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2009年8月31日 (月)

直伝味変

8月31日。8月最後の、最後の夏休みの日だ。この3週間は名古屋、旭川、和歌山と大遠征が続いたし、純粋に休息に充てよう。そう当初から決めていたものの、朝から台風直撃で大雨。こんな月曜日に休みを取っていて本当に良かった。そこで今日は子供たちよろしく宿題の山に挑む事にした。通信教育に全く手をつけないままにしていたのだ。全然のんびり出来ない。昼過ぎまでに強引に宿題を終わらせた。ねじ伏せた。外は台風の目に入ったのか、ちょっと小振りになってきたようなので、やっぱり出撃する事にした。まずは本屋に行って目的を達成した後『直伝』に行ってみる事にした。何でも今月味を変えリニューアルオープンしたらしいのだ。この屋号を名乗っておきながらリニューアルはいかがなものではないだろうか?とりあえず行ってみる。あっ2人がけのテーブル席が追加されている。先客7人でかろうじて座れた。誇らしげに飾ってあった山岸氏の写真とかは外されて、大勝軒グループマップだけがかろうじて壁に貼られていた。後客4人。厨房には男の店員とおばちゃん店員の2人。

Jikiden03めんや 直伝

『つけめん』 700円(リニューアル価格)

あっ!ラーメンが売り切れている!仕方なくつけめんを注文。特製もりそばではなくなったのか。リニューアル価格として1ヶ月間は100円引きだそうだ。一体何があったのだろう。10分以上待たされようやく提供。以前の甘酸っぱいあっさりスープではなく、濃厚豚骨魚介スープになっていた。薬味ネギ、海苔の上に魚粉、そして長いチャーシューが横たわっている。確かに濃厚で美味しいけど個性が出ないんだよな、この味は。それよりリニューアルした事自体に抵抗感がやっぱりある。それなら屋号も変えて欲しかったな。

店を出ようとドアを開けると、外に出るのがためらわれるような豪雨。地面は跳ね返りの水しぶきで白く見える。意を決してスクーターのところにかけて合羽を着てそそくさと帰宅したのであった。

2009年8月30日 (日)

六角背脂

朝7時前に帰宅する事が出来た。とりあえずシャワーを浴びて軽く朝食を食べた。今日は衆議院選挙の投票もあるので朝10時くらいに出ようかと思ったが、ついうたた寝してしまい、目覚めたら既に1時をまわっていた。とりあえず近所の寺へ旅の無事の礼を言いに向かい、その後投票所へ…行こうと思ったが、その前に六角橋へ行く事にした。『葉隠』がまた元の店舗に戻り、そこに居抜きで新店が金曜日にオープンしたとうので気になっていたのだ。和歌山遠征直後に行ってしまう事に我ながら呆れる。しかし『葉隠』は迷走してるなぁ。売上良くないからもうちょっと中心部へ…と思って移転したけどやっぱり駄目だったから元の店舗へって事か。現場へ行くと例の提灯形の看板に背脂魂とデカデカと書かれていた。横浜では珍しい背脂チャッチャで勝負という事か。屋号は『一』とかいて(にのまえ)と読ませるらしい。六角橋の新店だから行列覚悟だったけど店外にはいない。しかし店内に空席待ちの先客2人あり。黒いTシャツ着たスタッフは4~5人いた。8分くらい待ってようやく着席。床が滑るなぁ。卓上には『ホープ軒』から『香月』、『弁慶』に至る背脂チャッチャ系の歴史が3枚に渡って書かれているものが置かれていた。店主は沖縄出身らしい。背脂は叩くものだと教えられたとか熱血もののように書かれていて面白かった。

Ninomae01らーめん 一(にのまえ) 『らーめん』 650円

麺のかたさ、背脂の量、味の好みを選択できるのは家系に習ったのか?今回は全部普通で選択。正統派背脂チャッチャ系は久々だなぁ。薬味ネギの大きさとかメンマ、もやし、チャーシュー等の具の状態が『弁慶』などに近い感じ。麺は中太ちぢれ麺。麺のかたさは普通にしたけどちょうどよいかたさだった。スープは背脂の甘さよりしょっぱさが勝っていた。味噌味にもできるという事なので機会があれば試してみたい。我が食べている最中、2時になり昼営業終了となり、来た客に「今日はもう脂切れで終わっちゃったんです」という説明をして断っていた。スープ切れならぬ脂切れか。さすが背脂魂だ。

2009年8月29日 (土)

和歌山麺

和歌浦から自転車でヒーコラ戻ってきた。最初の目的店『山為食堂』の開店時間が近づいていたからだ。店に到着した時は開店時間を5分位まわったところ。もう暖簾が出ている。店の前に自転車を置き急いで入店。もう8割方席は埋まっていた。奥のテーブル席に相席で案内された。茶色い木材の内装の町の食堂といった風情。創業56年なのだそうだ。4人がけテーブル席6卓。厨房は脇にあり見えない。接客係はいかにも関西のおばちゃんといった感じの人。でもアットホームな雰囲気で嫌な感じはしない。でも喫煙可なのがマイナスだなぁ。来客は相次ぎ我が出る頃には店外に行列が出来ていた。次の『井出商店』の客層と比較したら、明らかに地元民に支持されているのがよくわかった 口頭で注文。Yamatamesyokudou00_2

Yamatamesyokudou01 山為食堂 『中華そば』 800円

メニューをみると筆頭がうどんだった。ラーメン専門店ではないのだ。それにしても800円とはかなりの値段だ。豚骨濃度の濃いスープはドロドロで豚骨醤油スープ。でも全くくどくなくてサラッと飲めるのが有名店たる所以。麺は四角い平打ち気味の太麺でうどんのよう。かために茹でられている。具は薬味ネギ、トロチャーシュー3枚。赤い縁のかまぼこ2枚とナルト1枚が和歌山ラーメンの色彩を出している。和歌山到着後5時間経ってようやくの一杯。十分満足。完食したが丼の底には砂浜のように豚の骨髄の粉末が残っていた。

さて次こそが本命。全国に和歌山ラーメンを名を知られた和歌山の筆頭店『井出商店』だ。JR和歌山駅から徒歩8分くらいのところにある。昼ちょっと前に到着したが30人以上の行列が出来ていた。炎天下の行列待ちだ。露骨に観光客ばかりだ。並んでいる間早く屋根の下に入りたいなと思いながら並んでいた。そして独特の井出商店臭がする。豚骨臭だ。並び始めて20分、ようやく入店。L型カウンター7席と一列のカウンター5席、中央に8人がけテーブルがある。超有名店なのに新横浜ラーメン博物館以外に支店も出さず、店舗もそのままなんていい店だと思う。卓上には早寿司や玉子なんかが置いてある。口頭で注文。Idesyouten00_2

Idesyouten01和歌山中華そば専門店 井出商店

『中華そば』 600円

基本の中華そば注文。特製というのもあったがチャーシューメンのようだ。我が頭で想像する和歌山ラーメンそのものという感じ。花模様のかまぼこが象徴のようだ。『山為食堂』のすぐ後だからスープはあっさり感じられたけど。麺は柔らかめに茹でられた中細ストレート麺。具は薬味ネギ、メンマ、薄く小さなチャーシュー2枚。ブームは今は昔とはいえ和歌山ラーメンはやっぱり美味しい。青ネギがもうちょっと欲しかったが。個性的なご当地ラーメンの筆頭、とうとう本店を攻略した。

とりあえず食べ歩き前半戦終了。

Wakayama06次の店の開店時間まで間があるので、適当なところで休む事にした。というわけで和歌山城へ向かった。正直かなり疲れた。城下の無料休憩所に入る。とりあえずジュースを買って一気にゴクゴク飲んでしまった。ベンチで寝転がった。時々いい風が吹いてきていい感じだ。日向にまた出たくなくなって1時間以上休んでしまった。

ここで和歌山ラーメンの系譜の説明。昭和15年頃、市電の車庫前に出していた屋台がルーツ。○の中に漢字一文字が書かれた屋号の店が多かった。豚骨に醤油を染み込ませてから煮込んだスープ。これが元祖和歌山ラーメンの「車庫前系」と言われる系統だ。元々は『井出商店』も車庫前系だったが、ある時偶然に豚骨を煮出してしまい、骨髄やゼラチンが混ざったこってりスープになったという。これが全国的に知られる和歌山ラーメン「井出系」のはじまりだ。首都圏に進出している和歌山ラーメンの店も当然「井出系」だ。というわけで後半戦は和歌山の地元でしか味わえない和歌山ラーメンのルーツ、「車庫前系」の食べ歩きだ。

最初の店は『○京』という店。創業1958年の老舗で「車庫前系」の中でも美味しいと評判の店だ。夜営業は4時からなので本屋と近くの公園で時間を潰す。ようやく時間になったので店に行ってみる。老舗とは思えない白い壁に擦りガラスのモダンな外装。暖簾も営業中の札も出ていないので迷ったが入店してみる。中も小奇麗な感じ。給水器を途中に挟んだL字型カウンター8席と4人がけテーブル席5卓。厨房は奥にあり、なかなか若い店主夫婦と思しき男女二人。有名店のはずなのに前後客ゼロだった。Marukyou00

