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2008年3月30日 (日)

台東老舗

昨日は4連食という無茶をしてしまったので今日は軽く行きたい。それでも食べ歩きは止めず。京浜東北線で上野に出てから日比谷線でひとつめの駅入谷で下車。そこから歩いて6分ほど。家の前に植木鉢がたくさん並んでいるような下町の路地の中に今日の最初の目的店昭和22年創業の老舗『光江』があった。よくある町角の中華屋といった店構え。ガラガラと引き戸を開けると先客3人。後客1人。老夫婦が切り盛りしているのもこの店では絵になる。高校野球がBGV。口頭で注文。

Mitue01中華そば 光江 『中華そば』 550円

澄んだスープが綺麗な東京醤油ラーメン。老舗系としては珍しく結構ぶりぶりした中太ちぢれ麺。具はメンマ、ほうれん草、薬味ネギ。ロースチャーシューは脂身のある柔らかいもの。あっさりしてサラッと食べられた。醤油の美味しさを味あわせてもらった。

次の店は浅草にある。再び上野に戻って銀座線に乗り換えるのも馬鹿馬鹿しいので、運動を兼ねて歩いて向かう事にした。今日は昨日とはうって変わり空には雲が立ち込める肌寒い一日。それでも20分以上歩いているとさすがにポカポカしてきた。浅草の外れの商店街の端の方の更に路地に次の店『来集軒』に辿り着いた。こちらも昭和20年代創業の老舗店。引き戸を開けると席の9割は埋まっていて大きなテーブルに相席となった。テーブル席のみ。壁には落語家を中心に有名人のサイン色紙がたくさん貼られている。厨房は奥にあり中には女性しか見えなかった。口頭で注文。

Raisyuuken01来集軒 『ラーメン』 600円

『光江』に比べると醤油の味が濃くゲンコツダシが多め。形は異なるけどこれも東京醤油ラーメン。麺はちぢれ中太麺。具はチャーシュー、薬味ネギ、小さな海苔1枚。印象的なのはメンマ。とても甘かった。

帰りはつくばエクスプレスに乗り秋葉原に出て京浜東北線に乗り継いだ。

2008年3月29日 (土)

町田四連

今週ずっと髪の毛の伸びが気になって仕方なかったので、休日だというのに目覚ましをかけて早起きをして床屋へ行った。サッパリスッキリして気持ちがいい。遠回りして近所のお寺でお参りする。桜が六分咲きくらいだがとても綺麗だ。家に戻ってすぐ外出。今日の狙いは休日だというのに町田へ向かう。町田のラーメン店を調べているとつくづく町田は広いなと思う。今まで何度も会社帰りに駅からバスに乗って遠征した。それでもまだまだ行っていない有名店はある。昨日に引き続いてそういった町田の店をあたかたクリアしてしまおうと計画した。町田から小田急各駅停車に乗り換え二つ目の駅鶴川で下車。もちろん降りるのは初めて。急行が止まらない駅なので辺鄙な町を想像していたが予想よりは街が新しく開けていた。駅から右方向に歩いて鶴川街道に出て北上する。今日はいい天候に恵まれ桜も綺麗で散歩するには良い日だ。8分ほど歩いたところで今日の最初の店、尾道ラーメン店の『正ちゃん』を発見。民家の脇にポツンと立てられたラーメン屋で何となく牧歌的のどかさがある佇まいだ。青い暖簾を潜るとL字型カウンター。厨房には割烹着を着た女将さんが一人。開店間もない時間だったが先客は既に二人。後客は一人。口頭で注文。

Syouchyan01尾道ラーメン 正ちゃん 『醤油ラーメン』 650円

尾道ラーメンでありながら醤油・塩・味噌・カレー・キムチ等ラーメン単体でのメニューも豊富。サイドメニューとして餃子とカレーもあった。尾道まで実際食べに行った我が感じた事は、関東の人の好みに合わせてだいぶアレンジされているなという事。尾道ラーメン最大の特徴である背脂がほとんど浮いていないし、麺もヤワヤワの平打ちではなく、コシのある中細ストレート麺。スープの味自体は魚介ダシが効いて尾道風。具は薬味ネギ、メンマ、ワカメ。柔らかいチャーシューが2枚入っている。空腹の状態で食べた為美味しく食べられた。帰りは鶴川街道に出ず、丘を越える坂道を通って駅に戻った。人通りがほとんどなく、道の傍らには小さな野花が咲き、小鳥のさえずりが聞こえる。ちょっと鶯が訛った鳴き方をしていたのが妙だった。

電車で町田方面に一駅戻り玉川学園前で下車。こちらもこじんまりとしていながら意外と綺麗な町並み。小田急グループの開発モデル地区になっているのだろう。駅前通りを町田方面へ7分ほど歩く。長い駅前通りが終わる直前の所に次の目的店『佐風゛の家(さぶのや)』があった。店の外にはラーメンの写真が貼ってある。入店すると照明が暗めで内装も喫茶店のようだ。熟年夫婦がきりもり。テレビとラジオが同時に流れている。先客ゼロ後客一人。口頭で注文。

Sabunoya01佐風゛の家 『カレーラーメン』 700円

トマト、カレー、ボンゴレなどイタリアっぽい変り種ラーメンがある。ネットで評判のカレーラーメンを注文。コンソメっぽいサラッとしたスープに細かい挽肉や人参などが入ったカレーがのっている。これを混ぜると食べやすいカレースープになる。辛さ自体はそれほどなくスパイシーな味わいが印象的。カレーをそのままのせたラーメンは何回か食べた事があるが、ラーメン自体を洋風にしてカレーに合わせるのは初めてだ。麺は中細で緩やかなちぢれを持ち噛み応えがありパスタの面影もある。具はほうれん草、半玉、チャーシュー、青ネギの小口切り。なかなか風変わりな一杯を味わえた。

再び町田駅へ戻る。文房具を買ってからバスセンターに向かう。またもや町田からバス遠征だ。苦い思い出のある『火の国』へ行った際に乗ったバスだ。15分くらい揺られて終点で下車。この辺りになると古淵に近い。そのバス停のまん前に3軒目の店『ねぎぼうず』がある。ここは成瀬『大文字』唯一の暖簾分けの店との事。引き戸を開け暖簾を潜ると横に長い変形コの字型カウンター席。厨房には熟年夫婦。先客7人後客8人と客入りはいい。口頭で注文。

Negibouzu01 ねぎぼうず 『ねぎ味噌らーめん』 900円

『大文字』出身で屋号がこれならねぎ味噌しかないかなと思って注文。大丼も九谷焼っぽくてこれも『大文字』と同じ。でもスープは白味噌主体のわりと普通の味噌スープ。『大文字』のようなカレーのような独特の味噌とは違う。麺は黄色い中太平打ち麺でモチモチとした食感があるもの。具はメンマ、刻みねぎ、スライスされたねぎ。ねぎは甘みがあって良かった。期待したほどの個性は無かったがそれでも標準以上に美味しい味噌ラーメンだった。

さて次は…禁断の4店目に望む。そこは星川『寿々喜家』出身の家系ラーメン店『奥津家』という店だ。バスから『ねぎぼうず』に来る途中に車窓から場所は確認した。ここで駅に引き返して後日またバスに乗ってここまで来るというのはかなり手間だから無理してでも行っておきたい。少しでも消化の時間を稼ぐ為バスには乗らず歩いて店へ向かう。途中TUTAYAで立ち読みも挟む。辿り着いた店はガラス貼りの角店で何と店の前で二人待っている。10分くらい待たされ入店。その後も来客が続いて行列が出来ていた。厨房には熟年夫婦二人。『寿々喜家』同様家系では珍しいアットホームな雰囲気。口頭で注文。

