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2007年11月30日 (金)

葵亭早終

平日の食べ歩きを控えるようになってから金土日に爆発的に有名店・難関店に足を運ぶようになってしまった。先週の京成立石『けんけん』『貴生』、町田の『やまいち』『オードリー』、秋川の『池谷精肉店』『太公望』、北久里浜の『塩や』『イツワ製麺所食堂』『三和』の脅威の4日間は自分でも狂い咲きしていると思う。そして再び金曜日がやってきた。先々週から3週連続帰路とは逆の町田へ降り立つ。しかし今夜は町田ではない。とうとう小田急線沿線にまで足を伸ばし始めたのだ。今夜の第一目的は小田急相模原と相模大野の中間くらいにある『葵亭』だ。夜7時から開店という敷居の高さのみならず、最近ガイド本などには常連的に載るようになってから行列店となって開店2時間で閉店してしまうというのだ。これは難関店に闘志を燃やすようになった我は抑えておきたいところ。当初行き帰り同じ道を通っても面白くないかなと小田急相模原まで行って相模大野方面に北上する事を考えた。しかし乗った急行が小田急相模原に止まらない事がわかり仕方なく町田からひとつめの相模大野で下車。降りてみてびっくり!てっきり寂しい小さな駅だと想像していたら、町田とほぼかわらない規模のにぎやかさだ。畑が広がる真っ暗な国道沿いを延々歩くのかと覚悟していたがそれは杞憂に終わった。それでも約15分以上延々と歩く。食べ歩きをしている気持ちが高まってきた。おそらくこの辺りじゃないかなと思ったところで遠くに人だかりが見えた。案の定目的の『葵亭』だった。店構えは素っ気無い町の小さな食堂といった感じ。何と10人くらい行列が出来ている。急いでその後ろに並ぶ。回転率が異常に悪く列がなかなか前に進まない。30分くらいでようやく店内に入る事が出来た。L字型のカウンターに10席ほど。BGMはAMラジオ。厨房には小太りの店主ひとりのみ。接客はいい感じ。洋食屋出身らしい。『しゃもじ』をはじめラーメンプロデュースで活躍している、かつて秋葉原にあった『玄』店主の一番弟子だという。口頭で注文。そこから更にラーメンが出てくるまでに15分待ち。原因はスープが量産出来ないので、替え玉で利益を上げようとしている為であった。だから回転率が悪いのだ。そして我のラーメンが出てくる直前、次のロットでスープ切れになったようで外で待っていた客にその事を告げ閉店の札を出しに行った。時刻は夜9時前。開店から2時間もしない内に閉店とは幻の店と呼ぶに相応しいと思った。

Aoitei01手打ちラーメン 葵亭 『たまごラーメン』 650円

スープは小鍋で暖めて、麺は茹でる直前に冷蔵庫から持ってきてしゃかしゃか湯がいでいた。店主のこだわりが見え隠れする。スープは塩豚骨のようでトロみのある白濁したもの。見かけは濃厚そうだが野菜が入っているようでさっぱりとした味わい。麺は中太ストレート。自家製でパスタマシンで圧力を加えているというだけあってコシはあった。具は大きくて厚いチャーシューと青ネギの小口切り、海苔1枚。玉子は黄身がトロトロ。今まで食べた事のない味だったし、店主のこだわりがひしひしと伝わってくるような一杯。有名店になるのも納得。しかし完食にはあと一歩及ばず。我には味が優しすぎた。

2軒目は当初相模大野の東口にある店を想定していたのだが、駅から歩いてくる途中魅力的な屋号を掲げる店を発見してしまったので急遽予定を変更し入店する事にした。『種子島ラーメン』。屋号の上に「宇宙からの贈り物」とある。怪しさ倍増だ。テーブル席のある小さな食堂。壁も普通の白塗り。種子島の地図とかが貼られている。先客二人後客ゼロ。テレビがBGV。厨房に居る店主に2度ほど「すみませーん!」と言ったが全く無視。偏屈な親父なのか、耳が弱いのかと3度目は厨房に入り込んで言ったらようやく気がついた。一転腰の低い態度。まぁいいや。

Tanegashimaramen01種子島ラーメン 『鉄砲ラーメン』 650円

鉄砲というのが普通のラーメンでロケットというのがチャーシューメン。出てきたラーメンを見てすぐ鹿児島の『くろいわ』を思い浮かべた。確かに種子島は屋久島の隣なので当然鹿児島県。鹿児島ラーメンが出てくるのは道理だ。塩ラーメンのようにさっぱりした豚骨スープに胡椒の味がする。麺は中細ちぢれ麺。関西地方の細いもやしに青ネギの小口切り。四角く小さなチャーシュー3枚。中央には半玉がのる。なかなか美味しい。『くろいわ』は麺がやわやわ過ぎたのでむしろこっちのが好みかな。

再び駅の方に向かい街道沿いを延々歩く。途中ブックオフを冷やかし再び歩く。ようやく駅に近づいてきたときまだお腹に余裕があったようなので禁断の3店目へ。『ほうきや』。ここも来る時に発見して木の引き戸に囲まれ行灯型の看板があり雰囲気がある店構えだったので気になっていた店。中に入ると床が打ちっぱなしコンクリートで空間を広く使った開放的な感じ。照明はやや暗め。テーブル席いくつかと厨房を囲むL字カウンター。全体的に屋台風。厨房には店主と接客の女店員。先客3人後客1人。セルフで水はいいとして紙コップだ。口頭で注文。

Houkiya01らーめん ほうきや 『しおらーめん』 550円

しょうゆもあったが筆頭のしおにした。純粋な塩ではなく塩とんこつのよう。最大の特徴は牛スジがのっている事。牛スジラーメンといった感じ。麺はつるつるした中細ちぢれ麺。青ネギの小口切りとコリコリのメンマ。コストパフォーマンスは高い。飲んだ後には最適だろう。

相模大野。初めて来た町だが侮れない。また来る事もあるだろう。ここからだと大和に出て相鉄で横浜まで出る事も可能だが、定期券があるのでやはり町田経由で横浜線で帰宅した。

2007年11月28日 (水)

親父味噌

昨年2月7日「親父麺改」にて、味噌再訪シリーズ第3弾として訪れあえなくフラれ轟沈した『ハマのオヤジ』の味噌を求め、一か八かの3度目の訪問。ダメでも家系に飢えている今の自分がいるのでどっちにしろ満足出来るだろう。それでも期待をこめて券売機をみると、しっかり「味噌らーめん」のボタンが光っているではないか。ようやくリベンジ達成だ。「辛味噌らーめん」もあったけど普通のにした。その代わり当初トッピングで「白髭ねぎ」を買っていたが、50円玉を添えて「辛味ねぎ」に変更してもらった。ちょっと寒さを感じる季節になったから多少温まらないと。先客一人後客一人。

Hamanooyaji04ハマのオヤジ

『味噌らーめん(麺かため・油多め)』 750円+『辛味ねぎ』 150円=900円

ここのラーメンはいつも見栄えのする盛り付けをするなぁ。でもそれが仇となって茹野菜のせいでスープがぬるくなってしまうのが欠点だ。麺は平打ち麺でかため注文にも関わらず柔らかく感じた。キャベツともやしの茹で野菜はボリュームある。他にほうれん草と海苔1枚。海苔の上には辛味噌がちょっとのっている。味噌もそこそこ濃くて良かったけど、ぬるいのは残念だなぁ。『壱六家』の味噌にはまだまだ及ばなかった。

2007年11月25日 (日)

屈辱列待

近場で焦って連食する事もなかろうと一旦伊勢佐木町に戻り有隣堂に行く。そこから再び戻ってきたのだから結局移動距離はなかなかのものになってしまった。食べ終わったらまた家まで長距離移動でもどらなければならないし。そうまでしてくる価値があるのか疑問だったが、当初の予定だったので入店した。店名は『伝丸』。昨年6月「壱鵠味噌」の回で行った『壱鵠堂』から変わったのだが、結局はなんちゃって専門店ゼンショーグループ。単なる改名であって何ら味に変化はないはず。でもこの店、立地のせいかいつも客入りがいい。駐車場があるし子連れもOKだからだろう。おかけで店内には10人を超える行列が出来ていて20分くらい待たされた。まったく馬鹿らしい。乳児連れの家族が多いのが原因だ。

