カテゴリー

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 反町胡麻 | トップページ | 金曜味噌 »

2006年9月 8日 (金)

竹岡旅行

今日は半年ぶりの有給休暇を使用し、遅めの夏休みへ。それでも朝6時前には家を出た。横浜→木更津の高速バスに乗る為だ。思えば自分は千葉南部には行った事が無い。多少興奮気味に車窓に流れる景色を眺めた。朝霧に包まれた横浜港は、巨大なタンカークラスの船がゆっくり入港する様はとても雰囲気がある。頭の中に井上陽水『積荷のない船』が流れipodに入れてこなかったのを後悔した。京浜工業地帯の近未来的景色も朝靄にけむり、いよいよアクアラインに突入。さすがに長い。やっと出たと思ったらそこは海の真っ只中に道路だけひたすら真っ直ぐ続いている脅威の光景が!どうやって造ったのだろうか?子供のような疑問を頭に浮かべつつ海を眺めると、もう横浜港とは対照的な漁船の集団が行き来する光景。東京湾を挟んだだけでこうも風景が違うとは驚いた。木更津に到着しバスを降りる。そこから内房線に乗り上総湊へ。時間帯の為か学生でいっぱいだ。思い込みかもしれないが、学生までどこか素朴さがある気もする。

だいたい何故故にこんな所まで来たかというと、やはり「そこに行ってみたいラーメン屋があるから」。本物の竹岡ラーメンを味わいに!という事だ。高輪台の梅乃家はやはり偽者…というか別物だった。麺は乾麺じゃなかったし。我は本物を知りたかったのだ。我のラーメン狂いもとうとう東京湾さえ超えてしまったという事だ。

上総湊で下車して、さぁここからが綱渡り。下調べして地図も持ったが、駅から5km以上国道に沿って歩く必要があるのだ!この時間帯、他に歩いている人などおらず、逆にダンプカーがガンガン行き交う。しかも歩道が狭いので危ない。それでも潮風が漂う漁港ののんびりした風景が続くので気分は悪くない。緑濃い山の向こうに青空をバックに怪獣のような雲がゆっくりとした歩みで通り過ぎていく。頭の中に井上陽水『少年時代』がかかってipodに入れてこなかったのを再度後悔した。汗が拭いても拭いても容赦ない量で落ちてくる。途中歩道脇にけっこう大きめの赤いカニがいたのには驚いた。結局歩く事40分!ようやく遠くに『梅の家』が見えてきた。ただし気になる事がある。月一度に臨時休業する事があるそうなのだ。こんな苦労してはるばる来ておきながら閉まっていたのでは目も当てられない。遠くからだと行列らしいものは見えない。いつも長蛇の列が出来ていると聞いていたから不安がよぎる。祈る気持ちで店に近づいてみる。おっ!引き戸が開けっ放しで「営業中」の札が立てかけてある。良かった…。

民家の土間を改造したような造り。八王子『みんみん』と似た素朴な雰囲気が漂う。但しこちらは海バージョン。外の日差しと室内の暗さのコントラスト、開け放たれた戸からの海風が心地よい。上着を脱いで汗を拭きまくる。店員は近所のおばちゃん。昨日のテレビの話題、子供の話題で盛り上がっている。先客二人だけで閑散としていた。さすがに平日の朝9時ではこんなものか。でも後から7人くらい入ってきてすぐ満席状態。

Umenoya01梅乃家

『チャーシューメン』 600円+『薬味』40円=640円

もうおぼんで運ばれてきた時からスープは丼の外に流れ落ちていた。強烈なボリューム。ぶ厚いデカイ叉焼が8枚もある!ヤクミも新鮮な玉葱をきざんだようで匂いも香るほど。麺は…確かにチキンラーメンより古い都一の乾麺使用。でも食感はチキンラーメンのようなボソボソのもの。その分叉焼が絶品!地元の醤油の味が染み込んでいて甘みがあり柔らかい。噛んだ時の食感がもう最高。スープも確かに叉焼と同じ味。煮汁のお湯割り。それに野趣溢れる甘みのある玉葱のきざみが溶け込みいい塩梅。それに大きめのメンマがのっている。何しろ朝から水以外は口にせず炎天下40分も歩き続けた後の一杯だから実に美味かった!木陰のような店の雰囲気もね。

店を出た後海の方へ降りてみる。漁港なのでハッキリ言って汚いのだが、投網とか漁師の道具がぞんざいに干してあったり、田舎の漁港の雰囲気たっぷりだ。さて帰りは店の目の前のバス亭から高速バスで一気に東京まで帰るつもりでいた。何故行きには使用しなかったかというと時間の問題。出発が遅いのだ。でバス亭の時刻表を見ていると…「全席予約制」の文字が!えっ!ショック大!!。ダメ元でバスが来た時に運転手に交渉。「次からはちゃんと予約して下さいね」と言われ乗せてもらえた。次は十中八九無いので問題なし!このバスに乗れないとまた40分歩いて内房線乗って何時間もかけて東京へ…何てやってたら、涙も出ないところだったよ!助かった。車内の冷房が天国のようだ。もう上着もタオルも広げて乾してから居眠り。アクアラインを出たところで事故渋滞で、予定より20分遅れの正午には東京駅日本橋口に到着した。あの典型的な港町の風景から、タクシーとスーツ姿が行き交う大都会のど真ん中へ短時間で移動したので、何だか知らないけど感動した。

« 反町胡麻 | トップページ | 金曜味噌 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 竹岡旅行:

« 反町胡麻 | トップページ | 金曜味噌 »