Okutuya01ラーメン 奥津家

『ラーメン並(麺かため・油多め)』 600円

『寿々喜家』の時と同じく『六角家』を真っ先に思い出す醤油強めの家系ラーメン。麺は酒井だし、具もほうれん草、薬味ネギ、チャーシュー1枚、海苔3枚という家系標準スタイル。チャーシューは家系にしては柔らかかった。4杯目だけど何とか9割食べられたのは美味しかったのだろう。でももう満腹で限界。料金後払いなのに払うの忘れそうになった。

店を出るとちょうどバスが信号待ちしているところ。急いでバス停へ走って乗る事が出来た。

2008年3月28日 (金)

喝采悠河

8時過ぎに退社し駅への道を進む。そして線路を潜り抜け更に進む。土地勘の無い郊外の夜道。自分以外に人は歩いておらず雑木林や無人の学校など本能的に不気味さを感じながらひたすら歩く。ただ携帯の地図を頼りに。このところ小田急線に乗って都心遠征が続いていたが、今日は久々に町田の郊外へ、しかも徒歩での遠征だ。まず目指したのは昨年夏に開店したという新店『喝采』という店。この店は夜9時に閉店という事だったので急いで歩いて何とか開店している時に辿り着いた。入口に小さな券売機。L字型カウンターとテーブル席ひとつ。厨房には小柄な若い店主がひとり。現役プロボクサーなのだそうだ。先客5人後客5人。

Kassai01麺創 喝采 『味玉塩らーめん』 750円

筆頭はもりそば。でも我は拒否してらーめんに。醤油と塩があったが塩のが券売機では上になっていたのでそちらを注文。出てきたら味玉が1個半入っていた。元々半玉入っているなら味玉塩などというメニューを作るのはどうかと思う。でも味玉自体はねっとりした黄身に塩味が染みて美味しかった。透明で綺麗なスープはちゃんと塩味のするものだがまろやかな味わい。甘みを感じる事もなかったのだが美味しいと感じた。これは初めての味わいかもしれない。そして麺も絹のようなしなやかという表現が合うような素晴らしい細麺ストレート。『支那そばや』を思い出すようだった。具は柔らかいメンマと肉の味を生かしたチャーシュー、白髭ネギの上に糸唐辛子が少し。なかなかな塩ラーメン。塩ラーメンランキング上位入賞といったところ。

町田街道沿いを成瀬方面へ戻る。5分ほど歩き次の目的の店『悠河(ゆうが)』へ。ここの店主は周富徳の元で修行したとの事。入口に小さな券売機。L字型カウンターとテーブル席いくつか。先客は3人。と思ったら扉の向こう側が騒がしい。座敷部屋がありそこに子供達がたくさんいた。厨房には店主と男の店員の二人。結構待たされた。

Yuuga01ラーメン 悠河 『揚げワンタン坦々麺』 900円

この店のイチオシは坦々麺。でも坦々麺では味がだいたい予想出来てしまうので普通のラーメンを注文しようと思ったが、メニューの写真を見ると明らかにやる気のないラーメンだったので、やっぱりイチオシメニューの揚げワンタン坦々麺の食券を購入した。これが正解。坦々麺は全て同じと思い込んでいた自分が間違っていた事を気づかされた一杯だった。普通坦々麺は甘辛い感じなのだが、これは甘酸っぱいのだ。しかも甘さが強く後から酸味が遅れてくるような。麺はスープによく絡むちぢれの弱い黄色い中太麺はコシがあっていい感じ。揚げワンタンもパリパリして食感胡麻の風味と酢の酸味、肉味噌のコク。味噌に遅れて開眼した我がまたもや今頃坦々麺に開眼したようだ。

店を出て道路を渡った所にバス停有り。運の良い事に5分程度でバスが来た。7分程度で町田のバスターミナルに到着した。

2008年3月23日 (日)

春先松蔭

4連休最終日。本心を書けば今日は食べ歩きも手近なところでサクッと終わらせたかったが、来週からしばらくは忙しくなり食べ歩きも存分に出来る訳ではなくなりそうなので、再び都内遠征だ。今日の目的地は松陰神社前という世田谷線の駅。湘南新宿ラインで渋谷に出て田園都市線に乗り換え三軒茶屋で下車する。地上に出て見ると乗り継げるような駅がない。ちょっと街の中を歩いてみると賑やかなホールのようなところがあり、そこが世田谷線乗り場だった。世田谷線に乗るのも初めての事。食べ歩きをしていると頭の中の地図が広がっていい経験になる。世田谷線は荒川線のような2両の小さな路面電車で信号で止まったりする。速度もエスカレーター並に遅い。ともかく3駅目で目的の駅に到着。改札がないぞ。後でわかったが乗る際に電車内で支払うバス方式だった。始発の三軒茶屋では駅にあったので気が付かなかったのだ。

踏切を越えてしばらくすると最初の目的の店『らーめん辰屋(たつや)』が見えてきた。この店はいわゆる二郎インスパイア系のはしりで二郎での修行経験はない。しかし二郎的なラーメンを出す店としてマスコミの注目を浴びた。少々くたびれた店内に入ると開店時間ちょうどだというのにL字型カウンターに客がいっぱいだった。隅に二席だけ空いていたのでなんとか座れた。厨房には店主ひとりで奮闘中。見事に客をさばいている。しばらくすると席待ちの行列が10人以上出来ていた。危なかった。口頭で注文。

Tatuyajirou01らーめん 辰屋 『辰醤油らーめん(小)』 650円

普通のラーメンで醤油・塩・味噌とあるが誰も頼んでいない。看板メニューの二郎インスパイアラーメン、辰醤油らーめんを注文。二郎系だし連食を考えているので迷ったけど小にしておいた。これが正しい選択だったと後でわかる事になった。注文してから出てきたのは30分後。やはり二郎系、もの凄いボリュームで小で普通のラーメンの標準サイズ、いやそれをやや上回る量だった。特にニンニクコールしなかったが普通にニンニクは付いていた。最大の特徴はこの豪快に盛り付けられたかつお節だろう。風味と香りが二郎ラーメンに合う。麺はブリブリしたちぢれ太麺。具は茹でキャベツ、もやし、刻み玉葱、半玉まで付いていた。巻きバラチャーシューの大きいのと小さいのが2枚。やっぱり二郎はクセになる味で美味しかったけど我にはキツイ量だな。

いきなり連食は出来ないので駅前をうろつく。線路に黄色いタンポポが咲いてその周りをモンキチョウがヒラヒラと舞っている。もうすっかり春なんだ。駅前の本屋で立ち読みしてから次の店へ向かう。商店街を抜け世田谷通りに出てから三軒茶屋方面にちょっと歩くと次の店『八蔵』を発見した。半地下にある木を基調にした小さな居酒屋のような店だ。引き戸を開け中に入るとコの字型カウンターで券売機が店の隅に。厨房は奥にあるようで男の店員が二人。先客8人で何とか座れた。その後来客が相次ぎ店外で待ち客も現れた。

Hachizou01めん屋 八蔵 『らぁ麺(麺かため)』 650円

魚介ダシが効くWスープ。麺は中太ちぢれ麺。具はかいわれ、薬味ネギ、メンマがやたら多めに入っている。トロ肉チャーシューが2枚、海苔1枚。丁寧に作られているとは思うが豚骨魚介系にしてはあっさりしている。正直あまり印象に残らない一杯だった。

渋谷に出てから山手線、京浜東北線を乗り継ぎ早々に帰宅した。

2008年3月22日 (土)