Marukyou01○京 中華そば 『中華そば』 600円

筆頭基本メニューを注文。見た目は井出商店と同じいわゆる和歌山ラーメンの顔をしている。でも確かに今までの2店とは違い、豚骨濃度が低くやや澄んでいる。豚骨醤油でも醤油寄りって感じ。味の基本構成も似ている。麺は中太ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、ピンクのナルト、薄いチャーシュー4枚。『井出商店』の後だけにインパクトは正直薄かったが、美味しい中華そばだ。満足。

「車庫前系」は何故か夜営業のみの店が多く、次の店も午後5時半から営業開始なので1時間以上も間が空いてしまった。一旦和歌山駅の方に戻りコインロッカーに預けた荷物を取り出して、ロッテリアに入店。コーラのみ注文し1時間ばかり本を読んだ。そしてようやく出動。今度の店は「車庫前系」の元祖、つまり和歌山ラーメンの祖にあたる1940年屋台で創業した『○高』アロチ本店だ。アロチとは新内という地名らしい。市内にいくつか支店もあるようだ。黄色地に赤文字の派手な外装。老夫婦で経営しているらしい。あまり老舗って感じはしないなぁ。店内の照明が妙に黄色っぽいな。卓上には早寿司が置かれ、メニューにはギョーザやおでんまである。先客2人後客1人。口頭で注文。Marutakaarochi00

Marutakaarochi01本家アロチ 丸高中華そば 『中華そば』 600円

スープの濃度があっさりで中細麺も柔らかい。具は薬味ネギ、メンマ、ナルト2枚に薄いチャーシュー3枚。最初から胡椒が振られている。確かに今までのラーメンからは正直落ちる印象だが、でも昔の屋台時代のラーメンを受け継いでいる感じはした。ラーメンって本来こういうものって感じ。最初から『○京』や『井出商店』があったわけではない。この店があったから後の発展があったのだと良くわかる一杯。食べ歩きでルーツを辿れたので不満は無く、あっさりいただいた。

和歌山遠征最後の目的店は『○イ』という店に決めていた。何しろ開店が夜7時からだ。帰りのバスが7時55分受付だからちょうどいいタイミングだ。しかし『丸高』からほど近いけどまた1時間ばかり待たなくてはならない。また一度駅に戻り駅ビルの1階で土産物を買う。翌朝には家にいるわけだから早寿司をお土産に。あとは梅干しも。駅前では大選挙演説。そうか、衆議院選挙は明日だったな。時計を見ると7時15分前。ちょっと早いけど行ってみる事にした。ゆっくり自転車を飛ばしたが7時5分前。店の近くを自転車でウロウロ。女店員が暖簾を出しに出て来たので即入口へ。暖簾かけるのに手こずるな。入口の空席待ち席に座る。すぐ入店出来た。厨房には比較的若い店主。女店員は中国系のようだ。L型カウンター8席と4人がけテーブル席2卓。後客4人家族。口頭で注文。Marui00

Marui01ラーメン ○イ 『ラーメン』 780円

ここは中華そばではなくラーメンなのか。というより何だこの九条ネギの量は。普通のラーメンでこれか。我はネギ好きだからいいけどね。屋号からすると「車庫前系」っぽいけど違うな。こちらは逆に豚骨寄り。麺は中細ストレートっぽい。ネギの下にはもやしとチャーシューがあった。青ネギの食感が良いなー。最後に個性的な一杯に出会えてよかった。間隔が開いた分5杯食べたけど特に腹はキツくならなかった。

ダッシュで駅前に戻り、今日1日世話になった自転車を返却し駅の反対側に移動。帰りの高速バスの待ち合わせ場所に向かう。待ち合わせ時間よりずいぶん前に到着したがもうバスはいた。乗り込む前にコンビニでチューハイなどを買っておいた。ぐっすり寝る為だ。行きのように寝苦しくなって苦しむのは御免だ。帰りのバスは1000円アップで1ランク上のバスにしておいた。良かったよしていおいて。今度こそ爆睡してやろう。ところがバスに乗ると行きと同じバスだし、座席表もない。また運転手に聞くと「これは梅田までのシャトルバスです。それまでは自由で梅田で乗り換えとなります」との事。だからそんな事初めて知ったぞ。不親切な会社だ。梅田までだとすぐ着いてしまうという理由で店もろくにないドライブインで1時間以上の時間調整。しかたなくPSPで時間潰し。でもこういう1人で自由な空間があると眠れるんだよなぁ。ウトウトしたところでバスは梅田到着。ここでも人がごった返して次に乗るバスの指示を待っているようだ。15分くらい待たされようやく次のバスに乗り込む。今度のバスは足を置ける台と頭部を覆うフード、ブランケットまで配備してある。1000円アップでこれいいぞ。と思ったけどやっぱりすぐ隣に人が来るのか。結局満席だったようだ。今度こそは寝れる。そう思ったけど今度は空調が十分に効いていないので暑いのだ。なかなか寝付けず尻が痛い。京都で足元で邪魔だった荷物を棚に移動し、濡れタオルで体を拭く。それでも何だか寝付けない。次の浜松のドライブイン休憩後はさすがに疲れが勝りやや眠れた。今回の旅で高速バスは今後積極的に使う気がしないなーという事が正直な感想だ。横浜到着は6時半前。朝の人気の少ない横浜駅を移動し電車に乗り帰宅した。

和歌山行

今回の遠征は新ご当地ラーメンの筆頭ともいうべき和歌山だ。和歌山というのは今まで行った事がないし、通過した事すらない。全く無縁の土地だった。事前調査した際電車だとかなり時間的にロスの大きい旅になってしまう予想が出てしまった。その後調査を進めていくと夜行高速バスという選択肢が浮かび上がってきた。そして今回我の初めての経験となる夜行高速バスを使っての旅となった。寝ている内に現地早朝に到着出来るなんて何と効率がいいんだろう。これは今後の遠征に対して良いツールになるかもしれない。しかし快適な旅になるのだろうか?今回の旅は今後の遠征の動向も左右する試金石にもなる。既に先月末にネット予約を済ませている。23時半くらいに待ち合わせ場所となる横浜駅天理ビル前に向かう。するとリュックを担いだ若者でごった返していた。しかもバスも何台も止まっていて、それぞれのバスにそれぞれ違う担当者がいて一体誰に質問していいかすらわからない。メールを印刷したものをよく読み返してバス会社名を覚え、その会社の担当者を探すのに一苦労した。ようやく見つけ出し名前を告げるとバスの番号を教えられ呼ぶまで待っていろという旨の説明があった。しばらくすると集合の合図があったのでついていくとバスに案内された。何だ既に席に座っている客がいるじゃん。とりあえず空いている席に座る。すると若者がきて「席合ってますか?」と聞かれた。えっ!指定席だったの?慌ててバスを出て係員に聞くと入口に席順が貼り出されているという。だったら最初に説明しろよ!すると1番前の廊下側の席だ。隣に若い男が既に座っている。しばらくするとようやく出発。いろいろと説教じみた説明があった。要約すると「周りに迷惑にならないよう静かに寝ろ」って事だった。それは望むところだが、果たしてこのギチギチの状況で睡眠に入れるのか?疲れていたので早く寝てしまおうとしたが、高速に乗るまでは照明がつきっぱなしで眩しい。ようやく高速に入って照明が落とされたが、計ったように暴走族が横須賀まで並走してきて五月蠅い。やつらが遠ざかってようやく眠れるかと思ったが、今さらだけど1番前の席なので大きなフロントガラスから容赦なく照明が差し込んでくるのでやっぱり眩しい。それに冷房が効きすぎて寒い。隣の男との接触も気になる。という負のスパイラル。かといってゲームや本を読める状況じゃない。とにかく静かにしてなくてはいけない。ようやく眠たくなってきたタイミングでドライブインで停車しトイレ休憩。結局和歌山到着まで一睡も出来なかった。高速バスの旅の第一印象は良くなかった。