Denmaru01北海道らぁめん 伝丸 平戸店

『伝丸黒味噌玉子ラーメン(麺かため)』 750円

『壱鵠堂』時代とほとんどメニュー変わらず。筆頭メニューを赤から黒に変えただけ。底が浅いけどあえてのってみた。丼も一緒。味は普通の薄っぺらい感じのチェーン店の味噌ラーメン。黒いからって味は同じ。不味くもないけどことさら美味くもない。予想はしていたけどつまらなかった。

店を出たらスクーターが乱暴に倒されていて頭にきた。

家系尾道

このところバスを使ったりタクシーを使ったりの無茶な遠征が続いたので、新規開拓はせず近所の店の再訪に充てた。このところの家系不足を補う為家系ラーメンと食べるのだ。保土ヶ谷の『ONOMICHI』に行く事にした。前回珍しさに惹かれて尾道ラーメンを注文して後悔したが、家系としての実力はいかほどなのか興味があり心に引っかかっていた。再びパチンコ屋の駐輪場にスクーターを止めた。店内に入ると6人くらい立待ちがいた。大型パチンコ店の敷地内にある為大きな駐車場が使えるので来客が多いのだ。6分くらいで席に通された。

Onomichi01ラーメンONOMICHI

『ネギラーメン(麺かため・油多め)』 700円

六角家出身らしいが、本家は劣化著しいけど弟子はそうではない場合があるので油断出来ない。店内は豚骨臭がするしそこそここってりしたタイプだとは思う。昨日の『三和』のようなエセ家系ではなくちゃんと家系の味のラーメンだ。でも先週食べた『せんだい』ほどではない。中の上といったランクかな。来月から改装の為休業するとの事。今日の時点で来ておいて良かった。いつでも来れると先延ばししていたら当分食べられず後悔しただろう。

2007年11月24日 (土)

北久里歩

昨日、一昨日と東京都西部の遠征が続いたので今日は方向を変え神奈川県南部に向かってみる事にした。狙いを定めたのは横須賀市佐原にある有名店『塩や』。最寄り駅は北久里浜。京浜急行なので上大岡までスクーターで行ってから電車で一本。快速に乗れたので意外と早く到着出来たのだが、ここからバスに乗らなくてはならない。しかもあまり本数が出ていない状況。しかもせっかく待って来たバスを、経由地が違うと勘違いして乗らなかった為大慌て。次のバスが来るまで待つ忍耐力も無かったので禁じ手のタクシーを使用してしまった。そしたらあっけなく初乗り料金で行ける距離だった。これなら頑張って歩けばと後悔した。店の入口の手前には風除けのあるバス停のように待合室になっていて面白い。その奥に券売機があり引き戸がある。内装も木を活かした造りになっていて照明暗め。BGMも落ち着いた感じ。4人がけのテーブル席二つは家族連れで埋まっていた。カウンター席には一人のみ。よってカウンター席の一番隅に座る。厨房には女性店員二人のみ。テーブルには世界各地の塩が数種類置いてある。待っている間に来客が相次ぎ、我が店を出る頃になると待合室もいっぱいになっていた。

Sioya01Sioya02塩や

『普通味 塩ラーメン』 650円+『地玉子』100円=750円

味は券売機の段階であっさり・普通・こってりから選べる。最初なので普通にしてみた。最近はダシの味が主体の塩ラーメンが多いが、こちらは塩にこだわった王道の塩ラーメン。 表面には青ネギの小口切り、揚げネギが浮いている。麺は中細ストレート。具は水菜、筍、岩海苔、肉団子、チャーシューは結構味が濃く柔らかくて美味しかった。そして追加トッピングの地玉子は黄身に味がよく染みていてかなり美味しかった。最近玉子のトッピングは迷うのだが今回は頼んで良かった。全体的に普通にしてはあっさりな気がする。卓上から数種類の塩を少し入れてみたがあまり変化は無かった。

禁じ手を使った事に自らペナルティを課す為バスで駅に戻らず次の店まで歩いて行く事にした。横須賀線の線路を橋陸橋で越えて平作川沿いに歩く。コンクリートで囲まれた川ではあるが鯉が悠々と泳ぎ小魚も群れをなしている。空を見上げれば高いところを鳶がピーヒョロローと鳴いている。目的の店はネット上の情報通り緑に囲まれた中に看板も無くあった。『イツワ製麺所食堂』だ。『塩や』と同じオーナーの店との事。だからほとんど勘で入店。竹で柱を組んで屋根は簾が敷かれていて壁の代わりにビニールで覆われている。床は土を固めたもの。空席待ちの人が待ち合い席でたむろしている。入口に券売機有り。その横に麺の量を決める札が置いてありそれを一枚取る。15分くらい待ってから席に案内された。接客をしているジーパン姿のおっさんが席が空いているにもかかわらずなかなか席を案内しないのでイラっとした。でもこのおっさんこそが店のオーナーだった。

Ituwaseimensyo01イツワ製麺所食堂

『醤油ラーメン・太麺(200g)』 680円

つけめん専門店だが例によってラーメン選択。太麺・細麺も券売機の時点で選択。醤油・塩・味噌があるが標準の醤油を選択。スープは普通の鶏がら醤油スープ。大きめの背脂が浮く。具はもやし、かいわれ、きくらげ、海苔1枚、チャーシュー1枚。麺はさすがにモチモチシコシコツルツルだ。でもスープ自体があまり特徴の無いものなのであまり満足は出来なかった。

平作川を渡って5分ほど歩く。普通の町の普通の角店ラーメン店。とんこつラーメンの文字。中に入るとL字型のカウンター席とテーブル席がいくつかの小さな店。テレビがBGV。厨房にはおじさんとおばさんと若い男。おそらく家族だろう。客も普通にラフな格好で来た近所の家族連れといった感じ。しばらくすると満席になった。口頭で注文。

Sanwa01三和ラーメン 『角煮ラーメン』 850円

3杯目だから迷ったけど看板メニューの角煮ラーメンを注文。家系っぽいけどかなりマイルド。というかはっきりいうと薄い。麺は中太ちぢれ麺。ほうれん草、メンマ、海苔3枚。そして主役の角煮。八角が効いた本格的なもので柔らかくて甘い。評判になるのも頷ける。ラーメン自体はあまり評価出来ないが。

満腹状態で駅まで歩いて戻った。

2007年11月23日 (金)

秋川遠征

三連休初日は普段の週末ではなかなか行く気が起きない遠方へ行ってみたいと思い、あきる野市秋川に狙いを定めた。こう言っては何だが、周りに何があるわけでもない五日市線沿線なのにラーメン激戦区になっているのだ。まず湘南新宿ラインで新宿に出てから中央線中央特快で国分寺まで行く。そこで青梅線直通各駅停車に乗り換えて拝島まで出て、ようやく五日市線に乗り込んだ。家を出てから片道2時間かかった。予想通りの地方都市のそのまた周辺の駅のような雰囲気。駅前に小じんまりしたロータリーがあるばかり。それでも道路を歩いているとラーメンの幟だけは目に付く。さて最初の店は『池谷精肉店』という。単に実家の店名をそのまま引き継いだだけだというが、そのまま引き継ぐ事はないのにと思う。店に着くと何と20人ほどの行列が!こんな田舎でこれだけラーメン店があるにも関わらずこれほどの行列とは予想外だった。と思ったら開店前だった。10分ほど遅れていたようだ。ようやく中で入れたがちょうど席に座れなかった。残念。店内は木造りでL字型のカウンター。日清製粉の粉袋が壁に貼られている。横にはこれ見よがしに製麺機が置いてある。厨房には熟年夫婦2人。入口に『ポクポクポクチン』タイプの番号を入力する小さな券売機あり。やっぱり壊れやすい廉価版のようですぐ壊れたようだ。

Ikeyaseinikuten01麺 池谷精肉店 『我流らーめん』 650円

つけめん専門店ではあるが当然ラーメンを注文。大盛り無料のようだが連食の為普通盛りに。豪快な背脂チャッチャ系のラーメン。麺はつけめんと同じツルツルの丸々とした太麺。そしてスープも味濃いめの鰹の強い魚介豚骨醤油。これに大量の背脂がかかるのは今までありそうで無かった。また具もざんぎりネギも荒々しく硬めのものだし、コリコリの茎ワカメも不思議な食感。半玉も入っている。なかなかのコストパフォーマンスだ。でも何となく店の雰囲気が合わなかった。