麺好復讐

今日は青空が広がる暖かい日。昨日出したズボン下は早速片付けシャツにウインドブレ-カーを着て外出。今日は迷ったけど荻窪の『春木屋本店』を標準を定めた。でも昨日臨休で苦汁を飲んだ『麺好(めんこう)』に即リベンジすべく新宿湘南ラインで新宿に出てから丸の内線に乗り換えた。昨日初めて降りた中野富士見町に再びやって来た。ここは宗教団体立正佼成会が支配する(ような)街だ。駅前に佼成病院という大きな病院があり向こう側の大きなビルは教団の本館だ。社会人成り立ての頃この町に来てこの団体がらみの仕事をした遠い記憶を思い出した。とにかく駅からまっずぐの道のりで迷う事はない。今日は紺色の暖簾もかかっていて営業しているようだ。ほぼ開店時間に入店したが先客が2人いた。後客5人。L字カウンターの厨房には店主と手伝いの若い女店員の二人。こちらの店主もラーメン好きで全国を食べ歩いた末脱サラして開業したとの事。口頭で注文。

Menkou01らーめん 麺好 弥生店 『らーめん』 600円

山海の幸をじっくり煮込んだ無化調を掲げる店。麺も醤油・味噌・つけめんで使い分けているとの事。注文してから驚くほど早く出された。魚介ダシの香るスープはかなりあっさりしていて、そこにかためのちぢれ細麺が入っている。具はメンマときぬさや、海苔1枚。半玉は黄身トロリ。ロースチャーシューもかためだったけど美味しかった。ただちょっとインパクトに欠けた印象。時代の流れか?

春木本店

丸の内線は荻窪まで行く事に気づき中野坂上から本線に戻り荻窪まで行く。何だかんだで荻窪に来たのはもう何度目だろうか。全盛期は過ぎたとはいえやはり激戦区ではあるのだ。駅から阿佐ヶ谷方向に歩いて繁華街を離れ住宅地の路地に入っていく。徒歩8分ほどで白いビルの1Fに『春木屋本店』の看板があった。荻窪の名店『春木屋』のルーツにあたる店で元々はラーメンやうどんも出す日本蕎麦屋だったようだ。『春木屋』店主は親戚筋のこの店から中華そば専門店として独立したというのが今の有名店という事らしい。こういったラーメンの系統を遡るのは食べ歩きの楽しみのひとつなのでこの店は押さえておきたかった。年明けの『荻窪拉麺』の回、行こうと思っていたのに急遽高円寺の『田ぶし』に行ってしまったのでずっと心に引っかかっていた。入店すると座敷とテーブル席のみ。確かにそば屋の形式。カツ丼や鍋焼き、せいろもメニューに並ぶ。先客は5人家族と夫婦の7人。後客1人。割烹着のおばちゃんが丁寧な接客。レモン水と新聞を出してくれた。口頭で注文。

Harukiyahonten01春木屋本店 『中華そば』 600円

食べてみて確かにあの『春木屋』の原点だなと感じる一杯。比較すると油が少なくて味が薄い。卓上の胡椒を入れて初めて成立するような。麺はちぢれ細麺。具は薬味ネギ、メンマ、三角海苔1枚。チャーシューはサッパリして美味しい。タイムスリップしたようなあっさり東京醤油ラーメンをいただいた。

荻窪はまだまだ終わらない。でも今日のところは一店だけにしておこう。昨日の後遺症というか、有名店に絞って食べ歩きをしたかった。総武線で二駅、高円寺で下車。かつて良く行っていた本屋『高円寺文庫センター』の移転先に行ってみる事にした。行ったら旧店舗の半分以下のスペースになっていた。これではよく田舎の駅前にある小さな本屋さんだ。いくら品揃えをマニアックにしようとしても限界がある。本屋営業も厳しいのかなと察した。その前の路地に次の目的の店『麺屋はやしまる』の案内の看板を発見。まさかこんなところにあるとはと驚いた。木を基調にした屋台風の店構えで長いL字のカウンター席。何となく開放的で雰囲気はいい。厨房には若夫婦二人。店主は『げんこつ屋』、『光麺』を経て目黒の『かづ屋』で修行をしたそうだ。だからたんたん亭系の店とも言える。先客5人後客5人。口頭で注文。

Hayasimaru01麺屋はやしまる 『塩わんたんめん』 830円

たんたん亭系ならばわんたんで塩だろうと思い注文。じんわり系の塩スープに自家製の太麺ストレート。具は薬味ネギ、ほうれん草、縁の赤いチャーシュー2枚、海苔1枚。味濃いめの肉わんたんが4個入る。問題は自家製麺で、この麺自体は悪くない。さぬきうどんを彷彿させる弾力があるツルツルの太麺だ。でも何だかラーメンと合っていない気がする。喉越しが悪いというか。何となく違和感を覚えた。それ以外は丁寧に作られた一杯だと思う。

帰りは新宿に出てから新宿湘南ラインで帰宅した。

2008年3月21日 (金)

平休頓挫

『のスた』にフラれた穴を埋めるべく候補に挙がったのが方南町の隣駅中野富士見町駅の近くにある有名店『麺好』に狙いを定めた。食後の運動も兼ね歩いて向かう事にした。方南通りを新宿方面に真っ直ぐ進む。でも実際はもっと北だった。20分以上かけて到着したのだが、何とまたしても臨休の貼り紙が!これは何たる事か!と言ったところでどうにも出来ないので駅から電車に乗りとりあえず新宿で下車。土日祝休みの店を記憶から引き出して代替店を探してみると『竈』の2号店が確か昼営業のみで何かやっていたというのを思い出した。いつものように新宿地下で迷いに迷いとんでもない方向に行ってみたりと苦労したがようやく青梅街道沿いにある目的の店『はじめちゃん』を発見した。狭い入口で奥になるほど広がりをみせる店内。入口に券売機。接客は中国系の店員。入口近くのカウンター席に座った為奥にある厨房は見えない。先客一人後客ゼロ。

Hajimechyan01中華そばとつけめん はじめちゃん

『中華そば(小盛)』 650円

小盛りでも中盛りでも大盛りでも値段は変わらないが3杯目なので小盛で注文。何だか知らないが半玉はサービスとの事。まずスープは魚粉が多少浮くほどの和風押しのもの。具は薬味ネギ、メンマ、巻きバラチャーシュー1枚、海苔1枚。何だかチェーン店っぽい味。さらにこのちぢれ中細麺が「もうちょっと何とかならなかったのか」と思わすほど決定的にダメだった。インスタントに毛が生えたようなしろもの。こんなので自家製麺だと誇られても困る。せっかくの平日休日だったが残念な結果に終わってしまった。

帰りは秋葉原に出てまた生簀を購入してしまった。

金曜黒麺

方南町の『地雷源』が定休日の金曜日にのみ味噌専門の『HOLIDAY』になる。今や珍しくなくなった二毛作店のハシリでもあった。そして先月から『HOLIDAY』を中止し、今度は何とイカスミを使ったラーメンとつけめんを出す『BLACK FRIDAY』を立ち上げたという情報が入った。まんまとハメられた気がしないでもないがせっかく今日は金曜日だからと三度目の訪問を決意した。

新橋から銀座線で赤坂見附に行き丸の内線に乗り換え、中野坂上で再び分岐線に乗り換え終点の方南町へ。方南町駅から神田川を超え徒歩15分くらいで目的の店へ。三度目だから迷わずに来たけど最初は迷いに迷ったなぁと思い出に浸りながら歩いた。引き戸を開けると先客7人に待ち2人の状態。厨房には店主が一人。券売機はほとんどのボタンが塞がれて食券には限定麺1の文字がある。後客もコンスタントに入ってくる。