Wakayama01JR和歌山駅前に到着。空は雲が多いが晴れ間がのぞいて晴れそうだ。今回の旅も前日の天気予報では雨予想。そして今回も我の信条「傘なんか持ってくるから雨が降るんだよっ!」に従って折りたたみ傘は持ってこなかった。それがまた運を引き込む事につながったのだと思う。さて駅の反対側に抜けて端の方にある駅レンタカーへ移動。ここで車ではなく自転車を借りた。この為に当初南海電鉄和歌山市駅でバスを下車する予定をこちらに変えたのだ。まだ7時過ぎで駅前も閑散としている。最初の店の開店時間も11時以降。まだ4時間はある。今日食べ歩く店の下見を兼ね市街をのんびりまわってみる事にした。至る所に川がある印象。小さな橋がいくつもあった。うーん閑散としているなぁ。まだ朝だからシャッターが下りた店舗ばかりだと思っていたが、昼過ぎても多かったからなぁ。地方の不況具合は如実だ。だいたいの下見を終えたところでまだ1時間しか経っていない。では市内唯一といっていい観光スポットの和歌山城でも行って木陰でゴロッと休んでようかなと思ったが、道路案内に和歌山港というのがあったのでそちらへ行ってみることにした。海はやっぱり朝のうちだ。しかし進んでいくとまた別の道路案内があり、そこには「和歌浦5Km」とあった。港に行くよりよっぽど観光らしい感じがするのでまた急きょ目的地変更。大浦街道という真っ直ぐな道路をひたすら南下した。 Wakayama03Wakayama04_2 ようやく分岐が見えて海の方へ右折すると港が見えてきた。和歌浦港だ。ち ょっとここらでひと休み。途中コンビニで買ったローカル色のあるアイスを食べる。グリーンソフトという和歌山ローカルな小さなソフトクリーム型アイス。抹茶味のシャーベットだった。せっかく和歌浦に来て港だけではしょうがないだろうと更に進む。そうしたら道は絶え間なく上り坂になってきた。考えてみれば港町で景勝地ならばそうなるよなぁ。久々の自転車、かなりしんどい。汗みどろになってしまった。ホテルの感じがちょっと寂れたリゾート地といった雰囲気を出している。Wakayama02_2 ようやく海の見える場所まで登った。水平線が丸く見える。向こう岸に見えるのは和歌山下津港だ。休日だなぁという満足感は味和えたが、500円のレンタル自転車はやっぱり安物っぽくサドルが硬くて痛い。それに雨が降らないはいいが暑いなー。曇りがちだから直射日光じゃないが、かえって日焼けしそうだ。そろそろいい時間なのでまた市街へ戻った。

2009年8月28日 (金)

近所天一

今週で最後の夏休み三連休。それを利用して今夜から高速バスを利用して和歌山遠征。ところが例によって例のごとく仕事にハマってなかなか退社出来なかった。結局家に戻ってから高速バス出発時刻まで一時間ちょっとしか取れなかった。シャワー浴びてすぐ家を出る感じ。夜飯抜いても良かったけど、そうすると丸々1日飯抜きになってしまうのでどこかで食べて行く事にした。関内に『天下一品』が昨日開店したという情報があったのでそちらへ向かった。『天下一品』は全国展開しているが何故か今まで縁遠かった。深夜営業しているし、これから何度かお世話になるかもしれないな。このところ選択肢が増えたので実にありがたい。店の前には花がまだ飾られていて新店ムード。立地のせいもあり夜遅くても9割くらい席が埋まっていて何とかカウンター席に座れた感じ。口頭で注文。

Tenkaippin03天下一品 関内店

『ラーメン(こってり)』 700円+『ネギ』 120円=820円

未食のあっさりにしようかと思ったけど、天一に来たらやっぱりこってりだよなぁとこってり選択。プラス青ネギだ。天一には青ネギがよく合うのだ。総本店以来になるが、こんなにドロッとしていたっけ?最初に食べた時の意外な気持ちの再現。実にこってりしていてネギもシャキシャキしていて美味しかった。おかげで翌日の『山為食堂』までお腹は一切減らなかった。次はあっさり食べよう。

2009年8月26日 (水)

蜂屋三代

新横浜ラーメン博物館の古株となった『蜂屋』があと5日で卒業となる。その卒業記念メニューとして初代、2代目、3代目それぞれの味が楽しめる「歴代ミニセット」という非常にマニアックなものが登場した。この前本店に行ったばかりというのもあり何となく気になって行ってみる事にした。ところが例によって今日も大サービス残業に捕まった。新横浜には夜9時過ぎに到着した。入場券は300円だが500円で3カ月フリーパスなるものがあったのでそちらを購入し入店。まっすぐ一階の『蜂屋』へと向かう。外の食券機で目的のメニューのボタンを押す。子供たちは夏休みだろうが、さすがにお盆も過ぎた平日の夜ともなると空いているな。先客4人くらいで後客も4人くらい。壁を見ると卒業後の来月神楽坂に店を出すらしい。飯田橋の近くだ。なるほど。出来れば横浜市内に出店して欲しかったなぁ。

Hachiyashinyokohama01旭川ラーメン 蜂屋 新横浜ラーメン博物館店

『歴代ミニセット』 1500円

ミニといってもそこそこのサイズの丼が3つ登場。麺と具は全く同じでスープが違うようだ。3杯を少しづつ回し食いをしてみた。

Hachiyashinyokohama02 まずは屋台出身の初代時代の味。焦がしラードと魚介の匂いは正に蜂屋であり、鯛の出汁を使っていたらしい。ワイルドで結局3つの中では一番好みの味だった。

Hachiyashinyokohama03続いて現在の蜂屋の2代目の味。基本的には初代と同じ味だが、鯵節を使っているようだ。

Hachiyashinyokohama04 最後にまだ見ぬ3代目。鯖節を使っているというが、良くある煮干し醤油の味にしか感じない。ラードが少ないのか『蜂屋』テイストには遠いように感じた。3代目は実験作っぽいから仕方ないが、ぜひとも初代か現在の味で勝負してほしいなぁと思った。

Hachiyashinyokohama05帰りに食券の半券で三角クジが引けるというのでやってみたら、何と2等と5等が2個が当った。5等は土産物1割引きとつまらなかったが、2等は蜂屋の丼だった。これも面白いとは言えない代物だが、何せ2等だ。良かった良かった。

2009年8月24日 (月)

関西浸麺

今日は平日のお休み。いつもならばこの好機を生かして遠征!となるが、今日は旅の疲れを癒す休日だ。それでも昼下がり、近所の寺へ参拝して銀行へ。その帰りに横浜大世界へ。先週行き損ねた第5走者、関西代表『麺野郎』だ。ここもつけ麺メインの店だ。平日昼間だけど学生は夏休みだからそこそこ客はいた。

Menyarou01横浜大世界 全国選抜ラーメン駅伝

麺哲支店 麺野郎 『つけ麺』 800円

見るからに麺の量はもちろん、つけ汁の量も多い。一般のつけ麺とは違う。見た目もそうだが鴨南蛮のようだ。味は甘めで塩味が効いた感じ。長ネギの刻みがそれに輪をかけている。全然ラーメンとは別物、うどん食べているようだ。ブツ切りのチャーシュー3切れが美味しかった。

2009年8月23日 (日)

旭川味噌

Asahikawa04 「傘なんかもってくるから雨が降るんだろっ!」の強引な気持ちで雨の予報を晴れに変えられたのも昨日で精いっぱいだったか。朝は窓に雨粒が当る音で目が覚めた。結構な強い雨だ。ゆっくりとして8時過ぎに宿をチェックアウトすると同時に動物園の入場券が売っていたので購入。更に出口に傘が500円で売られていたので仕方なく購入しバス停へと向かう。既に30人くらい並んでいたがなんとかバスの席には座れた。40分くらいで旭山動物園に到着。開園の30分前に到着してしまった。それにしてももう土砂降りに近い降り方だ。これは今日はエライ事になるぞ。朝ロッテリアで買った朝セットをパクつきながら開園時間を待つ。しかしもう涼しいを通り越して寒い。何か羽織るものが欲しくなった。ようやく開園したので入園。動物園自体久々だなぁ。とにもかくにも行き当たりばったりで入っていくしかない。最初に入ったのがアザラシ館。透明な円柱の中をアザラシが行き来するのがウリのやつ。ハイ撮影。次はホッキョクグマ館。クマがダイブして大迫力のヤツ。ハイ、撮影。動物も良く見てみると面白いなl。気がつくと雨も止んでいて晴れ間が出てきた。今日もそんな感じでサクサク進んで行くうちにいつの間にか1時間半程度で1周出来てしまった。もう動物園はいいや。早くも11時発のバスに乗り込む。そしてそのまま駅に向かうのではなく途中下車する。バス停の~町~丁目と言われても判らないので、大体勘で下車した。

バス停からだいたい10分弱でオレンジ色の暖簾がかかった店に辿り着く。そこが『味乃やまびこ』総本店だ。本厚木と湘南台の関連店に行った事がある。全国的にも有名な製麺所、加藤ラーメンの関連店として有名。一列のカウンター8席と4人がけテーブル席2卓、7人がけの座敷席2卓。厨房には店主1人とおばちゃん2人。東京にも進出しているとは思えないアットホームな雰囲気の店だなぁ。先客2人後客11人。口頭で注文。Ajinoyamabikohonntenn00

Ajinoyamabikohonntenn01味乃やまびこ 総本店 『味噌ラーメン(チョビ辛)』 700円

筆頭が味噌だったので旭川だとしても味噌選択。チョビ辛にしてみた。麺は低加水のちぢれ中細ちぢれ麺。薬味ネギ、もやし、玉ネギ、メンマ、チャーシュー2枚。醤油を食べ続けていたせいか、チョビ辛でも辛かった。ごくごく普通の味噌で美味しかった。

さーてラーメン食べ歩き。次の店は道内に数店舗支店を持つ旭川味噌ラーメンの筆頭『よし乃』だ。つまり旭川味噌というものと遭遇するには、こうやって旭川に出向くしかなかったのだ。先ほどの『味乃やまびこ』から南へ1.5kmくらい離れているので20分以上歩いた。三角のログハウス調の店構え。入店するとほぼ満席だったがカウンター席に1席空いていて何とか座れた。一列のカウンター8席と4人がけテーブル席3卓、6人がけテーブル席1卓。おっちゃん店員3人とおばちゃん店員2人でかなり忙しそうだ。来客も相次ぎ空席待ち客も増える。口頭で注文。Asahikawayosino00

