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2008年7月19日 (土)

夏小田原

7月後半の3連休初日。折りしも全国的に梅雨明け宣言がなされ、蒸し蒸しとした暑い朝を迎える事になった。食べ歩きも3年目に突入して、その時に「今年の夏は湘南・西湘に遠征する」という目標を定めた。満を持して今日は小田原遠征に出かける。近場のご当地ラーメンとして小田原ラーメンというものがある。昨年5月、その発祥の店と言われる『味の大西』本店のある湯河原まで行って食べてきた。ところがどうにも特徴が判りづらく正直印象に残っていない。春先に買った「ラーメンマップ神奈川」というガイド本に小田原ラーメン特集があったので、その本をリュックに入れて朝9時半に家を出る。通勤とは逆に大船行き根岸線に乗り込む。車内の冷房が心地よい。大船から東海道線に乗り換え40分ほどで小田原に到着。今日の予定は小田原ラーメン御三家(と我が名付けた)『むら田』『しら鳥』『鳥取』を一気に回ってしまおうというハードな予定。まず最初の店は小田原ラーメンのエース格と紹介されている『むら田』に向かう事にする。ところがこの『むら田』、かなりの難所で最寄り駅の御殿場線上大井駅からも徒歩30分もかかる所にあるという。根気良く下調べしたところ小田原駅から富士急湘南バスで近くまで行ける事が判明。予定通り発車10分前に駅前バスターミナルに到着。バスは意外にも混雑している。途中の小田原球場で高校野球があるようだ。我は座れたら問題は無かった。でもバスは対向車と交互で通るような細い道ばかり通る。車窓には時間の流れがゆっくりのような完全に地方の田舎の景色が流れていく。20分以上バスに揺られた後ようやく目的地近くのはずのバス停で下車。でも単なる田舎の路地でしかない。戸惑ったが脇道から国道に出られた。国道沿いに歩くと『むら田』の看板が見えてきた。早速入店。あまり綺麗とはいえない田舎の国道沿いのラーメン店。Jの字型カウンター席。厨房には店主とその息子の2人。先客5人後客8人とさすがに有名店といった客の回転率。何故か小鳥のさえずりがBGM。口頭で注文。

Murata01 支那そば むら田 『ワンタンメン』 950円

我はあまり雲呑は好まないのだが、小田原系の特徴のひとつらしいのであえて注文してみた。いかにも地方の地ラーメンといった風貌をしていたから、それを見ただけでもこんなところまで来た甲斐があったと満足。ラードの多い正油スープだが味は薄め。麺は白っぽいピロピロのちぢれ細麺。具はもやし、刻みネギ、柔らかいメンマでいづれも普通のものより量が多い。これが小田原系の特徴。さっぱりしたチャーシュー2枚、海苔1枚。雲呑は6個入っていた。雲呑自体はいたって普通だったので必要は無かった。何せ薄味の正油スープとピロピロのちぢれ麺なので印象自体が薄い。でも具のボリュームは特徴的と言えるかもしれない。

店を出てどうしようか迷う。2店目の『しら鳥』はここからずっと西にあるいて酒匂川を渡り小田急線に乗って1駅行けば行けてしまう。但しこの炎天下、長距離を歩くのは果たして利口な事なのか?やはり30分待つのは辛いがバスを待って小田原に戻るか?当初後者の予定だったのだが、天気もいいので歩く事にした。ひたすら西へと向かう。田んぼと工場しかない田舎道、この炎天下歩いているのは我ひとり。でも歩いているうちに思い出した。こういった記憶が後に思い出になるという事。そして歩く事で単に食べ歩くのではなく運動にもなるのでラーメンも美味しく味わえるようになる事を。頭にタオルを巻きつけひたすら歩くと川が見えてきた。川辺で釣りをしている人々を見下ろしながら橋を渡り、また8分ほど歩くと駅に到着。本来バス待ちをしていたはずの30分ちょっとの時間で駅に着く事が出来た。無意味だけど達成感が得られた。栢山という駅から一つ目の富水で下車し徒歩10分と再び炎天下の中を歩いた。さすがにキツイ。ここで更に熱いラーメンを食べる事になるというのも辛い。街道沿いに『しら鳥』の看板を発見し、早速入店。この店も着飾ったところが何も無い、いかにも田舎町のラーメン食堂といった感じで、遠征している実感がわく。逆L字カウンター席に丸いスタンドいす。座敷とテーブル席もある。客入りは良く常に7~8割の席は常に埋まっている感じ。TVがBGV。厨房には店主とおばちゃん2人。馴染み客と「今日は暑いねー」とお決まりの世間話をしている。店内をみると『いしとみ』と書かれた色紙などが多いので店を間違えたかと思った。帰宅してから調べてみると鴨宮にある店主の実兄の店の屋号だそうだ。口頭で注文。

Shiratori01 らーめん しら鳥 『ラーメン』 650円

基本のラーメン注文。丼にも『いしとみ』の文字が入っている。『むら田』より明らかに正油の味が濃い。麺は同じくピロピロとちぢれの強い中細麺。具も柔らかいメンマともやしが大量にのり、海苔が1枚付いている小田原スタンダード。圧巻だったのはチャーシューで、写真だともやしに隠れて見えないが、最大幅50ミリはあろうかという、ブツ切りという表現がぴったりな、脂身の少ないサッパリした肉質のロースチャーシューが二つも入っていた。本来は嬉しいはずでも連食となるとちとキツイ。汗をしたたり落としながら食べた。

小田原系というのは具を食べさせるラーメンという事がわかった。連食となるとかなりきつくお腹一杯。更にこの炎天下の中歩いたので水分が欲しい。という事で駅近くまで戻ってコンビニに入り一息入れる事にした。雑誌を立ち読みした後コーラとガリガリ君ソーダ味を購入。日陰を探してガリガリ君を食べる。美味しいなー。駅に戻りベンチで電車を待つ間、心地よい風が吹いて気持ちよくて寝過ごすところだった。箱根登山鉄道と直通している電車がちょうど来たのでそのまま小田原をひとつ過ぎた箱根板橋で下車。この駅は昨年5月、今は亡き『味一』に行く為一度降りた事がある。あのおじいさん店主が亡くなったそうだ。合掌。そして3軒目になる今度の『鳥取』も東海道線線路のそばにあり老夫婦が経営している。ふたりとものっそり動く感じでおばあさんの方が調理するんだね。小さなそば屋を思わせる店構えで一列のカウンター席と座敷。店内も薄暗く新聞やメモ帳などが乱雑に置かれているいなたい雰囲気。先客2人後客2人。口頭で注文。

Tottori01 手打ちラーメン 鳥取 『ラーメン』 600円

筆頭ラーメン注文。底の浅い丼に入れられ登場。なんだか田舎そばのような風貌。素朴という感じがする。こちらももやしと柔らかメンマ、青ネギがたっぷり。麺は黄色いピロピロのちぢれ細麺。脂身の多い柔らかい甘めの味付けのチャーシューが2枚。正油の味付けの普通のラーメンの味だった。

それにしても小田原系3連食はきつかった。でも達成感は得られた。

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