Blackfriday01BLACK FRIDAY 『ロイクーメ-ン』 850円

店の内装にぴったり合う黒いラーメン登場。イカ墨独特のヌルッとした感じと塩気を感じるがそれだけではなくマー油の香ばしさも感じるスープ。麺はやや多加水気味のちぢれ太麺。白い麺に黒いスープが絡まる。具は水菜、白髭ネギ、糸唐辛子、メンマ、チャーシュー、海苔1枚。バランスの良さには関心させられる。確かに美味しい一杯だったが、また一度食べたいと思わせるものではなかった。

新橋復讐

平日休暇というめったにない機会を有効に使おうと土日祝休業の店を洗い出した。候補に挙がったのは3店。大井町の二郎系『のスた』、新橋の『うまか蔵』、方南町、地雷源の金曜のみの新ブランド『BLACK FRIDAY』だ。まずは大井町へ向かう。昨夜の雨は止んだものの空には重い雲がたち込め風も冷たい。ズボン下を箪笥から出して履いて出発。大井町に到着し地図を頼りに駅から5分ほどあるいて目的の場所に到着すると、何と臨休の貼り紙が!土日祝休みなどという商売っ気が無い店が飛び石連休の合間にこうなる事はだいたい予測は出来ていたけど、やっぱりショックだ。駅へトンボ帰りして新橋に向かうもこの時間京浜東北線は快速運転になっているのを失念し東京まで行ってしまう。慌てて折り返し電車に乗り新橋へ戻る。

ニュー新橋ビル地下1階の角にある九州ラーメン店『うまか蔵(ぞう)』。今やこの店ほどフラれ続けた店は無いだろう。夜に中華飲み屋になってしまう店だ。店のレベルはたかが知れている。ただここまでフラれ続けるとこちらも意地になってしまう。ここらでキッチリ落とし前をつけてしまいたい。早速店に行くといつものようにシャッターは閉まっておらず営業している。入口に貼られたメニューの写真も先日夜来た時とは全くの別ものでラーメン主体になっている。入口に中国系のおばちゃんがいた。先客後客ゼロ。テーブル席に座る。口頭で注文。

Umakazou01九州らーめん うまか蔵 『ラーメン』 600円

高菜とかいろいろトッピングはあったがとりあえず基本筆頭のノーマルのものを注文。基本熊本ラーメンのようだが業務用のもので作られたラーメンといった感じ。スープ表面に揚げにんにくが浮く。麺もやわらかい中細麺。メンマはもろ業務用。きくらげもそうかな?中央に半玉ひとつ。チャーシューだけはまあまあだった。味云々は最初から期待していない。とりあえずこの店をクリアした事に意義があるのだ。

2008年3月20日 (木)

厚木雨行

昨夜からの雨は日が昇っても雨脚をそのままに連休初日を迎えても降り続けた。最近の暖かい日が嘘のように寒い。三寒四温というやつか。それでも遠征には出かける事にした。このところ県内の食べ歩きになかなか気が乗らない。交通機関があまり整備されていない片田舎に行先や時間もはっきりしないバスを使って行く。それ自体は楽しい事だと思うし後で思い出になるとわかっているのだが、かなり効率が悪く面倒くさい。どうしても交通の便のいい都内の有名店に行ってしまう事になる。やはり最近疲れが蓄積しているからだろう。だから今日のような無茶していい日は雨でも出かけるのだ。横浜から相鉄線で終点海老名まで出て小田急で本厚木へ。今日の目的は『なると商店』。あまりマスコミには取り上げられないが結構な有名店として知られる。そして厚木といってもはるか山奥の方に店がある。レンタカーを借りて行く計画を立てたくらいだ。結局は雨の日にバスで向かう事になるとは。駅から3分くらい歩いたところにバスセンターがある。しかし一体どのバスに乗ったらいいのか判らなくなった。事前に調べたバスの時刻表を見ると平日朝晩しか運行していないのだ。とにかくそのバスと同じバス停に止まったバスに乗って運転手に直接聞いてみると目的のバス停に止まるとの事。ホッとしたけどバスって本当に判りづらい。いつ止まるかも知れないバス停を聞き逃さない為に延々とアナウンスに耳を傾けなくてはならなかったし。結局目的のバス停まで約30分ほどかかった。でもここは以前来た事がある。3年前になるのかな。友達の伝で紹介してもらい面接しに来た会社があるのだ。まさかまたここに来る事になろうとは。ともかく目的の店は情報どおりバス停の真ん前にあった。3階建てのビルの1F店舗の一角にある。引き戸を開けると木造家屋を思わせる造りの店内。入口に券売機。コの字カウンターにいくつかのテーブル席。壁にはホーローの看板などが飾られレトロ感を演出している。厨房には若い男の店員二人。先客6人後客5人。

Narutosyouten01なると商店 『支那そば』 500円

せっかく来たんだしチャーシューメンとか頼んじゃおうかと誘惑にかられたが、ここは筆頭基本のメニューだと思い注文。食券機では正油ラーメン表記だったが出てきた食券は支那そば表記だった。魚介ダシがじんわりと効いている醤油スープは本当に美味しい。喉越しの良いストレート細麺。具は薬味ネギ、ナルト、メンマ、ナルト、チャーシュー1枚、海苔1枚。チャーシューは脂身の多い味が甘めなもので美味しかった。スープ、麺、具、総合的に美味しかった。それで500円。文句なしの完食。

店を出て道路を渡って反対側のバス停に移動するとすぐバスが来た。オプションなどを頼んでいたら30分以上雨の中待たなくてはならないところだった。運が良かった。また30分かけてバスセンターに戻る。ここから駅には戻らず線路沿いに相模川方面に歩く。すると昨年末行った『麺や食堂』に突き当たる。その道路を挟んで対面に新店が出来ていた事はその昨年末に発見していた。こここそが秋葉原の『らーめん祭』の前身の店、『賓むら』だ。秋葉原の店が別の店名でリニューアルされる以前にこの店が出来ていたので移転とは微妙に異なる。白を基調にしたピカピカの店構え。ガラスの引き戸を開けるとおばさんとおばあさんが二人並んでいてお辞儀をされて迎えられびっくりした。前客ゼロだったからのようだ。食券機で券を購入した。テーブル席主体だが隅にカウンター席があったのでそこに座る。厨房は奥にありそこに店主が一人でラーメンを作っているようだった。接客は良く満点マークを出したいくらい。壁には厚木駅周辺の昔の写真がいくつか飾られていた。後客3人家族。

Hinmura01懐かしの中華そば 賓むら 『塩味玉中華そば』 800円

醤油が筆頭だったがオススメは塩との事だったので塩を注文。小さな丼で登場。綺麗に盛り付けられている。じんわりダシが効いた優しい味の塩だ。むしろ甘みを感じるくらい。美味しい。麺もちぢれ細麺でスープに良く合っている。具は薬味ネギ、白髭ネギ、ほうれん草、メンマ、ナルト、巻きバラチャーシュー。半分に割られた味玉は黄身トロリで味が染みている。『なると商店』といい、今日はオーソドックスながらハイレベルな一杯に当たる日だ。我の中での塩ラーメンランキングに上位に食い込む美味さだ。しみじみと美味しさが伝わってくる。文句なしの完食!