Asahikawayosino01みそらーめんのよし乃 本店

『みそラーメン』 700円

もやしがたっぷりのっている至って普通の味噌ラーメンのビジュアル。スープを啜ってみると先ほどの『味乃やまびこ』より味噌が濃厚である事が判る。にんにくが効いているのかな?味噌自体が甘めで後から唐辛子で辛くしているようだ。でも「旭川味噌」という明確な個性は感じられなかった。『純連』『すみれ』ほどの鮮烈さもない。まぁ味噌ラーメンの中で個性を出すのは至難の業ではあるけど。もうちょっと色を出して欲しかったな。

すっかり体は温まって今日はここでラーメンはギブアップ。店を出てしばらくしたところにバス停を発見。バスで駅の方まで戻ろうとバス停に近寄ったところにバス到着。慌てて駆け込む。行き先を確認できなかったし聞いたところでどこだかわからないので運を天だ。そうしたら見事駅前近くに到着。それでも空港行きバスに乗るにはまだ2時間以上ある。西武脇に手ごろにあべンチがあったので荷物を置き休む。この旭川の清々しいひんやりとした空気が気持ちよくてついついウトウトしてしまった。土産物を買ってから空港行きのバスに乗る。帰りの飛行機は満席だった。初めての北海道旅行、なかなか充実したいい旅になった。来月は札幌へ行く予定だ。

2009年8月22日 (土)

旭川醤油

我は本当に北海道には縁が無かった。一度急きょ仕事で、千歳空港から札幌まで行く間の小さな町に前泊し、翌日夕方には帰るという事があったくらいで、ほとんど未知の地方だ。ちょうどゲーム『ぼくのなつやすみ3』をやって北海道には興味が出てきたタイミング。避暑も兼ね、場所は札幌に並ぶラーメンの街である旭川にし、7月末に航空券とホテルをネットで予約した。ところが昨日仕事で深夜までたった一人で大サービス残業。朝4時半起床予定だったのでほとんど寝ていない状態での出発となった。

いつものように近所の寺に参拝した後、最寄駅から横浜まで出て、リムジンバスに乗り羽田へ。ネット予約しただけだからチケットが本当に発券されるか心配だったので早めに羽田に到着出来るようにしたのだ。無事チケットは発券され飛行機に乗り込む。朝9時過ぎには旭川空港に到着していた。空港から外に出た瞬間に涼しさを体感した。これが北海道か…。

Asahikawa02旭川中心へ向かうリムジンバスに乗る。空港近くの景色は正に夏の北海道そのもの。広大な平地に一面の青々とした畑。遠くに山並みが見える。道も直線が多いし、これが北海道か。旭川駅前でバスを降りる。昨夜からほとんど食べていなかったのでまず早速一店目『青葉』に狙いを定める。この店は朝9時半から営業しているのだ。土地勘が全く無いので、とりあえず旭川駅前から真っ直ぐ伸びる歩行者天国状態のメインストリート、買い物公園を歩く。大きくて真っ直ぐな商店街なのに、放送で各店舗のCMが流れていてちょっとローカル感がある。そして『あれ?今日平日じゃないよな?』ってほど人が少ない。買い物公園から一つ脇の大きい車道沿いに『青葉』本店を発見。この店は昭和22年屋台から創業した旭川ラーメンの草分け的存在。全国のラーメン集合施設への出店も積極的で、開館当初の新横浜ラーメン博物館に出店していた。確かセンター北のラーメン甲子園、海老名のビナウォークにも出店していた記憶がある。赤い暖簾を割り入店。J型カウンター12席と3人がけテーブル席2卓。厨房には3代目と思しき中年夫婦と、客席の奥に何やら事務仕事をしていう2代目老夫婦の姿があった。壁には色紙がたくさん貼られている。雑然としていて、よくある街のラーメン屋のような雰囲気。先客2人後客3人。口頭で注文。Asahikawaaobahohonten00

Asahikawaaobahohonten01旭川らぅめん 青葉 本店 『正油らぅめん』 750円

化調を使わず鶏・豚・昆布・鰹・野菜などで出汁を作っているとの事。スープ表面にはラード層があり、魚介の味を強く感じる濃いめの醤油味のスープ。麺はシコシコした食感の中細ちぢれ麺。具は薬味ネギ、メンマ、大きめの巻きバラチャーシュー1枚、屋号がカルシウムで印刷された海苔1枚。濃厚な醤油味のザ・旭川ラーメンっていう感じで、「あぁ我は本当に旭川に来て旭川ラーメンを食べているんだなぁ」と妙にうれしくなった。

続いて勢いでもう1店行ってしまう事にした。『青葉』と並ぶ旭川の老舗『蜂屋』だ。創業昭和22年と同じ。こちらは今月で新横浜ラーメン博物館を卒業するらしい。近くに五条創業店というのがあるようだが我は本店狙い。本店は街中心部より1kmほど東にある。歩いて向かう事にした。予報では雨が降るのではと言っていた通りちょっと曇りがちな空模様。でも家を出る時「傘なんか持って行くから雨が降るんだよっ!」の言葉を胸にあえて傘を持ってこなかった。そのせいか知らないが徐々に陽が差し込んで青空が顔を出すようになってきた。それでも横浜に比べたら明らかに涼しい。清々しいといった方が良いかな?旭川の町は中心部から外れるともうガランとした印象だなぁ。札幌に並ぶ北海道の大都市というイメージだったがかなりローカルな雰囲気だ。そんな事を思いながら歩いていると目的の『蜂屋』の緑の看板を発見。あまり人気がなかったのだが営業中の札があったので入店する。いかにも老舗というオーラはある。昔の大きめの食堂といった感じでパイプいすのテーブル席がズラリと並んでいる。先客ゼロ。厨房には初老の店主と接客係のおばちゃん二人。後客3人。口頭で注文Hachiyahonten00

Hachiyahonten01ラーメンの蜂屋 旭川本店 『ラーメン』 750円

「油こってりにしますか?普通にしますか?」とおばちゃんに聞かれたので普通にしておいた。これは個性的なラーメンだ。豚骨臭を消す為にアジ節の削りを入れたというが、かえって別の匂いで強烈になっている感じがする。最初は違和感を覚えるも習慣性が高いと思わせるような匂いだ。我は慣れるまでもうちょっと時間がかかりそうだが…。麺は中太ストレート。具は薬味ネギ、細切りメンマ、モモ肉チャーシュー2枚。こういう個性的で老舗の貫禄があるラーメンを食べる事が遠征の醍醐味なので満足出来た。

Asahikawa03午前中のうちに既に2杯のラーメンを食べてしまった。お腹もいっぱいでちょっとクールダウンする為旭川の街を散策する事にした。駅前に戻り買い物公園を最後まで通り抜ける事にした。1kmくらいあったかな?その先に常磐公園という大きな公園があった。ちょうど日も差してきたのでコンビニでアイスモナカを買いベンチでひと休み。それにしても横浜では考えられないほどの涼しさだ。後から聞いたのだが、この日は横浜は猛暑だったらしい。池には鯉が悠々と泳ぎ、花壇にはラベンダー。あまりの気持ちよさにベンチでうたた寝してしまった。充実の休日。小一時間ばかり寝てしまった。ゆっくり公園を一巡しすっかりリラックスモードで再び駅の方に戻る。かなり腹もクールダウン出来たようなので3店目に行く事にした。

3店目は近所の有名旭川ラーメン店『ぺーぱん』の師匠筋にあたる『天金』だ。ちょうど昼過ぎたあたり。店の前には駐車場があり車がたくさん駐車されている。暖簾を割ると空席待ち席に2人の先客あり。5分ほど待って席に案内された。その後も来客は相次ぎ、我が店を出る時には行列が出来ていた。さすがは有名店。テーブル席主体で全31席。口頭で注文。混雑時だった為か15分くらい待たされた。

Tenkin00Tenkin01らーめんや 天金 四条店

『正油ラーメン(麺かた)』 735円

旭川ラーメンは魚介ダシが加えられている事が多いのだが、こちらの店は焦がしラードの香りが強烈。このあたりはやはり『ぺーぱん』と一緒。味はなかなか濃いめでコクがあるスープ。麺は中太ちぢれ麺。薬味ネギと短めのメンマ、薄いが食感のよいチャーシューが2枚。『ぺーぱん』で印象付けられているので、こちらも旭川ラーメンの食べているという充足感があった。満足。

3杯目でもうお腹の方はギブアップ。昨日は激務、睡眠不足の上に歩き回ったので疲労も限界。まだ昼3時半だったけどホテルにチェックインし、荷物から解放されベットに横になったら睡魔が襲ってきた。目覚めたのが夕方6時半。3時間ただひたすら眠っていたようだ。大分体力も腹も回復してきたので7時過ぎに再出撃だ。ホテルから3分程度のところにある有名店『梅光軒』本店へと向かう。創業昭和44年。ビルの地下にあり空調が無い為店内は蒸し暑い。内装は赤が基調で昔ながらのラーメン店風。L字型カウンター13席と4人がけテーブル席4卓。若い男の店員4人と接客係の女の子店員2人。口頭で注文。Baikoukenhonten00