最初の一発目がかなりごつい一杯だったのですぐさま2店目というわけにいかなかった。だからしばらく駅周辺を散策してみる。どこまでも地方の町だなー。飲食店が多いけどこんな田舎で食い合いにならないでやっていけてるのか不思議だ。お腹はまだこなれていないが時間がもったいないので入店。2店目は結局『池谷精肉店』と同じ並びにある『太公望』だ。屋根には飛魚出汁ラーメンと書かれていた。中に入るとL字型カウンターに9割がた先客がいた。2席ばかりの空席のひとつに座る。厨房には熟年夫婦2人。店主は何と鹿児島『和田屋』で修行したらしい。着飾らない庶民的な店の雰囲気。テレビがBGV。口頭で注文。

Taikoubou01飛魚出汁ラーメン 太公望

『濃い口正油ラーメン』 650円

普通の薄口と魚粉がたくさん入った濃い口が選択出来る。店主曰く味が全然違うとの事。せっかくだから濃い口を選んだ。見かけは典型的な中華そばだがやっぱりスープ表面には魚粉が多く見える。香ばしく甘みがある。これがアゴ(飛魚)か。無化調の為丸みを帯びた優しい味わい。麺はモチモチした中太ちぢれ麺。具はきざみネギ、穂先メンマを小さく切ったもの、ワカメ、海苔1枚。半玉とチャーシュー1枚。奇をてらうのではなく個性を出している一杯だったので好印象。

本当はもう一店入りたかった店があるのでしばらくまた町を周回したが、この満腹状態はかなりのものだったので諦めて帰る事にした。こんな状態で3店目に行けば不幸な結果しかないからだ。なかなかこんなところまで来るのは大変だが、機会があればまた来る事もあるだろう。駅に向かうとちょうど電車が来たので慌てて走って乗る事が出来た。拝島から青梅特快に乗った。中野で下車するつもりだったが満腹だったので寝ている間に通り過ぎてしまった。御茶ノ水で下車し秋葉原に出てから帰路についた。

2007年11月22日 (木)

勇次夜変

三連休前日。先週に続いて町田へ赴いた。小田急町田駅北口に向かって歩く。最初の店は『やまいち』。先週『でくの坊』で食べた後『風来房』に向かったがその移動の途中に偶然見つけた店だ。木造りの本格的ラーメン店の店構え。気になって『風来房』に寄った後三件目として狙ったのだが既に閉まっていた。仕方なく『優喜』に入った経緯がある。つまり今夜も町田へリベンジだ。今回は白い暖簾を割ることが出来た。先客はゼロで厨房に年配の店主ひとり。入口に券売機。L字型カウンターに切り株型のかたい椅子。後客は一人。

Yamaichi01支那そば やまいち 『支那そば』 650円

筆頭メニュー注文。大盛り無料だったが連食を考慮して普通盛りにした。いかにも支那そばといった風情のあっさり鶏ガラ正油スープ。じんわり鰹と昆布のダシが効いている。麺は多加水気味のややかためのちぢれ細麺で何だか甘かった。具はメンマ、水菜にきざみネギ、海苔1枚。半味玉が標準で付いてきた。味玉トッピングしようか迷ったがしないで良かった。バラ巻きチャーシューは柔らかく美味しかった。『支那そばや』とはまた微妙に違う方向性だが、これはこれでアリだと感じた。

店を出てバスセンターの方へ戻る。そう、再び町田のバスに乗る為だ。この前「町田のバスは当分乗りたくない」と自ら書いたばかりというのに。これには理由がある。三週間前に行った『勇次』だが、この店は夜6時以降豚骨ラーメン専門の『オードリー』に変わる二毛作形態。そして月金が定休日の為普段はなかなか行けないのだ。翌日会社なのにバスまで使って遠距離行くのはなかなかキツイ。よって明日が休みである今日行くしかなかったのだ。バスに揺られる事15分、今度はちゃんと金井小学校入口のバス停で下車した。どうも前回乗ったバスは急行だったらしい。バスにも急行があるのは知らなかった。さてこれから徒歩で5分ほど歩くのだが、その間三連休前だし臨時休業されているのではと不安な気持ちで歩いていた。緩やかな坂道を登り、また緩やかな坂道を下っていく。するとラーメンと書かれた赤い堤燈が光っていたのを見てホッとした。今度は赤い暖簾だ。暖簾を割ると先客ひとりのみ。後客ゼロ。接客はジャージを着たおっさんだった。実際よっぽどのラーメン好きでも、『勇次』は行ったとしても『オードリー』に入るのはなかなかいないようだ。この立地では無理もない。そこに入店出来たのだから感慨もひとしおだ。口頭で注文。

Audrey00とんこつらぁめん オードリー

Audrey01『煮干とんこつラーメン正油』 700円

入店する前は基本の塩とんこつでと思っていたが、実際は煮干とんこつラーメンと海老とんこつつけめんの二つだけのメニューだった。むしろ悩む必要が無くなってよかった。ラーメンが出てくるのを待ってる間、そのジャージのおっさんと先客の話を聞いていたのだが、例によって先客は常連のラーメン好きらしい。何でも明日ラーメン本が出るがなかなかいいよ、みたいな話をしている。しかもその明日発売予定の本をしっかり持ってるし。やはりここは重度のラオタがこっそり通う店のようだ。ようやく出てきたラーメンはスープが茶色なので全然豚骨っぽくないなーと思ってしまった。ところがこれは煮干がかなり強く出ている為だ。麺は中太ストレート麺でコシがあるタイプ。具はメンマ、きざみネギ、海苔1枚、半味玉と脂身の少ない独特の食感の大きめの巻きバラチャーシュー1枚。豚骨と煮干の味が相まって濃いめの赤だし味噌汁のような味がした。

店を出てバス停へ向かって歩いていると、目の前をバスが通り過ぎていった。その後折り返してバス停に戻ってくるはずなので、猛ダッシュ!バスと競争だった。実際は間に合わなかったのだがバスは止まってくれて乗り込む事が出来た。ホッとして先客がいないバスの中で席に座る。とりあえず任務完了といった感じかな。昨日に続いて無理し過ぎだ。

2007年11月21日 (水)

立石夜行

午後から展示会の見学の為幕張に向かう。こんなにも遠かったのかと呆れたくらい遠かった。展示会自体はあまり興味を引くようなものはなかったが、会場で懐かしい人にあった。我が最初に勤めた会社のブースに興味本位で覗いてみると、果たして当時同期として入社した人と鉢合わせ。目が合っただけですぐ自分だとわかってくれた。相手は仕事中だったので軽い立ち話だったが遠い日々を懐かしく振り返えさせてくれた。

それはさておきここは海浜幕張。こんなところまで出張ってきてすんなりと家路に着くわけがない。とはいえこんな千葉近辺の見知らぬ店に行っても充実感は得られないので、強引に普段行けない都西部の店に行く事にした。それは京成立石近辺にある夜のみ営業の難関店『けんけん』と『貫生(たかお)』の事だ。武蔵野線に乗り東松戸で北総線に乗り換えて京成立石まで行くのだ。強引にもほどがあると自分で思う。東松戸まで約30分、京成立石まで約15分だが両線ともほぼローカル線なのでこの時間でも本数が非常に少ない。今回は奇跡的にスムーズに乗り換え出来た。立石というあまりにも自分が生活するエリアとかけ離れた土地に平日の冬の夜佇むのは自分で来ておいて何だか不思議な感覚だ。駅から線路沿いに3分くらい歩くと目的の店『けんけん』に到着。人気店だけあってほぼ席は埋まっていたが運良く一席だけ空いていたので着席。6時半くらいに入ったがその後も出る客あれば来客ありの常に満席状態。カウンターと小さなテーブル席でアットホームな雰囲気。でも壁には有名人のサイン色紙ばかり。厨房には小太りで目が細く眼鏡をかけた良く似た二人の男がいた。兄弟か?接客はいい感じ。口頭で注文。

Kenken01麺・粥けんけん 『けんけん香麺』 850円

麺と共にお粥もメインなのがこの店の特徴。屋号をかんする香麺を注文。鶏油多めの醤油スープにちぢれ細麺。きざみネギに小さな海苔1枚と薄く脂身の多いチャーシュー1枚。標準的な東京醤油ラーメンにニラキムチが入っている。丁寧に作られた一杯だとは思うけどあまりに普通な感じなので正直肩すかしを食らった印象。結構お腹も空いた状態だったのにこんな感想では正直期待しすぎた結果かな?