結局雨は1日中降り続け晩には強風が吹いた。

2008年3月19日 (水)

夜世田谷

早くも今日は週末にあたる。というのは明日が祭日で明後日は再び個人休日、それから土日になだれ込む4連休に突入するからだ。だから今夜は遠征すると決めていた。狙いは小田急線沿線の夜のみ営業の有名店の連食コース。しかしながら結局会社を退社出来たのは21時過ぎ。しかも雨が降っていて止む気配もない。それでも意思は固く決行する事にした。町田に出て小田急線急行で成城学園前で下車し各駅停車に乗り換え一駅目の祖師ヶ谷大蔵で降りる。徒歩3分くらいの駅前の路地に目的の店『こましょう』があった。店主は小松正一。『たけちゃんにぼしらーめん』に出会いラーメン屋になる事を決意したという。引き戸を開け入店すると地味な飾らない和風っぽい内装。L字型カウンターに先客6人後客3人。厨房に男が二人。作り方が丁寧だ。口頭で注文。

Comasyou01中華そば こましょう

『中華そば(醤油)』 700円+『味付玉子』 100円=800円

筆頭の中華そばを。醤油と塩が選べるが醤油で注文。味玉が評判なので追加注文。正統派中華そばといった感じの一杯。魚介だしが淡いまろやか醤油スープに薬味ネギがたくさん浮く。。麺はかために茹でられたちぢれ細麺。具は脂身の少ないさっぱりした大きめのチャーシューはそこそこ肉厚で美味しい。さらにメンマとほうれん草、海苔1枚。メンマだけではなくほうれん草まで美味しいと思ったのは久々だ。トッピングの味玉も黄身とろりで味が染みて噂に違わず美味しかった。丁寧に作られた感じが舌に伝わる一杯。ちょっとスープの味が優しすぎるくらいか。隣の客は中華そばとつけ麺をダブルで注文していたのには驚いた。

駅に戻り各駅停車に乗り5駅目、世田谷代田で下車。雨の中環七沿いをひたすら北上していく。しばらく6分ほど歩くと2軒目の目的の店『麺通』を発見。ガラス張りの店内。入口に券売機。中に入るとかなり狭い印象のL字型カウンター。厨房には店主一人。かつては渋谷で屋台を出していたという。先客5人後客3人。TVとラジオがダブルで流れている。壁際の席に座ったが横にはマンガが陳列され、上には麺へのこだわりと薀蓄が書かたボードが掛けられていた。

Mentuu01麺通 『番長らーめん』 680円

こってり醤油の番長とあっさり醤油の屋台の2種類が基本となっている。筆頭オススメマーク入りの番長を注文。これはにんにく背脂チャッチャラーメンだ。上には茹でられたもやし。だから一瞬『二郎』が頭をよぎったが醤油が違う。背脂もあっさりめだし。自慢の自家製熟成麺は確かに美味しい。ピロピロとした感じの平打ち麺は何ともいえない弾力と喉越しの良さがある。具は他に小さめの巻きバラチャーシューが3枚のり、メンマと海苔1枚が添えられる。コストパフォーマンスもよくいい感じの一杯だった。

ここまで来ると井の頭線新代田駅の方が近いのでそのまま環七を直進した。渋谷に出て東横線で帰った。帰宅はちょうど午前零時だった。

2008年3月16日 (日)

生麦再訪

先週行った『大黒家』の前の道路を挟んだ反対側に『手打ちらーめん 大黒家 大黒亭』と書かれた看板を掲げた店を発見した。そして『大黒家』の店員も『手打ちらーめん 大黒亭』と書かれた黒いTシャツを着ていたので間違いなく関連店だという事が判った。もしや今流行りのセカンドブランドというのを人知らずこんなところで展開していたのか!?その手打ちラーメンを近々再訪して確かめよう。そう思っていたので一週間後また生麦へ出向く事にした。

すっかり暖かくなったのでシャツの上にウインドブレーカーの春先スタイルでスクーターを飛ばす。『大黒亭』に到着して店に貼ってあるメニューを見ると、これはラーメン屋ではなく中華料理屋だった。何だよ。入店するとテーブル席のみ。先週に続いてこの辺りは日曜なのに労働者が多いなぁ。その為か定食狙いの客が多く来客は多い。二人のおっさんが厨房にいる。口頭で注文。

Daikokutei02手打ちラーメン 大黒家 大黒亭

Daikokutei01『Aセット(ラーメン+チャーハン)』 750円

単品のラーメンでは悲しい気がしたので久々にチャーハンでも食べようかとAセット注文。ラーメンまで家系ではなく中華料理屋のそれ。いたって普通の醤油ラーメン。チャーシューだけがそこそこの肉厚で良かったくらい。そしてチャーハンと切干大根、写真ではラーメンの陰で見えないが杏仁豆腐も付いていた。問題はチャーハンで、ほとんど炒められていない。半分以上残した。素直に単品にしておけば良かったと後悔。

産業道路を渡り『大黒家』の隣にある『新世』に入店。店舗自体はなかなか広い。ラーメンだけではなく餃子などもある定食屋チェーン店のようだ。コの字型カウンターに奥にテーブル席がいくつか。こちらも労働者が多く賑わっている。その為店員達がテンパリ気味で上手く仕事が廻っていないような雰囲気が伝わってきた。口頭で注文。

Shinsei01ラーメン 新生 生麦店 『みそラーメン』 600円

生麦店とは何処にも書いていなかったがとりあえずこうしておく。メニューは冊子になっていて坦々麺やタンメンなど麺類も中華料理屋っぽくて豊富。みそが一番人気とあるがここは基本のラーメンだと思い注文。しかし出てきたのは味噌だった。嫌な予感はしたけど一番人気だしまぁいいかと何も言わないで食べ始めた。焦がしネギがスープ表面に浮いているのは珍しいかな。スープも多少しょっぱめだけどコクはある。麺は中太ちぢれ麺。もやしと人参などの野菜炒め、メンマ、小さめの巻きバラチャーシュー2枚、海苔1枚。冷たいけど味玉が丸1個付いているのはコストパフォーマンスはいいかな。まあまあな味ではあった。

久々に場末ラーメンを食べた気がする。このところ有名店ばかり狙っていてこの気持ちを忘れていたなぁとつくづく感じた次第。

2008年3月15日 (土)

調布連麺

昨夜とはうって変わって快晴の土曜日。そして今までの服装では汗が出てくるくらい暖かい。そういえばいつの間にかもう3月も半ばだ。先週に引き続きまた生簀を買いに秋葉原へ行く予定だったのでまたその近辺の店にしようかとも思ったが、今週こそは馴染みの無い街の食べ歩き遠征をしたいなという気持ちが高まっていた。そこで以前から気になっていた調布に行く事にした。横浜から新宿湘南ライン急行に乗り新宿で京王線に乗り換える。準急に乗ったが二駅で着いてしまった。でもやっぱり車窓からは畑が目立つすっかり郊外の風景だ。

最初に目指したのは『千ひろ』という店。なかなか見つからなくて焦った。というのはここの看板メニューの鯛骨スープ麺は1日限定20食、昼の部だけで10食のみというレア度だからだ。駅に着いたのが開店時間15分を廻っていたので余裕がなかった。結局駅前の飲み屋が連なる路地にあった。店構えも普通の駅前の中華料理屋っぽい。L字カウンター席と4人がけテーブル席二つ。厨房には熟年夫婦。先客一人後客三人。鯛骨スープ麺にありつけそうだ。常連客が多そうで店主と世間話で盛り上がっている。口頭で注文。

Chihiro01らあめん 千ひろ 『鯛骨スープ麺』 950円

念願の筆頭看板メニューにありつけた。平たい大きな丼で登場。黄金色の澄んだスープの中央に黄色い細ストレート麺が盛られている。真鯛の頭骨、ワタリ蟹、昆布等でダシを取ったスープは魚介の臭みは全く無くすっきりと甘い味わい。このスープが主役の為具材は少ない。かいわれ大根と白髭ネギと生姜の細切り。それでも麺、スープ、具がとても合っている。ラーメンというより日本料理のカテゴリーに入りそうな一杯だった。