Baikoukenhonten01ラーメン専門 梅光軒 旭川本店

『醤油』 700円

『蜂屋』『天金』と個性が強烈な濃い口醤油味が続いたせいか、いたって普通の醤油ラーメンに感じた。中細ちぢれ麺。具は薬味ネギとメンマ3本、巻きバラチャーシュー1枚。メンマがなかなか美味しかった。

またしばらく街を彷徨ってみる。夜になると半袖では寒さを感じるくらいだ。冬に来たら半端じゃない寒さなのだろうな。駅の方に行って観光案内所などに行ってみる。明日はどうしようか、特に予定を決めていなかったので悩んでいたのだ。主目的たるラーメン店は今日ほぼ行ってしまった。旭川って意外と近場に観光対象になるような場所がない。結局動物園になるのかな?では動物園行きのバスが出る停留所に下見に行ってみた。そうしたら『山頭火』の本店を発見してしまった。本店巡りをしている我が素通りするわけにもいかず禁断の5店目へ突入。厨房には男の店員4人と接客係の女の店員1人。先客2人後客4人。口頭で注文。Santouka00

Santouka01らーめん 山頭火 旭川本店

『しおらーめん(ちび)』 700円

山頭火ならば塩しかないでしょう。今日初めて醤油以外のラーメンを注文した。5杯目なので-100円のちびサイズにした。本店は味が違う事を期待したのだが、横浜店と変わらない味。むしろ薄いような…。5店目という異常なシチュエーションだったからかもしれないけど。

旭川初日は充実した1日だった。何しろ天気も良く清々しかったのが良かった。「傘なんか持ってくるから雨が降るんだよっ!」

2009年8月17日 (月)

好来道場

 今日が本当の意味での自分にとっての夏休み初日だ。平日休暇だ。もう頭の中は地方遠征しかないので、再び名古屋へ行く事にした。朝8時過ぎに家を出て9時発ののぞみに乗り10時半頃には名古屋に到着していた。今回は平日なので往復自由席だ。地下鉄1日乗り放題券を購入し桜通線に乗り吹上で下車。一昨日と全く同じルートだ。目的は『好来道場』に決まっている。

名古屋の地ラーメンを語る上で台湾ラーメン系と並び外す事の出来ない好来系と云われる系統が存在する。漢方薬膳料理を基本としたラーメンだ。根菜を煮出した白濁スープに醤油スープにストレート太麺。卓上には自家製ラー油と高麗人参酢があるのが共通点。暖簾分けをしていないので、同じ系統でも屋号も全く異なり、ラーメンも独自性を見せて展開しているのでちょっとわかりづらい系統のようだ。その総本山がこの『好来道場』だ。開店予定時間の7分ほど前に到着。盆休みを知らせる紙は取られているがまだ店内は暗いままで支度中の札が下がっている。仕方なく付近で時間を潰そうとするが、コンビニや公園などが無いので付近をただ歩く事にした。11時ちょうどに開店。早速入店だ。名古屋でも超有名店で1日3時間営業、限定80杯売り切れ御免の店なのに入店時は我1人で寂しい入りだ。料金前払い制でプラ板食券を受け取り、カウンターに置く。一列のカウンター12席と2人がけテーブル席1卓。厨房には初老の店主とその奥さんと中年男の店員の3人。我が食べ終わる頃にようやく後客1人。Koraidojyo00

Koraidojyo01Koraidojyo02らーめん専科 総本家 好来道場 『快老麺』 800円

基本は松というメニューだが、珍しく限定の快老麺というのを頼んでみた。何となくこちらの方が好来系を体現しているようだったから。おぼろ昆布と海苔2枚で蓋をされた状態で登場。その蓋をどかしてみると、メンマ、薬味葱、巻きバラチャーシュー3枚が現れ普通のラーメンの顔になった。薬膳というから生姜のような異様な苦さや酸味があるのかと思ったがそんな事は無かった。優しい滋味を感じるスープでかすかに酸味を感じる程度で結構ゴクゴク飲める。良く見るとスープには繊維状の濁りが存在する。麺は家系のものと酷似した太麺だが家系を食べ慣れた我としてはやや柔らかめ。おぼろ昆布はこの滋味のあるスープと違和感は感じなかったが、メンマはちょっと首都圏ではあまりない独特な感じで薄味だった。際立った特徴はないのだが、確かに首都圏にはない味で地味に滋味があって満足した。この一杯で今日の目的は8割方達成出来たようなものだ。

再び駅に戻り今池から東山線に乗り換え栄で下車。地上に出ると名古屋の街中心部といった感じ。次の店として狙ったのが『こくや原田屋』という。2006年に閉店した名古屋の有名店『三吉』の後を継ぎ、一昨日フラれた『こくや』の2号店として開店した店だ。『こくや』の方は一昨日行って今日も盆休みなのはわかっていたからこちらの方はやっているかな?と思って行ったのだが、残念、こちらも臨時休業だった。これは縁が無かったんだと諦めるしかない。そこで近場で有名な店はないものかとケータイサイトで検索したところ引っかかったのが『なるとや』なる店。ここから1km以上離れているが行ってみる事にした。色々迷いながらようやく辿り着く事が出来た。なかなかお洒落な感じの店。変形コの字型カウンター14席に8割方の席は埋まっている状況。厨房には若夫婦と思しき男女二人。口頭で注文。Narutoya00

Narutoya01ラーメン専門店 なるとや

『しおらーめん』 650円+『煮玉子』 100円=750円

これはハイレベルな一杯だ。スープを啜った時に「あっ都内で食べた気がする!」と思った。どこだったかすっかり忘れたけど、とにかくハイレベルな塩。やや油分を感じる魚介ダシじんわりの塩スープ。麺はコシのある中細ストレート。具は薬味葱、メンマ数本、トロチャーシュー2枚。トッピングの味玉は黄身トロリで味がよく染みて甘い。スープ、麺、具、どれもが美味しい。今回名古屋遠征にあたり、名古屋のラーメンの状況を色々調べたんだけど何だかパッとしない感じがした。サイトも全然更新されていなかったりというのが多かった。名古屋はラーメン以外にもいろいろB級グルメが揃っているので後発のラーメンが根付くのは難しいのだろうか?とも思ったほど。でもこういう東京に持っていっても上位に食い込むであろうハイレベルな店があるというのは驚いた。でも…この店は我の名古屋遠征の目的とは沿わない店だ。我は別に全国の美味しい店を探しているわけではない。郷土食豊かで個性的な雰囲気を持つご当地ラーメンとの出会いを目的にしていたのだ。都内でも食べられるようなラーメンをわざわざ出張って食べても意味がない。というわけで絶品級の美味しさだったけど、複雑な心境になってしまい満足は出来なかった。

再び栄の駅から名古屋へ戻る。帰りの新幹線のチケットを買い帰路へ…ではなかった。もう一店ぜひ行ってみたい店がこの近くにあった。名古屋人にとってのソウルフードともいわれる『寿がきや』の店舗の一つがエスカという駅地下飲食店街にあったのだ。名古屋を中心に東海地区全体にチェーン展開しているという。有名店ではなくこういう店の方に興味が惹かれる。暖簾を割り入店するとコの字型カウンター10席が二つ並んでいて、更に4人がけテーブル席が2卓くらいか。8割くらいの席が埋まっていて何とか空いている席を見つけ着席。料金前払いシステム。Sugakiya00

Sugakiya01寿がきや 名古屋エスカ店 『白ラーメン』 530円

白、赤、本店の味の3種類あったがスタンダードっぽい白を選択。見かけからして安っぽい豚骨スープかな?と思ってレンゲでスープを啜ってみると意外にも和風魚介ダシの味わい。先ほどの『なるとや』に共通するものを感じた。へーなかなか侮れない感じ。でも麺はコシのない、やわやわの中太麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、肉厚のチャーシュー1枚。このチャーシューが値段の割になかなか良かった。麺は替え玉システムなんだなぁ。名古屋遠征のシメとしてふさわしい一杯だった。満足して帰路に着いた。最寄駅には4時前に到着出来た。

とりあえず名古屋遠征はこれにて一旦終了。一昨日の名古屋遠征でブログ開設後通算1000杯の大台を突破してしまった。同じ店に何度か行っているので1000店ではないのだけれど。食べ歩き3年目にして地方遠征がメインになっていくかもしれない。とりあえず今週末も大遠征が控えている。

2009年8月16日 (日)

智勇混麺

昨日は食べすぎたし案の定唐辛子の影響で腹の調子も良くない。よって今日は麺休日にしようかと思っていたのだが、横浜大世界の『智勇』のもうひとつのメニューを食べないまま来週火曜日にお別れするのも片手落ちかなぁと思っていたので行く事にした。夜になり腹も平常に回復した事もあり夜に出撃。日曜の夜だから混んでいるかなぁと思ったけど平日と同じような感じだった。

