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2007年11月30日 (金)

葵亭早終

平日の食べ歩きを控えるようになってから金土日に爆発的に有名店・難関店に足を運ぶようになってしまった。先週の京成立石『けんけん』『貴生』、町田の『やまいち』『オードリー』、秋川の『池谷精肉店』『太公望』、北久里浜の『塩や』『イツワ製麺所食堂』『三和』の脅威の4日間は自分でも狂い咲きしていると思う。そして再び金曜日がやってきた。先々週から3週連続帰路とは逆の町田へ降り立つ。しかし今夜は町田ではない。とうとう小田急線沿線にまで足を伸ばし始めたのだ。今夜の第一目的は小田急相模原と相模大野の中間くらいにある『葵亭』だ。夜7時から開店という敷居の高さのみならず、最近ガイド本などには常連的に載るようになってから行列店となって開店2時間で閉店してしまうというのだ。これは難関店に闘志を燃やすようになった我は抑えておきたいところ。当初行き帰り同じ道を通っても面白くないかなと小田急相模原まで行って相模大野方面に北上する事を考えた。しかし乗った急行が小田急相模原に止まらない事がわかり仕方なく町田からひとつめの相模大野で下車。降りてみてびっくり!てっきり寂しい小さな駅だと想像していたら、町田とほぼかわらない規模のにぎやかさだ。畑が広がる真っ暗な国道沿いを延々歩くのかと覚悟していたがそれは杞憂に終わった。それでも約15分以上延々と歩く。食べ歩きをしている気持ちが高まってきた。おそらくこの辺りじゃないかなと思ったところで遠くに人だかりが見えた。案の定目的の『葵亭』だった。店構えは素っ気無い町の小さな食堂といった感じ。何と10人くらい行列が出来ている。急いでその後ろに並ぶ。回転率が異常に悪く列がなかなか前に進まない。30分くらいでようやく店内に入る事が出来た。L字型のカウンターに10席ほど。BGMはAMラジオ。厨房には小太りの店主ひとりのみ。接客はいい感じ。洋食屋出身らしい。『しゃもじ』をはじめラーメンプロデュースで活躍している、かつて秋葉原にあった『玄』店主の一番弟子だという。口頭で注文。そこから更にラーメンが出てくるまでに15分待ち。原因はスープが量産出来ないので、替え玉で利益を上げようとしている為であった。だから回転率が悪いのだ。そして我のラーメンが出てくる直前、次のロットでスープ切れになったようで外で待っていた客にその事を告げ閉店の札を出しに行った。時刻は夜9時前。開店から2時間もしない内に閉店とは幻の店と呼ぶに相応しいと思った。

Aoitei01手打ちラーメン 葵亭 『たまごラーメン』 650円

スープは小鍋で暖めて、麺は茹でる直前に冷蔵庫から持ってきてしゃかしゃか湯がいでいた。店主のこだわりが見え隠れする。スープは塩豚骨のようでトロみのある白濁したもの。見かけは濃厚そうだが野菜が入っているようでさっぱりとした味わい。麺は中太ストレート。自家製でパスタマシンで圧力を加えているというだけあってコシはあった。具は大きくて厚いチャーシューと青ネギの小口切り、海苔1枚。玉子は黄身がトロトロ。今まで食べた事のない味だったし、店主のこだわりがひしひしと伝わってくるような一杯。有名店になるのも納得。しかし完食にはあと一歩及ばず。我には味が優しすぎた。

2軒目は当初相模大野の東口にある店を想定していたのだが、駅から歩いてくる途中魅力的な屋号を掲げる店を発見してしまったので急遽予定を変更し入店する事にした。『種子島ラーメン』。屋号の上に「宇宙からの贈り物」とある。怪しさ倍増だ。テーブル席のある小さな食堂。壁も普通の白塗り。種子島の地図とかが貼られている。先客二人後客ゼロ。テレビがBGV。厨房に居る店主に2度ほど「すみませーん!」と言ったが全く無視。偏屈な親父なのか、耳が弱いのかと3度目は厨房に入り込んで言ったらようやく気がついた。一転腰の低い態度。まぁいいや。

Tanegashimaramen01種子島ラーメン 『鉄砲ラーメン』 650円

鉄砲というのが普通のラーメンでロケットというのがチャーシューメン。出てきたラーメンを見てすぐ鹿児島の『くろいわ』を思い浮かべた。確かに種子島は屋久島の隣なので当然鹿児島県。鹿児島ラーメンが出てくるのは道理だ。塩ラーメンのようにさっぱりした豚骨スープに胡椒の味がする。麺は中細ちぢれ麺。関西地方の細いもやしに青ネギの小口切り。四角く小さなチャーシュー3枚。中央には半玉がのる。なかなか美味しい。『くろいわ』は麺がやわやわ過ぎたのでむしろこっちのが好みかな。

再び駅の方に向かい街道沿いを延々歩く。途中ブックオフを冷やかし再び歩く。ようやく駅に近づいてきたときまだお腹に余裕があったようなので禁断の3店目へ。『ほうきや』。ここも来る時に発見して木の引き戸に囲まれ行灯型の看板があり雰囲気がある店構えだったので気になっていた店。中に入ると床が打ちっぱなしコンクリートで空間を広く使った開放的な感じ。照明はやや暗め。テーブル席いくつかと厨房を囲むL字カウンター。全体的に屋台風。厨房には店主と接客の女店員。先客3人後客1人。セルフで水はいいとして紙コップだ。口頭で注文。

Houkiya01らーめん ほうきや 『しおらーめん』 550円

しょうゆもあったが筆頭のしおにした。純粋な塩ではなく塩とんこつのよう。最大の特徴は牛スジがのっている事。牛スジラーメンといった感じ。麺はつるつるした中細ちぢれ麺。青ネギの小口切りとコリコリのメンマ。コストパフォーマンスは高い。飲んだ後には最適だろう。

相模大野。初めて来た町だが侮れない。また来る事もあるだろう。ここからだと大和に出て相鉄で横浜まで出る事も可能だが、定期券があるのでやはり町田経由で横浜線で帰宅した。

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