もう一軒は調布といえばこの店『たけちゃんにぼしらーめん』だ。代々木店には2度ほど行っていたが本店は初めて。以前は深大寺の方にあったが2年前に調布駅前に移転したそうだ。まだ新しい店構え。奥に長い店舗で一列二段になっているカウンター席とテーブル席が少し。店の中央に券売機が2台。席の8割がたが埋まっていて来客も切れない。良い感じで客が回転しているようだ。

Takenibo03たけちゃんにぼしらーめん 調布店

『たけにぼ蕎麦らーめん』 950円

困ったのが何を注文するかだ。醤油も塩も代々木店で食べているのでそれとは別のものがいいなと思ったら特別メニューのポスターが券売機近くに貼られていた。蕎麦らーめんか。煮干しだし、深大寺蕎麦も連想させられるしこの店に合ったメニューと思い注文した。麺は小麦に福井県産の蕎麦粉を練りこんで合わせたというが、形も色も食感も蕎麦そのもの。高菜がインパクトあったかな。スープも胡麻を感じるもので味としては日本蕎麦そのものだった。今日は期せずして和風の味がかぶった。

2008年3月14日 (金)

永福大勝

大勝軒。それは4系統存在する。最も有名なのがもりそばで有名な『東池袋大勝軒』の系統。その総本山たる『東池袋大勝軒』へは昨年2月、閉店間際に行った。その源流たる『中野大勝軒』には2年前の1月に、更にその源流たる荻窪の『丸長』には昨年夏に行っている。一番マイナーな中華料理屋の『人形町大勝軒』にも同じく昨年夏に行っている。ところが『東池袋』系と双璧である『永福町大勝軒』には何故か今まで行かなかった。系統を探るのを食べ歩きの楽しみの一つにしている我がである。今更ながらなるべく早く訪れてみたいと思っていた。いろいろ考えた結果金曜日会社の帰りに強引に行ってしまえれば理想かなと思えてきた。その理由は永福町系の特徴としてあげられる、洗面器と形容される巨大な丼に2玉入りが標準だという事だ。大久保の『めとき』もそうだった。この店に行っておいて他の店と連食するのは困難なのだ。せっかくの週末に連食出来ないのはもったいない。そう思ったからだ。

ところが今日は生憎の雨の夜。しかもかなり雨脚が強い。こんな日は中止にすればいいのに実際は決行してしまうのだから我ながら呆れる。町田から小田急急行に乗り下北沢で井の頭線に乗り換える。そこから4駅ほどで永福町だ。もちろん初めて降りる駅。でも店は改札前の道路を渡ってすぐの所にあった。この立地と深夜を越えて営業しているのが雨の金曜の夜でも決行を決意した理由でもあった。駅前まで煮干しの匂いが微かに漂ってくる。引き戸を開け中に入るとタイルの壁の内装で何となく古めかしい昭和の大衆食堂といった雰囲気を感じる。でも清潔な感じ。テーブル席とL字型カウンター。さすがは行列店、こんな日でも客が一杯で賑わっている。幸運な事にカウンター席にひとつ空席があったので席待ちせずに済んだ。カウンター席と厨房はガラスで仕切られている。比較的大きめの厨房には男の店員が3人。割烹着を着た接客係のおばちゃんが2人。さかんに客に水を継ぎ足していた。カウンターには雑誌と共に永福町大勝軒の歴史と姿勢が書かれた号外のようなものが置かれていた。口頭で注文。そのボリュームのせいか注文してから20分くらい待たされた。

Eifukucyoutaisyouken01永福町 大勝軒 『中華麺』 1050円

Eifukucyoutaisyouken02 ステンレス製のトレイの上に正に洗面器のような丼とこれまた巨大なレンゲが添えられ登場。煮干しの香りがぷーんと立ち込める。そしてスープを覆うアツアツのラードの層。麺は柔らかめの中太ちぢれ麺。そこそこコシはあったが何せ量が多いので最後の方はフニャフニャになってしまった。具は刻みネギ、味が濃い乾燥メンマを戻したもの、ナルト1枚、ロースチャーシュー4枚、それと柚子が一欠片。何だかんだ言ってもやはり独特のものを持っている。煮干しラーメンだからあっさりしているのにラードでこってり。昔からこんなラーメンを出していたのでは評判になるのも納得だ。満腹にはなったが腹がキツイというほどでもない。しかしスープまで完飲するのはフードファイターくらいのものだろう。

帰りは井の頭線で渋谷に出て東横線に乗って帰った。帰宅時間は23時を廻っていた。

2008年3月13日 (木)

川崎川福

今日は珍しく仕事も平穏で早めにあがる事が出来た。よってラーメン店に行く事にした。最初に頭に浮かんだのが川崎に出来た『吉村家』直系の新店『川福家』だった。珍しく根岸線直通の横浜線に乗れたのに東神奈川で下車し反対側の東京行きの京浜東北線に乗り込む。せっかく早くあがれたのだから素直に帰宅すれば良いのに我ながら本当に狂っていると思う。久々の夜の川崎駅。東口に出てかつて行った『おかべ』の方へ歩く。目的の店は更に先にある。徒歩12,3分というところなので行き過ぎて多摩川の方まで歩いてしまい引き返した。この辺りは大きなビルと郊外の街の雰囲気が混じっているところで妙な雰囲気だ。中華料理屋の灯りが気になったのでそちらに行ってみると、その路地の奥に偶然目的の店を発見した。これは判りづらい。人通りも少なく厳しい立地だ。引き戸を開け入店すると入口にプラ板券売機。多数のトッピングが短冊で貼られていて、これらは現金払い。変形L字カウンターの中の厨房には中年男の店員3人。先客一人後客二人。

Kawafukuya01家系ラーメン 川福家

『ラーメン(麺かため・油多め)』 590円+『玉ネギ』 50円+『きくらげ』 50円=690円

嬉しい玉ネギトッピングがあり早速注文。きくらげもあるので欲張りにそちらも注文。きくらげは別皿でやってきた。麺も酒井製麺、チャーシューも独特の香ばしいスモーキーな風味。ほうれん草と海苔3枚。スープも明らかに『六角家』や『壱六家』とは違う。正に『吉村家』直系のそれだ。値段もそれに準じている。ただスープはおとなしめという風に感じた。こってり度が本家より不足している。トッピングは良かったけどコリコリシャクシャクしてきくらげは余計だったかな。

帰りはラゾーナ川崎のビックカメラに寄って生簀を見てみたがやはり秋葉原より全然高かった。

2008年3月 9日 (日)

生麦連麺

昨日購入した生簀のフォーマット&入換作業の為、今日は本当は家に引き篭もっていたいところ。それでもどうせ昼飯食べるなら新店開拓と思い近場で検討したところ、未開拓地区鶴見にある『ラーメン二郎鶴見店』と『大黒家』に照準を定めた。2店とも昔から存在は知っていたのだが系統的に見て特徴がなかったので後回しにしていた。

一旦東神奈川まで出てから第二京浜に入る。第二京浜から鶴見方向に向かうのは初めてだ。横浜線の下を通り過ぎ岸谷という場所まで来ると『ラーメン二郎鶴見店』を発見した。二郎は詳しくないがおそらく横浜最古参の二郎だったと思う。行列が出来ていないのでラッキーだと入店するとほぼ満席。ギリギリ一席空いていたので座る。入口にプラ板食券機。L字型カウンター席。かなり年季が入っていて汚い店内。厨房には中年店主と若い男の店員が交互に麺茹でとトッピング作業を行っている。しばらくすると立待ち客が増え始めた。二郎は極太麺の為茹で揚げに時間がかかりかなり待たされる。そして何と若い男の店員に二人分飛ばされた!さらに1ロット分待たされるハメに!再訪は無い事が決定した。