平日なのに2店目の『貫生』へ。むしろこっちがメインだ。松戸に本店があり、過去は取材拒否の店として有名で独特なラーメンを出すとの情報だったので以前からずっと行きたかった店だ。奥戸街道に出て中川を超える橋を渡りさらにかなりの距離を15分くらいかけて歩いた。繰り返すが平日この時間にこんな見知らぬ土地を長距離歩いたのだ。ネクタイ締めたままで。ようやく街道沿いの煤けたような店舗に辿り着いた。L字型のカウンター席で屋外にもテーブル席があり半屋台風。厨房には男の店員2人。先客は4人程度だったが後客がどんどん来店しすぐ満席になった。口頭で注文。料金先払い制。夜6時から朝4時までの夜営業のみ。

Takao01屋台ラーメン とんこつ 貫生 奥戸店

『ミソホルモンメン(麺かため)』 850円

大きな平たい丼で出てきた。鶴見の『珍珍珍』のようだ。見栄えがする。背脂チャッチャ系のかなり荒々しい一杯だ。麺がきしめんを思わせるほどの幅広い平太麺。この麺の食感のせいでかなり独特な印象がある。きざみネギと青ネギの小口切り、メンマ、もやしと海苔1枚。標準で白身が茶色の味玉が丸一個。手のひらチャーシューと言われるほどの薄く大きく脂身の多いチャーシューが1枚。中央には赤いホルモンだ。量が多く2杯目ではちょっと辛かった。でもこのジャンクさ、個性、前から行きたかった店にとうとう来店出来たという喜びが大きかった。

帰りはバスで立石駅まで帰った。浅草線直通なので新橋に出てから東海道線で横浜へ。それにしても今日は神奈川・東京・千葉を縦横無尽に移動して3時間。疲れた。

2007年11月18日 (日)

家系木耳

母校を訪ねた後は鶴ヶ峰の駅を抜けただひたすら真っ直ぐに南下し西原団地という団地に出る。ここまでくると既に保土ヶ谷区に入ってしまっていた。ここに『せんだい』という家系ラーメン店がある。ネットの評判を見るとなかなか評価が高かったので今日の2店目に決めた。最近家系を食べていなかったので禁断症状的な感じになっていたのだ。本当に団地の正面にぽつんとある店だが既に店の前に6人以上の行列が出来ていた。駅から遠いのに凄い人気だ。赤い暖簾に鹿児島の文字がある。どういう意味だろう。自宅に戻って調べてみると屋号も含めて単に店主の出身地の地名との事。10分以上待たされたかな。家系にしては回転率が悪い。家族連れが多いせいもある。並んでいる時に注文を聞かれた。店内は一列のカウンターのみで店員は男ばかり三人で接客口調は丁寧。

Sendai01らーめん家せんだい

『ラーメン(麺かため・油多め)』 600円+『きくらげ』 100円=700円

久々のせいかわからないかこれは美味しい家系ラーメンだ。このこってり度は並ではない。『壱六家』『雷家』等に並ぶトップクラスだ。麺は普通の家系に比べやや細い気がするがちぢれも強め。丸山製麺のものだ。家系では珍しくほうれん草ではなく標準でもきくらげのトッピング。知らずに追加でトッピングしたら丸々きくらげがたくさん入っていた。きくらげは好きだけどやっぱり家系にはほうれん草が合う気がする。あとはきざみネギと海苔3枚。チャーシューは薄いけど大きい。久々に美味しい家系に出会えて嬉しい。完食したかったがあまりにもこってりなのでスープは飲み干せなかった。

帰りはあてずっぽうに更に真っ直ぐ南下すると環状二号に出た。なるほどこういう位置だったのか。でもラーメン街道の辺りより大分北の位置にあるみたいだ。途中で環二から逸れるとそこは戸塚に繋がる東海道だった。そこから平戸桜木道路に入り井土ヶ谷方面に出てから更に鎌倉街道に出て帰路についた。今日も実に長距離走ってしまった。セルフGSに寄ってから帰宅した。

母校訪問

秋晴れの日曜日。午前中は父親が紳士服をプレゼントしてくれるというので横浜駅方面にスクーターで移動。その後父は落語を見に行くとの事で別れる。我はそのまま残り買い物を続けた。ビックカメラでデジカメ用のケース、ドンキホーテで目覚まし時計、東急ハンズで来年の卓上カレンダーと手帳と順々に購入。今まで買おうと思いつつも忘れていた物達を一気買い出来てスッキリした。ついでにホロホロという小エビの飼育キットも衝動買いしてしまった。そしてそのまま八王子街道に出て旭区方面へ。市内の有名店でまだあまり開拓していないところはどこかなと調べたら旭区だったし、そこの『支那そばや』は前から気になりつつも行っていなかったので、天気も良いからスクーターで行ってみる事にしたのだ。移動の途中とても懐かしい景色を見た。高校時代の通学路だ。20年ぶりになる。やはりあの時と風景は変わっていた。とりあえずまず『支那そばや』に行ってから母校を訪ねてみようと決めた。更に八王子街道を進み今宿方面へ。ようやく目的の『支那そばや』が見えてきた。名前のとおり佐野実の『支那そばや』の暖簾分けされた店だ。スクーターを置き入口にいくと店外に10人ほどの行列が出来ていた。さすがは有名店だ。やたら客の年齢層が上だなぁ。若者が一人もいないぞ。10分ほど店外の椅子で待ってから入店。入口に券売機有り。J字型のカウンターで厨房は広め。店員は4,5人いたが、店員も年配の人が多かった。

Sinasobaya02らーめん 支那そばや 鶴ヶ峰店

『ラーメン(醤油)』 700円+『名古屋コーチン味付玉子』 100円=800円

醤油と塩で悩んだけど結局筆頭の醤油味にした。なんだかんだ言っても支那そばやは美味しい。こってり麺かために慣れたラーメン好きの舌だとなかなか良さが判らないが、これはやはりレベルの高い丁寧な一杯なのだ。丸鶏の甘い油分、それでいてあっさり。じんわりと醤油の味が舌に染み込む感じ。支那そばやのウリである自家製麺は絹のように柔らかでコシのある細麺。でもこれは新横浜の店に比べると滑らかさはまだ及ばずという感じ。味濃いめのメンマ、九条ねぎの小口切り、海苔1枚。そして巻きバラチャーシューは脂分が多くホロホロの柔らかさで味も絶品のもの。思わずチャーシューだけ欲しくなったが売り切れの表示がされていた。残念。機会があれば今度は塩だな。

さて、腹ごなしも兼ねちょっと戻って母校に行ってみる。三年間毎日のように通った道ではあるが20年前ともなると忘却の彼方な感じ。暗い高校生時代だったからなぁ。校舎もガラス張りのピカピカしたものに変わっていた。でもところどころ記憶を掘り起こし一致するところも見つけて感慨にふけった。

2007年11月17日 (土)

昼夜新橋

体も温まったので歩いて新橋駅まで移動。レンガ張りの線路沿いを真っ直ぐ歩く。次の店はニュー新橋ビル地下にある『うまか蔵』という熊本ラーメンの店。しかし残念ながらシャッターが閉まっていた。仕方なく携帯サイトで代わりの店を検索すると、駅からだいぶ離れたところに『がんや』という店があるらしいので行ってみた。ニュー新橋ビルの脇を真っ直ぐ虎ノ門方面へ5分以上歩く。ところがここも休み。サラリーマンの街だけあって土日の新橋は使えない。でもここまでくる途中の路地裏に魅力的な店構えの店を見つけていたのでそこに行く事にした。駅の方へ再び戻る。路地裏に赤提灯、白い暖簾に中華そばの文字。絵に描いたようなラーメン屋の佇まい。かたい戸をあけると一杯飲み屋のような年季の入った一列のカウンターのみの店。年配の親父が似合いそうな店だが意外と店主は若い男。以前は国分寺で『みやでら』という店をやっていたらしい。先客一人後客二人。口頭で注文。

