快晴橋本
昨日は都内を歩き回って疲れてブログを書けず終い。じゃあ今日はゆっくりで大丈夫かといえばそうもいかなかった。この連休中に橋本に行く事はおぼろげながら決めていた。朝9時半には家を出る。今日から11月。長年使っている駐輪場も移転が決まった。先週は伊勢佐木町の松坂屋が閉店したし、色々と変わっていくなぁ。桜木町から横浜線の快速に乗り換え橋本へ。快速でも40分もかかるのだから遠い。そして橋本から相模線に乗り換える。一駅目の南橋本で下車。駅舎だけはピカピカだけど駅の周辺はもう相模線沿線そのものといったのんびりとした風景。それにしても今日は昨日とうって変わって雲ひとつ無い快晴の気持ちよい秋空が広がり実に清々しい。駅から4分ほど歩いて最初の店『Daicyan』を発見。しかし幟は立っているもののまだ電光掲示板は消えたままで準備中らしい。開店時間はとっくに過ぎているのに。こんなところでは時間の潰しようがないぞ。仕方なく店の近くの駐車場で待っていると5分くらい経ってから開店した様子がわかった。最初の客として入店。白を基調にした喫茶店のような内装で複雑に仕切られていて店内の様子がよく判らない。テーブル席が主体のようだが我は手前のカウンター席に座る。厨房は右側にあり店主とおばさんと中年女性店員の3人がいた。後客1人。口頭で注文。
らーめん工房 Daicyan 『味噌大ちゃんラーメン』 700円
醤油や塩もあったが筆頭の味噌で。屋号を冠するメニューには挽肉が入っているのだそうだ。でも味噌には普通挽肉が入っているものだから意外性は全くなかったけど。麺は柔らかめのちぢれ細麺。具は刻みネギ、柔らかメンマ、茹で玉半個。脂身の多いチャーシューは1枚半入っていた。あっさりした普通の味噌ラーメンだった。
さて次の目的地『えん家』は西橋本にあり歩くとかなりの距離。でも相模線は1時間に2本しか出ておらずあと20分も待つ事になる。橋本に戻っても結局南下して15分ほど歩かなくてはならない。ええい!ままよ!と16号線に出てそれに沿って歩く。途中国道が複雑に交差する橋本五差路という所に出て「歩行者はどうすんだよ!」と思ったら立派な地下道が出来ていた。そんなこんなで25分かけて黄色地に黒い文字の看板を掲げる『えん家』に到着。引き戸を開けるとガランと広い店内。テーブル席主体で広い座敷もあって蕎麦屋のようだ。熟年夫婦で経営。小さな女の子もいて声をかけてきたが何を言っているかがわからなかった。そんなアットホームな雰囲気の店であった。しかし前後客ゼロ。テレビがBGV。
とんこつ正油 えん家 『コクうまらーめん(麺かため)』 600円
筆頭基本メニューの正油らーめんではなくコクうまを注文。出てくるまで多少時間がかかった。先に野沢菜の小鉢がサービスで先に出て来た。底の浅い大皿タイプの丼で登場。看板からして家系かと思ったら実は博多系?それにしてはなんか違う。豚骨臭もしないし。コクうまにして背脂がのっている分クリーミーな感じにはなっている。麺は細麺ストレート。具は青ネギの小口切り、糸唐辛子、極太平メンマ2本、海苔1枚。何と言っても圧巻なのはハムのような大きな巻きバラチャーシュー。冷たかったけどスープに沈めて暖めてから食べたら美味しかった。薄味だけど肉の旨みが出ているような。大皿だったので場末感を感じてしまったが冷静に思い出すとなかなかな一杯だったと思う。
さて今度の店は橋本駅の反対側、線路を越えて更に距離がある『麺屋匠堂』を目指す。ここまで来たら歩いて向かうしかない。普通の住宅地を縫うように真っ直ぐ北上する。快晴なので気分よく歩けた。それでも今度は30分近くかかったな。大きな通りに出てすぐに発見。ファミレスのような結構広い店内でなかなかにお洒落な感じ。L字型カウンター席の他にテーブル席も多数。客の出入りも結構あって常に7割くらいの席が埋まっていたようだ。店員も5、6人くらいいた。店主はフレンチの経験があるとの事。口頭で注文。
塩・醤油・味噌があったが筆頭塩を注文。これは貝類のダシが効いた甘口の塩スープだ。麺は細麺ストレート。具はメンマ、青梗菜、海苔3枚、香ばしさを感じるロースチャーシュー1枚。焦がしネギもかかっているけどそれほど主張はしないいい塩梅の量。それほど個性はないものの平均点以上の一杯。三杯目なのに全然余裕で食べられた事からも判る。
このところ続いていた橋本遠征だが今回で一区切り。昨日の今日でまたよく歩いてしまったな。
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