Jirouturumi01ラーメン二郎 鶴見店 『小ブタ(ニンニク入)』 660円

二郎にしてはおとなしめな印象。角煮のような豚肉はトロトロでいい味。もやしやキャベツもトロトロだ。味は二郎なのでニンニクラーメン。悪くは無かった。でも気分が悪い。再訪は皆無。

店を出ると隣に『大黒家』があるが、ここは支店なので生麦駅方面にある本店を目指す。ところが道に迷って丘ひとつ越え下ると鶴見駅前に出てしまった。JR線路沿いに南下して戻る。なかなか踏切が無くて不安だったがようやくあった踏切が生麦だった。JR線と京急線のダブル踏切を渡り、第一京浜も横断してキリンビバレッジ工場につきあたり左折、産業道路沿いに『大黒家』本店を発見。『千家姉妹店』とある。掘っ立て小屋のような店内。カウンター席とテーブル席が仕切られて別の部屋になっている。結構席数はあったが9割がた埋まっていた。日曜なのに作業着着ている人が多かった。入口に食券機。店員は男二人に女一人。

Daikokuya01ラーメン大黒家 本店

『ネギラーメン(麺かため・油多め・辛味ネギ)』 700円

ネギは白髭ネギ・青ネギ・辛味ネギから選べる。かなり荒く切られたネギの山。スープ自体はかなり薄い印象。サラッとしていて白胡麻が浮いている。底の方にペラペラのチャーシューと冷えたほうれん草が沈んでいた。これはマイナスポイントだが、豆板醤に和えられたシャキシャキのザンギリネギの食感で打ち消されていく。海苔は3枚。麺はなかなか好みのかたさで良かった。

『大黒家』本店付近に2軒も店を発見してしまった。またこちらに出向かないといけないか。

2008年3月 8日 (土)

大量購入

しばらく秋葉原の街をぐるっと周りながら逆方向の御茶ノ水方面に進み、電気街の末端部分に来る。ここには『賓むら』というラーメン店があったが結局行けず仕舞いに終わった。その後に出来たのが『祭』へ入店。奥に長い店内。屋号を表すように壁には大きな団扇などが飾られている。カウンター席とテーブル席が半々。厨房は奥にあり黒いTシャツを着た若い店員達が数名いた。ちょうど昼過ぎだったので先客も後客も多く常に席は9割は埋まっている状況。コーラのコップで水が提供され小さなやかんが卓上に置いてある。

Maturi01らーめん 祭 『澄まし合節醤油味』 600円

メニューが8種類もある。二層スープの醤油味が澄まし合節、濁り濃厚魚、濁りこってりの三種類、極太麺のあばれ醤油と味噌の2種類、辛麺が辛し旨味噌、激辛トマトセロ麺となっている。迷った時、初訪問時は筆頭メニューを注文するのがセオリーなのでそうした。出てくるなり店員がスープを継ぎ足した。澄ましとは言うが表面には魚粉が大量に浮いていて甘い味になっている。麺は中細ちぢれ麺。具は薬味ネギ、メンマ、海苔2枚。巻きバラチャーシューはややかためでやや厚めに切られていて食感がしっかりしている。後からスープを継ぎ足したわりには元のスープとの明確な差が感じられなかった。立地もいいし他のメニューも気になるし再訪はあるかもしれない。

その後いよいよメインとなる大量生簀購入。シリアルATA用の引き出しと外付け8連HDDケースも購入し、帰り歩くのが恥ずかしくなるほど強烈な荷物になった。

生簀切換

先週シリアルATAに切換をしたのだが、これが予想以上に調子がいい。マスター・スレーブの設定もいらないし抜き差しも楽。そして何より容量が大きい。現在のIDE HDDもいつ寿命を迎えるかわからない事もあるし、これは一気に入れ替えてまとめてしまおう。そう思ってこの土曜は秋葉原に行く事を決めていた。だから今日は食べ歩きは主軸ではない。とは言えこの状況を利用して秋葉原周辺の店をチェックし行く店を決めてから家を出た。まずDVDを売りに行ってからその店へ行く事にした。今日の買い物は重くかさばるもののまとめ買いなので買い物は最後だ。目的の店は『粋な一生』という洒落た屋号で、一昨年の夏に行った銀座の函館ラーメンの店『船見坂』の店主だった人が独立した店だ。自分の思っていた場所と全然違い、線路を超え昭和通りすら超えた秋葉原近辺というには遠すぎる場所だった。すっかり台東区に入っていた。町工場があったり何となく下町の雰囲気もあり人通りが少ない場所にラーメンの文字が書かれた幟を発見。引き戸を開け中に入ると入口に券売機。カウンター席とテーブル席が半々。厨房には男の店員が3人。まだ11時過ぎくらいなのにほぼ7割方席は埋まっていた。

Ikinaissyou01ラーメン食堂 粋な一生

『塩ラーメン』 700円+『味玉』 100円=800円

塩・味噌・醤油とあるがやはり筆頭の塩注文。じんわり魚介ダシ系の塩スープ。麺は浅草開花楼の中細ちぢれ平打ち麺。具は厚めに切られた巻きバラチャーシュー、細切りメンマ、水菜、海苔1枚。オプションの味玉も評判通りの黄身トロトロの絶品ものだった。さすがは『船見坂』出身だけあってハイレベルで美味しい塩ラーメンだった。味噌も興味深く機会があればまた来たいところだが、場所がネックだ。

2008年3月 7日 (金)

八雲魚鶏

辿り着いた金曜日、7時過ぎに会社をあがる。このところ町田経由で小田急に乗って遠征するパターンが多かったが、今日は久々に長津田で田園都市線に乗る。しかも青葉区ではなく都心へ。急行で三軒茶屋まで出てから各駅停車を待ち次の池尻大橋で下車。今日の目的の店は『たんたん亭』系の有名店『八雲』という店。夜9時閉店予定だがスープ切れ終了との事なのでちょっと焦る。駅に着いたのは既に8時を大分廻り込んだ時間だったからだ。今日『八雲』にフラれるとかなり辛いので小走りで店へと向かう。渋谷方向に首都高沿いを歩き山手通りと交差するところを右折ししばらくすると立て看板を発見。灯りが灯っていてホッとする。洋風なマンションの二階にあり階段をあがると屋号も何も書いていない木の引き戸がある。とてもラーメン店とは思えない雰囲気なので多少気後れさせられる。思い切って戸を開いて中に入ると高価そうな木材を使って小奇麗な内装ではあるが、入口に券売機がありL字型のカウンター席が並ぶラーメン店然とした光景がありホッとした。広い厨房には店員二人。先客4人後客7人。

Yakumo01支那そば 八雲 『特製ワンタン麺(白だし)』 950円

この店は濃口醤油の黒だしと白醤油の白だしの2種類のスープから選択する事になる。ネット情報では白だしが優勢だったので白だし選択。無事週末を迎えられる喜びと営業時間に間に合った喜びを噛み締める為、特製ワンタン麺を注文。白醤油のはずなのにじんわり魚介ダシがするので今風の塩ラーメンと錯覚してしまうスープ。これが絶品だった。麺も美味しかった。ツルツルした感じで喉越しが良い中細ストレート麺。ワンタンは肉ワンタンと海老ワンタンが3個づつ。他の具は穂先メンマ、白髭ネギと青ネギの小分け切り、縁の赤いサッパリしたチャーシュー2枚、海苔1枚。麺、スープ、具、どれも美味しく文句なしの完食。目黒の『かづ屋』で『たんたん亭』系の評価を落としていたが見直した。

