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2009年8月17日 (月)

好来道場

 今日が本当の意味での自分にとっての夏休み初日だ。平日休暇だ。もう頭の中は地方遠征しかないので、再び名古屋へ行く事にした。朝8時過ぎに家を出て9時発ののぞみに乗り10時半頃には名古屋に到着していた。今回は平日なので往復自由席だ。地下鉄1日乗り放題券を購入し桜通線に乗り吹上で下車。一昨日と全く同じルートだ。目的は『好来道場』に決まっている。

名古屋の地ラーメンを語る上で台湾ラーメン系と並び外す事の出来ない好来系と云われる系統が存在する。漢方薬膳料理を基本としたラーメンだ。根菜を煮出した白濁スープに醤油スープにストレート太麺。卓上には自家製ラー油と高麗人参酢があるのが共通点。暖簾分けをしていないので、同じ系統でも屋号も全く異なり、ラーメンも独自性を見せて展開しているのでちょっとわかりづらい系統のようだ。その総本山がこの『好来道場』だ。開店予定時間の7分ほど前に到着。盆休みを知らせる紙は取られているがまだ店内は暗いままで支度中の札が下がっている。仕方なく付近で時間を潰そうとするが、コンビニや公園などが無いので付近をただ歩く事にした。11時ちょうどに開店。早速入店だ。名古屋でも超有名店で1日3時間営業、限定80杯売り切れ御免の店なのに入店時は我1人で寂しい入りだ。料金前払い制でプラ板食券を受け取り、カウンターに置く。一列のカウンター12席と2人がけテーブル席1卓。厨房には初老の店主とその奥さんと中年男の店員の3人。我が食べ終わる頃にようやく後客1人。

Koraidojyo00 Koraidojyo01 Koraidojyo02 らーめん専科 総本家 好来道場 『快老麺』 800円

基本は松というメニューだが、珍しく限定の快老麺というのを頼んでみた。何となくこちらの方が好来系を体現しているようだったから。おぼろ昆布と海苔2枚で蓋をされた状態で登場。その蓋をどかしてみると、メンマ、薬味葱、巻きバラチャーシュー3枚が現れ普通のラーメンの顔になった。薬膳というから生姜のような異様な苦さや酸味があるのかと思ったがそんな事は無かった。優しい滋味を感じるスープでかすかに酸味を感じる程度で結構ゴクゴク飲める。良く見るとスープには繊維状の濁りが存在する。麺は家系のものと酷似した太麺だが家系を食べ慣れた我としてはやや柔らかめ。おぼろ昆布はこの滋味のあるスープと違和感は感じなかったが、メンマはちょっと首都圏ではあまりない独特な感じで薄味だった。際立った特徴はないのだが、確かに首都圏にはない味で地味に滋味があって満足した。この一杯で今日の目的は8割方達成出来たようなものだ。

再び駅に戻り今池から東山線に乗り換え栄で下車。地上に出ると名古屋の街中心部といった感じ。次の店として狙ったのが『こくや原田屋』という。2006年に閉店した名古屋の有名店『三吉』の後を継ぎ、一昨日フラれた『こくや』の2号店として開店した店だ。『こくや』の方は一昨日行って今日も盆休みなのはわかっていたからこちらの方はやっているかな?と思って行ったのだが、残念、こちらも臨時休業だった。これは縁が無かったんだと諦めるしかない。そこで近場で有名な店はないものかとケータイサイトで検索したところ引っかかったのが『なるとや』なる店。ここから1km以上離れているが行ってみる事にした。色々迷いながらようやく辿り着く事が出来た。なかなかお洒落な感じの店。変形コの字型カウンター14席に8割方の席は埋まっている状況。厨房には若夫婦と思しき男女二人。口頭で注文。

Narutoya00 Narutoya01 ラーメン専門店 なるとや

『しおらーめん』 650円+『煮玉子』 100円=750円

これはハイレベルな一杯だ。スープを啜った時に「あっ都内で食べた気がする!」と思った。どこだったかすっかり忘れたけど、とにかくハイレベルな塩。やや油分を感じる魚介ダシじんわりの塩スープ。麺はコシのある中細ストレート。具は薬味葱、メンマ数本、トロチャーシュー2枚。トッピングの味玉は黄身トロリで味がよく染みて甘い。スープ、麺、具、どれもが美味しい。今回名古屋遠征にあたり、名古屋のラーメンの状況を色々調べたんだけど何だかパッとしない感じがした。サイトも全然更新されていなかったりというのが多かった。名古屋はラーメン以外にもいろいろB級グルメが揃っているので後発のラーメンが根付くのは難しいのだろうか?とも思ったほど。でもこういう東京に持っていっても上位に食い込むであろうハイレベルな店があるというのは驚いた。でも…この店は我の名古屋遠征の目的とは沿わない店だ。我は別に全国の美味しい店を探しているわけではない。郷土食豊かで個性的な雰囲気を持つご当地ラーメンとの出会いを目的にしていたのだ。都内でも食べられるようなラーメンをわざわざ出張って食べても意味がない。というわけで絶品級の美味しさだったけど、複雑な心境になってしまい満足は出来なかった。

再び栄の駅から名古屋へ戻る。帰りの新幹線のチケットを買い帰路へ…ではなかった。もう一店ぜひ行ってみたい店がこの近くにあった。名古屋人にとってのソウルフードともいわれる『寿がきや』の店舗の一つがエスカという駅地下飲食店街にあったのだ。名古屋を中心に東海地区全体にチェーン展開しているという。有名店ではなくこういう店の方に興味が惹かれる。暖簾を割り入店するとコの字型カウンター10席が二つ並んでいて、更に4人がけテーブル席が2卓くらいか。8割くらいの席が埋まっていて何とか空いている席を見つけ着席。料金前払いシステム。

Sugakiya00 Sugakiya01 寿がきや 名古屋エスカ店 『白ラーメン』 530円

白、赤、本店の味の3種類あったがスタンダードっぽい白を選択。見かけからして安っぽい豚骨スープかな?と思ってレンゲでスープを啜ってみると意外にも和風魚介ダシの味わい。先ほどの『なるとや』に共通するものを感じた。へーなかなか侮れない感じ。でも麺はコシのない、やわやわの中太麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、肉厚のチャーシュー1枚。このチャーシューが値段の割になかなか良かった。麺は替え玉システムなんだなぁ。名古屋遠征のシメとしてふさわしい一杯だった。満足して帰路に着いた。最寄駅には4時前に到着出来た。

とりあえず名古屋遠征はこれにて一旦終了。一昨日の名古屋遠征でブログ開設後通算1000杯の大台を突破してしまった。同じ店に何度か行っているので1000店ではないのだけれど。食べ歩き3年目にして地方遠征がメインになっていくかもしれない。とりあえず今週末も大遠征が控えている。

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