野毛三幸
当初『味源』という札幌ラーメンチェーンの店に行く為に桜木町で途中下車した。ところが残念ながらシャッターが閉まっていた。閉店したのかな?野毛近辺は近所にも関わらずあまり縁がないところ。休日にゆっくりこの辺を回ってみたい。気持ちを入れ替えて、この辺でタンメンで有名な昭和38年創業の老舗『三幸苑』に足を向かわせた。窓越しに満席状態である事が伺える。すると片言日本語のおばちゃんがドアを開いて「どうぞー」と手招き。この辺は『三陽』と同じフォーマットだ。案内されるがままに奥に向かうと厨房に突き当たる。「えっ?!」と思ったら厨房脇の狭い場所にカウンター席があった。早速口頭で注文。
普通のラーメンもあったけど、ここは看板メニューのたんめん注文。値段がやや高いのが気になり、サイドメニューの注文を断念した。でもそれで正解。結構大きめの丼で登場。にんにくの匂いがぷんとする。もやし、白菜、韮などの野菜がかなり柔らかく茹でられ、シャキシャキ感は皆無でトロトロと言った方が近い。でもそれがかえって家庭料理的な安心感と味わいが出ていた。麺は中太平打ち麺で、こちらもかなり柔らかめ。老舗のお約束だ。スープはかなり油分が多く、胡椒なども多い気がする。かなりライトにした二郎的味わい。値段的には微妙だが、体は温まり量的にも満足出来た。
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