Minoya01中華そば みのや 『らーめん』 500円

煮干が香る正油スープ。コシのある黄色いちぢれ中細麺。メンマときざみネギ、小さな海苔、切れ端のような小さいチャーシュー。コクもあるけど意図的にマイルドな感じにしているようだ。飲んだ後には最適の一杯なのだろう。大盛り無料というのも好印象。近場にあればよく寄ったのではないかな。

一旦帰宅したもののまた新橋に戻らなければならない。前の会社の子達と5時から飲みの約束があるからだ。ところが中途半端な時間が空いてしまった為うたた寝をしていたら完全に落ちてしまった。寒かったし腹も満たされたので猛烈な睡魔に抗えなかった。結局1時間遅れで新橋へ駆けつける。久々なので話に花が咲いた。結局5時間も飲んでしまった。でも締めのラーメンは忘れずに。新橋駅前をうろつくと鳥森口付近に味噌ラーメンをメインに据えた『北斗』という店があったので入店。縦長のカレーハウスのように白いカウンターとスタンド椅子。時間帯のせいか7割方席は埋まっていた。厨房は奥にあり見えない。口頭で注文。

Ramenhokuto01らぁめん北斗 新橋店 『赤だし味噌らあめん』 700円

様々な味噌のバリエーションがあった中で赤だし味噌に惹かれて注文。確かに赤だし味噌で豆腐まで入っている。麺はコシのある中細ストレート麺。もやし等の茹で野菜の上に大根おろしと花かつお節がのっている。そのまま赤味噌と大根おろしとかつお節の味であった。でも個性があったのでよしとしよう。

家に帰って再び爆睡眠。最近疲れが抜けにくいのが困る。.

梯子坦々

辿り着いた週末。秋葉原で買い物をした後どこの店に行くか迷った。秋葉原周辺の店か、両国まで足を伸ばすか。でも今日は急に寒さがぐっと強まり秋服では厳しい日。今夜は予定があるので早く帰りたかった事もあり、前から機会をうかがっていた新橋周辺コースに決めた。手前の有楽町で下車し徒歩5分ほどのところの東芝ビル地下1階のレストラン街にある『はしご』に入店。横長の変形コの字カウンターで席は八割がた埋まっていた。厨房は奥に有り見えない。接客の女店員は3~4人いたが全員中国人のようだ。入口に券売機有り。

Hashigo01支那麺 はしご 銀座本店

『だんだんめん(辛さ普通)』 800円

筆頭メニューを注文。小ライス無料。味は胡麻風味が強く、ほぼ坦々麺のバリエーションのひとつのような感じ。但し柚子のような柑橘系の酸味がするのでトムヤムクンっぽくもある。辛さは普通辛にしたがそこそこ辛い。じんわり汗ばむ。麺は細麺ストレート。挽肉の代わりにチャーシューがのっている。あとは青梗菜のみ。胡麻好きの我としては好みの味だし個性もあるが、この値段のわりには量が少ない気がした。

2007年11月16日 (金)

町田復讐

今週もようやく辿り着いた金曜日。先々週コテンパンな目にあってしまった町田にリベンジ!原因は自分の無計画性が招いた事は百も承知。それでもリベンジの気持ちで町田駅に降り立つ。すぐに小田急町田駅方面に移動し、更に駅から5分ちょっとの『でくの坊』に向かう。先々週ギリギリ間に合わないで閉店され「また今度お願いします」と言われてしまた店だ。今日は白い暖簾がかかっているぞ。暖簾を割り入店すると活気のある小料理屋の雰囲気で客でいっぱいだ。ちょうどカウンターの一席が空いていたが前客の丼があったので下げてもらってから着席。カウンター4席であとは小さなテーブル席。厨房に店主と女将と思われる熟年夫婦と手伝いの若い男の店員。人気店らしく後客はどんどん来て常に満席だ。夜は酒も出すらしく隣には常連と思われる酒飲み親父が徳利片手に餃子をつついていた。口頭で注文。

Dekunobou01らーめん でくの坊 『らーめん』 600円

基本の(醤油)らーめん注文。他にも塩、味噌、その他諸々の具をのせた多彩なメニュー構成。基本に忠実な美味しい東京ラーメン。魚介ダシが感じられ鶏油も多めの感じ。麺は黄色いちぢれ細麺。メンマ、ほうれん草、海苔1枚。ホロホロに崩れるほどチャーシューは味が濃いめで美味しかった。筆頭メニューがちゃーしゅーめんだったのも頷けた。後の連食の為セーブしたが本来だったら完食していただろう。

更に小田急線の踏切を超え線路沿いに歩くと、純和風の小料理屋風の店構えの『風来房(ふうらいふぁん)』がある。ここも先々週フラれた店なのでリベンジ。店内も純和風で一列のカウンター。照明は暗め。厨房に中年店主ひとり。何でも佐野で修行して町田で開店したとか。クレイジーケンバンドのBGMでポスターも貼られていた。先客一人後客一人。口頭で注文。

Fuuraifan01風来房 『塩ラーメン』 680円

塩ラーメン専門のような店で塩だけで多彩なメニュー構成。筆頭の基本の店主イチオシメニューというスタンダードな塩ラーメンを注文。三種類のネギの風味という説明が書いてあった。今まで食べた事のない系統の塩ラーメン。こってりした感じの味。魚介系のダシらしいけど塩が違うのかな。いい味だ。スープ表面には説明通り青ネギの小口切り、万能ネギのきざみ、玉ネギのきざみがかけられている。麺はかための黄色い細麺。メンマと海苔1枚。チャーシューもガスバーナーで丁寧に炙っていただけあって香ばしくて柔らかく美味しかった。個性があって美味しかったので評価は高くしたい。

リベンジが達成出来て満足な夜となった。気分もよくなって禁断の3店目へ行く事にした。あっさり系ラーメンが続いてまだお腹に余裕があった事もある。再び小田急踏切を渡ってすぐのビル1階フロアに飲食店の集合体があって、その中にラーメン店が入ったので入店。手書きの看板で怪しげな雰囲気だが店内は明るいカレーショップのようで変形コの字のカウンターで意外と広い。厨房には中年男女。先客一人後客一人。口頭で注文。

Yuuki01神味伝承らぁめん 優喜

『九州ラーメン(こなおとし)』 750円

筆頭の九州ラーメン注文。他には豚骨醤油や味噌豚骨など多彩。でもこれは九州ラーメンなのか?豚骨臭がしないのはまあ置いといて味が豚骨っぽくない。何だかゲンコツのダシが強い醤油ラーメンのようだ。丼のせいかスープが少なくて麺がやたら多く見える一杯。具は青ネギの小口切り、きくらげ、ハムのようなチャーシュー。もやしの下処理があまりされていなくて髭とかもあってそれが気になってしまった。でもまぁ悪くは無かった。

町田は今後も開拓していこうと思う。カテゴリーも別枠にした。

2007年11月14日 (水)

来々満足

今日は疲れたので晩飯に味噌ラーメンを食べて充電しよう。自分へのご褒美だ。『壱六家』『北斗』『来々軒』どれにしようか迷ったが、一度しか行っていない『来々軒』に決めた。今度は商店街側に面した伊勢佐木町店に入店。長靴はいた変な人形が店の前に立っている。考えてみれば昔からあったのにこちらに入店するのは初めてだ。L字型のカウンターの奥に長い店で昔ながらのラーメン屋の雰囲気。やたら声の大きい挨拶をする元気なおっちゃんを筆頭に店員が3名くらいいた。先客4人後客2人。口頭で注文。

Rairaiken02札幌ラーメン 来々軒 伊勢佐木町店

『味噌ラーメン(麺かため)』 750円+『ネギ』300円=1050円

本店と同じ注文にしてしまった。やっぱり味噌にはネギだ。これが食べたかったのだからこれをまた食べるのだ。ウン、やっぱり美味い。スタンダードな札幌味噌だけど美味しい。最近『大文字』とか有名店に行ったけどこっちの方が全然美味い。屋号や店構えで判断するなと評論家達に言いたい。『壱六家』『せいべい』そしてこの『来々軒』が現時点で我の中での味噌三強だ。いよいよ味噌の季節が再び近づいてきた。また同じメニューで食べてしまうかもしれない。

