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2009年9月19日 (土)

札幌初日

シルバーウィークと言われる秋の大型連休。8月3日の時点で札幌遠征を決定し飛行機の手配をしたのだが、何と初日の19日は午前中既に空席なし。15時10分発の便にようやく空席を発見した。その時は1泊2日の旅行を計画したのだが、それではラーメン激戦区札幌を攻略出来ない事は明白。よって急遽宿を2泊分押さえ、初の2泊3日ラーメン遠征となった。でも結果的にはそれが良かったと前日しみじみわかった。激務の後に旅行の準備と早起きなど無理だったし、食べ歩きの計画も多少余裕が生まれるだろう。おかげで十分睡眠をむさぼる事が出来、平穏な心持ちで旅の支度が出来た。今回の旅は2泊だし、先月の旭川旅行で北海道は本当に横浜とは1ヶ月ほど季節がずれている事もわかった。秋物の服も準備する必要があるので、リュック1つというわけにはいかず、準備も時間がかかった。

13時頃家を出発。近所の寺で旅の無事を祈願してから最寄り駅へ。横浜からリムジンバスに乗り羽田へ向かう。14時20分くらいに空港に到着出来たが、乗る予定の便の搭乗機が遅れた為10分以上出発が遅れるとの事。今回は小さなエアバスだったが、ほぼ定刻どおり17時前に新千歳空港に到着出来た。到着間際、夕日に染まる北海道の緑の大地が美しかった。空港から快速エアポートに乗り17時40分くらいに札幌駅に到着。地下鉄乗り場に行って土日限定1日乗車券「ドニチカ」カードを500円で購入し、南北線で大通駅で下車した。

早速1店目へ直行した。創業64年という老舗『味の三平』だ。味噌ラーメン発祥の店というこの店を口火に札幌ラーメン食べ歩きを開始したかった。この店の営業終了予定時刻は18時半。15時初の飛行機で出発が決定した時から、この店の営業時間に間に合うかが懸念されていた。飛行機が10分遅れになった時も気が気でなかった。何とか18時前には店のある住所付近に到着は出来たものの店が見つからず焦ったが、何と大手文具店ビルの4階の片隅に店があった。これは分かりづらかった。暖簾を発見出来たときは喜びもひとしおだった。一列13席のカウンター席。目の前の厨房には男の店員のみ5人。接客は優しい感じで好感が持てた。先客6人後客7人。口頭で注文。Ajinosanpei00Ajinosanpei01

ラーメン 味の三平 『みそラーメン』 850円

注文はみそに決まっている。サービスでキムチが小皿で付いてきた。さらに少量のチャーシュー飯までサービスされた。これは好印象だ。そして最初のみそラーメンは今まで食べた事がないタイプのものだった。豚骨、鶏ガラ、野菜を煮込んだスープも白く透明度があり塩ラーメンかと思えるほど。実際塩味を感じる。このしょっぱさが疲れた体に染み入る。これはわざと味噌を目立たないようにしているのかな?味噌汁風スープだ。麺は西山製麺の中太ちぢれ麺。コシがありツルツルシコシコとした食感。具は玉ねぎ、挽肉、細切りメンマなど。歴史的価値とは別に、非常に個性的で美味しかった。でも値段がちょっと高いな。

『味の三平』を食べられたので安堵しつつ地下街を通ってすすきのまで歩いた。地下街が大きく福岡と似た印象だ。地下鉄南北線に乗り一駅目の中島公園駅で下車し、予約したホテルへチェックイン。不要な荷物を置いて、必要なものはリュックに入れてすぐ出発。今日は単なる前のりではないのだ。今来た中島公園駅に戻り澄川という駅で下車。最初寒いかなと思ったがそうでもない。薄着で十分だ。旭川とは違うのか?駅から歩くこと5分ほどで札幌名店の筆頭『純連』札幌本店に到着。高田馬場にある東京支店には行ったことがあるが本店狙いの我としては外すわけにはいかない。目の前の駐車場には車がいっぱい。店の前には行列はなかったが暖簾を割るとカウンター席の後ろの空席待ち席にずらっと12人待ち。横に長い店内。高級感が感じられる濃い茶色の木材を生かした内装。入り口には券売機。壁掛大型テレビが設置してある。一列のカウンター9席と4人がけテーブル席2卓。厨房には男の店員2人と接客係のおばちゃん1人。後客もぞくぞく来店。結局30分待ちだった。

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Sapporojyunren01さっぽろ純連 札幌本店 『みそ』 800円

