁側にL字型カウンター7席。店主1人とおばちゃん店員2人と女の子店員1人。口頭で注文。

Marutakaya00Marutakaya01らーめん王国 まるたかや 牛島本店

『ラーメン』 630円

基本のラーメンを注文。後から気がついたがミニラーメンというのがあってそちらにしておけば良かったと少し後悔した。スープは豚骨出汁のちょっと油っぽい醤油スープ。麺はちぢれ細麺で柔らかめに茹でられている。あまりスープと合っていない印象。具はざんぎりネギ、メンマ数本、崩れるように柔らかく薄いチャーシューが数枚。卓上に油カスとニンニクがあるのでそれを投入するシステム。いたって普通と言いたいが、そこは富山のラーメン。黒系ではなくても東京ラーメンに比べればしょっぱいのだ。黒系連食後のこのしょっぱさには閉口し、半分残して店を出てしまった。ごめんなさい。

とにかくこれ以上の連食は出来ないので観光をする事にした。駅前に戻り駐輪場に自転車を置いて富山ライトレールという路面電車に乗り港の方まで行ってみた。パンフレットには北前船回船問屋の森家というのがあって古い街並みがあるというので来てみたがこれが疑似古い街並みだった。正直わざわざ来るような場所ではなかったので即撤退。また駅の方に戻ってきて自転車を返却。今度は駅南口の循環路面電車に乗り大手モールという駅で下車。駅前にある昭和6年創業の富山の老舗店『末広軒』に入店。遠征にきたらチェーン店よりこういった老舗だ。入口に岡持ちが置かれている。奥に長い店内。厨房前にカウンター5席。テーブル席多数。奥に座敷もあるようだ。男の店員3人とおばちゃん店員2人。口頭で注文。

Suehiroken00Suehiroken01柳の下 末広軒 『中華そば 並』 550円

煮干しが効いた鶏ガラベースの醤油スープ。麺はもちもちした食感の手打ち麺。具はチャーシューは油の少ない柔らかいもの。他に具は薬味ネギとメンマ数本。最後にやさしい味に出合えてよかった。

駅に戻り土産物を買って帰路についた。強引な富山日帰り遠征だったが富山黒系というものを食べられて良かった。

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コメント

遅ればせながらのコメです。富山は私の故郷で、帰省の折りには出来る限り大喜に寄るようにはしています。西町本店と他支店とは少々味が異なります。やはり西町本店が本来的な大喜で、しょっぱいながらもコクが深いのです。今度は是非、西町でどうぞ・・・。

http://musicarena.exblog.jp/11550301
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