2007年11月11日 (日)

東急品川

昨夜に続いて品川区で連食。最初の店は東急池上線戸越銀座にある。まず東横線で自由が丘に出て大井町線に乗り換え旗の台、更に池上線に乗り換え戸越銀座へ降り立つ。なかなかに複雑な経路だ。もちろん戸越銀座などは初めての土地だが、東急線沿線独特の道幅は広くない道に沿って商店街が続いていた。その商店街の中にある『えにし』が今日の目的の店だ。ラーメン屋でビルの二階にあるとはなかなか厳しい立地だと思った。我が着いた時ちょうど店員が道路脇に看板を出していた。てっきり最初の客かなと思ったら先客が4人いた。開店前から待っていたのかな?入口に券売機有り。二階にあるだけあって道路側がガラス張りで明るく喫茶店のようだ。でも厨房には男の店員三人で客も男ばかりだった。後客4人。なかなか人気店のようだ。

Togoshienishi01和らーめん専門店 戸越えにし

『らーめん(麺かため)』 650円

鰹ダシが香る丁寧に作られた醤油ラーメン。醤油の味は濃いめなのに味わいはマイルド。今や珍しくないが無化調を標榜している。麺はボキボキした食感の細麺ストレート。具はメンマ、小松菜、きざみネギ。印象が残ったのはロースチャーシュー。大ぶり肉厚で良く炙られたもの。表面がかためな感じ。正統派の醤油ラーメンで美味しかった。でももうちょっと個性が欲しかった。隣の客が朝からビールを飲んでいたがこぼして危ういところだった。

次の店は同じ東急線でも目黒線、武蔵小山の近くにあるのだが、地図で見ると歩いていけそうなので腹ごなしも兼ね徒歩で向かった。中原街道に出て陸橋を渡るとすぐアーケード商店街が見えたのでそこに沿って歩く。やたら長い一直線の商店街で出口が遠くに見える。見知らぬ土地でも商店街を歩くと安心感があり楽しいものだ。武蔵小山駅に到着し道路を渡った脇道に次の店『Bonito Bonito(ボニート・ボニート)』を発見。ボニートとはスペイン語で鰹の意との事。店主は高知出身で地元の鰹にこだわっているらしい。カウンター席のみの店。満席で一人が空席待ち。入口に券売機有り。誤って食券を買ってしまい払い戻ししてもらうハプニングもあった。厨房には熟年夫婦と接客のおばさん一人。10分ほど待ってようやく座れたが、そこからラーメンが出てくるまで10分かかった。

Bonitobonito01麺 Bonito Bonito

『正油らーめん(麺かため)』 680円+『あらびきスープ』 100円=780円

こちらも鰹ダシが香る正油ラーメン。追加であらびきスープを頼んだおかげで鰹度が増加だ。こちらも無化調にこだわっている。麺はかための中細麺。具はワカメ、カイワレ、きざみネギ、色の薄いブロックのような独特のメンマ。驚くほど肉厚の巻きバラチャーシュー。初回からあらびき追加したせいもあるだろうが鰹の風味が強烈な正油ラーメンだった。

武蔵小山という土地も初めて訪れたがラーメン激戦区のようなのでまた再訪する事になるかもしれない。帰りは目黒線終点の武蔵小杉で東横線に乗り継いで横浜へ戻った。

2007年11月10日 (土)

桃桜林行

昼間は父親の誕生祝で中華街にフカヒレ料理を食べに行った。その為今日のラーメン食べ歩きは夜6時から出陣。久々の休日夜の出陣となると夜のみ営業の店を狙いたくなる。そうなると筆頭に名前があがるのがかねてからの宿題店、中延にある『桃桜林(とうおうりん)』だ。店主がひとくせあって出すラーメンも手打ち麺と軍鶏白湯スープにこだわっていて敷居が高い。「わからない人は来ないでいいよ」といったスタンスで一見さんお断り的な雰囲気がある店。今まで何度か行こうか迷っていたがとうとう今夜決行する事にした。新宿湘南ラインで大崎に出て山手線で五反田に出てから浅草線で中延に向かうという何だか遠回りの気がするコースだ。西大井から歩いても近そうだが夜道に迷ってつまらない思いをするのも馬鹿らしいと思って前述のコースで行った。中延駅から第二京浜沿いを馬込方面へ6分ほど歩く。すると黒いビルの1階にガラス戸から灯りがあるラーメン屋っぽい場所があった。看板も幟も無かったのだが小麦粉の袋やらが脇にあったのでここではないかとガラス戸にある貼り紙をみるとやはり念願の『桃桜林』だった。中は横一列のカウンターのみで内装は木張されサウナのようだった。客席はほぼ満席で空席を探すと隅に一席空いていたので何とか座れた。厨房に熟年夫婦。ちょうど作業中だったので「ちょっと待ってて下さいね」と言われた。言われるがまま待っているとしばらくして注文を確認しにきたので口頭で注文。更におとなしくラーメンが出てくるのを待つ。店主が反対側の客にラーメンを手配している隙に名刺入れに入った店の名刺をゲット。ドキドキした。客層は噂通り常連客ばかりだ。その会話を聞いているとこの店はしばらく休んでいて昨日から再開したのだという。危ないところだった。運がいい。それにやたら薀蓄を垂れる気難しい店主と聞いていたが特にそんな素振りは無く接客も良かった。それに店内には子供の客までいた。

Touourin01手打中華麺・餃子 桃桜林

『手打ち麺とスープ・チャーシュー1枚入り(タレのみ)』 1260円

前述のように異常なこだわりがある為具は一切無い。メニューもそのままの名だ。またタレと化学調味料の有無を選択出来る。通ぶって「ナシナシ」など選択したら本当に麺とほとんど味の無い鶏スープだけが出される。隣の客が頼んでいたものを見たら単に白く濁ったお湯に麺が入っていたように見えた。我はそんなに通ぶって残念な思いをしても嫌なのでタレだけは入れてもらった。麺はいかにも手打ちというのが納得出来るようなもので多加水の手もみちぢれ麺でコシも十分ある。そしてスープはほとんど味が無いといっていいほど薄い。自分から一所懸命味を探りにいかないとわからないという噂通りのシロモノ。そしてチャーシューは肉厚でホロホロと柔らかい一級品。これだけは味があり印象が残る。しかしながら1枚350円という規格外な値段だ。スープは冷めてきた頃ようやく味がちょっと感じるようになってきたので探っていく内に完食してしまった。これは我の本意ではない。ついつい完食マークを出せられたようなものだ。まあ念願の桃桜林で食べられて肩の荷が下りたような感覚で満足は出来た。代金を払うと店主が「足元お気をつけてお帰りください」と言われた。ネット上の情報とだいぶ印象が違った。

さてあの味の薄いものでラーメンを食べた満足感は到底得られず携帯サイトで次の店を検索する。すると目に止まったのが『曽文(そぶん)』という二郎系の店。再び五反田に戻り山手線で一駅目黒から東急目黒線で一駅目不動前という駅で下車。同じく駅から歩いて6分程度、山手通り沿いの黒いビルにガラス張りの店が目的の店。店を覗くと誰もいない。でも営業はしているようなので入口の券売機で券を購入。するとどこからともなく店主が登場し水を出してくれた。後客3人。

Soubun01麺僧 曽文

『曽文麺(麺かため)』 650円+『かつお節』 50円=700円

トッピングの花かつお節のせいで全く見えないが下には茹でもやし&キャベツが山になっている二郎系ラーメンだった。麺はツルツルした平打ち中太ストレート麺。味はかつお節のせいで魚介醤油の味になっている。味も濃いめ。チャーシューも1枚のっている。連食は振り幅がコツなのでこれはこれでよし。

2007年11月 9日 (金)

藤丘再訪

辿り着いた金曜日、先々週に続いて小雨の降る夜に藤が丘に再び赴いた。早くもリベンジ、この前わずかの差で閉店し入店叶わなかった『田舎や』へ。今度は商い中の札があった。屋号のとおり田舎の民家のような木を活かした造りになっていて、店内も意外に広く掘り炬燵のようなテーブル席がいくつかある。子供を連れた主婦同士が何組か先客でいた。厨房には店主が一人で忙しそう。口頭で注文。