ラード層が出来ている濃厚味噌スープ。味もこってり感もどちらも濃厚なのでしょっぱさも結構なもの。にんにくとしょうがの風味が隠し味というより目立つな。よって具の玉ねぎの甘みが引き立てられている。麺は森住製麺製。札幌らしいブリブリの黄色い多加水玉子縮れ麺。具は薬味ネギ、メンマ、もやし&玉ネギの炒めたもの、刻みチャーシュー。札幌代表格にふさわしいヘビー級味噌という感じ。貫禄を感じた。但し連食には辛い一杯だ。

駅に戻り札幌駅方面へ3駅戻って中の島という駅で下車。次は同じく札幌ラーメンの代表格、『純連』の兄弟店『すみれ』本店だ。川崎ラゾーナ店には行ったがちゃんとした店舗では食べた事がなかったので楽しみだ。駅から結構離れているので途中迷ってしまったが15分くらいで到着出来た。国道高架脇にある黒い木材で作られガラス張りのシックで貫禄が感じられる店構え。店前には大きな駐車場。駅から歩いてくるなんて酔狂な客は我くらいで車客相手中心なのだろう。暖簾を割り入店すると待ち席があり正面には会計。テーブル席のみ、接客店員も比較的若い女性店員のみでファミレスのような印象だが照明は暗めに演出。待たずに座れた。客入りは6割程度かな。壁には高倉健が旧店舗を利用して撮影した時の写真などが飾られていた。口頭で注文。

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すみれ 札幌本店 『味噌ラーメン』 850円

先ほどの『純連』とほぼ同じでスープ表面にはラード層が張り、生姜の風味もする濃厚な味噌スープ。気持ち『純連』よりマイルドな印象を受けるがそれでもヘビー級の濃厚味噌ラーメン。雪降る凍えそうな夜に食べればお腹も心もこの一杯だけで満たされる力を持っているのが判る。当初は『純連』『すみれ』を豪華はしご2連食だ!と意気込んで来たものの、ヘビー級味噌2連食にお腹も心もギブアップ。これは我の作戦ミス。失敗だった。それに疲れていた上にさらに見知らぬ土地を歩き回ったので足腰もかなり疲労が上塗りされた感じ。早々に宿に戻って風呂も入らずにベットに横になった。そうしたらそのまま深い眠りに落ちてしまったようだ。

変則的に寝てしまったので夜中の2時半くらいに目が覚めた。おぼろげな頭のままだが、札幌の夜はまだ終わっておらずまだ営業している店があることを思い出し、なんとこの時間に再度出撃。お腹も一睡しただけでちょっと余裕が出来たようだ。今回のホテルは中島公園駅とすすきの駅の中間辺りに位置する好立地なので、すすきの中心部に行くには歩いても5分程度だ。深夜とは思えないにぎやかさと人手の多さに驚く。店外にスピーカーを置き大音響で音楽を流している店とかがあり迷惑だなぁと思ったほどだ。目的は新横浜ラーメン博物館にもちょっと前まで出店していた『けやき』の本店だ。いつの間にか屋号が『にとりのけやき』に変わっている。にとりとは店主の名前だ。日本料理とフランス料理を経験しているとの事。深夜4時まで営業している。驚いたことに店の前に10人くらいの行列が出来ていた。この時間にラーメン店でラーメンを食べる事も生まれて初めてだが、この時間に行列待ちすることも初めてだ。飲みの後の一杯にはふさわしい立地だからなぁ。15分くらい待ったかな?我の2つ後ろに「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に貴乃花のモノマネをする人が並んでいたのにもびっくりしたけど。L字型カウンター9席のみの小さな店内。行列の原因はこれか。屋台風な内装。BGMは何故かビートルズ。口頭で注文。前払い制。

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味噌ラーメン専門店 にとりのけやき すすきの本店

『味噌ラーメン』 750円

ここのラーメンのメインテーマは「五感に訴える一品料理としてのラーメン」なのだそうだ。こちらもラード層が表面にあるものの、『純連』『すみれ』の後だけにあっさりと感じられた。野菜の甘みを感じるまろやかな味わい。麺は中太ちぢれ熟成麺。ツルツルした食感。具のキャベツが存在感を出している。他にきくらげ、メンマ、人参などの炒め野菜に白髭ネギ、挽肉。味噌連続4杯目だったけど美味しく感じた。

初日の夜だけで『味の三平』、『純連』、『すみれ』、『けやき』という札幌味噌の大御所達をクリアしてしまったので満足。宿に戻って寝直した。明日の朝も早いのだ。

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