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2006年11月20日 (月)

人情融雪

昨日に引き続いて朝から冷たい雨が降る月曜日。今年度初めて股引を着て出社。日中は止んでいたようだが、帰る時に再びぱらついてきた。というわけで今夜は近場で済まそうと京急蒲田の商店街の裏路地、パブや一杯呑み屋が立ち並ぶ一角にまぎれるように暖簾を出している、町の小さな小さなのラーメン屋、というより中華料理屋に入る事にした。明らかに客のいる気配がないので入る時に多少の勇気がいった。予想通り客は誰もおらず厨房に年老いた親父のみ。もう絵に描いたような昔ながらの中華屋さんだ。とてもいなたい雰囲気。ラーメンを注文し暫くすると親父が店の公衆電話に小銭を入れ電話。しばらくすると腰の曲がったおばあさんが買い物袋を両手に持ち厨房の中に入っていく。これはやばいなぁ、これから作るのか、とてもいづらいなぁと思うことしきり。

Yuki01中華そば 雪 『ラーメン』 450円

出てきたラーメンも、正に昔ながらの絵に描いたような家庭的な一杯。具はハムに近い叉焼とさやえんどう、メンマ、海苔、かまぼこ。スープも麺も今更解説する気もおきない。おばあさんが「ごめんなさいねぇお待たせしちゃって」といって小皿に漬物をつけてくれたが、あまり食指がそそらなかったので「結構です」と言うと、今度は「良かったら…」ときんぴらごぼうを出してくれた。逆に漬物断って申し訳なかった気持ちになりありがたくいただく。とにかく寒かったのでスープまでほとんど飲み干すと「あったまった?」と聞いてきた。「もうポカポカです。ごちそうさまでした。」と空の丼を返すと「あらっ!」と嬉しそうに笑ってくれた。ラーメン屋は人ガラが一番とか今更浪花節的な事で評価するつもりはない。でも会社でくだらない事が毎日あっても、その直後450円の一杯のラーメンを食べて店を気持ちよく出られたのは事実だ。老夫婦に対して本当に応援したくなった。

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