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2010年3月20日 (土)

熊本黒麺

3連休となればラーメン食べ歩き遠征がこのところお決まりになっている。今回は熊本遠征だ。1か月前に航空機と宿の予約は済ませておいた。以前は熊本ラーメンが苦手であった我が、こうして現地までわざわざ出向くまでになったのだから時の流れは偉大だなぁと他人事のように感じてしまう。近所の寺に参拝し最寄駅に向かい電車で横浜に出る。リムジンバスで羽田に向かい飛行機出発時刻の1時間の余裕をみて到着。順調に飛行機は飛び立ったが熊本到着は2時間かかった。熊本空港から早速熊本駅行きのバスに乗り込んだのだが、バスのアナウンスがスザンヌの声になっていた。熊本観光部長なのだそうだ。熱愛が発覚したばかりなのでタイミング的には微妙な感じだ。そしてこのバスがほとんど路線バス感覚で途中停車をするので熊本駅に到着したのは1時間後の12時半をまわったあたり。天候はまだ晴れてはいるが、黒雲が迫っているのが判る。風が強い。でも地方遠征は気持が開放的になっていい。行く前はそんなでもなかったのだがだんだんテンションが上がってきたぞ。最初は熊本に来てここに来なくてはと言われる、正に熊本ラーメンの代表格、昭和32年創業の老舗『黒亭(こくてい)』へと向かう。3連休の初日、昼過ぎに観光スポットにもなっているような店に行けば大行列は覚悟しなくてはならない。果たして遠くに店を発見した時に店の前から続く行列も同時に発見した。30人以上はいるか。行列の最後尾につく。ここからでも豚骨臭が結構くる。だいたい30分弱で入店出来た。厨房には男の店員3人と女の店員5人。L字型カウンター9席と4人がけテーブル席6卓。口頭で注文。

Kokutei00Kokutei01熊本ラーメン専門店 黒亭 『ラーメン』 590円

評判は本物でしょっぱなから美味しい一杯に出会えた。豚頭だけで炊きだした豚骨スープはクリーミーでまろやかな味わい。そこにラードで揚げたニンニク粉が香ばしさを醸し出している。いかにもご当地ラーメンという感じだ。麺は中細ストレートで結構かための茹で揚げで食感が良い。具は薬味ネギ、きくらげの細切り、海苔1枚、モモ肉チャーシュー3枚。麺のコシとチャーシューの美味しさが特に印象に残った。

熊本城が黒いせいか我には熊本は渋い黒がイメージカラーとなっている。偶然にも熊本のラーメン店は「黒」の文字を掲げているところが目立つ。単純だが今日の昼はそんな店を巡ってみようと思う。次の店はここから2kmほど南下した国道沿いにある『ラーメン黒門総本店』だ。土地勘が無いので不安だけどひたすら歩くしかない。ラーメン食べ歩きをしていると、せっかく遠征に来ているのに観光地でも何でもない国道沿いをただてくてく歩くハメになる。眺めが良ければまだいいのだが本当に特徴のない国道沿いなのであまり面白みがない。工事現場の柵の柱が緑色のカエルを模したものになっていて、それがズラッと並んでいるのが妙だったくらいだ。まだ日が差しているからいいけど。ようやく遠くに「ラーメン黒門」と書かれた看板が見えてきた。その店構えを見て驚いた。オレンジ色のガソリンスタンドに大きな文字で「ラーメン黒門」と書かれている。元ガソリンスタンドを改装してラーメン店にしているのは初めて見た。総本店とあるが支店があるかは定かではない。早速入店。厨房には熟年夫婦2人。L字型カウンター14席。前後客ゼロ。口頭で注文。

Kuromonramen00Kuromonramen01黒門ラーメン 総本店 『黒門ラーメン』 600円

屋号を冠する筆頭基本メニューを注文。何でも昭和30年代の熊本ラーメンを再現したものらしい。具は薬味ネギ、きくらげの細切り、カルシウムで屋号が書かれた海苔、小さなチャーシュー3枚と半味玉。『黒亭』の後だからか、かなり豚骨度がライトで、中太ストレート麺もやや細めに感じられ、博多ラーメンっぽくもあった。でもやっぱり味はマー油が支配的だった。普段着の熊本ラーメンといった印象を受けた。

帰りはバスで戻る事にした。市中心部の熊本交通センターというバスターミナルまで一気に戻る。次の目的店『大黒ラーメン』は反対方向の市北部の街はずれにある。最初は熊本電鉄という電車に乗っていくつもりだったが、そうすると一度熊本駅に戻って上熊本駅で乗り換える事になる。そうなると大変手間なのでバスで行けないかバスの行き先を調べる。店のある高平という町名と一致する文字が行き先のバスにいちかばちか乗ってみた。15分ほどバスに揺られ高平3丁目というバス停で降りた。しかし…ここからどう行けばいいのだ。バス停近くにスーパーがあったのでそこに入ってみる。そこに運が良いことに書店が併設されていたので地図を立ち読み。『大黒』のある高平1丁目の場所と方向を確認する。ついでに熊本ラーメン本が売っていたので購入しスーパーを後にした。すると雨がパラパラと降り出した。傘も持ってないので強引に歩くしかない。1丁目の方向を目指すが、坂道になっている。ひとつの丘を越えて行かねばならないようだ。農家の細い路地を進む。するとようやく下り坂になったがどうも様子がおかしい。単なる住宅地だ。という事はその向こうの丘も登らないと行けないようだ。これは大変だ。しかし何とかその坂を登り切り通りに出てみると、遠くに「大黒ラーメン」の看板を発見。ほっとした。何とか辿りつけるものだなぁ。雨は小振りになったが風が強い為暖簾が巻かれている。入店すると田舎の食堂のあったかい雰囲気。店主らしき初老の男と女性店員6人。店主は『黒亭』で修業されたとのこと。L字型カウンター10席と座敷に6人がけテーブル5卓。客入りは6割強といったところ。口頭で注文。

Daikokuramen00Daikokuramen01大黒ラーメン 『ラーメン』 600円

確かに『黒亭』に近いけど比較するとちょっとあっさりしているかな。変なたとえかも知れないけど熊本版中華そばといった印象を受けた。正調熊本ラーメンという感じ。ここも名ばかりの有名店ではなくしっかりと基本に忠実でありながら実に美味しい熊本ラーメンを食べる事が出来た。確かに熊本ラーメンを食べるならここ!と言った感じはあるな。芸人のくりーむしちゅーがやたらとテレビで紹介していたのも頷ける。

店を出ると更に雨と風が勢いを増している。こんな山の中また歩くのは辛い。と思ったら向こうから路線バスが迫っているのが見えるではないか!急いでその先にあると思われるバス停まで走った。幸いすぐバス停は見つかりバスに飛び乗る事が出来た。もっと近くを走っているバスがあったんだ。それにしても雨の降り方が尋常ではない。バスの屋根部を叩く音が聞こえるくらいだ。無事交通センターに戻る事が出来た。幸い今回のホテルは交通センターから徒歩3分くらいと近かったので屋根伝いに雨宿りしながら辿りつけた。それでもびしょ濡れになってしまった。

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