Chiyuu02横浜大世界全国選抜ラーメン駅伝

麺和 智勇 『智勇まぜそば』 700円

塩味の混ぜ麺だ。やはり混ぜ麺にしてしまうとどれも似たような味になってしまうのかなぁ?ラーメンの時はなかなかの個性が感じられたけど今回はあまり感じられなかった。美味しかったので満足はしたけどねl。

2009年8月15日 (土)

中京地麺

ようやく夏休みがとれる。といっても長期休暇ではなく、今週から三週三連休が続くのだが。

我は食べ歩きを始めた当初からご当地ラーメンに興味があり、首都圏に進出したご当地の店を探しては行ってみたのだが、そういう店と実際のご当地の店とはやっぱり別物だったと今年の京都遠征辺りで気がついてしまった。そして実際に地方の雰囲気と本物の店の空気と味に出合う事が楽しくなってしまった。よって今週からはご当地ラーメン遠征モードとなっていた。しかし今週は世間もお盆休み真っただ中。普段休みの少ないラーメン店もほとんどは盆と正月は臨時休業になる。だからこの時期の遠征はリスクが大きい。旅費を投じてわざわざ遠距離行って、駅から1km以上歩いてようやく辿り着いても店はやっていないという結末は容易に想像出来うる。当初新潟に1泊して遠征を計画し宿の予約もしたのだが危険を感じキャンセルした。それでもせっかくの夏休み、どこかに行きたくて候補に栃木県佐野か名古屋に行き先を絞った。結局出発日である今朝まで決定する事が出来なかった。佐野は距離的には近いが電車の本数が少ないし潰しが利かなそうなので止めた。名古屋は地下鉄とかもあり潰しも効きそうだ。でも行きたい店の営業時間に難があり、1泊計画で行こうかとも考えたが、それでは近場にした意味が無くなる。などと堂々巡り。もう悩むより行ってしまおうと計画もそこそこに8時過ぎに家を出発。新横浜9時前発ののぞみに乗りこんだ。10時30分前には名古屋到着。

新幹線改札を出てすぐ、地下鉄桜通線に乗る。土日のみ600円で地下鉄バスが乗り放題というカードがあったので早速窓口に行って購入。これは使えた。ありがたかった。電車に乗り吹上という駅で下車。目指すは名古屋ご当地ラーメンのひとつ、好来系と呼ばれる系統の総本山『好来道場』だ。この店は昼3時間のみ営業と敷居が高い。そんな店だからこのお盆の時期に営業している確立は低いと覚悟しながら店へと向かう。吹上駅から地上に出ると大きな道路が交差していて車の交通量は多いものの、何の変哲もない郊外の風景だった。歩いて8分ほどで店へと到着。案の定貼り紙がしてあった。明日まで盆休との事。あーやはりこの時期遠征は止めておいた方がよかったか?いやいや我としては縁遠い名古屋の街を歩く事は非日常空間なので楽しむべしだ。臨時休業は覚悟の上だ。

再び吹上の駅に戻る。次は栄という駅で地下鉄東山線に乗り換え名古屋駅を通り過ぎ反対側の中村日赤という駅で下車。今度の目的はベトコンラーメンというご当地ラーメンに出会う為だ。一宮に本店がある『新京』という店の支店がこの辺り…といっても駅から1km以上離れているのだが…あると情報があったからだ。しかも昼営業は13時半までとタイト。こちらの店を優先せざるを得なかった。最初は雲が多かったが次第に青空が広がり、それに比例して暑さも増してきた。そんな中見知らぬ街を歩く。名古屋って本当に何の変哲もない日本の郊外そのものみたいだ。中村公園というちょっと緑の多い公園の間を抜ける。プールかと思ったら競輪場があるのか?それを横目に歩いて本陣通りという道に出たのでそれに沿って左方向に歩く。遠くに『新京』らしい看板が見えたのだが幟も立ってないしどうもあやしいなぁーと思って近づくとやっぱり営業していなかった。夜のみ営業になったらしい。30分弱歩いてこれはきつかったなぁ。よってその向かいに別のラーメン店の前にあるラーメンの幟が眩しく見えて、ついつい脚がむいてしまった。わけのわからない店が1店目とは不本意だが、朝から何も食べていないのだから文字通り背に腹は代えられない。近づいてみると店の前に1人待っている。店構えはあまりパッとしないが人気店なのかな?自家製麺もウリにしているようだし。一度食券を買う為入店すると確かに満席だ。後客が続々来店して行列が出来る。我は2分程度で中に案内された。厨房には熟年店主と中年男、おばさん、見習いといった感じの若い男1人。この見習い君に対して当りが強いな。店主が客の順番間違えていながら見習い君は謝りに行かされてなおかつ怒鳴られていた。またもうひとりの男店員も湯切りの際、我の隣の客に湯が跳ねたのを気づかなかったりしていた。何て場面に遭遇しつつもラーメンには期待が持てる雰囲気をもっていた。

Tago01こだわり麺工房 たご

『台湾らーめん(醤油)』 770円

坦々麺がイチオシっぽかったが、名古屋第一発目は台湾ラーメンでしょう!オススメマークも付いているし。醤油と塩の選択制だがスタンダードっぽい醤油を選択。初台湾ラーメンとの遭遇はどうだったか?正直どこかで食べた事のある味、だった。辛味醤油ラーメンで具は挽肉やもやし、ニラなど味噌ラーメンと同じもの。でもなかなか美味しい。ちぢれ中太麺も良かった。ただ個人的には出汁の味とかを味わいたかったので唐辛子の辛さはやっぱり好みではないな。とりあえず初の名古屋での一杯を食べられて満足だ。後で調べたら地元ではなかなかの有名店だったようだ。途中コンビニでアイスモナカを買って食べながら今来た駅までの長い道のりを戻った。

せっかく来たのだから有名店を狙ってみるか。次に狙いを定めたのが『こくや』という店。2年前に閉店してしまった『三吉』という店出身との事。栄で名城線に乗り換え東別院という駅で下車。こちらも高速道路のような大きな立体交差があるくらいでこれといった特徴のない街だったなぁ。歩いて8分ほどで店に到着するもこちらも盆休み。もう3店連続でフラれる事なんて史上初だ。さすがに疲れたのでブックオフでしばらく休んだ。

一旦名古屋駅に戻り今度は確実に営業しているであろう店に行く事にした。JRセントラルタワーという駅ビルの13階にある『江南』という店だ。ある本で紹介されていたので気になっていた。綺麗なレストラン街の端の方に店を発見。「整理券発券します」なる紙が貼られていたので店員に言うと「御一人様ですか?どうぞ」と言われ中に案内された。カウンター席に座る。口頭で注文。

Kounann01江南 JRセントラルタワー店 『柳麺』 650円

東京ラーメンとは違うシンプルな一杯。程よい塩加減の優しい味わい。関西で良く見られるブラックマッペ種のもやしと薬味ネギ、肉厚のバラ巻きチャーシュー1枚。我は最近あっさり好きになってきたのでこの一杯は美味しかったが、若者受けはしない感じ。名刺を見たら駅近くに本店がある事を知りちょっぴり後悔。そっちに行けば良かった。

ようやく2杯目にありついたが、やはり不満は募っている。ここで一つの賭けとして一度名古屋脱出を試みた。JR東海道線に乗り尾張一宮へ向かった。先ほどフラれたベトコンラーメンの『新京』。どうせなら本店に行ってしまおうとしたのだ。こちらのお店は普通に営業していたとしても午後6時から8時までの2時間営業という敷居の高さだ。ちゃんと営業してくれる事を祈り、夕方4時、尾張一宮駅で下車した。こちらもなんだか味わいがないというか、駅前もガランとした味も素っ気も無い駅前の風景。『新京』開店予定時刻にはまだ2時間ある。ここでもう一店入る事にした。 駅から徒歩5分くらいのところにある『尾張らーめん 第一旭』本店だ。創業30年の老舗だが、屋号からしてわかるように、京都の『第一旭』とは関連があり影響を受けているようだ。無事暖簾は掛かっていたので入店。店内は酸っぱいようなクセのある匂いがする。L字型カウンター10席と壁に面した一列のカウンター席5席ほど。厨房にはいかにもラーメン屋のおっちゃんおばちゃんといった感じのおっちゃん1人とおばちゃん2人。先客2人後客2人。口頭で注文。Owariramendaiichiasahi00_2 

Owariramendaiichiasahi01尾張ラーメン 第一旭 本店 『ラーメン(チャーシュー)』 700円

チャーシューメンが標準のようだ。肉抜きというメニューがあった。おばちゃんがラーメンを出してくれた時思いっきり受け皿にスープがこぼれたほど小さな丼にラーメンがぎっしり詰まっている感じのビジュアル。京都のものよりワイルドな感じだ。味は酸味を感じる醤油味であっさりしている。麺は中太ストレート。具は薬味ネギとチャーシュー6枚。3杯目にしてようやく地ラーメンといった雰囲気を持った一杯に出会えて満足した。

