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2007年2月10日 (土)

伝説閉店

Higashiikebukurotaisyouken04 最近、雑誌のラーメン特集などがあると必ず特集記事が組まれるのは、「ラーメン界の聖地」「ラーメン界の世界遺産」などと言われるつけめんの元祖『東池袋 大勝軒』が、来月末に行列を作り続けてきた45年の歴史の暖簾を下ろし閉店する事だ。理由は東池袋地区の再開発。我はつけめん自体好みではない為あまり大勝軒系にはお世話になっていない。でもこの時期にラーメン巡りをするようになったのも何かの縁。そう思って閉店する前に伝説を体感してみる事にした。

何しろ行列で有名な店。しかも三連休初日。気合を入れて朝8時過ぎには家を出た。新宿湘南ラインで池袋まで出てから有楽町線に乗り換え東池袋へ。駅から少し歩くと雑誌等でよく見た赤い屋根が見えた。トラックが横付けされてちょうど粉の荷おろしの最中。開店1時間半前の9時半で既に20人くらい並んでいる。年配の常連客らしい集団がテーブル席を陣取っている。他の客層も近所の労務者風な年配客ばかりなので、家族連れとか一切無理な雰囲気。ちょっと場違い感を感じたが勇気を出して列へ。皆椅子に座っていた。我は残念ながら立待ち。と思ったら、我の後の人が一度店の入り口の方へ行き椅子を持ってきた。ああそういうシステムなのかと我も椅子を持ってきて座る。後ろの自動販売機でエビアンを買い飲みつつ読書。ちょっとだけVIP気分。というのは開店一時間前ともなると我の後ろにも20人以上の立待ち行列が早くも生じていたから。やはり1時間半前というのが勝負の分かれ目なのだ。45分前になると椅子に座っていた客も椅子を片付け立待ちに。30分前になると入店開始。カウンター席に座る。あの東池袋大勝軒に初回で入店出来るとは、正に早起きは三文の得。やはり店内は年季が入っていて昭和のラーメン屋そのものといった雰囲気だ。15分前になると注文を聞きにきた。せっかくこの店に来たのだから、今日ばかりは「特製もりそば」を注文。時間通り11時に調理開始。しばらくするとどんどんカウンターから手渡しにラーメンができあがってきた。

Higashiikebukurotaisyouken01 東池袋 大勝軒

『特製もりそば』 650円

伝説の特製もりそば。つけ汁は油分の多く煮干の味が強い。それでいて酸味のあるピリカラな味付け。チャーシューはぶ厚い、脂分少なめのものが2つと小さな切り身が2つ。半玉子は固ゆで。細めの味付メンマ。ナルトに小さな海苔、きざみネギが浮かぶ。自家製麺は正にうどんといった方がよいモチモチツルツルシコシコ太麺。今のつけめんブームでこれより格段に美味い店はあるのだろうが、これこそがはじまりの味なのかと思って食べる。でもやっぱりつけめんは、食べているとどんどん冷えてきてしまうのが難。麺が絡まないよう水切りを甘くしているのだろうが、それがつけ汁の温度を下げるばかりでなく、薄めてしまっている。まぁ今回は味云々より記念の一杯だ。それより気になるのが店長の言動。有名な創始者山岸氏の温厚な人柄はこの店の大きな魅力だったそうだが、3年前体を壊して厨房には立てなくなってしまった。その後を引き継いだのが今の店長らしい。でも今日ずっと見ていたが、製粉業者との会話で「古くなった粉は全部客にくわせちゃえばいいんだ」とか、厨房で注文票を確認しながら「メンマはもうキレにしとけ。あとは常連だけ。俺が気に入らないやつはいいから。」と言っていた。半分冗談で言っていたのだろうが、当初聞いていたこの店の雰囲気とはかなり違ったので、ちょっと驚いた。でも本当に驚いたのが食べ終わって店に出た後。角を曲がったはるか先まで一直線に100人以上は確実の大行列が出来ていた。

この後飯田橋から秋葉原へ抜け、買い物して横浜へ戻った。

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