Inakaya01らーめん 田舎や

『田舎やらーめん(正油味)』 950円

お得と丸印がされていた屋号を冠した田舎やらーめんを注文した。正油味か塩味かが選択出来る。ストレート細麺の支那そば系ラーメン。スープ表面に透明な鶏油の油層が出来ていて魚粉が若干浮いている。鰹節風味のダシが効いている。具はチャーシュー2枚、小松菜、メンマ、黄身しっとりの半分に切られた味玉、長方形に切られた海苔が5枚。丁寧に作られた一杯で美味しかった。しかし値段が高め過ぎる。これで950円ってのはないな。

そこからこの前行った『大文字』の前を通り過ぎ更に進む。もえぎ野公園という池のある場所の脇を通るのだが、雨の中人気のない真っ暗な池のある風景というのはあまり気持ちのいい空間ではないな。しばらくすると白い看板が目印の店に辿り着く。ここは『なんでんかんでん』から独立した店主が下井草に本店を構える『御天』の支店があったところだ。最近そこから独立したのか屋号が変わっている。店外の時点で強烈な豚骨臭が漂ってきた。店内は客で賑わっている。店員が3人くらい。客席はカウンター席もあるがテーブル席が目立つ。床がぬるぬると滑りやすい。口頭で注文。

Moegino01博多・長浜ラーメン もえぎの

『きくらげラーメン(バリカタ)』 750円

スープの色が白ではなく肌色。これは本当に豚骨濃度が高い証拠。この臭いといいこの豚骨濃度といい、『田中商店』や『くわんくわん』等と同レベルの本格的博多ラーメンだ。極細麺にチャーシュー、きくらげ、青ネギの小口切り、海苔1枚。卓上から紅しょうがと白胡麻。具や麺は普通だったがスープに圧倒され満足。とりあえず藤が丘、完了!

2007年11月 8日 (木)

町田辛者

金曜までラーメン断ちが耐えられずまたラーメンを食べに行ってしまった。残業も普通にやった後で遅かったのだが自宅とは反対方向の町田へ。そんな事情なので駅南口から徒歩1分の近場の店にした。ところがそこは相模原市。店名は『からいもん』。入口に券売機。L字型のカウンターに先客3人後客1人。厨房には熟年夫婦。

Karaimon01麺 からいもん

『からいもんらーめん』 700円+『味付玉子』100円=800円

筆頭の屋号がついたメニューがあったのでそれを注文。挽肉の入った掻き玉子に韮が入った中華風な感じの一杯。ニンニクがかなり強めに効いている。この味どこかで食べた事があるぞと記憶を遡ってみた。川崎の『麺道』だったか?いやこれは桜木町『三珍』のチンチンメンと一緒だ!と思った。しかし帰宅してブログで確認してみると全然違った。あちらは掻き玉子はなく玉ネギだった。よくよく思い出してみるとこれは『元祖ニュータンタンメン本舗』と同じなのだ。でもこちらの方が上手くまとまっていると思う。麺はかための平打ち麺でこのラーメンには合っている。オプションの味玉は黄身はしっとりでも冷たかった。挽肉たっぷりで美味しくて完食しそうになってしまった。次は基本の醤油味を食べてみたい。駅から近い店なので再訪の可能性は大だ。

2007年11月 4日 (日)

町田遠征

別に金曜日のリベンジというわけではないが町田へ向かう。前々から気になりつつもあまりに遠方なので後回しにしていた有名店『勇次』へ。町田からまたバスだ。今度こそ最初からバスセンターへ向かう。今度は間違えて乗らないようにちゃんと確認して乗車。鎌倉街道に沿ってバスは行く。途中『雷門』の前を通り過ぎた。ところがしばらく乗っていると何とバスは終点に到着。あれほど注意していたのにまた町田のバスでやってしまった。ちょうど町田方面へ戻るバスがあったのでそれに乗りバス停を二つほど戻り目的のバス停へ。何にも無い住宅地だ。目印になるものも当のバス停くらいで方向がわからず迷う。どうにかこうにかこっちだろうと予想を立てて歩く。それしか方法が無いから。ひとつ丘を越えて8分ほどで奇跡的に店を見つける事が出来た。元々鰻屋だったという店構えはラーメン屋っぽくない。日本料理屋そのもの。中もカウンター席もあるがテーブル席が主体のよう。店自体はこじんまりしているがそこで客入りも7割くらいいたかな。カウンター席に案内される。カウンター内には年配の夫婦がいたが奥にある厨房にはもうひとり店員がいた。口頭で注文。

Yuuji00_2中華そば Yuuji01勇次

『合鴨ラーメン (正油)』 1300円+『味付玉子』150円=1450円

値段が値段だけに迷ったが思いきって一番人気という合鴨ラーメンを注文。後から土佐ジローの味玉を追加。ストレート細麺。確かに素材はこだわっているだけにひとつひとつは美味しい。水菜、焼きネギ、鴨肉、ささ肉の肉団子。土佐ジローの味玉も黄身の濃度が濃くトロリとしていた。出てきたラーメンは一言で言える。これは鴨南蛮だ。麺を蕎麦からラーメンの麺に変えただけだ。スープの味も甘くそのまま鴨南蛮。美味しいことは美味しいけど、ラーメン食べに来て鴨南蛮食べさせられたらどうにも解せない気分になる。独創性がない。それとラーメン業界関係者と思われる隣の客と店主との会話を聞いたが「石神の10周年パーティーは行くのか」とか「大崎のパーティーは行く」とか。こんな僻地にあるにも関わらず、限定メニューもやたら多いし値段もかなりなものだし、本当に一般客を相手に商売をしているのか?子供も入店禁止だし。ラーメンマニアを食い物にしているだけじゃないかと疑念が残った。接客は別に悪くは無かったが一度そう思ったらもうそうにしか思えなくなってしまった。

さて帰りのバスで町田駅方面へ向かったのだが町田街道の手前で再び途中下車。この近辺に『ひるがお』の元店主が塩ラーメン専門店を先月オープンさせたという情報があったので行ってみる事にした。バス停から5分くらい歩いた飲食店が雑居しているビルの一階にその店はあった。黒と銀のちょっとかっこいい店構え。入口に券売機有り。厨房には店員が一人。先客一人後客二人。

Sinka01町田汁場 しおらーめん 進化

『しおらーめん』 700円+『しお味玉』 100円=800円

最初は筆頭のしおらーめんの食券のみ買ったが塩味玉という名に惹かれて味玉追加。ちゃんとしょっぱい正統派塩ラーメン。あっさり滋味が感じられる美味しいスープにはきざみネギがいっぱい浮いている。麺はコシのある細麺ストレート。具はメンマと白髭ネギ。脂身の多いベーコンのようなバラチャーシュー1枚。トッピングのしお味玉はその通りいい塩味が出てて美味しかった。やはり玉子は塩が合うという基本を思い出した。2杯目で完食とはいかなかったがなかなか美味しかった。

帰りのバスもちょうどいいタイミングで来たのですぐ町田に戻れた。でももう町田のバスは当分乗りたくはない。

2007年11月 3日 (土)

石神井歩

再び池袋駅に戻って駅構内を縦断、反対側の東口の西武鉄道乗り場へ。ちょうど準急に乗れたので二駅目の石神井公園駅で下車。南口改札を出て線路沿いに歩いて3分程度。雑居ビルの地下一階にある『井の庄』へ入店。大きなコの字のカウンターのある店で全面ガラス張りで中が丸見え。店外に3人待っているのでそこに並ぶ。だが店の中でも数人待っていた。行列は更に後ろに伸びる。入口に券売機有。10分ほど待って着席。厨房には数名の黒い袖に黄色い文字で屋号が書かれたTシャツを着た店員がいる。

Inosyou01麺処 井の庄 『らーめん』 680円

この店は店主が『中本』出身なだけに魚粉に一味唐辛子を混ぜた辛辛魚らーめんというのが名物メニューだが、我は好みではないことは明白なので筆頭の基本のらーめんを注文。あらかじめ食券を渡していたので着席後3分ほどでラーメンは出てきた。典型的な魚介豚骨系ラーメンで中央に魚粉の小山が盛られている。麺はかための中太平打ち麺ストレート。具はきざみネギ、メンマ、海苔1枚。チャーシューが驚くほど肉厚で大きかった。豚骨濃度の高いトロリとした甘みのある魚介豚骨スープで美味しかった。