さて今度は本命『新京』本店だ。駅から離れた場所にあるので15分くらい歩いたかな。何だか油で煤けたような雰囲気の町だった。5時前くらいに店に到着。こんなところに店あるの?というくらいな住宅地にポツンと何の変哲もない田舎の中華料理だった。当然まだ準備中の札が垂れ下がっていたが、それ以外特に盆休みの貼り紙は貼られていない。これは今日営業する確立は上がったと見た。5分位歩いたところに噴水のある公園があったのでそこのベンチを陣取って1時間待ちだ。買っててよかったPSP。あっという間に時間が過ぎて気がつけば6時5分前を切っていた。店に向かうと提灯が付けられ火が灯っている。営業しているのだ。嬉しくて扉を開くと何と席が8割方埋まっている状態。しかも1品料理をテーブルにいくつも並べているテーブル席もある。もしかしたら30分くらい前倒しで開店したのか?とりあえずコの字型カウンター10席ある内の空いているところに座る。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席1卓。簡素な中華料理屋で、とてもベトコンラーメン発祥の店とは思えない。厨房はちょっと奥にあり、おじさん、おばちゃん、おばあさんがいるのが見えた。接客係の中年男は反応が悪い。口頭で注文。Shinkyou00

Shinkyou01中華料理 新京 本店 『ベトコンラーメン』 700円

ベトコンはベストコンディションの略で、疲労回復・夏バテ防止を目的としている。タイムリーな話だ。鶏ガラベースのあっさり醤油スープっぽいが唐辛子が大量に入っているので辛くて味はあまりわからなかった。麺は中太ちぢれ麺。具はもやし、ニラ、揚げニンニク数個。勝手な想像で揚げニンニクの風味が強いラーメンなのかなと思っていたがそんな事は無かった。唐辛子の辛さが目立った。思ったより特徴が無かったので残念だった。他に五目や味噌、あっさりなどいろいろなバリエーションのベトコンラーメンのメニューがあった。

Owariichinomiyaice01駅に戻る途中に手作りジェラードの店を発見。ベトコンラーメンの辛さと暑さをダウンさせる為に思わず入店。抹茶とラムレーズンの2味をワッフルコーンで注文。店主から「ラムレーズンはラムを入れ過ぎて溶けやすくなって食べた気がしないかもしれません。すみません。」と言われた。でもあの辛味の後だけに美味しかった。

駅に戻るとタイミング良く特別快速に乗る事が出来、ノンストップで名古屋に戻れた。しかし名古屋の夜はまだ終われない。むしろ今日の本命は次の店だ。名古屋のご当地ラーメンの代表格に扱われる台湾ラーメン、その元祖の店『味仙(みせん)』本店だ。ここは午後6時からの開店なので、夜行くしかなかったのだ。地下鉄桜通線に乗り今池へ。地下道を通り出口に上がり1分ほどで店舗を発見。大きな中華料理店だ。しかも店の前には20人ほどの行列が出来ている。しかし心配する間も無くドンドン列は進む。更に1人客は優先してカウンター席に座れるようなので先に案内された。ホールは客で埋まって中国訛りの店員が大声で客と料理をさばいている。なかなかの活気だ。もう注文は決まっているので口頭で注文。しばらくすると冷たい水の入った蒼いビンとコップが出される。この暑い時にこれはありがたいな。しかしこれは夏の暑さ用では無かったのだ。ほどなくして念願の元祖台湾ラーメン登場だ。Misen00

Misen01中国台湾料理 味仙 今池本店 『台湾ラーメン』 650円

まず丼の小ささに驚かされた。何だこの小ささは?小鉢っていう感じ。それに並々とラーメンが入っている。挽肉とニラ、大量の唐辛子、の中に中細ストレート麺が覗いている。最初に食べた『たご』の台湾ラーメンとは大分違う。あちらは日本のラーメン風にアレンジしているが、元祖のこちらは正に中華風。台湾というより四川料理の味わいだ。香草の類も入っている感じ。乱暴に言ってしまうと台湾ラーメンとは、醤油スープベースの坦々麺だ。そして半端じゃなく辛い!『中本』といい勝負くらいの辛さだ。我はたまったものではない。出てきた時の印象とは逆に、このサイズで良かったと本気で思った。とにかく辛い。ボトルから冷水を何回もコップに注いで飲んだ。強烈だった。明日のトイレはかなり辛いものになるだろう。とりあえず今日のところはこれにて終了。腹も限界に近く辛かった。それにしても最初3連チャンで店にフラれどうなる事になるかと思ったが、後半たたみかけるように充実した遠征となった。何といってもご当地を代表するベトコンラーメンと台湾ラーメンの本店2連チャンをやった人間はそういないはずだ。価値のある遠征だった。

地下鉄に乗り名古屋駅に戻る。新幹線のチケットを買い即乗りこむ。21時半に新横浜に到着したが、例によって京浜東北線がベストタイミングで人身事故で20分遅れ。帰宅したのは22時半だった。

2009年8月14日 (金)

駿河再訪

明日から盆休み。今日も遠征もせず真っ直ぐ最寄駅で下車。『桜らーめん駿河』のもうひとつのメニュー、和風とんこつ醤油を食べに向かった。先客5人後客ゼロ。

Suruga02桜らーめん 駿河 『和風とんこつ醤油らーめん(麺かため)』 580円

とんこつとあるがあっさり醤油な感じ。中太ストレート麺は我の好みのかたさでいい感じ。具は薬味ネギと海苔1枚、小さめのスモークチャーシュー3枚。シンプルで美味しい。この店はやはり実力があると感じた。

2009年8月12日 (水)

智勇全載

今日も定時退社日だったがとてもとても定時退社など無理な状況だった。しかし何とか脱出し帰路へ着いた。今夜こそは横浜大世界全国選抜ラーメン駅伝の第4走者『智勇(ちゆう)』に行きたい。最寄駅到着後急いでスクーターを飛ばし入店。入口を仕切る立て札も無く何とか間に合ったようだ。夏休み効果だろうか?とにかくカウンターに行き注文だ。

Chiyuu01横浜大世界全国選抜ラーメン駅伝

麺和 智勇 『智勇らーめん(全部のせ)』 1000円

全国選抜ラーメン駅伝のメンバーの中でも実は最も興味のあった店だ。我にとっては未知の東海地区代表で、つけ麺ばかりメインに持ってくる店の中でラーメンをメインに据えていた事もある。ストレスが溜まっているので全部のせを注文。出て来たラーメンのスープがドロドロに濃い。スープの量が少ないのかと勘違いしたくらいだ。レンゲでスープを啜ってみると魚介ダシの効いた豚骨醤油のようだが…どこか違う。豚骨のしつこさが感じられず、ザラつくほどにドロドロしたスープなのにどこかあっさりした口当たり。今まで食べた事のないラーメンだ。しいて挙げれば目黒の『ラーメンゼロ』のスープか。いやーこういう個性を持ったラーメンとの出会いを待っていたのだ!これがフードコートで出会ってしまうなんてちょっと残念な気がするが、それでも嬉しい。帰宅後早速調べると豚骨ではなく何と鶏白湯との事。これに魚介を合わせて魚介鶏白湯か。これは美味しい。個性的。というよりこういうスープはひとつの系統として主流の仲間入りしてもおかしくはないのではないか?魚介豚骨ばかりが脳じゃないだろうと思う。麺は白い角ばった中細麺。具は薬味ネギ、水菜、穂先メンマ、糸唐辛子と今風な取り揃えに、我の大好きな玉ネギの角切りが入っている。更に海苔3枚に薄いチャーシュー2枚。味玉も味が染みて黄身もしっとりで美味かった。今夜食べられて良かった。満足だ。

2009年8月 8日 (土)

休出太子

昨日は会社の催し物に夕方から夜まで借り出されたので急ぎの仕事が山のように置き去りにしたまま帰宅せざるを得なかった。よって仕方なしに休日タダ働きする為に会社へと向かう。まったくバカらしい。3時半だいたい終わったので切り上げて退社した。今日も蒸し暑くここから遠征する気力も湧かず、会社の最寄の店で済ませる事にした。通勤の時にはいつも閉まっている幻の店『らぁめん太子(だいご)』に決めた。こんな時間なのに何と店の外で1人立待していた。店内に5人席待ちの客がいた。7分くらい待って着席。厨房にはおじさん店主と男と女の店員二人。バイト店員らしく我のラーメンが出てくる前に仕事終わりであがっていった。後客は3人くらい。口頭で注文。

Ramendaigo02らぁめん 太子

『だいご味らあめん(麺かため)』 580円+『美味玉子』 100円=680円

前回とかぶるが屋号を冠した筆頭メニューを麺かためでオーダー、味玉プラス。基本は博多系で海藻などを追加してオリジナル感を出している。こってりな感じだけどしつこくなくなかなかいい豚骨スープ。麺は細麺ストレート。チャーシューは肉厚。トッピングの味玉も並み以上。なかなか美味しかった。

2009年8月 7日 (金)