引き続き山手通り沿いを中目黒方面へ向かって川を超えしばらく歩く。するとガラス張りの角店が出現。これが2店目の屋台系ラーメンを名乗る『魚鳥(うおとり)』だった。予想外に狭く小さい。桜木町の『いろは』を思い出した。カウンター4席にテーブル席がひとつだけ。カウンター席が一席だけ空いていたので何とか入店出来た。眼鏡をかけた痩せた若い店主が厨房に一人。口頭で注文。

Uotori01屋台系ラーメン 魚鳥 『うおとり』 700円

屋号を冠する筆頭メニュー注文。その名の通り魚介ダシを合わせた鶏白湯スープ。鶏が支配的で底の方に節が出てきた。麺は中太平打ちちぢれ麺。大きめに切られた青ネギとやたら脂身が多いチャーシューと海苔2枚。鶏白湯はちょっと間違えるとサッポロ一番になってしまうから要注意なのだが、これはその典型。ちぢれ麺である事と丼やレンゲがプラスチック製である事の影響もあると思うが。それに上品さが全面に出た『八雲』の直後だっただけにギャップが凄かった。安っぽい。けど700円なんだけど。両サイドの客がやたら追加注文するのが印象に残った。

山手通り沿いにひたすら真っ直ぐ歩き、中目黒から東横線に乗り帰宅した。

2008年3月 6日 (木)

壱國味噌

金曜日一歩手前で我慢出来ずラーメンを食べたくなった。とは言え会社を出たのは夜8時を廻っていた。蒲田や川崎まで遠征しようかとも思っていたが断念し地元付近の店に行く事にした。『来々軒』の醤油を食べるか迷ったが、自分の心に問いかけてみるとやっぱり家系欠乏症のよう。『壱國家』へ行く事に決定した。前回初訪問してから早くも半年が経過している。先客2人後客2人。

Ikkokuya03ラーメン壱国家 伊勢佐木町店

『味噌ラーメン並(麺かため・油多め)』 700円+『ネギ』 150円=850円

味噌で注文。ネギトッピング。『壱六家』と味比べ。なかなかこってり味噌豚骨でいい味ではあった。しかしながらネギ、チャーシュー、もやし、ほうれん草が全て冷たく、具だくさんが裏目に出てスープがぬるく冷えてしまっている。これはかなりマイナスポイントになってしまった。味噌は食べた後見も心もポッと温かくならないといけない。具を先に食べ終えたらまたスープの温かさが復活してきた。やはり『壱六家』の味噌には及ばなかった。それでも味噌豚骨としては美味しい方だとは思う。

2008年3月 2日 (日)

田丸藤平

パソコンを改造作業の予定があるので今日の食べ歩きはサクッと済ませたかった。そこで正月以来になる目黒へ出向く事にした。10時半頃家を出て横浜から湘南新宿ラインで恵比寿に出て山手線で一駅目。しかも駅から近い所にあるのであまり遠征という感じでもない。まずは『田丸』というこの辺りでは老舗にあたる店に入店。でも店構えはカレーショップのような感じで店舗はガラス貼りで入口も自動ドア。正方形の厨房を囲んだL字型カウンター。厨房には中年店主がひとりだったが後から奥さんも登場。先客一人後客二人。口頭で注文。

Tamaru01らーめん 田丸 『ラーメン』 600円

一見普通のラーメンに見えるがなかなかに個性的。スープがコンソメっぽい味わいがある。豚ガラとチャーシューの煮汁でスープをとっているらしい。茹でキャベツもこのスープに合っているし良い感じ。麺は中太ちぢれ麺で170gと通常よりやや多め。さらに柔らかめのチャーシューが普通のラーメンなのに4枚くらいのっていた。プラスメンマ。なかなかコストパフォーマンスもいい。こういう地味だけど個性のあるラーメンを求めて食べ歩きをしているんだよなと思い返させられる一杯だった。

続いて『田丸』と目黒通りを挟んで真向かいにある『藤平(とうべい)』へ入店。大阪に本店があり関西地区を中心にチェーン展開している店の数少ない都内進出店との事。和風な店構え。奥に長い店内。一列のカウンター席とテーブル席がいくつか。厨房は奥の方にある。先客5人後客2人。卓上に藤平物語のマンガ小冊子が置いてあった。

Toubei01らー麺 藤平 目黒店 『藤平ラーメン』 680円

筆頭で屋号を冠するメニュー注文。基本的には九州豚骨ラーメンなのだが、麺が柔らかめの多加水細麺でちょっと違和感がある。やっぱりチェーン店らしく化調を感じるな。値段も高めでちょっと残念な印象だった。

でもまだまだ目黒は終わらない。また来る事になるだろう。

2008年3月 1日 (土)

後藤梅本

朝7時半に目覚めたが何だか疲れが溜まっている感じがして2度寝をしてしまったら何と11時半だった。でも慌てる必要もないと思いゆっくりして昼に家を出た。新宿湘南ラインで池袋に着いたのは午後1時。西口に出て歩いて7分くらいのところに飲食店ばかり入っている小さな集合店舗があり、その半地下にあるのが今日の目的の店『麺屋ごとう』がある。『東池袋大勝軒』の店でありながら大勝軒の屋号は恐れ多くて使えないと謙虚にこの屋号にしている。店外に4人待ち。中を見ると中でも8人くらい待っていた。我の後ろにさらに行列が伸びる。結局席に着くまで20分待った。店内はL字型カウンター。店の隅に券売機有り。厨房には中年店主二人とおばさん一人。

Gotou01麺屋 ごとう 『ラーメン』 600円

並で200gの麺の量。中盛り300gでも料金変わらず。大勝軒らしい豚骨ダシと煮干しダシのまろやかなスープ。麺はツルツルシコシコの太麺。量の多い大きめのメンマも美味しい。チャーシューも意外と美味しい。固ゆで半玉と小さな海苔1枚。美味しかった。大勝軒系はもりそばばかりではなくラーメンにもっと脚光を浴びてもいいと思う。

再び駅に戻り今度は反対側の東口へ抜ける。池袋へ来た時には恒例のジュンク堂書店へ寄り1時間ばかり本を物色。その後目の前の明治通りを目白方向へ10分くらい歩いて鬼子母神へ。鬼子母神堂の横を通り過ぎると前方にラーメンの幟を発見。そこが今日2店目として決めていた有名店『梅もと』だった。黒くてボロい店構え。中に入ると入口に券売機。カウンター席は4席しかなく、その先には何と座敷があった。入った時には満席だったが、食券を買い中に入るとちょうど団体が店を出るところだった。でも座敷ではなくカウンター席の隅が空いていたのでそこへ座った。厨房には初老の店主と男の店員、接客係の女店員ひとり。厨房もかなり狭そう。先ほど出て行った団体客の分だと思われる下げられた食器が座敷の隅に重ねられしばらく放置されていた。

Umemoto01梅もと 『ねぎ豚らーめん』 850円

筆頭のねぎ豚らーめん注文。と言っても1日限定50食らしいが。澄んだ甘口醤油スープ。麺は中太ちぢれ麺。水に晒した柔らかい薬味ネギが山になっている。麺とスープは見たままでそんなにインパクトは得られなかったが、大きな角煮はインパクト大。ホロホロと崩れるくらいの柔らかさと甘みがいい。ただ我は甘めのラーメンはあまり得意ではない。

帰りは都営荒川線に初めて乗ってみた。信号で止まったり下車を知らせる押しボタンがあったりとバスに近かった。風情のある乗り物だった。大塚駅前で下車。山手線で秋葉原へ向かい生簀を購入。もうS-ATAの時代なのだと痛感し本日を境に切り替える事にした。それ用のラックも購入し帰りは結構な荷物になってしまった。

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