ラーメン食べ歩きを無事終了出来たのであとはフリーだ。休日を満喫すべく石神井公園まで足を伸ばしてみる。10年前くらいに何度か訪れた事があったので久々だ。秋晴れの日に大きな池の周りをゆったりと歩くだけでヒーリング効果はある。のんびりと池の周りを一周歩いてみた。

Syakujii01Syakujii02 

池袋生粋

昨夜はひどい目にあって疲れたが朝早く起きた。床屋に行く為だ。サッパリした後はパシフィコ横浜までスクーターを飛ばし『楽器フェア』に行ってみた。何が悲しくて我がクラリネットなど見なくてはならないのか?とにかく勤めを終えていよいよ食べ歩き遠征。今日は土曜日だが祭日。祭日休店のトラップにかからぬよう注意しなくてはならない。結局当初予定していた先週に引き続いての都北部の豊島・練馬方面の店に行く事にした。今週も湘南新宿ラインに乗り池袋駅で下車。まずは池袋駅西口から歩いて6分くらいの『生粋(きっすい)』へ。この店は前々から行きたかったのだがなかなかタイミングが合わなかった。こういう店を早くクリアしたかった。何しろタレにサンマの塩焼きの汁を使っているというのだ。どういうものか体験してみたかった。居酒屋風の店内にコの字型のカウンター。入口に券売機有り。厨房には男の店員一人と接客の中国人女性店員一人。鉄板でチャーシューを焼いているのが印象的。既に客がいっぱいで数える気も起きないほど。何とか並ばず座れたが、後から客はどんどん来て店外待ちも出てきた。

Kissui01創新麺庵 生粋 池袋本店 『上生粋正油』 950円

高価であったが筆頭のメニューを注文。晒し玉ネギスライスが別皿で出てきた。麺はコシのある細麺。具はきざみネギ、メンマ、水菜、海苔2枚。味玉は白身がかためで黄身がゼリー状。チャーシューはぶ厚い脂身の少ないサッパリしたものが数枚のっている。スープの味は確かにサンマだ。サンマの味がする。今まで風変わりな食材を使った店は結構あったが、実際食べてみると「言われてみれば」レベルの微かな味わいである場合が多い。しかしこのラーメンはハッキリとサンマの味が前面に出ている。こんなの今まで食べた事のない。これは新鮮で、それでいて馴染みのある味で美味しい。豚骨ダシは使わず鶏ガラのみとの事。結構魚の臭いが強いがシャキシャキした晒し玉ネギスライスによって口の中がサッパリするのもよく考えられている。店主は懐石料理屋出身との事だ。満足の完食!

2007年11月 2日 (金)

町田夜迷

今夜は食べ歩き史上近年まれに見るコテンパンな夜だった。残業が長引いたのは予測済みだったのでまぁ問題は無かった。今夜の狙いを町田と古淵の間辺りにある有名店『火の国』にした事に端を発する。駅からかなり遠い上、週末でかなり疲れた状態でスーツ姿で遠距離歩くのはキツイのでバスで行こうと計画を立てた。町田駅中央口改札を出てバスターミナルの方向を示す看板に従い歩いた。しかも店の方向とは正反対の成瀬方向へ結構な距離だった。バスターミナルが駅からこんなに遠いのかと疑問に思った。ようやく辿り着いたが何だか様子がおかしい。閑散としているのだ。人もバスも数えるほどしかいないバスターミナルの時刻表を見ると何と夜9時以降が空欄になっていた。そんな馬鹿な!町田ってそんなに田舎か?と疑った。仕方なく歩いて駅中央方向にトボトボと歩く。仕方ないから歩くしかないかと思う。ところが駅中央部下に人とバスが行き交うバスセンターがあったではないか!何という骨折り損だ!急いで目的地行きのバス停を調べ降りると、ちょうどバスが出発してしまうタイミング。一度閉じたドアだが開けてもらい運良く乗れた。先ほどは落胆してもう禁断のタクシーを使ってしまおうかと迷っていたので本当に良かった。と思っていた、この時は。ところがこのバスは店のある方向には行かず途中で曲がってしまった。鎌倉街道ではなく町田街道の方へ走っているようなのだ。一応下調べはしていたので怪しいなとは思っていたが、不案内な土地での事なので「まさかまさか」と乗り続け事態を最悪の方へ導いてしまった。これはまずいぞと思い次のバス停で降りると決めたのだが道路工事の為遅々と進まず。ようやく木曽団地というバス停で降りる。見知らぬ夜の田舎の街道沿いに一人佇む事になってしまった。とにかく今バスで来た道を歩いて戻るしかない。憤慨で心が一杯な気持ちで歩くと運の良い事に町田方向に戻るバスが来て乗る事が出来た。しばらくして元の町田バスセンターへ戻ってきた。バス代かけて何をやっていたのか。時計を見ると9時40分。『火の国』は遅くまでやっているが連食を考えていた店は10時に閉店の予定。これは順序を逆にしておいた方が良さそうだと『でくの坊』という店を目指す。ただでさえ不案内な町田の道を夜に彷徨いようやく閉店10分前に辿りつくも一歩遅く閉店していた。「また今度お願いします」だと。もう気持ちはぶつけようの無い怒りで一杯。こうなったら意地でも『火の国』を目指す。歩いて歩いて歩いて、先ほどバスが曲がってしまった分岐点の交差点を越えた。寒さを感じていた夜の町田だが、この頃になるとワイシャツの袖をまくった。そこにちょうどバスが来た。今度こそ間違いはない。またもや飛び乗る形で乗り込む。しかし次のバス停の名前はちょうど降りるべきバス停だった。結局一停留所分しか乗らずに下車。さぁようやく『火の国』だと思いどんどん歩くがなかなか見つからない。そう、降りるべきバス停を間違えてひとつ手前に降りていたようなのだ。だがもうこうなれば意地だ。どんどん歩くとラーメンの幟があったので駆けつけてみると『大桜』だった。また歩く。ひたすら歩く。そしてようやく『火の国』の看板が見えてきた。結構距離のあるところから豚骨臭が漂ってきた。懐かしい駄菓子屋を思わせる店内は姉妹店『ラーメンと夢はじまるby』と同じ。想像していたより店内は狭い。こんな辺鄙な場所なのに客入りは良い。柱に引っ掛けられたヤカンから水を注ぐのだが水が入ってないよ。あと切り株型の椅子が硬い上床に固定されていて隣の客との間が取れないのも難だ。口頭にて注文したが、出てくるのがかなり遅い。

Hinokuni01九州ラーメン 火の国

『ラーメン(麺バリカタ)』 650円+『チーズ』 100円+『きくらげ』 150円=900円

『はじまるby』ではどろラーメンを食べたので本店では基本のラーメンに自分の好きなチーズときくらげをトッピング。これは濃厚な豚骨スープだ。確かに有名店だけの事はある。熊本系だけあってニンニクの味がするが豚骨の旨みを壊すほどではない。濃厚豚骨に溶けているチーズがベストな味わい。白胡麻は最初からかかっている。麺は細麺ストレート。きくらげもコリコリしたものが山のよう。基本の具で青ネギの小口切り、半玉、海苔1枚。チャーシューが驚くほど大きくて肉厚。あんなに精神的なコンディションは最悪だったのに満足して完食。

帰りもちょうどバスが来たのでスムーズに町田駅に戻れた。さて時計を見るとすでに11時前だ。連食は可能なのか携帯サイトで検索すると『風来坊』なる店が11時半までやっているという。ここだ!ここしかない!そう思い真夜中の小田急線の線路沿いを歩き彷徨う。ようやく目的地周辺に来たのだが人気がない。見つけた店はまたもやすでに閉店していた。最後の最後までコテンパンな夜だ。駅周辺の商店街を歩いてみるものの開いているのは既に入った事のあるチェーン店ばかりで連食する価値も無い。せっかくの金曜だけど今日は引き上げるしかなさそうだ。こんな事なら『火の国』で替え玉するとか『大桜』に寄っておけばよかったと後悔した。

夜の町田周辺を縦横無尽に歩き回って疲れ果ててジ・エンド。当然帰宅したのは日付が変わった後の事。コテンパンな夜。でもこれは後日は思い出として記憶されるのだと自分に言い聞かせた。

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