一番葱麺

今日も狂ったように忙しかったし、間髪入れず昨年同様会社の行事事の準備&後片付けに借り出されもうヘトヘトだ。どこかに寄り道するような気力はとてもなく最寄駅へ。今夜はラーメン屋に行くのは止めようと思ったが、最寄駅に着いたとたんようやく解放された気分になりやっぱり行く事した。何故だか博多ラーメンに青ネギ一杯入ったやつが無性に食べたくなった。疲れたから?夏だから?選択肢は『どんたく』か『九州一番』。『どんたく』は割高な印象があったので『九州一番』に行く事にした。入店すると先客3人。豚骨臭がちゃんとして好感触。厨房には男の店員3人と接客係の女の店員1人。席に着くなりいきなりラーメンが目の前にドンと置かれたので思わず『あぁ?!』と声をあげてしまった。注文もしてないのにいきなりラーメン登場!女店員が先客と間違えた模様。改めて注文を取りに来たので口頭で注文。

Kyusyuuichiban03九州一番 横浜店 『青ネギラーメン(麺かた)』 945円

何だよ、ここもいい値段じゃないかよ。注文してからずいぶんと待たされた。希望通り青ネギがたくさん入っている。丼は何故か姉妹店の『九一麺』のものだった。食べたい時にその望んだものが食べられたので満足だ。チャーシューが意外を美味しかったな。本格的な博多ラーメンが近所で食べられるのだから幸せと考えるべきなのかな?今度は豚骨醤油を食べてみたい。

2009年8月 5日 (水)

魚粉程々

今日も定時退社日って何?っていった感じ。よって水曜恒例横浜大世界というわけにはいかなくなった。そこで『和蔵』に行ってみる事にした。開店サービス100円の時しか行ってなかったから、屋号を冠する筆頭の和蔵らーめんを食べてみたかったのだ。入店すると我と入れ違いに出て行った客を含めれば先客8人となかなかの盛況ぶり。立地も意外と厳しいし土日も閑散としているようだったのでちょっと心配していたので安心した。後客1人だったけど。厨房には黒服を着た若い男の店員二人。

Kazukura03らーめん 和蔵 『和蔵らーめん』 900円

塩バージョンがあったので迷ったけど、このところの家系日照りもあって醤油を注文。うん、美味いよ。ここはやっぱり好きな味。麺のかたさや太さも我好みでやや硬め太麺。家系とは違うけど背脂が浮いたこってり豚骨醤油スープもいい。味玉が味が染みてなかなかハイクラスな一品でこれも得点プラス。中盤を過ぎ魚粉の投入と相成るのだが、ついつい入れ過ぎてしまうのは我だけだろうか?あれは結構味を破壊するので胡椒感覚、程々で十分なのだ。我が『青葉』好みだからかもしれないが。夜遅くまで営業しているので、その辺りも我としてはありがたい。今度はぜひ塩を食べてみよう。

2009年8月 2日 (日)

神音極太

保土ヶ谷区に新店が出来た。こちらも昨日オープンしたばかり。場所は以前熊本ラーメンの『清正』、札幌味噌の『炎の虎』、徳島ラーメンの『徳福』と変遷を重ねていた店舗。今度の店はどういうウリだろうか?今度の屋号は『麺や神音(かみね)』という。どこかのご当地ではないようだ。店の構造は過去と同じ。店員はバイトと思われる若い男の店員4人くらいか。行列は出来ていないが常に7割の席が埋まっている。口頭で注文。

Kamine01麺や 神音

『超らーめん(超澄系・醤油・関東最大級超極太麺)』 690円

今度のウリはどうやらスープ・味・麺それぞれ自由に選べる事のようだ。スープは超澄系(あっさり)と超濁系(こってり)に分かれ、麺は超極細麺、二刀流麺(2種類の中麺)、関東最大級極太麺の3つから。味は醤油・塩・味噌(+50円)から選ぶ事になる。味はオーソドックスに醤油を選択、この店では名古屋コーチンを使用している超澄系の方をオススメしていたのでそちらを選択。麺は面白そうだから関東最大級極太麺を選択したが、後から後悔した。あっさり醤油なら細麺の方が合っていただろうと思う。極太の為茹で時間に時間がかかると言っていたが後客が頼んだ二刀流麺よりちゃんと先に来た。茶色を帯びた極太平打ちストレート麺。スープは本当に何の変哲もないあっさり醤油スープ。具は薬味ネギ、メンマ数本、大葉1枚、海苔1枚、チャーシュー1枚。実際この極太麺は合わなかった。これなら50円増しで味噌にして超濁系にすれば印象が変わったかも。こういう組み合わせを客に委ねるような店はあまり好きではないな。初回は失敗してしまうよ。

一力列待

今日は朝から怪しげな空模様で案の定昼前にはザーザー降りになった。出発はしばらく見合わせ。昼1時頃に雨が上がってきたのでスクーターで弘明寺へと向かう。以前店内の汚さで有名だった『マンザイ』とラーメンショップがあった場所に、上大岡の『一力(いちりき)』の支店が昨日オープンしたというので行ってみた。そうしたら店の前に長蛇の列が出来ていた。昨日に引き続いて今日もオープン記念で100円ラーメンをやっていたのだ。列の後ろの店員が2時間待ちの紙を出していた。とりあえず列に並ぶ。老人や子供までよく頑張って並ぶなぁと関心する。1時間待ちでようやく入店。一列のカウンター7席。厨房には中国系の若い男の店員が3人くらい。

Ichiriki02名物らーめん 一力 『名物らーめん』 100円(オープン価格)

とりあえず名物らーめんを注文。料金先払い。横浜には珍しい背脂チャッチャ系ラーメン。麺は中細ちぢれ麺。薬味ネギ、ほうれん草、メンマ、半味玉、チャーシュー1枚、海苔3枚。まあ上大岡まで行かないで済むのはいいかな。定価だと700円となると高い気がするが。

2009年8月 1日 (土)

戸越変更

先週先々週と地方遠征が続いたので肉体的にも精神的にも金銭的にも今日はクールダウンしよう。今日の行き先は特に決めていなかったので、「東京圏のご当地ラーメン」という本に紹介されていた宮崎ラーメンの『くしま』、鹿児島ラーメンの『隼人』、博多の『ばってん』の戸越銀座周辺九州ラーメンめぐりとしゃれこもうかとだいたいの計画を急きょ策案した。10時過ぎに家を出ていつものように近所の寺へ参拝した後最寄駅に向かう。横浜で湘南新宿ラインに乗り換え大崎で山手線でひと駅の五反田で一度改札を下り都営浅草線でまたひと駅目の戸越で下車。A1出口を出てすぐのところに『くしま』があるはずだ。ところが…閉店していた。7月いっぱいだと貼り紙がされていた。出たばかりのガイド本だというのにもう使えないのか。ともかく今日の予定はおじゃんだ。元々簡単に立てた計画なので最初からゼロにしよう。この近辺で評価の高い店を携帯サイトで探す。そこで出てきたのは『麺屋月光』という店。戸越銀座商店街に入り池上線の線路を過ぎて『えにし』の先の路地を右へ曲がる。中原街道に出たところで黒いテント屋根の店を発見。携帯サイトでは11時開店だとあったがまだ準備中になっている。3分ほど待てば30分になるのでそれまでには開くだろうとちょっと待つ。すると予想通り開店。1番客となった。入口に券売機。厨房側に一列のカウンター8席と背中合わせで壁側に6席くらいか。厨房には若い男の店員二人。IT業界からの転身だそうだ。後客はすぐ5人来た。

Menyagekkou01 麺屋 月光 『魚らーめん(太麺・バリ硬)』 780円

魚と豚の2本立てが基本らしい。魚の基本のラーメンを選択。麺は太麺と中細麺を選べるようだ。柚子胡椒がのったレンゲが一緒tに登場。豚骨魚介醤油スープ。魚介と醤油が濃いが辛くはならず上手くまとまっている。麺は太麺ストレート。もちもちとした食感でいい。具は白髭ネギ、ほうれん草、鰹節、厚めの巻きバラチャーシュー1枚。このところ地方のアッサリ系が続いていたので、こういった濃厚魚介豚骨系を食べると東京だなl-とつくづく感じた。満足の一杯。

そういえば最近この辺りで6月にオープンし注目されていた『井田商店』という新店があったはずだと気が付いた。携帯サイトで確認すると隣の荏原中延だったのでそちらへ行ってみる事にした。改札を出るとすぐ有名店『多賀野』が見える。20人超えの行列だ。その先のちょうど突き当りのところに店はあった。トタン屋根の昭和40年代風な感じ。店外に5人待ち。8分ほどで入店。厨房の周りにL字型6席、壁向きに一列4席。厨房には若夫婦2人。何故か寅さんのパネルが飾られている。口頭で注文。

Idasyouten01ラーメン 井田商店 『醤油ラーメン』 650円

濃い醤油色のスープに大粒のラードが浮く。魚介昆布と鶏ガラ豚骨が良いバランスで懐かしい感じの醤油スープだ。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、ナルト2枚、海苔1枚、肉厚で大き目のロースチャーシュー1枚。懐かしくも新しい正統派醤油ラーメン。評判になるのも頷けた一杯だった。

池上線でそのまま蒲田に出て帰路についた。

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